2001.1こんなこともありました
2001年1月の日記
屈折リーベ単行本バンザイ

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2001/01/29(月)  やっとでた やっとでた 待ちに待ってたやっとでた
 もう今日は、いきなり。
ちょっとだけ(?)帰ってきた
今日の漫画
■屈折リーベ 西川魯介 白泉社、JETS COMICS
 ついについについに!
 神が与えたもうた奇跡、真実の伝導書、心のバイブル「屈折リーベ」の単行本の登場だ!
 大幅にデフォルメされていて、はっきり言って永野のりこ描く所の変質者の影響を受けているとはいえ、熱く熱くメガネっ娘に情熱を燃やす秋保少年の叫びは、多かれ少なかれ我々眼鏡者の心の奥深くに渦巻くアレでソレそのものである。
 同好の士として、彼が語る名言の数々に心を打たれずにはいられない。例えそれが己を正当化する為に頭の中だけでこねくり回されただけの、ただの言葉遊びで、最終的には本能に屈するへ理屈だとしてもだ。
 そして、実は、この漫画は非常に恐ろしい作品でもある。
 この漫画は、まず「メガネっ娘」を求めるその心の機微を語り尽くした上で、なお、我々にとって最大にして最後の問題であり、ある種ふれる事を許されないタブーであり、恐ろしい事にいずれ必ずぶち当たる壁であるところの、「彼女」が好きなのか、「メガネをかけた女の子」が好きなのかという根源的な問題にまで言及しているのだ。いくら「メガネっ娘」の「メガネ」は彼女の内面をも表現しているが故に美しいのだとしても、現実問題として、「彼女」と「メガネ」は同一存在ではあり得ない。いつ離れてもおかしくないのだ。大問題である。

 とかなんとかいかにも大袈裟に書いてみたが、まぁ、これは意外と何でもない問題でもあるのだ。秋保少年が最後にたどり付いたように、真に「眼鏡っ娘」の「眼鏡」が彼女の内面をも表現しているのだという事に気がつけば、例え彼女が眼鏡を外しても、彼女は「眼鏡っ娘」なのであるということが判るはずだ。心の目で見れば、「眼鏡をかけた彼女」と「はずした彼女」にはナンの違いも存在しないからだ。彼女は心にも眼鏡をかけているのだから。コレを称して「心の眼鏡っ娘」という。
 昔から「ボロは着てても心は錦」というだろう。アレだ。「眼鏡とっても心は眼鏡」だ。
 そして、我々眼鏡者は、実はこの「心の眼鏡」に反応しているのだ。いや、まぁ、確かに温かくて柔らかい女の子の顔に、冷たくて固い眼鏡の硬質感がとか、一種の拘束具に通ずるヴィジュアル的なフェチもあるにはあるんだが(<あるのか?^^;)、ここではエロリビドーは置いといて、もうちょっとプラトニックな部分で、我々は何故眼鏡っ娘に惹かれるのかとかいう話だ。
 しかし、いくら「心のメガネ」があるからといって、恒久的に外しっぱなしってのはやはり良くない。内面が外見に影響を及ぼすように、外見もまた内面に影響を及ぼすからだ。コンタクトにしたとたん、なんだかイキナリ格好から生活まで派手になって、心の眼鏡まで外してしまうなんてのは実に良くある話なのだ。イカン。イカンぞ!そんなこっちゃイカン!
 心の眼鏡は、人間のみが持ちうる知性の証、己を戒める理性の証なのだ。
 君よ、心に眼鏡をかけよ!
 もちろん心だけではなく、実際にかけるのがベストだということは言うまでもないが。

 などど、漫画の感想からどんどん脱線した上に、何が何だかわからんにゃ〜、ダ〜ンスでニャンパラリ〜ンな結論で唐突に終わる。

2001/01/25(木)  どっちを向いても宇宙 どっちを向いても未来
 お金がなくても漫画は買うさ。だって生き甲斐だもの。
「週刊少年チャンピオン」9号
 「ななか6/17」ななか可愛い<ダメな感想だなぁ(^^;
 「浦安鉄筋家族」漫画の「もっともっと(菅野博士「漫々快々」)」がすごい。「バナナの皮で滑って転ぶ」も「もっともっと」でこんなにも使えるネタになるんだなぁ。
 「おまかせ!ピース電器店」わかるわかるぞ。俺はあんまり映画とか見ないけど、昔のカルトでダメなアニメとか怪獣映画とか、たまに観ると面白いんだけど、作業のBGVとかで延々ながしてると、ついつい注意を引かれる上に、最初は笑えるんだけど、だんだんなんかもう暗〜い気分になってきて、それでも止めどころが見つからなくて結局最後まで観た挙句、なんにもやる気がなくなって寝てしまったりするもんな。
 「黒衣」この前からちょっとでてる芝田もえぎ。体と乳がでかくて、根本的に好みでないハズだが、なんか好き。あれ?でも、そういえば梓(痕の)も体と乳がデカイが、柏木姉妹の中では一番好きだな?今更でなんだが、俺っち乳がデカイのも意外といけるクチなのかも。
「月刊アフタヌーン」3月号
 「夢使い」とっぱなから飛ばしまくり。あぁ、いいねぇ。萌えるっすよ。この人ディスコミ後期からどんどんどんどん女の子が可愛くなってきて、イイよね。萌えまくり。
 「神戸在住」デリケートなネタなので、アレなんだけど、まだ6年しか経ってないなんて信じられんなぁ。この漫画でも、現在の林君が居酒屋で飲みまくり食いまくりのシーンが挿入されているが、震災の話とのギャップというかが複雑な気分にさせられる。うぅむ。
 「EDEN」なんだか妙にページ数が少なかったな。
 「僕の歌は君の歌」四季賞大賞作品。抜群に上手い。これが新人、しかも2作目の漫画だなんて信じられない。うらやましすぎる。
 「細腕三畳紀」なんかホノボノだ。最後のコマの笑顔がとても可愛い。
「Monthly OURs LITE」3月号
 「純粋!デート倶楽部」石田敦子の漫画はなんていうか、ベタなことが描いてあることが多いのだけど、響く。甘い事描いてある様に見えて時々残酷なぐらい直球なげてくる気がするっつーかな。上手くは語れないが、そんな感じ。
 「What a Wonderful World」こう自意識が過剰で空っぽな人間(往々にして作家かミュージシャン志望)が他人や世界をくだらないと差別視して、本当はとっくの昔に深みに落ちてるのにも気がつかずいつかは才能が開花すると自分に言い訳しながらダラダラと生きてる話ってのは、よくあるよな。お話にも現実にも。ってこのコメントは自虐ネタか?いや、俺っち開花する才能なんかないけどな。いい訳もしない(出来ない)し。
 「妄想戦士ヤマモト」響心したよ!わかる、わかりすぎて握った拳に血が滲むほど判るさ!くそう、俺はもうこの漫画がある限り、LITEを買いつづけるぞ。単行本も買うさ!くうぅ。
 「ハニー・クレイ・マイハニー」始まった頃はなんだかピンと来てなかったが、今号みてなんだかハニーが可愛くて仕方がないと思ったり。
 「素敵なラブリーボーイ」前々から思ってたんだけど、昔の漫画に比べて絵のテンション落ちてない?エンジェルアタックの最後のほうとかも変だったし。なんかあったのだろうか?
 「カエルBOX」なんて可愛らしい話なんだろう。少女漫画雑誌読んでるのかと思ったよ。
「月刊少年サンデー超」3月号
 「大棟梁」寅一の爺さん趣味悪すぎ。なんだあのマッチョメンの人間椅子は。
 「キャットルーキー」どうでもいいが、あのブロックの仕方だと、スパイクで思いっきり足を踏んづけられているが、寅島の足は大丈夫なのだろうか?
 「史上最強の弟子」なんだあの表紙は!嬉しいじゃないか!!(<なんだそりゃ^^;)。あの眼鏡っ娘ちゃん、レギュラー定着しそうな雰囲気がヒシヒシと。いいぞ頑張れ!
 「ウインドミル」あれ?最終回っすか?馬鹿馬鹿しいが、熱い戦いもよかったが、それよりもオチ。あれよかったのか?(^^; きっとすごいスキャンダルになったと思うんだが(^^;;
 「カンタが大将」眼鏡の奥さんが可愛い<ダメすぎ感想(^^;
 「鬼切丸」最終回。なんか全然決着つかなかったけど。たとえていうなら妖怪人間べムみたいな感じ?<そうか?(^^;
ちょっとだけ(?)帰ってきた
今日の漫画
■プラネテス(1) 幸村誠 講談社、モーニングKC
 やっぱ宇宙は浪漫だよなぁ。愛と夢と男の浪漫〜だ。
 泣かせる話あり、しんみりした話あり、愉快なノリもあり、そして夢と浪漫あり。
 絵も上手いし、キャラもイイ。話もイイし、SFな小物もイイ。もう言う事なし。
 あぁ、イイ漫画を読めて幸せだなぁ。
■無限の住人(11) 沙村弘明 講談社、アフタヌーンKC
 万次さん出番なし。巳良はイイキャラだっただけにちょっと残念。いや、実はまだ生きてて、次出てくるときはさらにフリーキーになってたりしないかな。無理か。
■スカルマン(6) 島本和彦 メディアファクトリー、MFコミックス
 仮面ライダー登場。どうでもいいが、どうせ夢だと思いこんで暴れてるってあたり、飛岡ちょっと情けないぞ。
 それと、どうやら飛岡は助かったようだが、マリアはどうなったんだろう?まぁ、あの状態で飛岡だけ助けるってのは考えにくいんで、マリアも健在かなぁ。

 あと、ヤングアニマルを立ち読み。
 「ベルセルク」えぇっと、これからどうなるんでしょう?DC版はこの話の後の話だって話だけど。
 「エアマスター」もしかして、深道ランキングの一位って谷なんだろうか。ドキドキ。
 で、俺っちがヤングアニマル読んでるとなりで、中学生らしき少年2人組がやっぱりヤングアニマル(というかベルセルク)を立ち読みしてたんだが、「ふたりエッチ」を見て、片方の少年が猛烈に照れた様子で、急にペラペラと漫画の悪口を話し始めたのが、なんだか妙に可笑しかったナリ。初めて読んだようだったが、カルチャーショックでもい受けたのだろうか。そのくらいの歳には、レモンピープル読んでた(ダメ過ぎ)俺っちには、ちょっと新鮮な反応であったよ。

2001/01/24(水) 君は信じるかい? それとも笑うかい
 ドリームキャスト敗北!
 きっと今ごろネットの話題はコレで持ちきりであろうことよなぁ。
 ところで、全然関係ないが、高知でカツラとセーラー服で女装した警察官が、痴漢を現行犯逮捕したんだそうな。
 こっちのニュースの方が面白いような気がするな(^^;

2001/01/22(月) 君を連れて行こう 争いのない未来まで 君がくれた笑顔だけポケットにしまって
僕は・・・青空になる
 というわけで、仮面ライダークウガが最終回。
 この番組、最終回前3話ぐらいほとんどクウガが出てこないという、まことにもって型破りな展開が用意されていた。
 この3話、前2話が、最後の決戦に臨むに当たって主人公・五代雄介がそれまで出てきた他のキャラクタに挨拶して回るというとても静かな展開で、普通の番組とは違った緊張感をだしていた。
 さらに、実際のラストバトル自体はほとんど描かれておらず、アルティメットフォームのクウガとダグバが血まみれになりながらなんの工夫もなくただ殴り合うシーンがちらっと映った後、お互い人間体に戻ってやはり血まみれで殴り合うという前代未聞の戦闘シーンが、それもほんの数分、もしかするともっと短いかもってぐらい流れただけだった。お互い究極の戦闘能力を持つ為に、防御とかテクニックとか関係なくなってるという演出だろうか。ただ、一面真っ白の雪原で、静かに鮮血を撒き散らしながら殴り合うシーンからはカタルシスとかそーゆーのは全く得れない上、虚しさすら感じさせる画で、なんとなく五代らしくないというか、憎しみで戦ってるように見えるというか、むしろ殴り合いに酔ってるようにも見えなくもない、なんとなくすっきりしない戦いだった。
 で、最終話。今度は長野県警に戻る為東京を去る一条が、知り合った人たちに挨拶をして回りながら五代の話をするといった展開。完全にエピローグ的な話ではあるが、良い話であった。最終1話前は、雪原に倒れる雄介とダグバで終わっており、視聴者には雄介がどうなったのかわからないまま、周りの証言だけで展開していくのだが、サブキャラのその後や雄介に関する感想が語られる中、時折青空のカットをまぜて、最後に雄介がいつもの調子で旅をしている所を見せ、エンドロール。非常に美しい構成だったと思う。今まできっちりサブキャラや何より五代雄介というキャラクタが描かれていたからこそ生きてくる、中々に趣のある話だったナリ。
 まぁ、サブキャラ連中が五代を誉めすぎって気もしないでもなかったけどな。凄い凄いってあんまり誉めるもんだから、実は死んでるのかと思ったぐらいだ。最終1話前で、一条に撃ち殺してくれ的な事を言ってるシーンがあったし、海と青空のシーンも子供たちが出てくるまではなんか現実味に欠くというか、あの世みたいに見えなくもなかったしな(^^;
 とにもかくにも、クウガは面白かったな。わりと無茶な描写や展開も多かったのに、途中でテコいれとかくらって破綻したりもしなかったし、最後までスタンスを変えずに貫き通したってのは素晴らしい。やっぱりココはDVD買うしかないか!?
ちょっとだけ(?)帰ってきた
今日の漫画
■みずいろ(2) 大石まさる 少年画報社、YKコミックス
 あぁ、なんちゅーか都会育ちだろうがなんだろうが、日本人はこーゆーのに郷愁を誘われるようにできているんだなぁ。
 1巻と違って、夏(楽園)の終わりが近づくこの巻は、ホノボノ暖かい中にもどことなく物悲しい空気が漂っている。
 夏は毎年来るけど、若い内の夏は永遠に去っていくのみなんだよなぁ。ま、若いうちには気がつきにくい事なんだけどな。
 あぁ、もっと若いうちにしか出来ないことをやっておくんだったなぁ。
 なーんてな。多分もう一回高校生になっても、俺は、今と変わらんすごし方になるだろうけどな。
 俺達の夏は、山や川で癒される為にあるのではなく、有明で欲望をスパークさせる為にあるのだよ。
■ヴァンパイアセイヴァー 魂の迷い子(4) 東まゆみ エニックス、ガンガンコミックス
 相変わらず絵が可愛いなぁ。あと、なんかむやみやたらとザベルがカッコイイし。
 それはともかく、リリスは、まぁ主役だから多分大丈夫として、キレっぷりがステキすぎたバレッタの退場は痛い。もっと活躍して欲しかったナリ。
 あとまぁ、デミやんはアレで終わりってことはなかろう。アレで終わってたら間抜けだしな。

 密かにゴウラムが科警研に残ってたり、五代が死んでなかったりするあたり、アギトにもクウガ関係の登場の可能性は高いので、それはそれで期待大かもしれない。
 ところで、UNKNOWNってそのまんまやんか。何故普通に未確認生命体第X号ではないのだろう?それと、連中はグロンギじゃないのか?だとすると、古代の地球ってのは凄いところだったんだなぁ。あの手のがいっぱいいたんだな。ってアンノウンが古代生物かどうかまだ知らんけど(^^;

2001/01/18(木)  ビーズのように繋がりつづける 幸せを みんなに あげましょう
 だれか俺にも幸せおくれーん。
 ってなわけでこの前の日曜日、イロイロとお世話になりっぱなしなふじたまさんの結婚式の2次会にお呼ばれした。新郎新婦ともに交友関係が広いらしく、かなりの数の人が来ていてなかなかに賑やかな2次会であったとですよ。といっても、俺っち顔見知り数人としか話さなかったので、全然賑やかさとは無縁だったんだけどな(^^; んでも、2年かぶりに会った昔勤めてた会社の後輩とかと話できて面白かった。しばらく見ないうちに妖しさが増してて凄かったナリよ。
 ちなみに、一番印象に残ったのは、「結婚後お互いに譲れないことはありますか?」的な質問に、新郎が「プラモ買っていい?」と訊いたところ、俺っちの近くに座ってた恐らく新婦の友人らしき人達のグループから、ボソっと「プラモって。子供やん」という冷たい声が聞こえてきたことか。あああ、一般人って怖いなぁ。プラモでそうくるか!?俺っち、漫画だってゲームだって特撮だってアニメだってコミケだってガシャポンだって超合金だって譲れないぞ<ダメ過ぎ(^^;;;;

 って、そーゆー日記は当日に書け、俺(^^; 遅くても月曜日に書け。

 で、それはさておき。
 「漫々快々」を買う。ああ、前の「快描教室」の時も思ったが、ホントにためになるなぁ。コミッカーズも毎回買ってるし、読んでるけど、まとめて読むとより解りやすくてイイ感じ。
 特に今回は、いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも悩みまくって、かつダメのダメダメな「コマ割り」についての解説があってとても嬉しい。もちろん、これ読んだからってナニも解決できないし、またダメな漫画描いてヘコむんだろうけど、それでもやっぱり嬉しい。
 さっそく2年前に描いてほったらかしにしてあったネームを見なおしてみたところ、パッと見でダメっぽいところが満載で、なんだか「見る」レベルが上がったような気がして嬉しかったり、その後、直しを入れようとして、全然直せないのに気がついてヘコんでみたり<またか。
 浪速友あれ、今までよりもっとちゃんと演出を意図しないとダメだって事はわかったので、次はもっとちゃんと考えて描こう。多分、いつもと変わらん出来になるだろうけどな。

 そうそう、次といえば、そもそも夏コミどうしようかねぇ?今、ギャルゲーとかやってないし、ガンパレはジャンルが「女性向」っぽいし、誰彼やるかどうかわからんし、TLS3はPS2だしなぁ。
 うぅん、一応、知り合いとの兼ね合いで、今年の夏は創作同人誌一冊つくりる予定だし、いっそ男性向け創作で申しこんでみようかなぁ?無謀か?
 大体、創作同人誌って、俺っちのオリジナル漫画なんか描けるのか?さらに誰か読んでくれるのか?作ったら全部在庫になるんじゃないか?いや、まぁ、俺だけで描くんじゃないから大丈夫か?むむぅ、不安は募る一方であることよ。
   ってソレ以前の問題で、またサークル落選して不参加って可能性も高かったりもするんだけどな。まぁ、なるようになるダバないダバさってところか<古っ。

 んでもって、漫画&アニメ。
「週刊少年チャンピオン8号」
 「ななか6/17」今はイイ感じなんだけど、これって長期連載向きのネタじゃない気がするなぁ。ななかは17歳のキャラと6歳のキャラのギャップがポイントなのに、6歳児キャラのままほっておくわけにもいかないし、戻ったり戻らなかったりってのもどうかって感じだし、回想ばっかりってのもどうだかだしな。その辺どううまく見せてくれるのか気になるところ。
 「特攻天女」えげつないシーンはえげつなく描く。見開きに入る前のコマ、手を繋ぐシーンで一見希望を持たせるような絵を入れておいて、この落とし方。うぅむ、コレか。
「月刊コミック電撃大王2月号」
 「あずまんが大王」榊さんはシュールな思考でいいなぁ。俺もこんな夢見れたら、もっと面白い漫画とか日記とか描けるのになぁ。<無理。
 「こみっくパーティー」むやみやたらと勢いがあって意外に楽しいかも。千紗ちゃんが頭の暖かい人になってて面白かった。
 「学園小町ドキッ★」読みきり。なんか不思議な漫画だった。どこがどうっつーかだが、違和感な感じ。オチページのモノローグも良くわからなかったのだが、「マフラー少女」って誰?最後まで名前の出なかった主人公の事?実は女の子だって事?顔見ればそれもアリに見えるけど、話みる限り違うよなぁ?まぁ、ボイン校長(名前?)が可愛い眼鏡っ娘だったので、良しとしとく?<なぜ疑問形
 「ニニンがシノブ伝」楓ちゃんが意外に逞しくてイイ感じ。忍ちゃんがんばれ。
 「イグナクロス零号駅」双子のロリ美少女がいちゃつく姿がもうたまりませんな。お耽美よのぅ<そうか?
 「宵闇眩燈草子」相変わらず黒いなぁ。首切って自殺する女の人がたまらんですたい。アレか?ほれ、ディープワンだっけ?ダゴンだっけ?そっち系?
「月刊サンデーGX」
 「吼えろペン」今月の吼えペンはとても面白かった。それにしても炎尾燃、最近なんかだんだん世間擦れしてきたというか、身も蓋も無くなってきたというか、本音でてる感じがイイなぁ。
 「ネコの王」「インカちゃん」かと思った。大ブルマ祭り。それと、今月のGXの表紙飛ばしすぎ(^^; エロ漫画誌じゃないんだから(^^;;
 「ブラックマジックKnight」先月読んだときは「鉄腕バーディ」だとは思わなかった(^^; でも、扉絵でネタバレするのはどうか?話の中で出てくるまで隠しとくべきなのでは。
 来月号はイダタツヒコ登場。ひゃっほう!
 さらに来月号から梁慶一の連載開始。読みきりで広江礼威登場。
 うぅむ、やるなGX。

 んで、アニメ/特撮。
 「仮面ライダークウガ」無抵抗のB1号を撃ち殺す一条とか、究極までいきついて終いにゃ血まみれで殴り合う雄介とダグバとか、いいのかって気もするが、ダントツ面白い。ラストバトル前の雄介と一条の会話で、大きいお姉さんも大満足してるに違いない。ラスト、どういう風に終わるのかなぁ。
 「刃牙」展開早っ。来週には夜叉猿倒してたりしてな。
 「破壊魔定光」OPに度肝を抜かれたが、本編は絵、声、演出ともにダメっぽい。折角オリジナルキャラで眼鏡の保険医さんがでてるのに、声が浮きまくりでツライ。予告編は妙に熱かったが、来週からは「パワーパフガールズ」か。

 そうそう、アニメと言えば、お絵描き掲示板で巌武が言ってた「ヘルシング」。どうやらホントにアニメ化っぽいですか?
 うそーん。アレ問題ないのかなあ。敵も味方もイロイロヤバそうだと思うんだけどなぁ(^^;;;;;

2001/01/10(水)  正義と悪との 青と赤 ジロー チェンジ! キカイダー
 最近日課のようになっているお絵描き板の落書でもしようとしたのだが、画面を見ても何も浮かんでこない。
 っつーか、もう最近、正直言って自分の絵を見るのはツライ。毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回変わり栄えのしないナンの工夫もないヘロい絵量産することに意味があるのか?って気もするしな。
 描いても描いても描いても描いても描いても描いても描いても描いても描いてもずーーーーっと同じ構図で似たような顔で、ちっとも上達しない(当たり前だ)し、センスねぇし、そのくせいつも手ェ抜くし、かといって違う構図とか顔とか描けねぇしな!
 えぇいッ!!ヤメだッ!ヤメッ!絵描くのなんかヤメだッ!!どうせ描いても後でヘコむだけだしなっ
 というわけで、ダラダラと積んどいたビデオを観ることにする。
今日のアニメ
★真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ(1)
 これはつまり石川賢版「號」をやりなおそうって事か?それとも、TV版「號」を葬ろうと言う腹か?
 実は権利かなんかの問題でスパロボに「號」が出せないとか?んで、名前変えてバンダイ版権で「號」をやりなおすって事だとか?<深読みしすぎ(^^;
 なんか、情報誌かなんか「石川賢風」と書かれていたが、台詞やシーンは石川賢版からの物が多いものの、あんまり「石川賢風」じゃなかった。絵もノリもあっさりぎみで、濃さが足りんというか。ゲッター炉を穿り出すシーンとか、もっと内蔵を抉ってる感じが欲しかった所。少なくとも、「どてっ腹に大穴開けて大流血してる」ってシチュエーションを意識して欲しかった。
 んでも、だからダメかっていうと、そうでなく。全体的に懐かしめの雰囲気をかもし出すキャラデザおよび動画や、作品全体のノリは真ゲッターよりも全然好き。
 何より、誰なんだお前って感じだった「真」と違い、一文字號のキャラクタが、生き生きとしててとてもイイ。キレ具合もなかなかステキだ。
 全何話あるのか知らないが、是非このままのノリで頑張って欲しいところ。
 ちなみに次回はテキサスマック登場だそうな。やっぱ、スパロボか?

 あ、それと、映像特典。またZはヤラレ役かおい。それに、グレートとG、ジーグぐらいはともかくとして、グロイザー、ゴーバリアン、ゴッドマジンガーはあんまりだろう。

★人造人間キカイダー THE ANIMATION 1〜8話
 ツレに撮っておいて貰ったのを一気観。
 これだッ!!!
 と思いました。こうだよ、こう!まさに、こう!
 コレは凄いですよ!?これぞキカイダー。これぞ石森っすよ!!
 変身シーンで皮膚が破れるのはどうかとも思ったりもしたが、そんなことはどうでも良し。
 もう、素晴らしいっす。いや、スバラシ過ぎ。
 「それは善い命令?悪い命令?」とか、子供にオバケ呼ばわりされてるキカイダーとか、ゴールデンバットとミツコのやり取りとか!!
 やっぱ、キカイダー最高っす!アニメ独自の演出も、ちゃんと漫画版&特撮版のことをきっちり踏まえて誠意を持って作られてて、スゲエイイ感じだし、これはマジ凄いですよ!?
 毎回ちゃんとアクションシーンを盛りこんでるのも、偉いっす。キカイダーの人間ばなれした変な動き(さっきのネオゲッターの號もこんな動きだが^^;)もイイ感じ。
 あ、それと、今ごろ気がついてアレなんだが、ジロー(キカイダー)のバックルって良心回路の作動状況(ジローの心理状態)を示してたんだな(^^;;;;
 わはは、俺様、察し悪過ぎ(^^;;;;;;;; って、漫画とか特撮版もそうだったかどうかはまだ確かめてないけどな。

ちょっとだけ(?)帰ってきた
今日の漫画
■ザ・ワールド・イズ・マイン(13) 新井英樹 小学館、ヤングサンデーコミックス
 「人間は性分で行動し、行動のみが人間を裏打ちする。」
 やっぱ、この漫画、っつーか、作者スゲエですな。こんな台詞書いてみたいっすよマジで。
 そうかと思えば、ヒグマドンの大激走シーン。ただ怪獣が走っているだけなのに、ドラマがある。コロコロ場面が変わり、大勢のキャラが出るのに、とても解りやすく、何よりテンポが落ちない。むしろ盛りあがっていってる。
 んで、大爆走でテンション上げまくって、突如、畑の真中で立ち止まるシーンがまた、なんとも言えない間っちゅーか、美しさっちゅーか、もう絶妙。カッコイイーッ!
 ただ、解脱しちゃった(?)のか、なんか妙に神々しいモンちゃん(いやそれでも飯島を殺すんだが)が、気になるといえば、気になるところではある。
 なんか神がかりで、変な終わり方すんじゃないだろうなぁ(^^;
■度胸星(4) 山田芳裕 小学館、ヤングサンデーコミックス
 なんでも、ちょっと前にネットで話題になってたんだが、打ち切られたんだそうな。
 なんでやねん!
 メッチャいい所やんけ!今からが本番やんけ!!今までも十二分に面白かったやんけ!!!ナンで打ち切りやねん!?
 最終話、筑前の決意と、度胸ちゃんの出発、めっちゃ燃えるやんけ!マジかコラ!!

 くっそー、おのれヤンサン〜。面白い漫画沢山載せてるいい雑誌だと思ってたのに〜!!(俺っち買ってないけど^^;)
 この漫画打ち切るようじゃダメだな。あ〜あ。くっそー、どっかの雑誌で拾ってもらえないかなぁ。描き下ろし単行本でも可。
 くっそ〜!!

 そういえば、最近始まったアニメもぼちぼち観てみた。
 「刃牙」わりとイイ感じだった。思ってたよりクオリティも高いし、声もイイ感じ。でも、こりゃどうも少年編だけっぽいな。続編希望<気が早い(^^;;;;;
 「地球少女アルジュナ」絵が、特に動画が脅威のクオリティ。どうせそう何話も持たないと思うが、バイクが走ってるシーンなんか、気持ち悪いぐらいであった。ちなみに、中身は電波新興宗教的救世主話みたいな感じだった(^^;;;
 「地球防衛家族」意外と面白そうかも。というか、オヤジの変身シーンが面白かった。早くお姉ちゃんの変身シーンが観たいーん。あと、どうでもイイが、オヤジが突っ込んだ看板。飛べ!イサミのクノイチの先生に見えた。で、ヒヨウの裏なんだがどっち観よう?
 「パワーパフガールズ」ホントどーでもイイ内容なんだが、可愛かった(^^;;;;;; リーダーのリボンつけた娘が(^^;;;;;;;; でも、来週から「定光」の裏番。うむー。

2001/01/03(水)  闇深く響く 地獄の足音 墓標の下 眠る父よ
 新世紀あけましておめでとうございます〜。
 っつーか、正月早々景気の悪いタイトルだなこの日記(^^;
 まぁ、新年つっても特になにがあるわけでもなく、一応昨日昔っからのツレ数人と飲んだりしたんだけど、話した内容は実にいつも通りのしみったれた事だったりな。
 なんかこう、歳食うと覇気が無くなってイカンやねぇ。今年はもうちょっとパワー上げていかんとイカンね。いやホント。
 まぁ、だからって訳でもないんだけど、パワフルな映画を観てきたりなんかしたりしてな。
今日の映画
★バトルロワイヤル
 想像してたより全然面白かった。わりと原作に忠実に生徒が死んでいくにもかかわらず、基本設定の違いや、演出でまるで別の作品になっている。
 原作と大きく違う点を上げてみよう。
1.舞台が「日本」になっている。
2.主人公・七原秋也の父親が登場する。
3.教師にバックボーンが与えられて、キャラ立ちしている。

 まず、舞台。原作は、軍事国家の殺人ゲーム、しかも、実は偉いさんの賭博の対象であったという、非常に漫画的なイメージの強い設定だったが、日本を舞台にしたことで、そもそも殺人ゲームの意味合いが大幅に変わってきている。というか、映画は正直言って設定に無理があるような気もするが、まぁ、よし。
 次に、父親。原作では、子供の頃から施設に入っていた秋也だが、この映画では、中学の入学式まで父親が生きている。
 ちなみに、この父親、仕事にも就けず人生に挫折し、テンパってトイレットペーパーに延々と「秋也ガンバレ」というメッセージを書き残して自殺するのだが、この父親の存在が、秋也のキャラクタ性にかなりの影響を与え、原作に無い映画独自のテーマにも一役買っている。
 ちなみに、この「秋也ガンバレ」はかなりインパクトのあるステキ映像で個人的に凄く好き。
 3番目の教師のキャラ立ちもそうだが、このオリジナル要素が映画版の肝。単純な殺し合い映画にせず、子供vs大人っつーか社会風刺めいた構図を作っている。
 まぁ、教師のキャラ立ちに関しては、役者がビートたけしなので、ザコ扱いは出来なかったって事もあると思うけど、最後の一連のシーケンス、前田亜季に「やっぱり心中するならお前だよな」とかいって迫る姿は、なかなかにイイ感じであった。

 ちなみに、他に違う点として、B組生徒が原作ほどの超人ぞろいでないこと(杉村が普通の人だった)と、秋也の親友のノブが不登校児であること、桐山と川田がゲームのために参加してきた転校生(部外者)というあたりがある。川田はともかく桐山が転校生扱いなのは、作り手があーゆーサイコパスなキャラの心情を理解できなかったからだろうか?全員が知り合いである方が面白かったと思うだけに残念。
 川田のキャラは原作と随分違いお調子者でイイ人なイメージがなきにしもあらずだが、アレはアレでイイ感じだったと思う。
 あと、そういえば、秋也がロックとかやってないのもあるが、舞台が日本だし、今更ロックでもないってのもあるか。

 で、違い以外の話。
 まず、テンポがいい。約2時間で生徒39人が死んでいくため、中だるみとかなく、退屈せずに観ることができる。
 アクションシーンの見せかたも多彩で、画面も動きがある。
 それから女子の制服がイイ。スカート部なんか凄くイイ。だんだんアレな話になってきてナニだが、おさげっ娘の江藤恵が可愛かった。光子に首かっきられるシーンとか、スゲエ好き<オイ(^^;;;;
 あと、眼鏡っ娘の野田聡美もめっちゃイイ。クールで神経質っぽい性格と、いかにもな外見(わりと美形)がイイ感じ。劇中でキレて暴れまくる姿も、その後相打ちでテーブルの上で血まみれでくたばってる画も超好きだ。パンフレットの役者のコメントもなんかそのまんまな感じでイイぞ。

 まぁ、そんなこんなで結構面白かったな。お金と時間が余ってれば、見て損なし。残虐シーンってほどの残虐シーンもないし、一応ちゃんとみてれば、ちゃんとテーマとかもあって、ただの悪趣味映画てわけでもないと思うよ。
 それと、どうでもイイことだが、パンフレットに載っていた桐山の没セリフ「命は平等に価値がない。俺は俺を肯定する」って、まんまモンちゃんちゃうんけ?それとも、アレより前に元ネタがあるのか??


 そんなこんなで、すっかり文章力も落ちて、内容も面白くなくなって、あまつさえ更新速度も落ちまくりっすが、21世紀もこんな感じでボチボチ行きましょうかねぇ。
 まー、せめて1週間に一度ぐらいは更新できるようにしとかないとな。まー、ボチボチとな。


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