1999.3こんなこともありました
1999年月の日記
 イロイロ新趣向の実験なんかやってみたり。ガメラ3に文句行ってみたり。

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1999/03/29(月)  潮風を頬にうけ 裸足でかけてく 振り向けば 白い砂 わたしの足跡
今日は(昨日も)、駄目ッスー。なんか頭回んねー。
んじゃ書くなってー気もするけどな。明日明後日留守にするので、漫画の話だけしとくよ。
そうそう、漫画といえば、来月発売のアフタヌーンで『カールビンソン』が復活するらしいな。
なんでも『LOST IN UNIVERSE』ってタイトルなんだそーな。
っつーわけで、来月からアフタヌーンも買わなきゃなぁ。カールビンソンは時事ネタが多いのでリアルタイムの方が面白いし。

今日の漫画
■ベルセルク(17) 三浦健太郎 白泉社、JETS COMICS
 言わずと知れた大人気漫画の新刊。青春編に比べて圧倒的に黒くて歪んだ展開がイカス。
 断罪編のキーパーソンの一人と思われる、ガッツを追う法王庁の騎士団の団長・ファルネーゼが
 じわじわ黒く染まっていく過程がそそる(^^;)こーゆー話は大好きだ。
 その他にも、ガッツの立ち回りや、失意と再起など見所満載。次巻以降へと続く伏線もはりまくり。
 ただ、パックは正直ちとやりすぎなんじゃないかなと思う。
■LIFE:ERRORS(1) 綱島志朗 エニックス、GANGAN WING COMICS
 マッドサイエンティストに刺し殺され、ゾンビとして蘇った元警官のヒロインが、自分を狙ってくる謎の怪人と戦うというアクション漫画。
 うーん、分かり難い説明だなぁ(^^; んと、スーパーヒロインが謎の怪人と戦う漫画・・・うーん、これもちと違うか。
 絵的にはガンガン系。内容はコメディノリありーのシリアスノリありーの。コメディ部分はブラックな感じはなく、絵柄同様からっとした明るい感じ。
 ヒロインを助ける謎の怪人のデザインがいい。あと、この巻は非常に気になるひきで終る。
 多分次も買うでしょう。

今日は(昨日も)、To Heart攻略はお休み。んでもって、明日明後日も、関東遠征のためお休み。
っつーか、やっぱワンプレイ時間が長くて平日はちと辛いよな。あのゲーム。
あー、それから折角東京に出るので、明後日なんとか時間つくって『ガンドレス』観たいよねぇ。
無理かなぁ。

1999/03/27(土)  100%のヒーローなんて いるわけないよと判ってるのに 君の前だと張り切りすぎて ついついハートはオーバーヒート
昨日に引き続き、今日もTO HEARTの日。
当初、葵ちゃんを攻めてみようと思っていたのだけど、理緒ちゃんのインパクトに流されて
セカンドプレイは理緒ちゃんに決定。
シナリオは、当然というか完全新作状態。出会いからラストまで、PC版と共通なのは基本設定とラストの一枚絵ぐらい。
また、シナリオのボリュームも裏科理緒もとい裏シナリオとは思えない充実ぶり。
思わせぶりにイベントが連鎖した『不自然なまでの不幸ぶり』が消化不良な感じだが、
全体的には出来の方も十分で、山場の河原でのシーンでは、結構じーんと来た。なんか青春だなぁって感じで(^^;
なお、制服のつぎはぎが消えていたり、あかりでさえ一着しか持っていない私服を2種類もっていたりと
PC版に比べて意外と貧乏ではない様だ。
まぁ、ミニゲームの落ちモノだと、ネクストパネルの表示が1個しかなく、かなり貧乏を強調されているみたいなんだがな。

んで、サードは、今度こそ葵ちゃん。
基本的にというか、Hシーン以外の流れはまるっきりPC版と同じ(とはいえ、Hシーンカットでかなり自然な流れになっていてシナリオ全体は良くなったと思う)
あとは、試合より前に綾香に会っていた場合、ちゃんとそういう会話(「で、どっちが本命?」とか聞いてくる)があるという事と
映画を見にいくイベントが無くなって休日練習のイベントに差し替えられているぐらいか。
ってゆーか、なんでー!?「漢字一文字のタイトルの映画」が上映されているという情報は知ってるくせに、何故観に行かない?
初音ちゃんは!?なんでだーっ!!初音ちゃんを出しやがれーっ!!
今日の漫画
■PLANET7(1) 竹谷州史 アスペクト、ASPECT COMIX
 ぶっとい描線のと、トーンを使わず線で影の処理をしているため、画面が荒々しく黒っぽいのだが
 キャラの形状自体は、丸っこく可愛らしいので、かなり独特な雰囲気に仕上がっており、それが魅力となっている。
 ストーリは、基本的にSF風で時代劇風のアクション少年漫画。主役の一人、半蔵丸のすっとぼけたキャラが良い。
 ただ、帯にある『純和風スペースオペラ』ってのは、なんか違うと思うよ。そーゆーの期待しちゃ駄目。

ところで、セカンドプレイ以降、やはりミニゲームと中盤のディスクの入れ替えが、かなりうざったい。
なんとかならんもんかね。アレは。

1999/03/26(金)  アイツはまったくどうなってんの アタマにきちゃう でも可愛い
ほんでもってファーストプレイ終了。無事あかりEND達成ナリ。
シナリオは、PC版の雰囲気を損なわず(とゆーかほぼそのまま)、尚且つ細かい部分が俺好みに改善されている。
PC版に比べて『あかりの主体性』というポイントが追加されているのが主な変更点。
不覚にもグッときちゃったよ。ふー。
ちなみに、昨日もちらっと触れたが、あかりのイメージがちと変わっているが、後半は余り気にならなかった。
っちゅーか、割とこのPS版のあかりは俺好みだったりするですよ。前よりはキャラ立ってんじゃないですかね?
他に気になったところといえば、回想シーンのBGM(だったよな、多分)がオルゴールからPS版OPのアレンジ(だったと思う)に
変更されていたところぐらいか。
基本的に、OP/ED(もっと言うと音楽全般)はPC版の方が良かった気がするので、これは残念。
声優の演技は、あかりに限らず登場人物全員、違和感ありまくり(マルチ/セリオはそーでもない)だったが、プレイ中に慣れた。
もっとも、志保の声はかなり嫌な奴イメージなので、志保狙いの時はちと辛いかも。

セカンドは、とりあえずあかり攻略の当て馬に使った葵ちゃんででもやってみようかな。
綾香とか初音ちゃんにも興味有るし

そうそう、あかりが足をくじいた時に肩を貸していた同級生の娘は、本日より『瑞穂ちゃん』と呼称する事にする。俺的にな。

1999/03/25(木)  傷つく事も 恐くはないさ 信じ合う仲間が そばにいるから
っちゅーわけで、今日はPS版『TO HEART』の発売日。
本来なら、最大の関心事項であるあかりシナリオをクリアして、なんか書こうと思っていたのだが
思った以上にプレイ時間が長く、結局今日はマルチが出てくるとこまでで断念。
#喋ったり、ミニゲームが入ったり、俺が「ハート・トゥ・ハート」を毎回聞いてたりしたのが長引いてる原因
結局肝心の部分は観れてないので、あかりシナリオに付いては明日以降書く事にして、とりあえず一言だけ。

あかりのキャラが違う〜。
あかり、いつのまにそんなお調子者になったんだ〜!?
俺の知ってるあかりは、ニヤニヤしながら「またまたぁ〜」とか言って冷やかしたりしないし
頭の上で両手を輪っかにして(サル状態)「な〜んちゃって〜」なんて言わないナリよ。
思わずTVの前で悶絶してしまったじゃないか(^^;;
これが、この2年間同人界でもまれた結果なのか?なのか〜?

あ、それと琴音ちゃんの設定(シナリオ)がちょっと変わってるみたい。
今月の電撃大王の漫画はPS版準拠って事だったんだな。納得。

1999/03/24(水)  牧場の緑が左右に分かれ 光るマシンが現れる(現れる/現れる)
今時点での俺様の全財産26円ナリ〜。
すげぇ。とても30前の社会人(しかも無職ではない)とは思えんですよ?
馬鹿か俺様。寒すぎ。
明日給料日で良かったよ。とほほ。

さて、昨日、不審な漁船(北朝鮮の工作船?)が日本海に現れた。
で、いつもならやりたい放題やられて、はいおしまい、なんだが
今回は、なんと海自が出張ってきて追い掛けまわすという、ちょっと緊迫した状態になった。
なんでも、海上自衛隊発足以来、初の防衛活動らしい。それは、いい。
そんな事はどうでも良いんだが、結局逃げられたってのが情けない。
たかだか漁船(偽装船だが)相手に軍隊が出張って取り逃がすとはどういう了見なのか。カッコ悪いなぁ。
原因は、「こっちから攻撃しちゃ駄目」ってゆー例のアレなんだが、
威嚇射撃なんぞいくらしても、当ててこない事が判ってる弾なんか恐くねぇってばよ。
そりゃ逃げられるわ。とほほ。
どこぞの超大国様は、他人の国に出張ってまで爆弾落としてまわってるってのに、
こちとら自分家に侵入してきた相手に鉄砲撃っても駄目なんて、情けない話よなぁ。

で、話はコロっと変わるが、今『ガンドレス』っちゅー劇場アニメ(?)が熱いらしい。
なんでも、
・未完成のまま劇場にかかっており、ほとんどの絵(全体の3分の1程度?)が線画か足で塗ったような出来らしい。(姉ちゃんの裸はばっちり塗ってあるらしい)
・さらに、撮影もブレまくりーのゴミ映りまくリーので、完全に素人仕事らしい。
・観に入ろうとすると、「未完成ですが・・・」と言われる。(前売券は払い戻し可?)
・観た人には後日完成版のビデオが送られる。
・そもそも、士郎正宗の漫画のデッドコピーのような話で、もはやZ級のヘボい内容らしい。(ちなみにキャラは士郎正宗本人)
とにかく、シュラトやなんかが裸足で逃げ出す前代未聞のアレさかげんらしく、歴史に残るっつーかなんつーか、そういう出来らしいのだ。
み・・み・・観てぇっ!!!!
今日の漫画
■アガルタ(2) 松本崇春 集英社、ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
 ストーリ自体は、謎をはらみつつ大きな進展を見せぬまま、伏線を張りまくっていて全然見えてこないため
 雑誌で間隔を空けて読んでいるとイマイチな印象だが、こうしてまとめて読むと面白い。
 また、出てくる女の子キャラが軒並み魅力的というのは強い。絵の魅力も高い。
 ところで、こういう構図の物語の場合、俺的には主人公のジュジュの成長(っちゅーか、物語の山場での活躍)を期待するのだけど
 どうでしょうかね。ちゃんと活躍してくれると嬉しいよな。
■砲神エグザクソン(2) 園田健一 講談社、アフタヌーンKC
 巨大ロボット漫画の第2巻。全体的なテイストは80年代OVA風。
 占領軍の苛烈な占領政策と、主役メカエグザクソンの無敵ぶり、主人公の祖父の狂いっぷりが見所。
 1巻より確実に面白い。特に1巻のころはどうという事のなかったマッドサイエンティスト(主人公の祖父)が
 この巻ではかなり狂っててイカス。ラスボスだったらいいのにな。

ガメラの時にあれだけクオリティがどうのこうの言っといてナンだが、最初からアレと判っていれば話は別だ。
マジで観てぇナリ〜っ。うー、この辺でもやってんのかなぁ。気になる気になるぅ。

1999/03/22(月)  決まりきらないポーズでも 異次元だったら それでOK
今日はめちゃくちゃ暇(嘘、何もやる気が起きなかっただけ)だったので
突発的に、『六角大王』をダウンロードしてきて3Dに初挑戦してみた。
んで、あーだこーだ1日がかりでごちゃごちゃやってみた結果がコレ。
もー、ポリゴン数とか全然お構いなし。いやん。
で、フレーム消したらこんな感じ。
ちょっと目がでかすぎて恐いな(^^;;;;
横顔はこんなの。
♪やれば出来るねと 笑うアイツ〜
あー疲れた。って1日がかりで顔だけかい(^^;;
まぁ、初めてだし、こんなもんで許せ。<誰に言ってんだ(^^;;;
今日の漫画
■イエスタデイをうたって(1) 冬目景 集英社、ヤングジャンプコミックスBJ
 後ろ向きなフリーターの青年と、つかみ所のない風変わりな少女が主役の青春漫画。
 あくまで感情をむき出しにせず、自分も他人も傷付けないぬるま湯のような生殺しのような世界と
 そのなかで、割り切ろうとしてみたりちょっと逃げてみたり、実は意外とたくましかったりして折り合いを付けていこうとする
 キャラクタ達が描かれる。
 ヒロイン・ハルと主人公の片思いの相手・品子(漢字出ず本当は「木品子」)の絵は目茶苦茶良い。冬目景の絵の魅力爆発だ。
 内容的にも冬目景の絵と世界観に非常にマッチした漫画。ここ最近の連載の中では一番面白いと思う。

んー最近、ここに画像をペタペタ張ってるせいで、3月の日記はやけに重いな(^^;;
もしかして、みんな達に嫌がられてたりして(^^;;;;;;;

1999/03/18(木)  ルール無用の悪党に 正義のパンチをぶちかませ
どうもーっ!網(アミ)ちゃんでぇーす。
ちーッス、波(ナミ)ちゃんでーッス。
いきなりですが、もーすぐプロ野球開幕やね。
まぁ、そーですなぁ。
今年は我らが阪神タイガースも期待持てそうやし、楽しみやねぇ。
アカン、アカン。もう全然アカンて。最悪や。
なんでですのん?今年は野村先生がいてますやん。大丈夫ですって。
自分、判ってへんなぁ。その野村がアカンねんやっちゅーねんな。
新庄にピッチャーやらせようとか言い出すようなアホやねんで?
しゃあかて、あのヤクルトを強してまうような名将ですよ?
新庄の事かて、我々シロウトにはわからへん適性があるんちゃいますか?
ちゃうちゃう。あんなん単にチャラチャラした阿呆を晒しモンにして、恥かかそうとしてるだけに決まってますやん。
ついでに新庄の魅力、鉄砲肩と俊足を使えへんようにして、選手生命終らせようとしとるんですわ。
昔、個性派ぞろいやったヤクルトの選手の個性を潰してまわったんと同じです。
おまけに、今年からスコアラーとの連絡が禁じられてスパイID野球を封じられた野村に
何の神通力がありますのん。
・・・・あんた、ムチャクチャ言うなぁ。
とにかく、今年の阪神は低迷間違いなし!みんな騙されてます。
もうめっちゃ前から予言されてる事ですわ。
予言?
そう、ノム虎騙すの大予言いうてな。
・・・あんた、実はそれが言いたかっただけやろ?
ほな、さいならーっ
今日の漫画
■からくりサーカス(7) 藤田和日郎 小学館、少年サンデーコミックス
 この巻で、一旦マサルとしろがね、仲町サーカスの面々の話はおしまい。
 そして、問題の鳴海兄ちゃん復活だ。正直言ってイマイチ許せない。それでいいのか?って気はする。
 でも面白いんだよ。鳴海兄ちゃんはやっぱり恰好良いんだよ。ああ、悔しい。
 今現在、完全に主役交代状態なんだが、この後マサルの出番は回ってくるのだろうか?
 回ってこなくても良いのかもしれない、人気も多分鳴海編の方が高いのだろう。俺も好きだ。
 でも、やはりこの話はマサルに締めてもらいたい。きっと作者もそう思っているだろうと思う。

さて、今日は新趣向「バーチャル漫才(^^;;」形式で書いてみた。で、なんでこんな風な書き方だったのかというと
『ノム虎騙すの大予言』なんてネタを普通に書くのが、死ぬほど恥ずかしかったからだ。
じゃあ書くなって気もするが、なんか言いたかったんだよ。あるよね、そういう事。あると言ってくれ
#でも、その為だけに3時間もかけて顔の絵を用意したのは、我ながら頭悪すぎ(^^;;;;;

1999/03/17(水)  人の命は尽きるとも 不滅の力 マジンガーZ
今日は、何故か1日中ネジ締めをやらされた。どこの世界のソフト開発者が一日710本のネジ締めをやるというのか
しかも、明日は仕様書の締め切り日なんだよ。今朝の段階でまだ出来てなかったんだよ。何も今日そんな事やらせんでもよかろうに。
んー、もうすぐリストラなんかねぇ。再就職のあてもないし。困ったねぇ。

さて、昨日に引き続き、今日は観てるアニメ/特撮を書き出してみよう、と思ったが
今、毎週観てるのは「ポポロクロイス」「おじゃ魔女ドレミ」「ウルトラマンガイア」の3作だけだと言う事に気が付いたのでやめ。
一応「デビルマンレディ」はビデオに撮ってるが、観てないし。
「ガサラキ」「彼氏彼女の事情」「リカ」は録画失敗して以降観てないしな。

うーん、弱々。イカン、イカンね。オタクがこんなこっちゃイカンよ。マジで。
この春からは、「To Heart」とヒゲガンダムは観ると思う。
その他の番組も、一話だけは観とこう。念のためな。
今日の漫画
■Zマジンガー(1) 永井豪&ダイナミックプロ 講談社、KCDX
 マジンガーZのリメイク。巻末のインタビューで御大は「ギリシャ神話のテイストを加えたかった」と述べているが
 その結果として、Zは、大昔地球を守った異星人(超科学で体を機械化している)というトンデモ設定が採用されている。
 ちなみにZの昔の名前は、Z神とかいてゼウスと読む。とほほ。
 話の方は、さっぱり面白くないし、台詞は異様なまでに説明的だ。
 Zのデザインもなんだかパチモンくさい。まだマジンカイザーの方が良かったかな。

ところで、普段進捗状況の見えにくい(特に他人のパート)ものを作っているので
今日みたいに「あとどれくらいで完成」ってのがはっきり見える作業は、実はちょっと楽しかったよ(^^;;;;
やっぱ、俺、開発向いてないんかねぇ。へろへろ〜。

1999/03/16(火)  クレクレクレ クレッペ クリャルカ クリャリンコ なんでも欲しがる クレクレタコラ
まー、毎度の事で何なんだが、全然金が無い
どれぐらい無いかというと、一日の平均食費が、500円を切るかどうかってぐらい無い。
もちろん、漫画を買う金は別にしての話だがな。
それでも、一日の漫画代を1000円までに抑えなきゃならんのは痛い。
雑誌も買うので、せいぜい、一日単行本一冊程度しか買えない。貧乏は辛いのう。とほほ。

んで、まぁ唐突だがネタも無いし、今日は俺が定期的に読んでる漫画雑誌についてちょっと書き出してみよう。
月曜
ジャンプ 「ヒカルの碁」と「ジョジョ」ぐらいしか読んでない。<なら買うなよ(^^;;;
スピリッツ 「大人袋」「ちょんまげどん」「うずまき」「ギャラリーフェイク」「ダイヤモンド」etc.
一応一通り読んでる。「東京大学物語」は早く終んねぇかな。
水曜
サンデー 「からくりサーカス」「MAJOR」「ARMS」「め組の大吾」あたり。
他も一通り読む。可もなく不可もなくって感じ。
マガジン 「はじめの一歩」「哲也」「MMR」:)
たまに乗る「ゲームクリエーター列伝」は最高に面白い:)ポップアップ最高
他の漫画も、それなりに読むが「BOYS BE」だけは読めない。人として。
木曜
モーニング 「蒼天航路」「一生!」「ヨリが跳ぶ」「キリコ」「えの素」等。基本的に全部読んでる。
最近、「夏子の酒」や「沈黙の艦隊」「島耕作」「ガンマ」などの昔の漫画の番外編や続編が多いが
どれもそれなりに読める。が、どうもインパクトが薄い。
あ、「デビルマンレディー」もあったな:p
ヤングサンデー 「ザ・ワールド・イズ・マイン」
他も全部読んでるが、この雑誌はやはりこれ。あと、遊人の漫画は終って欲しい。
チャンピオン 「グラップラー刃牙」「特攻天女」「おまかせ!ピース電器店」「バロン・ゴング・バトル」「浦安鉄筋家族」「学校怪談」等
今読んでる少年漫画誌で一番くそ面白い。当たりハズレは大きいが「鉄鍋のジャン」とか「おやつ」も面白い時は面白い。カーカカカ。
「オヤマ!菊之助」と「悟空道」は最近ダメダメ。「ドカベンプロ野球編」は、かなり痛い。
月刊誌
夢雅 エロマンガ誌
かなりエロに特化した雑誌で、鬼畜ネタが多い。板場広し、中村錦、狩野ハスミあたりが目当て。
ごくまれに、もりしげや宇宙帝王なども載る。最近、他誌の作家の流入が激しい。
ホットミルク エロマンガ誌
小奇麗な絵と当たり障りの無い内容の漫画が多い。アベレージは高いほうだが、ホームランは出難いそんなタイプ。
ほぼ惰性で買ってるが、最近、きお誠児がレギュラーっぽいので良し。
エロではないが、舞井武依と、今月からレギュラー入りした、瓦敬助、G=ヒコロウも良し。
RISE エロマンガ誌
小奇麗な絵が特徴。オタク受けする絵柄の作家が多い。
目当ては、すがわらくにゆきだが、最近、EB110SSとか、かかし朝浩とかもいい。
ビーム どマイナー漫画誌
毎週毎週ファミ通で、「もう駄目だ」的な広告をだしているが、遂に近所の本屋に入荷しなくなった
載ってる漫画(ってゆーか作家)は全部好き。
キャプテンもそうだったが、俺が好きな作家が書いてる雑誌はどうも人気が出ないらしい
なんでだろうなぁ。とほほ。
ZETUMAN エロマンガ誌
小奇麗な絵と、軽い鬼畜風味の雑誌。主にZERRY藤尾が目当て。咲香里もいい。
ばんがいち エロマンガ誌
小奇麗な絵で、と言いたいところだが、最近レベルが落ちた。
軽い内容の漫画が多い。目当ては才谷ウメタロウだが、今の連載は、ちょっとイマイチかもしれない。がんばって欲しい。
あとは、新条るると朔ユキ蔵がいい。たまにのぞみ侑海が載る事があるのは嬉しい。
D−ANGE エロマンガ誌
もう、近江兄妹社できまり。ロリ者必見
んで、残りの作家も小奇麗な絵を描く人が多い。
あと、毎号テーマを決めてそれにそった漫画が載っているのも特徴。ちなみに前号は「婦警」がテーマだった。
欠点は、あまり売ってる店が無い事か。
ウルトラジャンプ オタク向け漫画誌
「大猿王」と「寡黙の刻」。次点は「アガルタ」と「天上天下」と「火星人刑事」。
あさりよしとおのファンなので「少女探偵金田はじめの事件簿」も好き。あいかわらず実も蓋も無い。
サンデー増刊 サンデーの2軍
「キャットルーキー」「WONDER SCHOOL BOY」「ウインドミル」
たまに、サンデーの新人(ナントカ賞佳作とか)の読み切りが載るのが嬉しい。
デビュー作って絵の技術はともかく、内容は「俺の漫画を見てくれ〜っ!!」みたいな情熱がこもってる気がして
俺は結構好きなのだ。
あと、有望な新人にチェックくれておくと、メジャーになった時に、通ぶれるというのもアリ:)
阿吽 エロマンガ誌
なんか、オタク系少年漫画誌のようなノリの雑誌。
主に師走の翁、道満清明、ますだ直紀が目当て。歓喜天はたまに大ヒット。「SYURA」の中盤とか。
快楽天 エロマンガ誌
村田漣爾のスカした表紙と、OKAMAや陽気婢あたりのスカした漫画が特徴。
そうかとおもうと、加藤礼次郎やSABEの暑苦しい漫画も載っている。
エロは控えめ。目当ては村田漣爾だったが、もはや惰性。
OURS オタク向けマイナー漫画誌
「エクセルサーガ」「HELLSING」「ジオブリーダーズ」「コミックマスターJ」「TRIGUN」「夜の燈火と日向のにおい」
エロの無いエロマンガ誌といった趣。ちなみにエロの無さは徹底的で、少年誌並み。いや、それ以上か。
隔月/不定期刊
激漫 エロマンガ誌
寺田克也のごっつい表紙が目印。目当ては表紙と馬場康士。
ISUTOSHIの絵と、天竺浪人のいやらしさと、十羽織ましゅまろのキレっぷりもいい。
快楽天 星組 エロマンガ誌
OKAMAをメインに据えた快楽天の別冊。
あんまり差別化できてないと思う。っつーか、あんまり印象に残らない雑誌。<なら買うな
零式 エロマンガ誌
中村博文の表紙が目印。米村孝一郎のピンナップ付き。
結構安定した作家陣を用意している。レギュラーにきお誠児がいるが、ここの連載はイマイチ。
以前、みほとこうじという人が載った事があった(コメディだったが)が、是非、再登場して欲しい。
ちなみにこの人、今月でたコミッカーズにも載ってたんだが、めっちゃ良かった。エロくて。
モーニングマグナム増刊 マイナー漫画誌。
「ネオデビルマン」を見るために買ってる。
あとは、鶴田謙二と、冬目景。んで、モーニング系作家の読み切りか。そんなとこ
電撃大王 オタク向け漫画誌
猟奇の若大将・八房龍之介が目当て。めっちゃファン。がんばって欲しいー。
その他も一通り読むが、なんか線画だけとかそんな漫画が目立つ。また、よく連載漫画が落ちる。
赤丸ジャンプ ジャンプ新人お披露目誌。
サンデー増刊の所でも書いたが、俺は新人好きなので、デフォルト購入。
めざわりな「BASTERD」が消えて良かった。
ガム オタク向けどマイナー漫画誌
平野耕太とすがわらくにゆきとあさりよしとおとみなぎ得一と、今、雑誌が見当たらないのでこれ以上は判らん(^^;;
ウルトラジャンプとかOURSとかと同路線で、よりオタク的な作家陣をそろえている。
ちなみに、漫画以外にも、テレパルやファミ通や電撃ホビーマガジンや、季刊だがコミッカーズを定期購読し
特に雑誌の種類を決めていないが、ほぼ毎月エロゲー誌やアニメ、コンシューマゲーム誌を買う。

見れば判ると思うが、俺は実は言うほどたいして漫画を読んでいない。
ざっと見ても、月ジャン、ヤンジャン、ビージャン、オールマン、スピリッツ以外のビッグコミック、月マガ、アクション、アニマル、ガンガン系
んでもって、少女漫画全般が入ってないのが判るだろう。
だいたい、ヤンマガとアフタヌーンを読んでないなんて、漫画読み失格だ。
エロ漫画誌ばっかり買ってる場合か?俺
いーじゃん。別に。趣味なんだから。

あぁ、もっと漫画読みたいのう。ふぅ。

1999/03/12(金)  昨日はぐれた狼が 今日はマットで血を流し 明日を目指して 立ち上がる
今週のファミ通に、『To Heart』の記事が出てた。
それによると、PS版にはミニゲームが付いてくるらしい。
落ち物とか横シューとか。一体どういうシチュエーションで出現するのだろう?
なんか、いきなり不安だ。クリア後のオマケだったらいいんだが、その辺どうなんだろう?むむ。
あと、ボイスON/OFF機能(なんと一人ずつ設定可)とか雛山理緒のレギュラー化(まぁ、当然だろう)とか
レミィの父親(どういうシチュエーションででてくるのか)とかあかりの母(若過ぎ、委員長より若そうだ)とか
気になるところは色々あったが、一番気になったのは
なんで、広告が京本政樹なのか?だったりして。

で、広告といえば、DC用の『シーマン』。
あんなゲーム出していいんですか?恐すぎます。子供が泣いたらどうするんでしょう?PL法違反(笑)です。
いや、マジで小さい子が見たら絶対泣くと思うな。トラウマになったりして。

あと、やはり広告だが、『久遠の絆』の広告が面白かったよ。
特に「【注】アンケートハガキのご意見から、都合のいいところを抜粋しました。」という部分と
欠点だらけのソフトなのに、こんなにも賞賛をいただきました。」っていう部分が。
やはりアレだろうか、実はfjとかで、一部の人にこき下ろされまくっていたのを見ていたのだろうか。
なんか、微笑ましい話である事よなぁ(^^;;;

ところで、fjといえば、最近『ポケモン同人事件』という馬鹿長いスレッドが発生しているが
あそこに出てる「(自称)同人作家擁護派」の人は、
実はわざと無茶苦茶な論理を振りかざし「同人野郎のオタクってのは、こんなにも非常識で頭の悪い人種なんだよ」と言う事を主張したいんじゃないだろうか
と思わなくもない。あんまりにも酷いので止めてもらいたいのだが、議論に出ていくには、あまりにも後ろめたい立場の人なので、今の所静観中。
#エロパロ描いてるし、職場がバレるとイロイロ面倒に巻き込まれそうだし(^^;;

ちなみに、俺的に、今回の事件に関しては、任天堂側がやった事は間違いじゃないけど、大人げ無いとも思う。
本人に警告ぐらいだしてくれてもよさそうなのにな。って、甘えた考え方だと言う事も分かってるんだが。でも、やっぱりなぁ。
しかし、それよりむしろ、警察の対応がエグ過ぎだと思う。いくらなんでも22日間の拘留ってのは、マジで問題ありなんじゃないかい?
まぁ、この問題は突っ込んで考えていくと、自分の首を絞めるだけなので(^^;)これでおしまい。恐い恐い。
今日の漫画
■軍鶏(3) [原作]橋本以蔵 [画]たなか亜希夫 双葉社、ACTION COMICS
 前巻で少年院を出所したリョウは、ホストになるが、客を殴り店の人間を殴って逃亡。知り合ったヘルス嬢の家に転がり込むが
 ホストクラブのチンピラに彼女が拉致・強姦される。駆けつけたリョウはその場に居合わせたチンピラを叩きのめしヘルス嬢を救い出すが
 実はこのヘルス嬢、重度の薬物中毒で、幻覚に襲われ殺人を犯してしまう。
 またもや行く当てを失ったリョウは、ホストの親玉に見込まれ用心棒まがいの事をやりながらも
 自己に対する過剰なまでの防衛本能から、暴力への衝動を押さえ切れず、辻斬りまがいの行動を繰り返す。
 なんっつーか、いまのところ主人公がどんどんどんどん落ちて行く陰気くさい漫画。
 (本人の精神的ひ弱さが原因とはいえ)主人公に一切の救いを与えず、よしんばちょっといい事があっても
 その後の不幸の伏線でしかないという徹底ぶり。
 おそらく、この後、主人公は(K1をイメージした)空手大会に出場し、成り上がって行くのだろうが
 甘い展開は待っていそうにない。
 イメージとしては、主人公が臆病(で、おまけに攻撃的、現代的かな?)な「あしたのジョー」ってところか。
■さくらんぼ倫理(1) 川島よしお 秋田書店、ヤングチャンピオンコミックス
 チャンピオンで「グルームパーティ」という四コマ漫画を描いている作者の新刊。
 青年誌掲載の為、下ネタ含有率は高いが、基本的に「グルームパーティ」と同じと思って良い。
 それどころか「グルームパーティ」の方が面白い。チエちゃんは可愛いのだが。<駄目人間め。
■ゲッターロボ・サーガ ゲッターロボ(3) 双葉社、ACTION COMICS
 『ゲッターロボ』編完結。冴え渡る石川節にのって、人が、メカが血を流しまくる。
 メカザウルスに殺された友だちの生首を抱え、ダイナマイトを抱えて体当たりを敢行しようとする子供とか
 満身創痍に陥り、せめてハヤトとムサシを逃がそうと、ゲッターの強制分離を行うリョウの「アバヨ ダチ公!!」とか
 ゲッターロボ最大の見せ場、ムサシの最後とか。もう、最高だ。特攻は愚かな行為だが、漢とはそういうものだ。しびれるナリ。
 まぁ、俺は死んでもやらんけどな。恐いし。ヘタレやし。

あぁ、ファミ通といえば、新作情報の所に載っていた『クイズ キャラオケどん!東映特撮ヒーローPART1』
っていうのが、結構気になってたりして。あぁ、バンダイ(バンプレなんだが)に躍らされてるなぁ。
ロボ大戦の為にワンダースワンも買ってしまいそうだしな。とほほ。

1999/03/10(水)  無理すんな 無理すんな 呼ばれたら はい お返事
一昨日、職場で引っ越しがあって器材や机を運んだりしたのだが、おかげで筋肉痛で腕が上がらん。
それにしても、2日たってもまだ痛いとは・・・。
運動不足なのか、歳なのか。まぁ、両方なんだろうな。とほほ。

・・・んーーーー、なんだろう、イマイチノリが悪いなぁ。まぁ、ネタが無いからしょうがないんだがな。
うぬぬ、毎日日記の更新が出来る人って凄いなぁ。
今日の漫画
■まもって守護月天!(1) 桜野みねね エニックス、ガンガンコミックス
 今更でなんだが、とある事情で購入。アニメ版は一話見て観るのを止めたのだが、漫画は結構楽しめた。
 アニメの一話は漫画の良いところを削って、駄目な風に改悪してたんだな。朝食のコーヒーとか。
■RED(1) 村枝賢一 講談社、アッパーズKC
 「俺達のフィールド」の(俺的には「光路郎」の、だが)村枝賢一の新作。
 アメリカインディアンが主役の西部劇漫画。主人公のレッドが馬鹿でかいトマホークを振り回し
 元騎兵隊の白人(の悪党)に復讐してまわるというのが大まかなスジ。
 題材こそ変われ、雰囲気やなんやは村枝テイスト満載なので、「俺フィー」や「光路郎」が好きだった人なら即買い。
 ところで、日本人が出てくるのだけど、伊衛郎(いえろう)という名前はいかがなものか。
■鋼−HAGANE−(2) 神崎将臣 講談社、アッパーズKC
 時折、鋼が可愛い。でも、内容はやはりアレなんではなかろうか。
 んで、やはり疑問なのだが、天草四郎時貞のDNAはどっから採取したのだろうか。

まぁ、絵ならともかく、こんなとこ別に無理して更新するこた無いんだけどな(^^;;
っつーか、こんなの書いてる暇があったら、絵を描けって感じですか?どうでもいいですか?

1999/03/06(土)  ガメラ ガメラ 強いぞガメラ 強いぞガメラ 強いぞガメラ
というわけで、今日は待ちに待った怪獣映画の日。
とりあえず、『ウルトラマンティガ ウルトラマンダイナ & ウルトラマンガイア −超時空の大決戦−』(長いよ)と
『ガメラ3 邪神(イリス)覚醒』を朝一から観てきたよ。
そんじゃ、以下多いにネタバレ有り(ガメラ)なので、観に行こうと考えてる人は見ない方が良いかも。
あ、『ガメラ3』を観ると決めている人はともかく、観ようかどうしようか悩んでいる人
止めておいたほうが良いよ。どうせならウルトラマン観れ。
今日の怪獣映画
☆ウルトラマンティガ ウルトラマンダイナ & ウルトラマンガイア −超時空の大決戦−
 まずは、肩慣らしにこちらを観に行く。相変わらず場内の9割9分9厘が親子連れだ。<ようするに大きいお友達は俺だけと言う事な(^^;;;;
 んで、肝心の内容であるが、予想に反してはっきり言って面白かったよ。
 完全に子供置いてけ堀のTVシリーズと違い、ジュブナイルSFとして上手く纏まっており、判りやすく面白い良作だと思う。
 また、主人公(勉)役の子役の演技も、特撮の映像クオリティも意外と高く、見ごたえがあった。
 あと、TVシリーズに(数時間だが)先立ち、ウルトラマンガイアV2とスプリームヴァージョンが登場しているのだが
 ちょっと得した気分。子供達はテレマガで見てとっくに知ってるんだろうけどな。

☆ガメラ3 邪神(イリス)覚醒
 で、問題のGIII。
 ミニチュア特撮素晴らしい。冒頭の渋谷襲撃シーンは、間違いなく日本特撮史上に残る名特撮シーンだと思うし
 オーラスの京都駅破壊シーンも、破壊シーンだけは「ここまでやるか」と思うほどの凝り用だ。CMで全部見れるけどな
 あとは、中山忍が可愛いい(いやマジで)のと前田愛がエッチくさい(ヌルヌルしっぱなしだからな)ぐらいか。俺が良いと感じた部分は。
 その他は、もう散々。
 まず、世界中にギャオスが大量出現。東京渋谷上空にも現われ、それを追ってガメラ出現。渋谷を火の海に異沈めるのだが
 ここで、問答無用に町を破壊し、人々を踏み潰し、燃やし尽くす鬼神のごときガメラが、何故かギャオスの超音波メスから子供をかばう。
 何故?なんでやねん?早くも不安に陥るものの、まぁ、なんか理由が有るんだろうと思い直し、とりあえず見続ける。結局、理由なんかなかったんだが。

 次に、世界中に大量発生したギャオスとはまったく無関係に、奈良の山奥に昔から伝わる伝説の神獣『柳星張(りゅうせいちょう=イリス)』が誕生する。
 なんでも、昔、守部某という人間に敗れ封印されていたらしいのだが、って人間に負けたんかい!
 まぁ、いい。とにかく前田愛の『ガメラ憎し』とういう感情に反応して復活したのだ。
 んで、このイリス、結局対ガメラ用に予め用意された生物兵器なのか、ギャオスの進化形なのか定かではないのだが
 イリス(朱雀)用の巫女の家系まである由緒正しい神獣なのだ。いつから有るんだその家系。1万2千年前から?それとも守部某に敗れた頃から?
 ついでに一作目に登場した藤谷文子が玄武(ガメラ)の巫女の家の出だという事をさりげなく語っているが、
 いつからそんな(付け焼き刃な)東洋オカルト思想な怪獣になったんだ。このヘンなオカルト思想がこの映画の格を落してると思うぞ。間違いなくな。

 んで、もうどうでもいいドラマ部分が有って、京都で最終決戦になるのだが、イリス対ガメラの戦いはなんだかあっさり風味。
 まず、空中戦。奈良から京都に向かうイリスを、ガメラが急襲。巨大生物同士のドッグファイトが始るのかと期待するが
 自衛隊がガメラをミサイルで攻撃し、ノーカウントで終了。どうでもいいが、あんな速度であんな不規則な飛び方をする目標を確実に捕らえるとは、やるな自衛隊。
 で、2回戦。京都市内の戦いだが、ただ歩いていって京都駅前でイリスがガメラを串刺し。ガメラは腹に大穴あけて悶絶。イリスの勝ち。
 で、3回戦。前田愛を取り込む事に夢中だったイリスの背後から、いきなり復活したガメラが襲い掛かり、イリスの腹に手を突っ込んで前田愛を救出。
 怒ったイリスがガメラの右手を貼り付けにするが、ガメラは自分の手を焼ききって脱出。イリスの放った火球をとれた右手で受け止め跳ね返す。
 何?今の?とか思ってるうちに、イリスに密着したガメラから青い炎(飛行時に使うプラズマジェットか?)が吹き上がり京都駅全壊。
 それでおしまい。なんだそりゃ。レギオンの時のほうが苦戦しとったやないか。盛り上がらねえ。

 で、決着がつた後、中山忍と藤谷文子に前田愛を渡すガメラ。前田愛は既に心臓が停止しているため、中山忍が人工呼吸をしたりする(当然マウストゥマウスだ)が
 蘇生の兆しはない。ところが、ガメラが一咆えするとなんと前田愛が目覚めたではないか!!
 どうもガメラが前田愛を救ったらしいのだが、何をやったのか見てるほうにはまったく判らない。大体ガメラにそんな力があったのかよ?
 しかも、そこら中で人間を踏み潰し、人込みの中に平気でプラズマ火球を打ち込んでたくせに、どう考えても今回の事件の元凶の前田愛だけは助けるのは
 どういうわけなのか?ガメラにとって価値が有るのは子供と美少女の命だけなのか?とほほ。

 あと、ガメラの墓場(ガメラらしきものの大量の化石があった)とか、マナ(太平洋諸島等に伝わる超自然の力)とか
 二十八宿(古代中国の暦や方位に用いられた考え方)等のキーワードが思わせぶりに出てくるが
 本編には全然関係ないあってもなくても一緒。こういう必要のないキーワードを散りばめるのは自由だが、
 そんなん解説してるぐらいなら、他に描かなきゃならん事が有るだろう?
 ああ、もう、文句を言い出すときりがないし疲れたので、以下箇条書きにしてみよう。

 ○一杯出てきてちっとも役に立たない登場人物達
  ・まず中山忍。第一作目に登場した鳥類学者で今はギャオスの専門家。今回も世界中に出現したギャオスを追っているが、
   何時の間にか、ギャオスの事はほっといて前田愛とイリスを追っかけ始める。一応キャストの先頭にクレジットされているので主役なのだろうが
   個人の見せ場が無く、また、行動目的が一貫せずにふらふらしてるので「で、結局お前はなんやねん?」って感じのキャラに。

  ・次に、前田愛。この映画からの新キャラ。ひたすら粘液質のヌルヌルしたものにまとわりつかれて気絶する役回りエロアニメかっつーの
   両親(三田村邦彦、かとうかずこ)をガメラに踏み潰された腹いせにイリスを育て、いけ好かない親戚のおばさんや同級生ごと村を壊滅させる(何の罪も無い人々込み)
   今回の事件の元凶。ただしいざ死に掛けるとガメラに助けてもらう。ガメラのえこひいきとしか思えん。他の大多数は自ら踏み潰したのにな。
   ところで、かとうかずこは、映画ウルトラマンガイアの主人公・勉の母親役もやってたな。どうでもいいか。

  ・藤谷文子。平成ガメラのレギュラー。前作で勾玉を失いガメラとの絆が断たれたため、今回は何も出来ず
   だったらでてくんな!。映画が終るまでホントに何もしない。誰だこんなのだそうって言った奴

  ・小山優。新キャラ。前田愛に惚れてる。代々イリスを封じてきた守部の跡取り息子だが、前田愛が封印を解いた事を誰にも喋らなかったせいで村壊滅。
   『柳星張』を倒す剣というのも受け継いでいるが、イリスに投げつけたところ前田愛の顔をちょっと傷つけただけで、イリスはノーダメージ
   結果、怒ったイリスにぶっ飛ばされて、最後の最後まで気絶しっぱなし
   結局やった事といえば、イリスに取り込まれ掛けた前田愛を助けて、救急隊員に強姦の疑いをかけられたぐらい。
   なんなんだお前は?何しに出てきたんだ?

  ・安藤希。小山優の妹。兄を心配してちょろちょろしてるが、イリスが村を襲って以降出てこなくなる
   おそらく食われたものと思われるが、忘れ去られたかのように誰にも(兄にも)一言も触れられない。あんまりにも哀れだ。何の為に生まれてきたのか

  ・山咲千里。内調所属の謎の人物で、実は『柳星張』の巫女。はぁ?って感じの設定だが、行動も変。やった事といえば前田愛を誘拐したぐらい
   最後は前田愛からイリスと交信するための勾玉を奪った直後、ガメラとイリスに踏み潰される馬鹿?

  ・手塚とおる天才ゲーム作家で山咲千里の手下。シムアースモドキのゲームを作ってガメラとギャオスの存在意義を悟った(つもりになっている)。
   伊藤和典のオタクくさい脚本によく出てくる頭でっかちで気色悪いオタク野郎。推論をさも事実であるかのように語った挙げ句
   何一つ証明せぬままに倒壊する京都駅の下敷に。やった事、中山忍と藤谷文子と観客を嫌な気持ちにさせた

  ・蛍雪次郎。一作目で警部補、二作目で警備員。三作目で路上生活者確実に落ちぶれていったキャラ
   中山忍と再会し、行動を共にするが、別に何もしない。やった事。小山優を京都駅に送り届けた(結果、伊集院光に逮捕された)。

  まぁ、大体こんなものか。とにかくわらわら出てくるだけで、屁の役にも立たないキャラばかりである。
  実際、山咲&手塚コンビは絶対に必要無いキャラだろう。あんなの出すぐらいなら、前田愛や小山優をもっとちゃんと描け。
  通常どう考えても、小山優は前田愛を正気づかせる役回りだろうに、小山優の描き込みがまったく無いので
  前田愛との絡みが甘い。あれじゃ只のダメダメ君だ。
  藤谷文子も不要。中山忍も実は話の筋を追ってるだけで、あまり重要なキャラではないと思われる。とほほ。

 ○『完結編』なのに終っていない。
  物語はガメラが(右手をもがれたものの)あっさりイリスを倒した後、日本にギャオスの大軍が向かっているという場面で
  唐突に終了する
  なんだそりゃ?おいおいどうなってんだコラ!ジャンプの打ち切り漫画かよ?金返せ!!って感じだ。
  どうしてこうオタクは、綺麗に終らせるのが嫌いなのか。大団円がカッコ悪いとでも思っているのか?
  馬鹿じゃねぇの!?何考えてんだ伊藤和典?
  結局平成ガメラは広げた風呂敷きを畳まないまま終ったわけだ。っつーか、今回のコレは完全に責任放棄だろう。
  あぁ、90年代風だねケッ!

くそお、この数週間の俺のドキドキは何だったんだ。うぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬうっ!!!
まぁ、実際特撮は凄かったんだけどな。樋口真嗣監督は悪くないよ。多分な。そう信じたい。っつーか信じさせてくれ

1999/03/04(木)  玉は丸い物だから かけた命もすぐ滑る いいとこ見せたいその割に 悪いとこだけよく目立つ
久々に部屋を片づけたら、昔描いた同人誌が出てきた。
おりしも掲示板の方に『痕のほん』を見てここに来て下さった方が、書き込みをしてくれていたところだし
一度自分の描いたモンでも見なおしてみるかと思い、(素面ではとても読めないので ^^;;)ちびちび酒を飲みながら
『人生密度』『雫の本』『痕のほん』『葉っぱ丼』の四冊を読んでみた。



ぐはぁっ!!
・・・想像していたより恐ろしい拷問だった・・・。
なんっつーこっ恥ずかしさなのか!?酔いが覚めちまったじゃないか。うぬぬぬぬ。
・・・とりあえず、頑張れ俺様。内容を急に良くするのは無理だが
せめて、次からは登場人物の台詞のドモりは気を付けて減らしていこう。
「う、うん」とか「な、何?」とか。多すぎ。とほほ。
今日の漫画
■@テンション!(1) あもい潤 集英社、EYES COMICS
 あもい潤のエロ以外の漫画を読むのは、実は久しぶり。
 ちなみに内容はちょっと懐かしいサイバー物。用語などは割と拘って使われており
 SFテイストは高い。ベテランらしく、そつなくかっちり読ませる漫画になっている。
 面白い。んでもって、女の子が可愛い。
 ところで、常に見えてるネコ(疑似人格プログラム)に『シュレディンガー』って名前はどうか?
■ザ・ワールド・イズ・マイン(7) 新井英樹 小学館、ヤングサンデーコミックス
 12月15日。(ユリカンを除く)主要キャラ全員が運命に導かれるまま、秋田県大館市に集う。
 そして、予言は成就する。『天より降りたる大きな力が災いをもたらす』
 とにかく凄い。素晴らしい。ヒグマドン出現までの72話、73話、静かにそして確実に高まる緊張感。
 そして現われ出でる無慈悲なる力、破壊の神ヒグマドン(74話)。わずか8秒間の間に全ての人間に平等に訪れる不条理な『死』(75話)。
 その後もヒグマドンの止まるところを知らぬ暴走は続く。街をビルを車を人を破壊し尽くしながら。
 この漫画の何が凄いかといえば、そこに描かれてあるモノが“生きている”事に尽きる。
 問答無用に一山幾らで殺されていく名も無き一般市民、その一人一人に表情が有り生活がある。
 また、壊される街も本当に丁寧に、きちんと描かれている。当たり前のものを当たり前に、丁寧に丁寧に描かれているのだ。
 その積み重ねが生み出すリアリティ。それがこの漫画の凄さだと思う。
 主要キャラの性格が現実的じゃないとか、そーゆー事じゃなくてね。
 ちなみにこの巻には、今まさに主要キャラとヒグマドンが会い見える、その直前までが収録されている。
 雑誌読んでなかったら、次巻の発売までさぞやきもきさせられるだろうなぁ。

こういうリアリティってのは、観察力と画力、あと想像力の豊かさが非常に重要だと思うのだが
どれも俺っちに欠けてる要素だよなぁ。はぁ。


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