1998.8こんなこともありました
1998年月の日記
 ホントに色々ありました。夏コミに3000hitにエロゲー(^^;

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1998/08/28(金)  若い命が真っ赤に燃えて ゲッタースパーク 空高く 
今日は特に書く事もないので、ネタになるかと思い
レンタル屋で『真・ゲッターロボ』を借りてくる。
感想は、イマイチ。
とりあえず、作画的な魅力に乏しい。おまけに全体的に画面が暗めで細部が分かり難い。
ネタを詰め込みすぎで、ネタ振りだけで終わってしまっている。
ついでに、演出のせいか作画のせいか音楽のせいか、
クライマックスのゲッターvsドラゴン軍団の戦闘シーンがイマイチ迫力不足。
作り方として、明らかにGロボと同じ事をやっているが
一話を観た限りでは、両者のクオリティには雲泥の差があると思うよ。作画だけでなく全てにおいてな。
どんな事情があったか知らないけど、今川監督降ろしちゃったのはマズかったんじゃないかな?
まぁ、全然つまんねぇってほどでもないんだけどな。

どっちかっつーと、一緒に借りてきた『すごいよマサルさん』の方が面白かったな。
大地監督イカス。

あぁ、そうそう、今週BSマンガ夜話がやってたんだけど、北斗の拳の回見逃しちゃったよ。ちぇ。
あと、バビル二世の回に出てたオーケンは、何故か坊主頭になってて滅茶苦茶恐かったナリ。どうかしたのか?
今日の漫画
■LAMPO(2) 上山徹郎 小学館、てんとう虫コミックススペシャル
 とにかく絵が上手い。画力もさる事ながら、絵力(エヂカラ)が素晴らしい。
※絵力…‥漫画の要素としての絵を描く力。絵が見やすいとか、絵に説得力があるとか、そういう要素を重視する。俺造語(多分)。
 お話も割とスタンダードな少年漫画がベースになっていて、気持ちいい。
 舞台となる架空世界の固有名詞も、一歩間違えばただの駄洒落だが、上手くはまってて良い。
 この人は、もっとメジャーになるべきだと思う。みんなで読んでもっと宣伝しよう。
■ベルセルク(16) 三浦健太郎 白泉社、JETS COMICS
 絵力ならこの人も凄い。見やすさはちょっとポイント低いけど、説得力が圧倒的。上手いわー。凄いわー。
 この巻は、前巻から続いている『ロスト・チルドレンの章』の完結編と、新章『縛鎖の章』の冒頭が収録されている。
 俺的に『ロスト・チルドレンの章』はポイント激高い。もう全編に渡って黒い黒い。
 『ベルセルクは』青年編も名作なんだけど、基本はやっぱり『黒い剣士』だよなぁ。ガッツの化け物ぶりがスゲェ格好良いッス。
 あと、俺もうロシーヌがスゲェ好み。特に最終形態(超音速飛行する奴)。造形的にもキャラ的にもサイコーッスー。
 羊水かぶって発狂寸前のジルもかわええのう(死)
■みんなはどう? G=ヒコロウ 新声社、ゲーメストコミックス
 その昔、コミックゲーメストっていうマイナー漫画誌で連載していた絵日記漫画をまとめたもの。
 まだ全然マイナーな頃のOKAMA(最近話題のエロ漫画家)さんが漫画のキャラとして登場。
 レアものではあるかも。
 ところでこの本、コミゲに載ってた奴の他に、絶対満足(エロ漫画雑誌)やホットミルク(同じく)、快楽天星組(同)に
 載ったショートマンガも収録されているのだが、俺、別にこの人追いかけているわけじゃないのに、全部読んだ事ある話だった(^^;;
 ちょっと損した気分。
■TO HEART(1) 高雄右京 メディアワークス、電撃コミックス
 んー!?なんか『電撃大王』に載ってた時は、もっと雑かった気がするんだけど
 単行本見てるとそうでもないなぁ?描き足し/直ししたのかなぁ?
 それとも気のせいか?
 内容は、まぁ、どうでも良し。俺の周りではマルチと先輩の扱いに非難集中中。
 帯に書いてある『水無月・高橋両氏のコミック付き』ってのは嘘ではないが、2ページ。
 しかも、つまんない。どーでもいいが、勇者あかりは、もはや葵ちゃんやマルチと見分け不可。
 コレクターズアイテムってとこ。
■へんちんポコイダー(1) 永井豪 双葉社、アクションコミックス
■へんき〜んタマイダー(1) 永井豪 双葉社、アクションコミックス
 結局、俺の基本は手塚や藤子・F、石ノ森といった正道、王道ではなく
 邪道、外道の冷や奴先生だったって事でゲスな。
 マジな話、この脱力感は俺的に無茶苦茶心地よかったよ。
 そうさ、俺は駄目人間なのさ。もうなんでも良いや。どんどん来やがれコンチクショー。
 ええい、ポコイダーの歌(1番)でも歌うか?
 ♪トイレ イン ワン・ツー・スリー
  ズボンおろせ ポコチンまわる
  珍太 チェンジ ポコイダー
  デストロ団を向かえうて
  へんちんニンゲン ポコイダー
  チンコ チンコ ゴーゴゴゴー♪
 …‥こんなの3ページに渡って書くなんて流石は豪ちゃん先生、無敵だよなぁ…‥。

1998/08/23(日)  ジャスピオン 大きな悪ほど ジャスピオン 不足はないぜ 俺が 俺が 俺が 正義だ! 
昔「時給戦士スマイルバン」ってマンガに
♪ヤスヒロン 福祉に回せる ヤスヒロン 予算はないぜ 俺が 俺が 俺が 総理だ! ヤスヒロン
って替え歌が載ってた事があったっけな。

まぁ、そんな事どうでもいいとして。
ちょっと古い話になるけど、アメリカがテロの報復として、スーダンにミサイルを叩き込んだんだそうな。
さすがアメリカ。やる事が無茶苦茶やな。不倫疑惑隠しにミサイル攻撃かいな。
結局、目的の人物(ラディンとかいうテロリスト)にはあたらず、一方、何の罪も無い市民には被害があったそうな。
凄すぎる。馬鹿が強いと恐いなぁ。

それから、村山実が亡くなったそうな。
俺にとっては、現役時代の活躍よりも顔色の悪い監督という印象が強い人だったが、
やはり、なんか物寂しい気がする。
阪神もよ、今日勝っても遅いんだよ。昨日、一昨日に勝っとけ。
ともかく、ご冥福をお祈りします。

さて、景気の悪い話はこのくらいにしとこう。

ハードディスクを増設した。今、ハードディスクって安いのな。
内蔵でIDEの8.4Gで、¥31,800ナリ
接続の仕方が良く判らなかったので、生武に電話で聞いたりして迷惑もかけたが(その節はホントに申し訳ない。今度メシでもおごろう>生武)
これで、フォトショップでエフェクトかけるたびに、「仮想メモリが足りません」だのなんだのインネン付けられる事もないだろう。

というわけで、

容量も増えた事だし、一緒に買ってきたエロゲーをインストールする。<おい
最近、陰気で景気の悪いゲームばっかりだったので、今度は明るいのを買うぞーとか思っていたのだが、
結局買ったのは、『好き好き大好き!』(13cm)と『Reborn's Day』(Pinpai)というゲーム。
『好き好き大好き!』は明るいタイトルとは裏腹に、「ラバーフェチの大学生が、女子高生を拉致監禁してしまう」という陰気なソフト。
また、『Reborn's Day』も、なんか「癒し」がどうのこうの謳われている、多分トラウマとか何とかがテーマの見た感じ陰気なソフトである。
駄目か?俺。陰気なソフトでないと駄目なんか?
まぁ、いいや。
とりあえず、『好き好き大好き!』の方をやってみる。以下、相変わらずネタバレありなので、注意。
今日のエロゲー
■好き好き大好き! 13cm Win95用

このゲーム、家のマシンのスペックがヘボいからなのか、画面の書き換えが非常に遅くストレスが溜まりまくる。
声が入っているのだが、あんまり上手くない(下手)だし、肝心の濡れ場では音声無し。なんで?
また、最初の警告文やエンディングのスタッフクレジットが飛ばせない、
せっかく読んだメッセージを飛ばす機能がありながら、メッセージ送りが遅すぎて使えねぇなど、
セカンドプレイ以降気になる要素も満載だ。
まぁ、最初の警告文はこのゲームの場合、ちゃんと見せといた方が良いのかもしれないけど。

で、内容

まだコンプリートしたわけではないが、『好き好き大好き!』は、かなり強烈な毒のあるソフトだと思う。
はっきり言って、俺でも退いちゃうところがあるほどだ。
主人公、長瀬渡は、ラバーフェチで自分の気に入った女子高生、天城蒲乃菜を拉致し、
ラバースーツを着せラバーマスクで視界も奪って地下室に監禁するが
普段の彼は徹底的に、少し小心者だが、自分の性癖が異常である事もちゃんと認識している普通の人として描かれている。
監禁している蒲乃菜に対しても、あくまで優しく世話を焼き、彼女の一挙一動に喜んだり悲しんだりしてみせる。
彼は、あからさまな気違いでも、鬼畜の悪人でもないのだ。このあたりの、なんというのか、ナチュラルな狂気が非常に恐い。
今の所、俺は11個あるエンディングのうち
ED1.蒲乃菜、ラバーフェチになる
ED2.蒲乃菜、帰宅
ED3.蒲乃菜、死亡
の3つを見たのだが、ハッピーエンドはなしである。
まず、ED1、ED3では、ヒロイン蒲乃菜は強制的に着せられているラバースーツに負けて、主人公と同じくラバーフェチになる。
ED1では、その後主人公が逮捕され、蒲乃菜は開放されるが、
自分がラバーフェチ=異端である事におびえた彼女は、施設を逃げ出して主人公と暮らした地下室に戻ってきてしまう。
また、ED3では、蒲乃菜は主人公を慕うみるくという女の子に刺されて死んでしまうのだが、このEDはマジで凄い。
蒲乃菜の死体を見た主人公は発狂。主人公の妄想に突入するが、その中で蒲乃菜は五体バラバラに壊れてしまうのだ。
エロゲーで、ヒロインのバラバラ死体(いや、喋るし死体って訳でもないけど)の絵を見せられるとは思わなんだ。
パッケージ裏に乗っている、蒲乃菜の顔アップフェラは、実は生首なのだ。うぬぬ。これは俺でもちと辛い。
残りの一つED2のルートでは、蒲乃菜には実は想い人がいる事が判明する。
その人は、電車で悪者にインネンをつけられて困っていた彼女を救い出してくれた人。
顔も名前も分からない、蒲乃菜の片思いの人。
実は、その人とは、長瀬渡、主人公なのである。当然蒲乃菜は、長瀬が憧れの人だとは気がつかない。
もちろん長瀬も自分が蒲乃菜の想われ人だとは夢にも思っていない。
そして、長瀬は蒲乃菜に想い人がいると知って逆上し、蒲乃菜を犯してしまう。
ここまでは、良い話だと思った。実は相思相愛なのに、お互いそれと気付かず、長瀬は蒲乃菜を誘拐し、自分に嫉妬し、蒲乃菜を傷つける。
蒲乃菜は、想い人でなく変態の誘拐犯に犯される。これは悲しい。辛い。良い話だなぁ<おい。
ところが、この後、なんと蒲乃菜は、誘拐犯でしかも強姦魔の長瀬とラブラブになってしまう。もちろん、長瀬の正体に気付いたわけではない。
まぁ、例え気付いたとしても、そうそう許せたもんでもないだろうが。なんせ、誘拐監禁強姦だものな。
かなりおいおいって感じのストーリー展開だが、おそらく強姦された後、精神の崩壊を防ぐため蒲乃菜は少し壊れたんじゃなかろうかと思う。
なんか矛盾しているようだが、強姦されたのではなく結ばれたと思い込もうとしたとか。
そーゆー逃避行動にでたと考えないと、その後のラブラブな展開が納得いかない。
事実、後半の蒲乃菜は、どんなに普通の台詞を喋ってても、瞳孔かっ開きの薄笑い浮かべたおしだったしな。
まぁ、これはグラフィックの使いまわしが原因かもしれんが。服着てる筈なのに素っ裸でキスしてきた事もあったぐらいだから(^^;
結局、ED2でも(思いが通じたので)開放した蒲乃菜との再会当日に、主人公は逮捕され、ハッピーエンドとはならない。
それはそれで正しいと思う。おそらくこのゲームにハッピーエンドなんかないんじゃないだろうか。
何だかんだいって、今の所全てのEDで蒲乃菜は壊れている。これでハッピーなエンディングなんかになられるのもどうも座りが悪い。
長瀬が悪人然とした悪人でないのも影響しているのだろう、後味の悪いエンディングばっかりである。
うぬぬ、陰気なゲームだなぁ。

とまぁ、文句ばっかり言ってきたが、実際人にはとても勧められないソフトだと思う。
毒の強さは『雫』の比ではない。『雫』のように透明感のある狂気ではなく、もっと生な毒。
感動するとか、そういう要素の介入を許さない凶悪な毒の流れるゲームだと思うのだ。
とりあえず、普通の人は手を出しちゃ駄目。オカズにも使えないです。(少なくとも俺は)
でもまぁ、俺は、もうちょっとやってみるけどな(^^;

今日の漫画
■ブル田さん(5) 原作:高橋三千綱 漫画:きくち正太 講談社、モーニングKC
 モーニングでの連載は終わってしまった。多分打ち切り。
 結局、地球の危機とか、ブル田、およびその敵対勢力、マオの正体なんかについては
 一切語られずじまいだった。結局アレは何だったんだろうな。
■なるたる(1) 鬼頭莫宏 講談社、アフタヌーンKC
 『骸なる星 珠たる子』略して『なるたる』。
 作者は以前、やはりアフタヌーンで『ヴァンデミエールの翼』という
 人形の少女を題材にした漫画を描いてた人で、俺的に最近注目の若手作家。
 とりあえず、ストーリーはまだ触りの部分で全容は判らないが、割と壮大な話かもしれない。
 尻すぼみにならない事を祈ろう。
■魔術っ子!海堂くん!!(1) すがわらくにゆき アスペクト、ASPECT COMIX
 ついに、すがわらくにゆきの単行本がでたモジャー!!
 ぶち壊れたノリと、実も蓋もないネタと、異常なまでの勢いがスゲエ、イカスナリー!!
 オタク以外の人が見てもどうかっつー気がする辺り、ちとアレだが、気にすんな。
 ところで、さり気に収録されている、よっ子ちゃんとりりちゃんの出て来る漫画
 『おれさまギガーズ』の方じゃなかったっけ?あれ?『おれさまギ☆ライズ』だっけ?『おれさまカイザー』って事は無いよな。
 あっちも単行本にならないかなぁ。無理か。同人誌買いに行くしかないのか。

1998/08/18(火)  ありがとう この気持ちを 伝えたい 強く強く 
本当に、本当にありがとうございますですッス〜(_o_
なな、なーんとっ!
夏コミ新刊『痕のほん』が完売いたしました〜
こんな事は生まれてはじめてッス〜。未だに信じられんッス〜。ホントは俺騙されてるんじゃなかろうか?うーーん。
って取り乱してる場合じゃないか(^^;)
あの鬼のような猛暑の中、お来しいただきました皆様、本当にありがとうございますッス〜、皆様のおかげですッス〜。
相変わらずへっぽこですが、今後ともよろしくお願いいたしますッス〜。(_o_

あ、そうだ、あの本を見て、初めてここにこられた方、(もしいらっしゃればですが ^^;)
はじめましてです(_o_
そんでもって、あの本をご覧に鳴られました皆様、
あんな本でゴメンナサイです(_o_;;;
メールか伝言板ででも、バンバン文句書いてやって下さいッス〜。
ワタクシ如何なる非難も甘んじて受ける所存でございます。
遠慮無くどうぞ。

今日の漫画
■スーパーロボット大戦F完結編コミックス G.G.C編 双葉社、アクションコミックス
 サターンのゲーム、スーパーロボット大戦F完結編のアンソロジーコミックス
 と見せかけたオリジナルスーパーロボットアンソロジー
 目玉は、前回の『SRWFコミックス』から続いている石川賢の『真・ゲッターロボ ファーストコンタクト』
 石川賢パワー全開の快作。さすがベテラン。かっちり読ませるものを描いている。
 石川賢といえば、『生きているロボット』だが今回、ゲッタードラゴンが弁慶と融合(?)、これからどうなるんだ?
 気になる〜っ、続きを読ませてくれ〜っ!
 あと、この本には、往年の永井豪を彷彿とさせる絵を描く、丸山功一という人の『マジンカイザー』や
 このアンソロジーシリーズではおなじみの富士原昌幸のスパロボ漫画が載ってて、割とお買い得だと思う。
 あぁ、それにしても石川賢〜、頼むぞちゃんと続き描いてくれよ〜。
■はじめの一歩(44) 森川ジョージ 講談社、講談社コミックス
 鷹村vsホークの世界戦の決着編。
 主人公の一歩と違い、『強い』という個性付けのされた鷹村は、もう問答無用に強い。
 苦戦するのも、最後にいかに『強い』かを見せるための前振りに過ぎない。
 いや、ホントに強いな。もう連載中に鷹村の試合はないんじゃなかろうか?
 ところで、あそこまで描いといてホークが死んでないのはどういう事か?
 これ以上鷹村で引っ張るのを止めるためなのか?
 この部分、なんらしかの方向転換があったと思うんだが、俺の気のせいか?
■東京爆発娘(1) 伊藤伸平 角川書店、角川コミックス・ドラゴンジュニア
 そのむかし、富士見書房からでてたコミックスの出し直し。
 内容はそのまま。後書きが増えている。
 海外のテロ組織から海外在住の邦人を守る特命コマンドの父を持つ主人公の女子高生が
 東京で大銃撃戦を繰り返すっつー漫画。
 どかーん、ぼかーんってな気楽なノリが割と楽しい。伊藤伸平の間が好きならOK。
■完全版バイオレンスジャック(9) 永井豪 中央公論社、中公文庫コミック版
 やられた。ちょっと前に出た『魔王降臨編』が収録されている。
 ぬぬぬ、さすが完全版。
 …‥
 むがーっ!これって詐欺じゃねぇのか?なんで1200円で買ったコミックスと同じモンが
 933円の文庫に完全収録されてるんだ?
 しかも、1200円の方には『特別書き下ろし』とか書いてるくせに〜っ!!
 そういや、デビルマンBOXに入ってたデビルマンの新シリーズの漫画も
 モーニングの増刊にそのまま載ってやがったな。
 永井豪〜っ!ファンをなめとるな〜!?
■ネオ・デビルマン 〜Medalle〜 永野のりこ 講談社、モーニング 新マグナム増刊
 単行本じゃないけど、一応。
 ネタ的には、新デビルマンに近い。明と了が過去の怨念に引きずられてユダヤ人の大量虐殺現場に飛ばされるっつー話。
 絵の迫力はデビルマンには及ばないが、内容的にはナガノの得意分野。ナガノファンなら大満足。
 「そのとき人間は何をしていたのだ!? 人間はどこにいたのだ!?」
 く〜、オレ様まだまだナガノ様の足元どころかお姿すら見えやしねぇ。
 タマシイが足りないのか?う〜、精進あるのみ。

1998/08/12(水)  そこに行けば どんな夢も 叶うというよ 誰も皆行きたがるが 遥かな世界
明日コミケに向けて上京するナリ。
本命は16日の自分のブースなんだが、一応三日とも参加するつもり。お祭りだしね。
でも、はっきり言って体力的にはキツい。もう行く前からヘトヘトだ(^^;;
まぁ、どうせ買いに走るつもりもあんまり無いんでのんびり行こう。

っつーわけなんで、明日から17日の月曜まで俺ちゃんここを留守にします。
その間メールとか伝言板読めないんで、ご了承下さいませ。
コミケにこられる方は、16日東セ28bでお会いしましょう。
そんじゃねぇ〜。

今ごろになって、『痕のほん』の原稿思い出して顔が青くなってるナリ。
俺、あんなの本当に領布しちまう気か?本当に大丈夫なのか?
しかも今度はオフセットで、冊数も結構あるし…‥。
むむむむ(-_-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;


1998/08/10(月)  もうこれで帰れない さすらいの旅路だけ この安らぎの心 知った今では
「ONE 〜輝く季節へ〜」を一通り終了。
以下ネタバレありありなので、未プレイでかつネタバレを気にする人は見無いように。

まぁ、最初は一応、改行の意味を込めて雑談でも。多少ネタバレあり。<改行の意味ねぇやん(^^;
実はこの「ONE」をプレイ中、さまざまな恥をかいた。
普段まったくといって鳴らない電話が、どういう訳か「ONE」をプレイ中鳴りまくったのである。
最初は「七瀬留美」シナリオをプレイ中。「みさお」の回想シーンを見てる途中一本の電話が。
相手は巌武。夏コミの打ち合わせだった。スマヌ。俺はあの時お前に頼まれたドット打ちをサボってエロゲーで泣いていたのだ(^^;;;
次に「上月澪」シナリオプレイ中。今まさにクライマックスを迎え、不覚にも涙腺ぐじゅぐじゅ鼻詰まりっぱなし、声もろくにでやしねぇ。
そんな時である。相手は『デビルマンBOX』を予約していた本屋のバイトのねぇちゃん「入荷したので取りに来てくれ」との事。
俺「あ、はひ、わはひまひた」(鼻詰まり&声掠れ気味に)。うひ〜、こっ恥ずかしいッス〜。(*_*;;
トドメは「里村茜」シナリオをプレイ中。丁度別れのシーン。もう気分的にも最高潮。涙で曇って何にも見えません状態のその時。
インターホンの軽快な音が。「済みませんNHKですけども〜」
目をはらせ、ハナを啜りながら応対した俺様は、一言「済びばぜん。今、持ち合わせなひんでず
…‥。
カッコ悪ゥ〜(*_*;;;;;;;;;;

んじゃ。そろそろ本格的な感想&ネタバレ。
今日のエロゲー
■ONE 〜輝く季節へ〜 Tactucs Win95用

【長所】選択による分岐の整合性は割と凄い。細かい分岐にも文章が対応している。
 また、TO HEARTではオマケ程度だった登場女キャラ同士の掛け合いも割と多い。
 キャラクタ的に、総じて俺好み(笑)

【短所】絵がヘボい。イベントの一枚絵ですら厳しいものがある。(七瀬のコケとか、長森のラス1個前の日誌付けてる奴とか)
 物語が一人よがりに陥っているため、万人に受けない。というか理解不能。もちろん受け手が勝手に想像する事は可能だが。
 構成に疑問を感じる。途中ではいる『永遠の世界』の描写。
 もし、主人公があの『世界』から帰ってくるという描写があるのなら、まだ判る。
 が、そういう描写は一切無い。実の所ここが一番の不満点なのだ。主人公の帰還はあまりに唐突だ。
 主人公は『盟約』を思い出した時点で、『永遠の世界』に行く事を拒んでいる筈である。
 なのに、消える。それほど『盟約』の効力は強く、抗いがたい力だった筈である。
 そして、それは途中で幾度と無く語られる『心象風景』でも語られている。
#わしは、あれは永遠の世界に旅立った後の主人公と「みずか(not瑞佳)」のやり取りだと思っている。勘違いかもしれない(^^;
 ならば、主人公が永遠を抜け出す時、ヒロイン達の元へ帰ろうとする時、『永遠の世界』の崩壊を描かないのはどうしてなのか。
 少なくとも俺の見た限り、『永遠の世界の崩壊』は『盟約』を思い出した時、「みさお」との別れと「みずか」との出会いを思い出した時、だと思う。
 でも、主人公は『永遠の世界』に旅立ってしまう。
 じゃあ、なぜ彼は帰ってこれたのか。疑問だ。
 やはり『永遠なんて要らない』事は、消えてから、もしくは消えた時に「みずか」と話し合うべきなんじゃないか?
 あと、ファーストプレイ時に訳が分からんのも問題。
 このゲームを本当に楽しめるのは、物語の大まかな構造を把握してから。つまり早くてもセカンドプレイからだと思う。
 どのシナリオを選んだとしても、主人公が消えることも盟約も唐突すぎる印象を受ける。
 ここは(まさに唐突な)『心象風景』を削って、代わりに「みさお」がらみの回想話を細切れに入れていって、
 正月当たりで『盟約』の話に持っていき、以後少しずつ消えていく。
 といった展開の方が(わかりやすさという一点においてのみ)良かったんじゃないだろうか。どうか。ちがうかな?<弱気

【総評】誤字脱字が多い。ストーリや構成もベストとは言い難い。システム的にもメッセージのスキップなんかが
 読んだ文章と読んでない文章を見分けてくれない等イマイチ感はぬぐえない。
 が、しかし。文句無しに泣ける。いや、人にも寄るかと思うが。
 卑怯臭いんだ。泣かせようとする方向性が。でも、泣く。いや、泣いた。
 基本的に(TO HEARTの)マルチシナリオと同じ物語構造をとっているのでアレでいける人はOKかと。
 違いは、主人公が待つ側か待たせる側かと言う事。

【キャラ別感想】順番はクリアした順番。
七瀬留美…‥一番ギャルゲーっぽいシナリオかと。意外と子供っぽい七瀬の健気さが可愛い。
 広瀬とのやり取りはマジでムカツクが、エピローグで仲良くなってる辺り七瀬の良い人ぶりが出てて良い。主人公との掛け合いも楽しい。
 ただし、主人公消滅から帰還までが一番唐突に感じるキャラ。そこの所がちと辛い。
椎名繭…‥妹系、っつーか子供。いや、子供というよりは、殆ど動物か。いくらなんでも頭足りなさすぎっぽい。
 エンディング手前の小犬の飼い主を探すエピソードは良い。エピローグの日記も泣ける。
 主人公消滅が唐突なのは七瀬と同じ。
上月澪…‥こちらも妹系。口がきけない分、表情や動作で補っている様子が俺の頭の中で補完できるぐらい思い入れた(^^;;
 健気で可愛い。はう〜って感じとか。
 主人公消滅はそこそこの手順を踏んで行われる。一度主人公を忘れた(らしい)澪が主人公を思い出し、再会の約束をして別れるシーンで泣いた。
 唯一Hシーン無しでハッピーエンドに行けるキャラ。エピローグはイマイチかも。
里村茜…‥ストーリ的にイチオシ。キャラ的にもニオシ。
 健気で意外に個性的で強くて弱い。うむ、入っちゃってるな俺(^^;;;
 唯一『消える』という事を知っている少女。主人公が消え始めてからの展開は泣けまくり。
 上記のNHKの集金人はよりにもよって、空き地で背中合わせに話している、まさにクライマックス中のクライマックスにやってきた。
 もう一生払ってやらんぞ。俺の感動のひとときを返せ、ばか野郎!!
 はぁはぁ。
 話がそれた。いや、マジで良い話だったよ。エピローグも絶品。
川名みさき…‥キャラ的にイチオシ。って俺最近黒髪ロングに弱いのか?(^^;;;;
 とにかく可愛い。激可愛い。轟可愛い。盲目、お嬢様風の黒髪ロング、これらのイメージからは程遠い、正体は
 能天気で、ぼーっとした大食漢。もちろん、能天気なのは辛い部分を乗り越えてきた強さの現われな訳で。
 あぁ、もう先輩、最高ッスー。っつーか、あぁっ!!(以下意味のない言葉が続くので削除)
長森瑞佳…‥最後にクリアしたのは、「ヒロインは最後」という俺の変な信念から(^^;;;
 「TO HEART」のあかりより断然好み。毎朝の掛け合いとか良い。
 ただ、途中の主人公暴走部分が、もう嫌すぎ。浩之よりエグイ。
 また、あそこまでやられて、それでもついていく長森も嫌すぎ。
 嫌え。んでもって嫌われろ主人公。警察に突き出してやれ。
 そこを抜かせば良い話。嫌な部分を抜けた後のラブラブっぷりは、なんだか良かった。
 エピローグはイマイチ。ヒロインなのに。辛いなぁ。
氷上シュン…‥渚カヲル。性別男。隠れキャラ。実は未クリア。以上。

っつーわけで、俺的なキャラの順位。
みさき先輩>茜>澪>長森=七瀬=繭=柚木詩子(攻略不能雑魚キャラ)>深山先輩(攻略不能雑魚キャラ)
って所。「みさお」は、なんか別格。(名前だけだが)毎回出て来るし、変な思い入れが出来たかも。
シナリオなら
茜>みさき先輩=澪>長森=七瀬=繭
か。



ところで、長々書いてたら、もうAM 5:00をまわっとるではないか。
やばいなぁ、今日も仕事だよ。
とほほ。
今日の漫画
■ARK DEVILMAN LIMITED BOX
 ええ、買いましたよ。予約までして買いましたとも。
 さぁ、笑え。こんな俺を笑うがいい。ふふふはははははは。
 …‥。
 いや、実際の所、「俺の魂はデビルマンで出来ているぜ」という人で、かつ
 『デビルマンレディ』を笑って許せる人以外は、買っちゃ駄目だと思うよ。13.000円もするし。
 俺様べつに後悔してないけどな。魂がデビルマンで出来ているから。

 4作入っている『ネオ・デビルマン』は、どっからどう見ても『プロの描いた同人漫画』。それ以上は期待しちゃ駄目。
 永井豪書き下ろしの『デビルマン・イン・ザ・ダーク』は『デビルマンレディ外伝』。またもやデビルマン対シレーヌ。それしかないんかい。
 書き下ろしカラーピンナップは、感動的ってほどでもないし
 『デビルマン』の最終回の複製原画は、よほどのマニアでなければ、ありがたくないと思う。
 正直プロの原画で(絵的に)感動できないってのは、どうかと思う。<お前何様だ。(_o_
 まぁ、限定フィギュアとOVA版の『誕生編』『妖鳥シレーヌ編』が入ってるだけまだマシか。って感じ。

1998/08/06(木)  不思議そわそわ 君に何故明菜 冷たい態度が ますます芳恵 
「よしえ」の字が間違ってるかも。
それはともかく。

来週夏休みをとる関係で、ここ一週間ぐらい0時前に帰宅できん状態が続く。
まぁ、コミケの準備は出来てるので、特に問題はないんだが
原稿終わったらやろうと思って買っておいたゲームが出来ないのが辛い。
かろうじて『影牢』は一回終わらせたが、『ONE』と『ジャスティス学園』と
『お嬢様特急』は封も開けてない。
あと、『好き好き大好き!』ってゆーエロゲーも買おうと思ってたんだけど、どうすっかなぁ。
9月には『AZITO2』も買わなきゃだしなぁ。
あ、入稿日に買った『センチ』と『みつめてナイト』もまだ終わってなかったか。むむむ。

話は変わるが、ポケットピカチュウ100万歩達成。
達成までに3060時間もかかったけどな。
よーし次は、ポケットキティちゃんだッ(嘘)
ってゆーか、任天堂、そういう商売に目覚めたのか?

今日の漫画
■ザ・ワールド・イズ・マイン(5) 新井英樹 小学館、ヤングサンデーコミックス
 この1年間で、オススメの漫画はと聞かれると必ず答えるタイトル。
 聞かれなくてもススメまくりだが(^^;
 しかし、帯に『庵野秀明氏大絶賛』って書くのは止めて欲しい。
 買う気が失せかけたじゃないか。いや、マジで。
 と、それは置いといて
 この巻では、警察署襲撃犯トシの母親の話がメイン。
 ちなみに、前も書いたがトシの住んでいた場所(大阪市東淀川区淡路)は、
 俺の実家のあるところである。
 商店街の絵がやけにリアルだ(^^;;
 あの辺の住人は、あんなにベタな関西弁は喋らんがな。
■逆境ナイン(3)(4) 島本和彦 徳間書店、少年キャプテンコミックススペシャル
 甲子園出場をかけた地区大会決勝、9回裏、点差は109点
 動ける選手は、主人公、不屈闘志ただ一人!
 これだッ!これが逆境だッ!!!!
 四の五の言わずに、とにかく読め!!魂の9回裏を目撃せよ!!!
 インチキ臭い勝ち方をするが
 「無理が通れば道理は引っ込む!!」
 よし!!


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