1998.7こんなこともありました
1998年月の日記
 普段映画なんか見ないくせに、やたらと映画に縁のあった月でした

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1998/07/31(金)  光る 光る 光る タララッタッタッタッタララ 
と言うわけで観てきたよ。
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』を。

凄いッス。いや、マジで凄すぎ
以下、ちょっとしたデータと見所、感想なんかを書いてみよう。

『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』(99分、1969年/東映)
監督:石井輝男 脚本:石井輝男、掛札昌裕 音楽:鏑木創
主な出演者:
 吉田輝雄、由美てる子、土方巽、葵三津子、小池朝雄、賀川雪絵、小畑通子
 大木実、高英男、由利徹、大泉滉、上田吉二郎、近藤正臣、沢彰謙、川崎操

基本的に、江戸川乱歩の『パノラマ島奇談』をベースに、『孤島の鬼』『屋根裏の散歩者』
『一寸法師』『人間椅子』『白髪鬼』『陰獣』などのエッセンスで味付けした文字どおりの大全映画である。

以上。『日本特撮・幻想映画全集』(勁文社)より。
ちなみに、私は役者やスタッフには疎いので、誰が何役だとかそーゆーのは判らなんだよ(^^;

●序盤のあらすじ
この映画の最初の舞台は、精神病院である。それも大正時代のソレはそういうモノだったのかどうかは判らないが
見た目はまるっきり牢屋。主人公:人見広介は何かの間違いでココに収容されたらしいが、院内を勝手にうろつけるらしく
何故か遊女らしきお姉ぇちゃんが大量に収容されている牢の中に入り込んでボーッとしている。
もうこの状況からして訳が分からない。
まぁ、それは置いといて、広介はその後、謎の刺客に襲われるものの、辛くもこれを撃退(殺害)して精神病院を脱走。
自身の記憶に残る謎の子守り歌を知るサーカスの少女と知り合うのだが、少女は何者かに殺害され、自分は殺人の罪を着せられてしまう。
逃亡生活を余儀なくされた広介は、少女が最後に残したヒントを元に自らのルーツを探して裏日本に向かっう途中
自分にうりふたつの資産家、菰田源三郎の死を知る。
ここに自分のルーツがあると直感した広介は、死体を掘り起こし、蘇生したフリをして、まんまと源三郎と入れ替わる事に成功する。
●序盤の見所
・放送禁止用語連発…‥「気違い」「かたわ」「裏日本」等。特に「裏日本」は異様に強調する。なんか思うところがあったのだろうか?
・電波マン広介…‥行動原理が読めません。何故?ホワイ?何故東京の医大に通う彼が、精神病院に入っているのか?
 そもそも『人見家』という家庭に育った(と思っている)彼が、何故突然自分のルーツを探すのか?
 どうして自分にうりふたつだという理由だけで、死人と入れ替わろうなんて言う豪快な発想がわくのか?
 謎ッス。

●中盤のあらすじ
まんまと菰田家に入り込んだ広介は、ばれないように悪戦苦闘。源三郎の嫁や菰田家の女中とやっちゃったり良い思いもしてたり。
ところがどっこい、屋敷に謎の怪人が現れたり、嫁が突然死したりとハプニングが発生。
源三郎の父、菰田丈五郎が怪しいとにらんだ広介は、丈五郎が住む孤島に向かう事を決意するのだった。
●中盤の見所
なし。退屈でだれる。辛い。

●後半のあらすじ
実は菰田丈五郎は、指に水掻きを持つ奇形人間だった。
彼は無人島に奇形人間を集め、また健常者をさらってきては奴隷としてこき使ったり
改造して奇形人間にしたり
して、奇形人間の楽園を作ろうとしていたのだ。
さらに、人見広介は菰田源三郎の弟、つまり丈五郎の子供だったと言う事が判明。
丈五郎は、奇形人間を作るために広介を東京の医大に通わせていたのだ。
広介に協力するように迫る丈五郎。広介は、一目ボレしたシャム双生児の女の子(名前忘れた。とほほ)を分離させる事を条件に協力する事にする(?)。
それから(ナレーション一発で)一ヶ月、広介は件の女の子といい仲になっていた。
2人がそーゆー事になっているのを、ばっちり覗いて確認した丈五郎は、広介に母親に合わせてやろうと持ち掛け
洞窟の奥に繋がれた老婆の元に連れて行く。
するとどうだろう、例の女の子が「お母さん」とか言い出すではないか。そう、2人は兄妹だったのだ。
今までのいきさつを語る丈五郎。よーするに奥さんが浮気して健常者を憎むようになった彼は
奥さんを洞窟の奥に幽閉し、島を奇形人間の楽園にしようと企むようになったのだ。
協力を拒むなら、広介達もこの洞窟に幽閉してやると迫る丈五郎。何だかんだ言って協力を先延ばしにしていた広介も、絶体絶命の大ピンチ。
ところがその時、高らかな笑い声と共に、颯爽と一人の男が現れた。
あれは今まで何のために居るのか良く判らなかった菰田家の下男?いやいや
菰田家の下男とは仮の姿、彼こそは帝都の名探偵、その名も高き明智小五郎その人だったのだ!
…‥、っておい。いや、まぁ、いいか。
とにかく冴え渡る明智小五郎大先生の推理。次々に事件の全容を明らかにしてゆき
ついには丈五郎を追いつめ、(一言二言で)改心させるまでに至ります。
が、時既に遅し。
丈五郎は(何故か突然)激しく吐血し己の罪を悔いながら絶命してしまいます。
また、広介と妹は現世では決して結ばれぬ悲恋に絶望し、花火の筒に飛び込んで
華麗な人間花火となって空に散っていったのでありました。ベンベン
●後半の見所
・炸裂!暗黒舞踏…‥菰田丈五郎役の土方巽は、暗黒舞踏派の始祖なんだとか。
 そのせいか、丈五郎率いる奇形人間や健常者奴隷は、素っ裸に金銀のペイントを施し、謎の踊りを踊っている。
 また、丈五郎自身も、アンドロ梅田ばりのカッコイイポーズを決めたり、かなりアレな動きで観客を愉快な気分にさせる。
・名探偵!明智小五郎…‥もう、次から次へと事件の真相を暴き出す明智小五郎。
 彼が暴いた事実で、丈五郎一味が仲間割れ。雑魚2匹が丈五郎の拳銃に脅され海中に葬り去られるが、明智小五郎見てるだけ。助けようともしねぇ。
 しかも、彼自身が丈五郎の拳銃に狙われた時に判明するのだが、その拳銃の弾は明智が事前に抜いてあるのである。教えてやれよ。
 トドメは、丈五郎の説得。明智小五郎はカタルシスウェーブでも使えるのか、見事一言で復讐鬼、丈五郎を改心させる事に成功する。
 アンタ凄ェよ。さすがだ明智小五郎。
・命がけだぜ!人間花火…‥この作品のクライマックス。コレを観ただけでもう大満足。
 主人公、広介と妹が近親相姦を苦に(どこに有ったのか定かでない)打ち上げ花火の筒に入って花火と一緒に打ち上げられ自殺(なんだそりゃ^^;)
 するのだが、この映像インパクトは凄い。
 花火をバックに、2人の生首やつないだ手(だけ)が空を飛んでいくのである。
 いや、エエモン観た。長い事生きてきたけど、映画が終わって拍手笑いが同時に起こった映画は初めてだったよ。

ところで、入場口で貰ったチラシによると、8/13に
『緯度0大作戦』
が京都みなみ会館で、上映されるんだとか。
って、何ーっ!? 『緯度0大作戦』!?
うがーっ!観てぇっ!!
って、8/13って斧湖楼とセラムンのミュージカル見に行く日やんか!!
うが−っ!!!ミュージカルより『緯度0大作戦』の方が良いッスー!!
でも、もうチケット買ってきてもらってるんだよな…‥
貧乏人のワシにチケット代無駄にする根性はないし…‥あぁ…‥。
今日の漫画
■バイオレンスジャック 魔王降臨編 永井豪 日本文芸社
 「バイオレンスジャック誕生20周年記念作品」「特別書き下ろし」の言葉につられて買った。
 今度は「ハレンチ学園」+「魔王ダンテ」。後書きとして菊池秀行と夢枕獏のコメントが載ってる。
 ちょっとまて、コメントの日付が「平成5年」になってるぞ。「特別書き下ろし」じゃなかったのか?
 ところで、永井豪は既にデビルマン2と化した「デビルマンレディー」に続いて
 「Zマジンガー」って漫画を始めるらしいな。あぁ。
■電撃ピカチュウ(2) おのとしひろ 小学館、てんとう虫コミックススペシャル
 ポケモンアニメのコミカライズ。ただし、チンコやブルマやメガネの漫画で有名な作者の煩悩が溢れて
 ただのコミカライズには終わっていない。
 1巻アオリ文句の「このピカチュウが一番可愛いい」は(少なくとも俺の知るポケモン漫画のなかでは)嘘ではない。
 ついでに女の子も(ポケモン漫画の中では)一番可愛く、煩悩満載に描かれてある。
■神さまのつくりかた(6) 高田慎一郎 エニックス、Gファンタジーコミックス
 遊風稜(ゆせみ)との一応の決着編。遊風稜の意外な正体も判明。
 小春らと一緒に普通に暮らす遊風稜は激可愛い。いや、中身が幼女だからとかそーゆーこっちゃ無いぞ。マジでマジで。(^^;
 ところでガンガン系のコミックスは、カバーを外すと(ほぼ確実に)おまけがついている事で有名(?)。
 知らなかった人は一度見てみよう。君の知らない脇キャラが頑張ってるかもしれないぞ。
■クレセントノイズ(2) 天野こずえ エニックス、Gファンタジーコミックス
 『浪漫倶楽部』よりも高い年齢層を意識しているのか、戦いや痛い要素が多いが、基本的にエエ話やーっつー系漫画。
 2巻収録では8話「対等な関係」に登場する由希子ちゃんと麻美ちゃんの話が好み。
 っつーか、俺、ラブレズ好きですか?(^^;;;
■外は良い天気だよ 谷川史子 集英社、りぼんマスコットコミックス
 少女漫画はどーも苦手なんだけど、谷川史子だけはコミックス全部持ってる。
 っつーか、なんで発売日に気付かなかった>俺。
 内容は安定して谷川史子。女の子が激可愛い。絵が良いんだ。この絵が。くー、たまらんッス。


1998/07/26(日)  ホゲホゲタラタラ ホゲタラポン ホゲホゲタラタラ ホゲタラピイ
なんか、特に書く事も無いし、頭の調子も良くないので、だらだらと書いてみよう。だらだら。

京都にある弥生座ってゆー映画館でやってる、『弥生座ナイトムービー』という企画で7/29〜7/31まで、
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』
がレイトショー上映されるらしい。
もう、観に行くしか。

あ、そうそう、 『影牢』を買ってくる。刻命館の続編。愚かな侵入者をポコポコ殺せて、非常に楽しい。
とりあえず一回クリアしてみる、殺害数97人、エンディングNo.4。
でも、あまりコンボ決めれなくてArkが足りなかった為、上級トラップを開発しきれなかった。
結構、悔しい。もう一回やるか。

ところで、青森の方の高校野球の地区予選で、「122−0」という試合があったらしいですな。
しかも、負けたほうはノーヒットノーランでやられたんだそうな。
むむむ、漫画のような話だな。っつーか、まさに『逆境ナイン』。
だれか、「たかが100点差」と言いきって戦う男は居たのだろうか?<居ねぇよ。

『逆境ナイン』といえば、この間のプリンセスナインで出てた魔球「イナズマボール」は
「男球」なんだろうか?違う?
今日の漫画
■ジャングルはいつもハレのちグゥ(2) 金田一漣十郎 エニックス、ガンガンコミックス
 1巻の時ほど面白く感じないのは、俺がグゥのキャラクタに慣れてしまったからか?
 まぁ、それでも面白い事は面白い。お母さんの若い頃が可愛い。
 って、アンタ15歳の時にハレを産んだのか?
 っつー事は、あの医者、15(14)歳の患者に手ェ出したって事か?ぬぬ。
■ブル田さん 原作:高橋三千綱 漫画:きくち正太 講談社、モーニングKC
 迫力満点、ホロリと人情話も有りぃの野球漫画。
 ただ、何故か途中ではいる地球の危機がどうしたのこうしたのってのが
 相変わらず意味不明。
■蒼天航路(13) 王欣太 原案:李学仁 講談社、モーニングKC
 今回は、曹操対袁紹の前哨戦。なお、劉備玄徳は相変わらずの情けなさっぷりを発揮。
 何故ゆえに劉備に人が付き従うか、読んでいてもイマイチ納得できない。
 まぁ、作中でもボンクラ的に描かれているのだから、しょうがないのか?
■無限の住人(8) 沙村広明 講談社、アフタヌーンKC
 1巻の頃に見られた妙な止め絵が無くなって、惜しいなぁ。アレは良い味出してたんだけどなぁ。
 にしてもこの巻、万次さん良いとこなし。主役なのに。
■エクセルサーガ(3) 六道神士 少年画報社、YKコミックス
 勢いで押しまくるギャグマンガ。面白い。
 読んでるギャグ漫画の中では5本の指に入る面白さ。
 昔カイザーペンギンでやってた方をまとめた同人誌が欲しいが
 どっかに売ってないかな。
■サライ(1) 柴田昌弘 少年画報社、YKミックス
 日本刀を抜いているメイドさんが表紙の漫画。
 遺伝子に異状をきたし、人が16歳になると異形に変貌してしまうという未来の世界の話で、
 超絶戦闘力を誇る『護衛(戦闘)メイド』が主役。
 1話は、拘束具付きのメイドさんが、うじゃうじゃでてくるし、2話では剣を携えたシスターが出て来る。
 なんか、もうやりたい放題って感じ。ただ、ベテランだけあってちゃんと読み物になっている。
 っつーか、俺的には結構面白かったよ。

1998/07/18(土)  ビルを壊すぞ地響きたてて ほえる怪獣 大怪獣
今日は、怪獣エロ漫画の日。
一見なんの脈絡の無い日であるが、俺的には必然があってそういう日なのだ。
キーは『大阪』である。
まず、今日はコミックマーケットケット54のカタログの発売日である。
このコミケットカタログ、京都界隈では予約無しでは手に入れにくい。っつーか売ってる店を知らん。
となると、知ってる範囲で一番近い取扱店(予約無しで買える店)は、難波の『わ』ことわんだーらんどである。
田舎者のワシにとって、『わ』の存在理由は、近所の本屋には入荷しないエロ漫画単行本の取扱店だという一点に尽きる
っつーわけで、今日はエロ漫画の日決定。

次に、怪獣だが、まぁ、せっかく大阪まで出るんだから、現在後悔中のハリウッド版ゴジラを観るのは
まぁ、半ば義務みたいなモンだろう。俺としては。
そう思い、上映時間を調べるために『ぴあ』なんか買って調べてみると、
なんと、北朝鮮製の怪獣映画『プルガサリ』をやってるじゃあありませんか。
これは観に行かなきゃイカンでしょう。人として
んでもって、観てきました。よって今日は怪獣の日。
どうよ、説得力あるだろ?

ねーよ。

ところで、今回コミケットカタログは1冊。はっきり言って無茶苦茶重いッス。
今日の怪獣映画
★ガッズィラ
 もう、散々あちこちで、叩かれまくっているが、あんまり酷くなかった。肩透かし。
 って、俺、最近こんなのばっかりな。ヤバイなぁ、閾値下がっちゃったのか?
 でも、最近(平成)の東宝ゴジラは、あれに難癖つけれるレベルじゃないと思うよ。
 アホさかげんではタメでしょ。
 まぁ、それは置いといて、
 前半は、マジで割と良いと思う。悪いところは米軍の無能ぶり。あんなデケェ目標を見失うか?普通?
 あと、作戦もヘボイ。平成ガメラの自衛隊ぐらいカッコ良く描けてたら、もうちょいマシになったのではなだろうか。
 超個人的意見では、ヒロインのオードリーとかいう白痴女が激ムカついた。ヤツが食われたり踏み潰されたりしたら、さぞ爽快であったろうなぁ。
 結論、ジュラシックパーク3を観たと思えば、OKなんじゃないですか?CGは国産とじゃ比べモンにならなかったよ。やっぱり。
★プルガサリャー
 現在、梅田のloftの地下で、朝イチと夜最後の2回だけ上映中。
 夜の部を観に行くと、家まで戻れないので、なんと、朝7時に起きて大阪まで出て観てきた。
 平日9:30ぐらいまで起きないくせにねぇ。って会社はどうしたよ?俺?(A.10:30ごろ出社してます)
 閑話休題。
 出来の方は、味がある。とだけ言っておこう。なつかしーっつーか。
 特に、合成部分は『仮面の忍者 赤影』を思い起こさせる。
 ところで、この映画「農民を苦しめる悪い政権を、一揆を起こしてぶったおす」って内容なんだが
 そりゃ、公開禁止にされるわな。うん。
 なお、プルガサリの中に入っているのは、薩摩剣八郎。また中野昭慶が特撮の協力をしている。
 ミニプルガサリはスゲェ可愛かったよ。あぁ、散漫な文章だこと。
今日の漫画
■オズヌ(5) しろー大野 メディアワークス、電撃コミックス
 まずは、非エロ漫画から。
 作者は、昔『サムライスピリッツ』の漫画で激カッコイイ覇王丸を書いてた人。
 最近は絵が好みでないほうに向かってきてるので、ちょっと残念。
 背景や画面のイメージがバスタードっぽくなってきてるのも辛い。
■陽炎日記 木尾土目 講談社、アフタヌーンKC
■四年生 木尾土目 講談社、アフタヌーンKC
 今ごろ買った。どちらも、同じ作者による恋愛モノの漫画。
 俺的には、彼の漫画を『超少女漫画』と名づけたい。
 男らしいセンチメンタリズム満点だと思うがどうか。
■平成にんふらばぁ きのした黎 桜桃書房、EXコミックス 18禁
 基本的に「おにいちゃん(肉親にあらず)がロリな子とやっちゃう」漫画。俺様、ほら、ロリだし。<最近自信無いけどな。
 あまりエグい話はない。表紙から想像されるほどエロくも無い。わりとラブラブめ。
■サイコデリシャス たくま朋正 茜新社、にんじんコミックス 18禁
 軽目のコメディっぽいノリの漫画が多い、が、巻末にはハード目のものも。
 絵は、ちょっとアタマが大きい気もするが、全体的に可愛らしい。
 この中では、『SSS』シリーズ2作が絵的にも、内容も好み。
■ひぢり三昧 ひぢりれい 富士美出版、富士美コミックス 18禁
 兎に角達者な絵を描く人。短編集で、(聖麗名義の)わりと淡白な絵から、かなり濃い目の絵までイロイロ堪能できる。
 個人的には、聖麗名義の少女漫画を意識した絵よりも、ひぢりれい名義の絵の方が好き。
 『エロマンガでわかる!?恋愛学 入門編』ぐらいの絵だと、一般にもウケるんじゃないかなぁと思う。
 高倉さん激可愛い。いや、ネル(『お姫様と侍女』)もかなえちゃん(『A SLAVE』)も轟可愛いッスよ。
■FAIRY COUNTER にしき義統 富士美出版、富士美コミックス 18禁
 にしき義統の単行本っもってないなー、っと思って買ったら、5年前に出た初単行本だった。
 絵が古い上に、今ほど上手くない。トホホ。でも、エロ漫画で第20版ってのは凄いッス。どびっくり。

1998/07/16(木)  ポプラの幹に二人して 刻んだ頭文字 あの娘の名前も今はもう 変わっているだろうか
今ごろでなんだが、センチをやる。
ファンでも何でもない上に、悪い評判を散々聞かされていたので、結構覚悟して始めたのだが
思ったより酷い出来ではないので、拍子抜けする。
まぁ、例の暗黒太極拳は、今見ても凄い事に違いないんだが。

で、まだ、クリアもしてないけど、いまんとこ、妙子が良い感じ。
こう、なんというか、ありがちなアレでなんだが、個人的思い出と妙にシンクロしてて、こっ恥ずかしさ満点。
そういや、転校して以来だからもう15年以上会ってないのかぁ。今ごろは結婚とかしてるんだろうなぁ。
あそこは、お姉ちゃんもお母さんも美人だったから、きっと美人になってるだろうなぁ。
…‥はっ!?何書いてんだ?俺(^^;;;;;;

と、ゆーわけで、気を取り直して、漫画の話。
ヤンサン『ザ・ワールドイズマイン』。ユリカンの2度目の演説がスタート。
言ってる事自体は奇麗事なんだけど、建前でなく、かと言って本音を語っているわけでは無い。
あくまで、飄々としたキャラクタで、めちゃくちゃカッコイイ。実はこの漫画の第3の主役か?
チャンピオン『特攻天女』。本題突入。これから大崩壊していくのか?それとも無難にまとめるか。
兎に角、しばらくは目が離せない事は間違いなかろう。
同じくチャンピオンでは、相変わらず『刃牙』のテンションが異常に高い。あのテンションを維持できるのはスゲェよなぁ。
今日の漫画
■カードキャプターさくら(6) CLAMP 講談社、KCデラックス
 この巻で、カード集めは終了。でも、なんかテンション低し。山場が無いし。
 なんか、慌ててまとめた感じ。『災い』も、ちょっと肩透かしだしなぁ。
 一番不満なのは、ほぼ全編戦闘シーンで、知世ちゃんの出番が無い事か(^^;
■逆境ナイン(1)(2) 島本和彦 徳間書店、少年キャプテンコミックススペシャル
 愛蔵版。当然、以前に出たのも持ってる。っつーか、バイブル。
 これと『燃えよペン』は、やる気を出す時に使える。やる気パルスを上げるのにもってこいなのだ。
 さすが代表作。これぞ名作。主人公、不屈闘志の言葉を借りるなら、
 「とりあえずこれだけは観てくれっ そうしなければ心が通じあえんっ」
 と言ったところか。まぁ、通じあえんって事はないけどな(^^;;

1998/07/11(土)  赤い夕日に 燃える大空 戦い終わって 明日を夢見る
うっしゃーっ!!夏コミの原稿、無事入稿完了〜!!
いや、無事っつーか、結局前日徹夜したり、ノンブルうつの手伝ってもらったりしたんだけどな。
斧湖楼氏、仕事とかあったのに、手伝わせて悪かったな。いつもいつも助かってるよ。マジで。
これで配送中の事故とか無い限り、夏コミで新刊だせるよ。良かった良かった。
あとは、印刷所におまかせナリ。たのんますよ、サンライズ様。
ってゆーか、日記で他人に語り掛けるな、俺。(^^;

ところで、サンライズと言えば、今日、直接原稿を持っていったんだけど、
なんと、ちょっと見ない間に、営業所の場所が移転してたのだ。
以前は天六の辺りにあったのだが、新住所は大淀中3丁目、ん?大淀中?
そう、なんと新住所は、例のクサレ学校の裏なのである。
あぁっ!どこまで行っても、俺様あの屑学校と縁があるって事なのか?
就職して最初の仕事も、あのクソ学校がらみだったしな…‥。
むっきー!!

でも、ほぼ5年ぶりに通学路を歩いてみて、なんか妙に懐かしかったのも事実だ。うーむ、歳食ったなぁ(^^;;;;;

あ、今日はバタバタしてて、本屋寄れず。きゅー(X_X

1998/07/07(火)  山が火を噴き 大地が割れて 剣竜 つの竜 攻めてくる
なんかこの所会社に居るか原稿描いてるかの2択なんで、特に書く事が無い。
で、なんかないかなーって事で探してみた結果、テレパルで見かけた『ガチャピン独占インタビュー』が
面白かったので、それを一部転載してみようと思う。

−−−−−−−−−−−−−引用ここから−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−色々なスポーツに挑戦されていますが、ガチャピンさんにとってスポーツとは何ですか?
ガチャピン(以下G)「よく肉体と精神を鍛えると言うけれど、ボクは<勇気>を鍛えてるんだ
(略)
−あくまで前向きですね。
G「まぁ、ボクは恐竜の子どもだからね。絶滅の危機を経験すると、逆に前向きに生きるしかないよ
−ハードな生き方ですね
G「5歳なりにイロイロ考えてるんだよ。宇宙に行くのもそのひとつ。みんなが住んでいるところは
  地球という星だってことを意識して欲しいし、その星が今、病気になろうとしていることも知って欲しい。
  どうすれば地球を救えるか、一緒に考えて欲しいんだよ

−環境問題にも体を張って、取り組んでいきたい、と。恐くないんですか?
G「最初は信じられなかったけど、ロシアから手紙が届いて本当に行くんだと思ったら、
  思わず飛び上がって頭を天井にぶつけちゃった。とっても楽しみにしてるよ」
(略)
生き方から環境問題までを語ってしまう、スーパー5歳児ガチャピン。見習いたいものですな。
−−−−−−−−−−−−−引用ここまで−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

そーいや、ガチャピンいつ宇宙に行くんだろう?ちゃんと朝おきて放送チェックしなきゃ駄目なのかなぁ。

おまけ。
ガチャピンの歌忘れちゃったよ。くっそー、スゲェ悔しい。
今日の漫画
■青龍(6) 木内一雅 八坂考訓 講談社、ヤンマガKC
 2次大戦前の満州を舞台にした伝奇(?)漫画。当初、どっちかっつーとヤクザ(ちゅーか馬賊)漫画
 風だったのだが、掲載誌が増刊(だったと思う)からヤンマガ本誌に移って以降、伝奇色が強くなった。
 また、ヤンマガ本誌に移って以降、絵が簡単になってきているような気もする。
 どっちかっつーと、昔の方が好み。
■プリンセスナイン(1) 原作:伊達憲星 漫画:たかみね駆 NHK出版、NHK出版コミックス
 BS2でやってる野球アニメのコミカライズ。かなりアニメに忠実に描かれてあるので、今一つ面白味に欠ける。
 なんか、フィルムコミックを見ているようだ。2巻以降は漫画オリジナルの展開になればいいなぁ。
■悟空道(3) 山口貴由 秋田書店、少年チャンピオンコミックス
 『透明な存在』透孩児をぶっ殺して決着。どうもこの辺りからこの漫画は、空回りを始めている印象がある。
 セリフにも展開にも力が無くなっている。主人公サイドが仏弟子なんで、どうも偽善的^H^H^H奇麗にまとめようとしている節があるためか?
 以前のアナーキーさはどこに行ったのか。残念無念。
■おまかせ!ピース電器店(8) 能田達規 秋田書店、少年チャンピオンコミックス
 どうもピースは、ドラえもん的な世界に突入している気がする。こちらも『まん太』時代の勢いが欲しい。


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