2002.06こんなこともありました |
2002年6月の日記 |
少林サッカーとウルトラマンコスモス逮捕事件と。真実はどっちだ? |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2002/06/28(金) | そう 明日はどこにあるんだろう? 繰り返す毎日を数えている |
---|---|
コスモス続報。 ここにきて雲行きが怪しくなってきた模様。 なんでも、被害を訴えていた男が、全て狂言だった、つまり件の事件はなかったとか言い出したらしい。 振り込んだ45万は、以前杉浦太陽宅から盗んだ金の返金であり、全治3週間の怪我は、全く別の不良グループにボコられた時のもので、不良の報復を恐れて警察には杉浦太陽にやられた等と証言したということだそうな。 …… なんだそりゃ。 じゃあ、最初の報道で、杉浦容疑者が犯行を認めたって書いてあったのはなんだったんだ? 仮定1 実はやっぱり犯行があった。金が動いたか、それこそ報復にビビッたかして、被害者が証言を翻した。 仮定2 犯行はなかった。守口警察の誤認逮捕。杉浦太陽が犯行を認めたというのは、警察または報道の誤認あるいはでっち上げ。 ex. 警察「金を振り込ませたんだろう?」 杉浦「はい(盗られた金を返してもらいました)」 警察「(犯行を)認めたな」 仮定3 犯行はなかった。が、普段から告訴した少年を庇っていた(らしい)杉浦太陽は、これまた何らしかの事情で少年を庇うため、嘘をついて犯行を認めた。 うーん、3番はなさそうだな(^^; とりあえず、結果が出るまでもうすこし、様子を見てみよう。 …それにしても、もし、本当に無実だったら、取り乱して非難したりして、恥ずかしい話であると同時に、本人&ファンには悪い事したなぁとか思ったりするのですよ。 今回のことで、番組も本人の経歴にもミソがついちゃったんで、例え無実でも仕事とりにくくなるだろうしなぁ。うーん、可愛そうな話だよなぁ。 っつーか、まぁ、まだ無実と決まったわけでもないし、犯行があったのなら、相変わらず非難しつづける所存であるのだけどな。 まさに、明日はどこにあるんだろう?って感じですか。 でライダーのボトルキャップ。 本日近所のセブンイレブンで残っていた最後のヤツを回収。売り切れで終了となりました。 結果。 2号、ライダーマン、同銀(X3)、Xライダー(X2)、アマゾン銀(X2)、スカイライダー銀、スーパー1銀、BLACK、RX(X2)、ZO(X2)、J銀 うーん、着色済みの1号、アマゾン、ストロンガー、スーパー1欲しかったなぁ。 |
2002/06/22(土) | 夢を追いかけて すべてが変わる いつだって君を 心は見ている |
---|---|
いつもウルトラマンコスモスを応援してくれてありがとう。 ムサシが急に番組に出られなくなった。 彼がいつまたみんなの前に姿をみせることが出来るようになるのか、私にもわからない。 そこで、今週から2回にわたって、私とカオスヘッダーとの最後の戦いを観てもらうことにした。 じっくり観て欲しい。 というわけで、ウルトラマンコスモス復活。 ただし、未放送分からムサシの出番を削った映像をまとめた総集編として、今週と来週の2回に分けて放送するという非常に限定された復活ではあるがな。 なんにしてもメデタイ。 なんでも、放送中断に対する苦情が大量に寄せられたため、急遽つくられたらしく、我々の想像以上にコスモスは愛されていたのだなぁとちょっと感動してみたり。 で、肝心の内容だが、 人類が、対カオスヘッダーの秘密兵器カオスキメラを開発中である事を察知したカオスヘッダーは、カオスウルトラマンを地球に送り込む。 一度は撃退に成功するもののパワーアップしたカオスウルトラマン・カラミティにコスモスが破れ、カオスキメラを製作中だった研究所も破壊される。 なんとかカオスキメラの基礎研究データを持ち出し、再び研究に入るものの、完成直前に再び現れたカオスウルトラマンの攻撃に晒され、絶体絶命。 過労をおして現れたコスモスも、パワーアップしたカオスウルトラマンの前になす術なく再びピンチに。 しかし、正義は負けぬもの。コスモスが稼いだ時間で完成したカオスキメラをヒビキ隊員が、カオスウルトラマンに撃ち込むことに成功。怯んだところをコスモスがとどめをさし、無事カオスウルトラマンを退けることに成功したのだった。 と、ここまでを一気にやってしまう。 かなり頑張っているが、きっと、2話だか3話だかにわけてやると、盛り上がる話だったんだろうなぁ。とか 屋外で人物の出てるシーンなんかで、アングルとか照明とか全く考慮していないライブ感覚あふれる絵があったけど、コレにあわせて急遽録画したのかなぁ。とか なんだか余計なことが色々気になる。 あと、どうでもいいことだが、カオスウルトラマン・カラミティは、パワーアップ前と比べても、華奢で頭が大きく見えて、子供っぽく見える。変なポーズやちょこまかした動きもふくめて、ちょっと可愛いかもとか思ったりした。 少なくとも、流星人間ゾーンもどきのコスモスよりもいいなぁ。 話がそれた。閑話休題。 とにかく、不満点も多々あるものの、こうして無事作品としての完結に向かったのは大きいと思う。 既に、DVDなどは発売が中止され、既に出ていた分も回収されているコスモスだが、いつか、未放送分も含めて再び世の中に現れて欲しい。 いや、DVD出ても俺は買わないけどな。なんとなく、こう、製作者の努力が実らないとゆーか、作ったものが世に出ない(評価の機会すら与えれない)というのは、非常に切ないのよ。個人的に。色々と。 | |
ちょっとだけ(?)帰ってきた 今日の漫画 | |
■仮面ライダーSPIRITS(3) 原作 石ノ森章太郎 漫画 村枝賢一 講談社、マガジンZKC | |
コミカライズ作品やオマージュというのは、作者の作品にかける愛の深さが命だと思うのだが、今だかつてないほどの愛に溢れ、気合の入りまくったこの作品、まさに、コミカライズの鏡、もう、「究極」と言ってよいと思うのは俺っちだけではあるまい。 あくまで、元になった「特撮ヒーロー・仮面ライダー」にこだわり抜き、元の作品を知る読者に違和感を与えず、マニアックなネタをちりばめては喜ばせながら、なおかつ初見の読者にも、きちんとした漫画として読ませるってのがまたスゴイ。 普通に読んでても、面白いもんよ。スーパー1の話なんか泣けるよマジで。 誰だか知らないが、この漫画の企画を出して、描き手に村枝賢一を選んだ人に大感謝。 どうでもいいが、それに比べて、ちょっと前に出た仮面ライダーのノベライズはちょっとガッカリ。 話は十分面白いんだけど、原典無視しすぎ。本郷バイクに乗ったことないとか言い出すは、隼人は本郷の前に改造されたプロト・仮面ライダー(しかも死ぬ)だは、ゾル大佐は金髪碧眼の少年だはで、もう、ガッカリ以外の言葉が出ないですよ。 作者が自分のオリジナルを混ぜたい気持ちはわかるんだけど、なんともかんとも、愛が足りんですよ愛が。 設定なんかいじらなくても、こんなに面白い漫画だって描いてる人がいるんだし。ちゃんとオリジナル要素も混ぜてるしな。 | |
■RED(10) 村枝賢一 講談社、 | |
仮面ライダーやりながら、さらにこんなテンションの高い作品も描ける村枝賢一は、本当にスゴイと思う。 今回の山場は、アウトローの大群対レッド一味の大バトル大会。 ブチ切れたレッドさんの大暴れっぷりがなかなかに素敵。 | |
■ブラックジャックによろしく(1)(2) 佐藤秀峰 講談社、モーニングKC | |
前作「海猿」に引き続き、熱いドラマで魅せる佐藤秀峰の新作。 奇麗事に走る主人公だが、こういう人間が報われない世界は嫌な世界だなぁとか思うですよ。 ってゆーか、医者って怖いよな。もし、自分がなるとしたら、ある意味兵隊よりも怖い気がするですよ。 まぁ、なれないんでどうでもいいけど。 | |
■ラブやん(1) 田丸浩史 講談社、アフタヌーンKC | |
このパワー。やはり田丸浩史はいいなぁ。 しかし、なんですな。ロリ・オタ・プーってそりゃ俺様のことですか!? っつーか、俺様カズフサより年上だし、さらにアレか。SHOCKだ!! | |
■もっけ(1) 熊倉隆敏 講談社、アフタヌーンKC | |
ほのぼの妖怪漫画。雰囲気がいい。キャラもいい。絵もいい。 密かに最近のお気に入り。未読の方は是非。 仮面ライダーといえば、セブンイレブンのボトルキャップ。 今のところ、5個買って、ライダーマン、ライダーマン(シルバー)、ZO、ライダーマン(シルバー)、BLACK。 ……なぜライダーマンしか出ませんか? |
2002/06/14(金) | 愛ってなんなんだ? 正義ってなんなんだ? 力で勝つだけじゃ何かが足りない |
---|---|
ウルトラマンコスモス打ち切り! 原因は、主役のムサシ役、杉浦太陽が2000年9月から10月にかけて弟の友人の男性に暴行を働き、現金45万円を恐喝した疑いで逮捕されたため。 このコスモス、「怪獣を殺さずに保護する」といったテーマで、OP/EDの歌詞も奇麗事を並べ立てているのだが、その番組が、正義の味方の前代未聞の不祥事で番組打ち切りとは、なんというか、皮肉ここに極まれりといった感じですな。 対応の早いことに、放送局であるMBSのコスモスのページは既に削除済み。円谷プロのオフィシャルページは過剰アクセスでサーバーが落ちたのかアクセス不能という状態。 ちなみに、既に番組の撮影は最終話まで終わっているのだが、それも全部パァ。 この夏公開の映画第2弾は、こちらも撮影は終了、既に前売り券も発売されているためか、一応公開されるらしいが、興行収入はガタ落ち確定だろう。 もちろん、それに付随して、バンダイの玩具や、DVDも売上低下必至。DVDにいたっては、リリースの中止も考えられ、少ない制作費の中、こういった副次的な収入に頼って頑張って番組を作ってきた円谷プロダクションにとっては大打撃であろう。 そして、それよりなにより重要なのは、この事件で、もしかすると「ウルトラマンコスモス」という番組の存在自体が幻に成りかねないという事実だ。 円谷プロは世間体に弱い。セブンのスペル星人や怪奇大作戦の狂鬼人間のように、叩かれればその作品のテーマや伝えたいことなど無視して、すぐに隠す悪しき風習があるわけで。 この作品も、歳とった俺っちには多分に偽善的に見える内容だったとはいえ、作り手は子供達に真剣に何かを伝えたいと思い頑張って作ってきたはず。 また、受け手の子供達の中にもコスモスに対する憧れやなんかもあったろう。もしかしたら作り手のメッセージを受け取っていた子もいたかもしれない。 でも、全部パァ。 最悪の場合、ウルトラマンの歴史から抹消されかねない勢いでパァ。 精々がマニアの間でオモシロ小話として打ち切りの話が残り、謎本の類で笑いのネタになるのがオチ。 これはいただけない。やりきれない。 ティガや最近の仮面ライダーなんかに比べて決して評価が高いわけではなかったが、最新の宇宙船で特集を組まれ、傑作もあったと誉められていた矢先のこの事件。 一体全体、誰がこの責任を負えるというのか。 悪いのは、モチロンそんな事件を起こした杉浦太陽なのだが、そうした人物を主役に抜擢した人々にも問題があるような気がする。 なんせ、子供のヒーローなのだ。もうちょっと人柄とかその辺を尊重して慎重に選抜していただきたい。いや、ホントマジで。 明日、コスモスを楽しみにしながらTVの前に座る子供達に、なんといって詫びるのか。どう納得してもらうのか。全く持っていただけない話である事よなぁ。 それにしても、最近TBS系はこんな事件ばっかりだな。 ガチンコ!とか、筋肉番付とか。 局の方に問題があるのかとか疑いたくなるよな。あるいは呪われているのか。 とアレな話題はここまでとして。 祝!日本代表W杯1次リーグ突破 しかも、H組トップっすよ。すごいっすねぇ。 いやぁ、俺っちサッカー全然みないんだけどな。W杯は燃えるは。 なんかこう、日本頑張れとか素直に思えるよ。実はオリンピックには全然全く興味が無いんだけどな。なんでだろうなぁ? とにかくめでたい。今日はバイトだったんで、リアルタイムに放送見れなかったんだけど、ネット速報とかでチェックしつつ盛り上がりましたよ。 さぁ、これ書き終わって韓国戦が終わったら、ビデオチェックするぞ。わくわく | |
ちょっとだけ(?)帰ってきた 今日の漫画 | |
■ゲッターロボアーク(1) 石川賢 双葉社、ACTION COMICS | |
新世紀ゲッター。やったぞ賢ちゃん!頑張れ双葉社!! 是非とも完結まで引っ張って欲しい。もちろん、アークの次のゲッターになるってのはありだが、こうなったら死ぬまでゲッター描いてくれ。 あと、拓馬はもうちょっとはっちゃけて欲しい。竜馬の若い頃とか極道兵器の将造ぐらい。 | |
■鋼の救世主 富士原昌幸 双葉社、ACTION COMICS | |
富士原昌幸の漫画は熱い。熱くてとてもいい。 カッコイイスパロボ漫画を読みたければ迷わずこの人だろうというぐらいイイ。 是非ともいろんなアンソロで描いた分とか、同人誌で発表した分もまとめていただきたいものなのだが、どうか。 頑張れ双葉社!マジでマジで。 | |
■超電寺学園きらきら 大野安之 蒼竜社、プラザCOMIX | |
独特のセンスが素敵な大野安之。眼鏡の淫乱お姉さんがとても良いのでオススメ。 中盤以降から来るですが、最後の辺りとかズッキューンって感じっすよ。直撃。 |
2002/06/03(火) | ハチャメチャが押し寄せてくる 泣いてる場合じゃない |
---|---|
というわけで、夏コミの準備は進んでないけど(<オイ^^;)、観てきましたよ。少林サッカー。 いや、スゲエっす。言葉でいくら語っても、何も伝わらないと思うけど、とにかく面白かったですっすよ。 DVDでたら即買いっす。もし、サントラ出たらそれも買う。もしかしたら、もう一回ぐらい観にいくかもしれん。それぐらい面白かった。 無理に一言で言い表すなら、「豪快」。 とにかく馬鹿馬鹿しいまでに豪快なのだが、真面目に馬鹿馬鹿しさを表現しているのが好感度高し。 コメディ映画としてちゃんと(かなり)笑えるし、ムチャなCGも観ていて気持ちがいい。音楽もハッタリが聞いていて燃える。こうっすよ。こう。 途中、ちょっとムイが哀れでツライ場面もあったものの、最後の大活躍でオールOKな感じ。 そうそう、ムイといえば、中盤までは気が付かなかったが、終盤現れたムイは、妙にちっこくてちょこまか動く様が非常に可愛かった。 いきなり吹き出物が無くなってるのもナンだが、そんな細かいことは置いておいて、萌え萌えっすよ。いやマジで。 なんというか、こーゆー映画を作る監督がいて、それを受け入れる土壌があるというのは、大変羨ましい。 やるな香港。さすがだ香港。 次は、なんとかして「食神」も観てみよう。レンタルビデオ屋とかにあったかな? | |
ちょっとだけ(?)帰ってきた 今日の漫画 | |
■スパイダーマン(3)(4) 原作 平井和正 作画 池上遼一 メディアファクトリー、MF文庫 | |
打って変わって、しみったれの帝王。池上版スパイダーマン。 小森のユウくんは行き着くところまで言っちゃって、リビドーをもてあましスパイダーマンになって憂さ晴らししようとして、そうした自分に自己嫌悪してみたり、不良グループの一員になってマリファナ吸ってみたり、悩める超能力者仲間(?)を見つけたと思ったら、眼前で自殺されてしまったり、恋人(?)のルミちゃんが暴走車にあおられて事故って死んでしまったり、暴走車の犯人を追い詰めたら、イっちゃった人(しかもまた知人)で倒すかどうか悩んでたら、射殺されてしまったり、献血して命を助けた相手が悪人で、スパイダーマンの能力で強盗殺人をおかしたり、スパイダーマン2となって自分の親の復讐のため企業に嫌がらせを始めたり、スパイダーマン2の姉に惚れたと思ったら、弟(スパイダーマン2)のせいで発狂してしまったり、怒って、2と決着をつけようとしたら、輸血の効果が切れて自滅されてしまったりと、 今回もカタルシスのかけらも感じられない、もう、いっそ「生まれてきてごめんなさい」といわんばかりの異色ヒーローっぷり全開。 昔の漫画はホント、スゴイよなぁ。 |