1999.9こんなこともありました
1999年月の日記
 なんかね、開き直って遊び倒した気がするよ。大丈夫か、俺(^^;;;

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1999/09/26(日)  勇気りんりん瑠璃の色 望みに燃える呼び声が 朝焼け空に木霊する
あのユージンが、またまたやってくれましたよ。
なんと瑠璃子さんが立体化されるのだッ!
あと、さおりんもな。
どうやら、ガシャポンとは違う形態での販売のようなのだが、これはもう、揃えるしかないでしょう。
問題は、どうも選んで買えないようなので、もしマルチやレミィやルミラばっかり出たらどうしようかと言う事なんだが
それぐらいのリスクは、もうどうしようもないでしょう。あぁあ瑠璃子さぁ〜んんんん
このシリーズも続くようなので、そのうち瑞穂ちゃんとか香奈子ちゃんとかも出るのかにゃぁ。
あぁ、楽しみ楽しみ。

あ、それとガシャの『To Heart part3』にも、さおりんがいる模様。
いや、もしかして綾香のオプションなのか?<違う。

それ以外の注目株は、マーミット製『大合金マジンガーZ』。全高400mm、重量2.5kgの巨大超合金。
シルエットもなかなか男らしくてイイ感じ。問題は値段か(¥48、000−)。
ちなみに、同じくマーミットから発売の『小合金マジンガーZ』には、石川賢描き下ろしのコミック付。
内容は、マジンガーZとジーグの競演だとか。こっちは安いし買おうかなぁ。
あとは、密かに気になるユージンガシャ『懐ロボミュージアム ダイナミック編』
ゴッドマジンガーとかマシンザウラー(!)とか。あんた、マシンザウラーなんて今の今まで忘れてたよ。スゲエなユージン。

それはともかく、今日は、『神麻嗣子シリーズ』の第4弾が出てたので、買ってきて読む。
以下、簡単な感想など。ネタバレありかも無しかも。
今日の小説
■夢幻巡礼 西澤保彦 講談社、講談社ノベルス
 『神麻嗣子シリーズ』第4弾をうたってはいるが、実はこの話に神麻さんは絡んでこない。
 もっと言えば、ほとんど出てこない。また、従来のシリーズで主役を務めている(?)保科匡緒も出てこない。
 今回の主役は、能解匡緒警部の部下で実は無差別連続殺人鬼の奈蔵渉。この話は、ほとんどの場面で彼の一人称で語られる。
 ただし、今回の話が完全に番外編かといえば、そうでもないらしく、後書きによると、この奈蔵渉なる人物は
 シリーズ完結編で重要な役回りを演じるそうなので、シリーズのファンは読んでおく方が吉。

 んで、感想だけど、はっきり言って面白かった。いや、俺が狂ってる話とか救いのない話が好きとかそーゆー事を差っぴいても
 シリーズ中一番面白かったと思う。
 理由は2つあって、まず1つ目は、以前から感じていたのだけど、このシリーズは「超能力犯罪」を扱っているのだが
 どうもその扱い方に無理があるような気がしていたのだ。
 なんというか、「特定の状況を作り出すために、無理やりな(or妙な)超能力をこじつけた」(『幻惑密室』・『実況中死』)か
 「特定の超能力と状況を作り出すのに、どういうパターンが使えるかを無理やり考えた」(『念力密室!』)な感じがしていたとゆーか。
 とにかく、なんか「妙な縛りをつくって苦しんでる」感じがしていた(実際はどうなのか知らんけど)んだけど
 この『夢幻巡礼』は、そういう感じがしなかった。
 今回の話の主題が超能力犯罪ではなかったせいだろうか、登場した超能力が割とシンプルなものだったからだろうか。
 とにかく、いつものような違和感がなかった。
 んで、2つ目。キャラクタ。
 これも以前から感じていたことなのだが、この作者は本来「神麻さん」のようなキャラクタは得意ではないのではないだろうか?
 今一つ活かせて(生かせて)いない気がする。とゆーか。そもそも、神麻さんのようなタイプのキャラは、動かしにくいタイプな気がする。
 『To Heart』のあかりが、PC版からPS版に変わった際、唐突に性格が変わったのは
 実はそういう理由があったからなんではないかと思っているのだが
 全てが100点というキャラクタは、逆に無個性なだけで使いにくいだけなんじゃないかと思われる。
 もし、神麻さんをそのままにしておくなら、脇キャラに強力な個性を与えて神麻さんを浮き上がらせるという事も考えられる。
 周りのキャラを『汚れ』にして、神麻さんのイノセントさを浮き彫りにするという方法だ。
 もちろん、失敗すると脇キャラのみが目立って、神麻さんが死んでしまう可能性もある。
 失敗したとまでは言わないが、『女神さま』で、既にベルダンディが「死にキャラ」で
 生きて(動いて)いるのはウルドとスクルドのみになっているのと同じである(暴言)
 と、話が大脱線したが、今回の『夢幻巡礼』に出てくる奈蔵渉というキャラクタは、強力な個性が与えられており
 ストーリーを引っ張る「力」のようなものを持ち合わせている。はっきり言えば、キャラが立っている。
 脇を固める沓水さやかにしてもそうで、かなり狂ってて個性的で、多少の粗を無視させるパワーがある。

 まぁ、ぐちぐち書いたけど、ようするに「奈蔵渉が気に入ったから、面白かった。」って事かもしれない(^^;;;
 以前の『ハサミ男』もそうだし、やっぱ俺、『狂ってる』キャラに弱いのかね(^^;;;;
 それとも、実はシリアルキラーに弱いんだったりして。<おい(^^;;;;;;

あぁ、それと、『S・I・C』で、次に出るのは『仮面ライダー』なんだそうだが
ホビージャパンに載ってた1号は割とイイ感じだったな。あれは買ってしまいそう。ってゆーか買う。
どうせなら、アマゾンとかも出ないかな。めっちゃクリーチャーな感じで。

1999/09/22(水)  ちっちゃいなんて ちっちゃいなんて 思ってないわ 大人がちょっと 大きすぎるのよ
なんとなく、今日気になった台詞。

・「おれもちんこ小さいけど いいかなァ!?」(今週号から少年週刊チャンピオンで始まった新連載「NUDE」より。)
 企画的にはマガジンの「BOY'S BE…」や、サンデーの「SALAD DAYS」と同系統のオムニバス式のラブコメ連載。
 まぁ、主人公が女の子なので、「各駅停車」(谷川史子の少女漫画)的と言うべきかもしれない。
 第1話は、胸が小さい事を悩む女の子・須田藤美が主人公。
 物語は終始主人公・藤美の視点でリリカルに語られてゆく。
 その藤美が、実は憧れの松本くんと相思相愛だということが判明するのだが
 胸に対するコンプレックスから一方的に相手に別れを告げ、走り去ろうとしてしまう。
 そこで、すかさず松本くんが(街中で)叫んだ台詞がコレ(↑)
 この一言で、藤美のコンプレックスは解消され、2人はハッピーエンドを迎えるわけなのだが
 キメ台詞がコレか?
 やっぱ、チャンピオンってナンか変だ。

・「ちっ…ちびっ娘のクセに… こっ こんなっ…」(D−ANGE10月号「いいコにしてる?」より)
 もう、そのまんま(^^;;; 作者(みなすきぽぷり)は新人らしいのだが、「本誌初登場」のアオリからして他誌で描いたことはあるんだろう。
 まったくノーチェックだったが、結構上手い。ってゆーか、今回ロリモノだったから気になったのかもしれない(^^;;;;

ちょっとだけ(?)帰ってきた
今日の漫画
■スカルマン(4) 島本和彦 メディアファクトリー、MFコミックス コミックアルファシリーズ
 島本和彦入魂の石森ワールド。たとえて言うならアニメ版『ジャイアントロボ』
 演出方法、コマの取り方、構図のとり方、ふきだしの形に至るまで石森臭さが出てるのは、さすが石森ファン。
 その上で、単なる模倣に終わらず見事な漫画になってる辺り、流石はベテラン作家。
 内容的には、スカルマンを題材にとった島本版仮面ライダーと言った趣である。
 敵怪人や脇役にも魅力的なキャラが多く、ここ数年の島本作品の中では、文句無しに一番面白い(断言)
■宇宙家族カールビンソン SC完全版(3)(4) あさりよしとお 講談社、アフタヌーンKC
 少年キャプテン版の再販物。今回は旧版に収録されていない話も収録(3巻)。
 ただし、確かめたわけではないので、あしからず。
■天使な小生意気(1) 西森博之 小学館、少年サンデーコミックス
 少年週刊サンデーに連載されている性転換ヒロイン物。
 最近は、こういうサイトもあるし、ミト2の例もあるし
 実は流行りのジャンルなのかもしれない。
 ヤンキーの蘇我源造と平凡くんの藤木一郎がイイ味出している。
■ウインドミル(5) 橋口隆志 小学館、少年サンデーコミックス
 ソフトボールスポコン漫画。絵柄が割とお気に入り。
 アヤナミに(外見)激似だと評判だったヒロイン滝は、この巻でちょっと髪が伸びて雰囲気が変わった。
 同じくシンジ君似だと評判だった新太郎は、逆に坊主頭になってこちらも雰囲気が変わった。
 でも、今度はアスカ似の敵役が出てきているので侮れない。
 あ、内容は健全なスポコンなので誤解なきよう。

なんかこう、最近は毎日本屋チェックしていないので、何が新刊か、もう買ったのか買ってないのか全然判らん。
特に雑誌で読んでいる漫画は、中身をチェックしても判別できないので非常に困る。
全部の単行本に、なんらかの描き下ろしがついてればいいのになぁ。

1999/09/19(日)  マイクを離さないまま 100曲歌ったら 勘弁してやる
今回のタイトルは、全然自信無し。もしかしたら大嘘かも(^^;;;
というわけで、昨日は我が「でんでんくらぶ」初のオフ会(ってほどのものではないけど)が開催された。
とりあえず、そのときの事を書いてみよう。

待ち合わせは、「17時に阪急梅田駅中央改札口下る、『ビッグマン』前」。
ところが、俺が待ち合わせ場所に到着したのは17時15分大遅刻である(-_-;;;;
はっきりいって、「会社/学校には遅刻するが、人との待ち合わせには遅れた事が無い。」というのが、俺の密かな自慢だったのだが
もう全然、駄目のダメダメ。初対面の人と会うのに遅れていくとは何事か。大体待ち合わせの目印はであるその俺がいなくてどうする
しかも原因は、電車を乗り間違えるという、のべ20年以上その土地に住んでいる地元民にあるまじき大馬鹿なもの。
あああ、アホか俺。普通やるか?そんなマネ?
急いで引き返し、梅田に向かう道中「もし誰も待っててくれなかったらどうしよう?」とマジで焦りまくっていたのだが
皆いい人ばかりで、きちんと待っていてくれた。うう、ありがとうございます(_o_

と言うわけで始まった、でんでん大阪ミニオフ会。今回の参加者は
船木屋さん、どなふるさん、吹雪恭一郎さん
に俺っちを含めた4名。
まずは、軽く飯でも食って酒でも飲もうと言う事で、飲み屋に移動。
本来なら、ここで、酒でも飲みつつ雑談でもするというのが、まぁ、目的だったのだけど
話がなんか盛り上がらない(^^;;; なんというか、俺っちどうもホスト役ってのは向いてないようで、上手く話題をふれないのだ(^^;;;;;
結局、どなふるさんと、妙に内輪っぽいネタに終始してしまい、船木屋さんには申し訳ない事をしてしまいました(_o_
うむむ〜、ちゃんと普段から話術を磨かなきゃダメだねぇ。こんなこっちゃイカンなぁ。
次の機会には、もうちょっとちゃんと話題(ネタ)仕入れとくか、なんか企画でも考えといた方がイイのかなぁ(^^;;;;;

んで、なんとなく間が持たなかったので(^^;)早々に飲み屋を出てカラオケ屋に移動。
とりあえず、セガカラの店に向かい、3時間ほど歌う。
船木屋さんは、最新のJ−POPから外国曲まで幅広い選曲。どなふるさんは、主にJ−POP。微妙に古い曲がメイン。
で、吹雪恭一郎さんと俺っちがアニソン専門状態。
誰が何を歌ったか記録していないのでナンだけど、俺っちは
ドラゴンボールZのOP、ミラーマンの唄、ザ・クリスタルナイツ・オブ・ネクライム、眠れマッハバロン、ラ・ソウルジャー、恐怖の町
あとは…‥えっと何歌ったかな?良く思い出せないッス(^^;;;;;
とりあえず、最初はアニソンにあまり詳しくない人でも絶対知ってるだろうということで、ドラゴンボールなどを選んでみたものの
歌ってもあまり面白くなかったので、方針変更(^^;;
ラ・ソウルジャーはとある事情により、必ず歌う事になっているため今回も歌う。しかし何度歌っても上手くならないね<当たり前だ(^^;;
隣の部屋も「そういう人」だったらしく、曲間にミッドナイトサブマリンとかが聞こえてきたりもした。きっとこっちのも筒抜けだった事であろう(^^;;

そんなこんなで、3時間終了。この時点で、どなふるさんは退場することに。
その後、残った3人はX2000の店に移動。23時から5時まで徹夜カラオケモードに突入する。

で、X2000。選曲は既にアニカラしばり状態。
船木屋さんは、スレイヤーズとかその辺りの曲がメイン。しかし、時折うしろがみひかれ隊とかでてくるので侮れず(^^; 若いのに凄いッス(^^;;
吹雪恭一郎さんは、宮崎駿系が多い。また、新めの曲も時々登場。オーフェンとか。
で、俺っちは無節操に手当たり次第。それでも、あんまりマイナーなのは避けようとしていたのだけど
2時間ぐらいで断念。こっちで歌ったのは、
冒険者達のバラード、心はジプシー、飛べ!!宇宙のレッドバロン、マッハバロン、APOLLO、仮面ライダーBlackRX、夢光年、奇跡の海、
超人戦隊ジェットマン、夢の狩人、愛をとりもどせ、ルパン音頭、銀河烈風バクシンガー、強さは愛だ、空からこぼれた物語、ジャイアントロボ、めざせ!一番、
金の器 銀の器(タイトル自信無し)、ポプラ通りの家、Successfull Misson(だっけ?)、炎のたからもの、もののけ姫、青春の旅立ち、乾いた大地
などなど。
どの辺がマイナーどころを避けようとしたのかっつーと、愛をとりもどせとか(^^;;;
あと、普段なら絶対に歌わない、割と最近の歌(奇跡の海とか)が混じってる辺りが努力のしるしだと思ってくれると嬉しいかな、とか(^^;;;
あと、いくらメジャーでも今更「ヤッターマンの歌」とか歌っても辛いいんですよ(^^;;;;; 嫌いじゃないけどね。

結局、開始から終了まで途中になんの間もおかずぶっ続けで歌いまくって、朝5時、吹雪さんの「コン・バトラーV」で無事終了。
その後、始発待ちにファーストフード店で1時間半ちょい雑談して、朝7時JR大阪駅で船木屋さんを見送り、ミニオフ終了。船木屋さん、お疲れ様でした(_o_
なお、吹雪さんは俺っちと同じ方向だったので、一緒に阪急梅田駅に移動。
帰りの車内で「エデンズボゥイ」について色々教えてもらう(^^;) なるほど、アレってそんな話だったんスか。

と、まぁ、大体こんな感じ。オフ会ってゆーか、なんか、ただ本当に歌いまくっただけって感じだったかな(^^;;;;
とりあえず、もっと話し上手にならなきゃなぁ。割と会話は得意なほうだと思ってたけど、全然ダメだわこりゃ。
せめて参加者の皆さんを退屈させない程度には話せないとな、俺(^^;;;;;;;;;;;

1999/09/16(木)  グリッドマン 誰もが皆 ヒーローになれるよ グリッドマン 走り出せよ 明日のステージ
今日は予定通り『マトリクス』を観に行く。
ところが、わざわざ平日の昼間を選んだにもかかわらず、何故か大混み。
#8階で上映なのだが、階段にはみ出た行列が、2階の踊り場まで伸びていた。
なんとか座れたものの、エライ前の席で画面全体を見渡すのが辛かった(;_;)とほほ。
うむむ、サイバーパンクの映画なんてどうせマニアぐらいしか観ないだろうと思って甘く見たか。朝イチにしとけば良かった。

ところで関係ないのだが、折角だから寄ろうと思っていた漫画専門店が、月に1度の定休日だったのは迂闊というか不運であった。
むむー、最近漫画の神に見捨てられている気がするなぁ。
今日の映画
■THE MATRIX
 はい、そういうわけで観て来ました『マトリクス』。
 いや、なんというか、ストーリー的にはちょっと不満(というかなんというか)は、あるんだよ。
 例えば、『転生する救世主』とか『予言者』とかな。それは無いんじゃないか?っつーか。
 まぁ、好意的に解釈するなら『救世主』や『転生』ってのは、そのまんまの意味ではなく
 例えば、『救世主』的な資質(神経伝達速度とかプログラマ的才能とか)が、過去のそれと等しいレベルの人間が(いつかは)現れる
 とかそ−ゆー意味なのかもしれないけどな。
 #でも、『予言』はなぁ。どーかなー。とか。
 あと、「サイバーパンク」ってのは何故かいつもチャチ臭く感じるのよな。なんでだろうなぁ?

 しかし、そんな瑣末な事はどーでもいいんだよ。
 いや、普段ストーリーがどうのこうの言ってる俺が言うのもなんなんだけど。
 でも、どーでもいいんだ。
 ちなみに、映像は凄いんだけど、それもどーでもいいことで、要はそれを使って何を表現したかという事。
 とにかく、カッコイイんだわ、これが。
 サイバースペース描写とかは、特にそうでもないんだけど、アクション関係が凄くかっこいい。
 向こうさんが得意なガンアクションは当然としても、今まで苦手分野(<偏見)だった肉弾戦の描写までカッコイイ。
 さすがにジャッキーチェンには及ばないが、邦画や国産特撮モノの及ぶレベルではなかったな。ガイファードよりは格好良かったよ(^^;;

 また、日本のアニメや香港映画の影響がかなり見られるんだけど
 単なる真似でなく、きちんと消化して自然に使われいるのが驚き。
 なんかパンフに大友克洋と押井守のコメントが載ってるけど、いろんな意味でこの2人はヤバイと思うな。
 今までタマにあった、劣化コピーとは訳が違うよ。ええ、いっそ『攻殻機動隊』なんか向こうで作ってもらったほうがいいんじゃないかっつーぐらい。
#草薙役に、キャリー=アン(トリニティ役)が選ばれたりしてな(^^;;;;;
 危うしアジア。もはや、日本に残されたのはロリコン文化「萌え系」だけなのか?

ちなみに、お気に入りのシーンは
冒頭、トリニティが踏みこんできた警官を皆殺しにするシーンと
ネオとトリニティが警察署を襲撃するシーン。
あとは、スーパーネオ(^^;)が、エージェントの攻撃をやる気なさそうにさばくシーンもなんか好き。
#「うおお、強そうだ!」っつーか。気分はジャンプ漫画(^^;;;;

1999/09/14(火)  みんな本当の自分を知らないだけ ハートは危険なゴールド
今日は、本来なら『マトリクス』を観に行く予定だったのだが
昨日の晩、ネットから抜けて寝ようと思った矢先に、お母んがいつもの発作を起こし
救急病院まで運んでいったら、結局朝まで付き合わされて寝れなかったため、断念する。
おのれ、命にかかわるとかそんなのならともかく、こんな程度の用事で俺様の予定を狂わせるとは!などとムカついてみたりもしたのだが
そのおかげ(?)で、なんと、童顔の可愛らしい眼鏡っ娘の女医さん(身長155cm程度、20代中ごろ(推測))とお話するという僥倖に恵まれた。
おおおお、親は大事にしとくもんですな!くぅ!情けは人のためならずとはよく言ったもんだ。
ただ、そんな事があるんだったら、ヒゲぐらいそってもっとちゃんとした格好していけば良かった(;_;
ここしばらくダラケまくって生きてたんで、今や俺様浮浪者並のいでたちだし(^^;;;;
ああ、せめて来週だったら、オフ会用にヒゲぐらい落としてたのに…‥。とほほ。
やはり人間、普段からちゃんとしてなきゃ駄目だな。あーあ。

んで、待合時間の暇つぶし用に持っていった本を読み終わったんで、その感想などを。
今日の小説
■ハサミ男 殊能将之 講談社、講談社ノベルス
 連続美少女殺人事件。被害者の少女達は、一様に絞殺されのどにハサミをつきたてられている事から
 犯人は「ハサミ男」と呼ばれ、恐れられている。「ハサミ男」−この物語の主人公である。
 物語は、「ハサミ男」が第三の犠牲者に目をつけるところから始まる。
 ところがいざ犯行決行当日、「ハサミ男」は思わぬものを発見する事になる。
 それは、ターゲットである樽宮由紀子の死体。それも、「絞殺され、のどにハサミをつきたてられた死体」
 そう、まるで「ハサミ男」に殺されたかのような死体であった。
 期せずして遺体の第一発見者となってしまった「ハサミ男」は、何故か真犯人を探す羽目になってしまう。

 以下、ちょっと感想を。出来るだけネタバレしないように書くつもりだが、ネタバレしたらスマヌ(_o_

 この作品は、ミステリである。
 一応、メインの流れとして「偽ハサミ男(樽宮由紀子殺害犯)は誰か」という謎がある。
 しかし、この話はそれだけにとどまらない。事実、俺は「偽ハサミ男」については、かなり早い段階で目星がついた。
 にもかかわらず、最後の「どんでん返し」には、完全に不意打ちを食らった。
 ネタバレかもしれないが、小説でなければありえない見事な構成だ。
 後々読み返してみても、破綻しておらず、尚且つ伏線というかヒントはちりばめられている。
 作者の見事な文章/構成力の賜物だと思う。

 また、この作品の魅力の一つは、キャラクタだと思う。
 物語は、連続殺人魔「ハサミ男」の一人称と、「ハサミ男」を追う刑事達の2つの視点で語られる。
 「ハサミ男」はシリアルキラーである。しかし、殺人狂ではない。
 「ハサミ男」は殺人に快楽を感じない。殺人に罪悪感を感じない。そして、殺人に理由は無い。
 「なぜ」殺すのか、「ハサミ男」は考えない。「ハサミ男」が考えるのは「どうやって」「いつ」殺すのか。
 淡々と、狙った女の子をストークし、機会を狙い、そして殺す。
 それはいわば「ゲーム」に近い。自らが設定したルールに沿って殺人を犯す。「ゲーム」の終わりは犯行を続けられなくなる事。
 その事にすら、恐怖心を持っているわけではない。ただ、終わる、それだけの事。
 「ハサミ男」は自殺志願者。休日前にはドラッグストアに出向き、さまざまな薬品を購入して自殺を図っては失敗する。
 また、「ハサミ男」は性格異常者として周囲から浮き上がった存在ではない。
 他人と同じように、仕事に励み、社会生活をおくる一般人である。
 あくまでも理性的に、本能や衝動に突き動かされずに行動する無動機殺人者。それが「ハサミ男」なのだ。
 そして、もう一人、この物語で重要な位置を占めるキャラクタがいる。
 「ハサミ男」が自殺に失敗するたび現れ、「ハサミ男」と「面談」を行う<医師>。
 博識で皮肉屋で、「ハサミ男」に真犯人探しを促した張本人。
 この作品中、もっともいいキャラクタだと思う。この「ハサミ男」と<医師>のコンビはもっと見てみたいと思わせるキャラだ。
 一方、「ハサミ男」を追う目黒西署の刑事達も個性的でいい味のあるキャラぞろいだ。
 切れ者の村木、昔気質だが、ちょっと俗物の下川、落ち着いた雰囲気で尋問の達人の松元。
 一応準主役(?)の若手刑事・磯部も、間抜けだがほほえましくていい。
 これらのキャラクタがそれぞれ生き生きと動き、読者(って俺だが)は物語に引きこまれていくのだ。

 はっきり言って、この作品は面白かった。こう、なんというのか、構成の妙というか。
 凄く久しぶりに「騙された!」と思わされた作品だ。
 もちろん、伏線とかはってあるし、注意深い読者なら「どんでん返し」まで読みきるかもしれないのだが
 その事を差っぴいても、文章が読みやすく達者で、内容も面白いので十分にたのしめるだろう。
 ミステリに抵抗の無い人は1度読んでみてはどうだろう。オススメ。

明日は休みで人多そうだし、『マトリクス』は明後日観に行くことにしよう。
そういえば、アニメ/特撮以外の映画観るのも久しぶりだな。いや、特撮といえば特撮のような気もするが。
なんか、予告編観る限り漫画チックだしな。

1999/09/12(日)  ク ク ク ク クエスチョン クエスチョン 恋の仕組みを
今日、なんとはなしに散歩中、24時間営業の本屋を発見。
まぁ、家から徒歩40分ぐらいの距離なので、あまり便利とはいえないが、いいモノを見つけたと思い
ぶらりと入ってみると、なんか異常に漫画の品揃えがよくてびっくり。
これは本格的に見っけもノかもしれないと思い、店内を散策してみると
思いも寄らないものを大発見。しかも平積みッスよ!!!
というわけで、即座に保護完了。身に覚えのある方達は、速攻四条辺りで探して確保するように。<超私信状態(^^;;;
もしかすると大久保のメディアパイロット辺りにもあるかもよ。
ちょっとだけ(?)帰ってきた
今日の漫画
■がんばらなきゃね▽ なにわ? 久保書店、WORLDコミックススペシャル 18禁
 なにわ?先生の初単行本。
 いや、レモンピープル潰れちゃうし、一時はどうなる事かと思ったけど、無事出て良かったッス。
 バリバリのエロ漫画って感じではなく、全編コメディなのはスタンスなのか照れ隠しなのか:)
 あと、カラーは全部CGのようなんだけど、描き込み(塗り込み?)とか凄いッス。
 無茶苦茶丁寧に塗ってるなぁ。うむむ、俺も見習わなきゃなぁ。<無理(^^;;
 ちなみに、なにわ?先生のHPは→なにわ?のほーむぺーじ
 なお、冬コミではサインを貰いにこの本を持って押しかける所存ナリ(ニヤリ)
■虚無戦記(4) 虚空王編(弐) 石川賢 双葉社、アクションコミックス
 石川賢のライフワーク第四巻。前半ちょっとだけ虎編で、残りは全部美勒編。
 ドグラと才蔵の暴走で日本大ピンチってところで盛り上がったところで以下続刊。
 やはり、美勒は面白いよな。
■きりきり亭のぶら雲先生(3) きくち正太 ソニーマガジンズ、バーズコミックススペシャル
 最近「ぶら雲先生」以外にも、モーニングかどっかで似た趣の漫画を描いていたような気がするが
 バーズも復活したので、「ぶら雲先生」も続くようで一安心。
 ただ、この巻は、前ほど「粋」を感じなかったかもしれない。
■アガルタ(3) 松本嵩春 集英社、ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
 この漫画独自の設定や世界観などが特に説明されていないうえ
 いろんな事が並列に起こっていて、ちょっとごちゃついてる感じもする。
 完結した後一気に読みなおすのがイイのかもしれない。
■ジオブリーダーズ(5) 伊藤明弘 少年画報社、YKコミックス
 サイバー化け猫退治アクション漫画。相変わらずアクション描写が見やすくかつ迫力満点でポイント高し。
 何かを企んでいるらしい入江の邪悪さがイカス。
■0リー打越くん!!(2) 桑原真也 講談社、アッパーズKC
 なんか、どんどんHくさく妖怪モノみたいになってくるが
 後書きによるとあくまでテニス漫画なんだそうで。
 同じく後書きによると、劇中で現時点より10日後がクライマックスになるらしいのだが
 その短期間に、どうやってテニス漫画にするのか、なんか見物だと思う。
■春よ来い(1) 咲香里 講談社、アッパーズKC
 「東京で一人暮しの大学生がかわいいい妹と同居する事に。でもその妹はわけありで…。」
 という裏表紙のアオリ文句につられて購入(^^;;
 想像していたのとは全然違う展開だったが、面白かったので良し。
 主人公(?)の彼女の眼鏡っ娘が、めちゃくちゃ可愛い
 が、このままだと幸せになれ無い気がするのがちと辛い。既に妹とその彼女は泥沼状態だし。

あー、俺もそろそろなんか頑張らなきゃなぁ。とりあえずいつまでも無職って訳にもいかんだろうしなぁ。
とか書いておきながら、実際は全然就職する気がわかないんだけどな<駄目人間(^^;;;;;;;;;;;;

1999/09/02(木) チョチョンがデンガラリンのデンガラリンのデンガラリンの チョチョンがデンガラリンの デンガラリンのドン ウッ!
今回のタイトルは(も)、ちょっと苦しいなぁ(^^;;;

昨日今日と、夏コミ前に買っておいてやってなかったゲームをやってみる。
まず1本目。
今日のエロゲー
○くるみちゃんあ・そ・ぼ Win95/98 STUDIOねこぱんち
・概要
 ひょんな事から下宿先の大家の娘の家庭教師をする事になった三流大学生が、勉強以外にもいろいろ教えるという
 (一部の要素を除けば)ありがち育成&調教ゲーム。
 調教対象の娘(くるみちゃん)以外にも、大家であるその親(未亡人)や、くるみちゃんの友達ともヤれる。
 で、どこらへんがありがちでないかというと、くるみちゃんの年齢
 具体的には示されていないが、勉強を教えていると
 「算数が苦手」とか言い出すぐらいの年齢である事は間違いない。
#エンディングの一つに、「主人公が大学卒業してすぐにくるみちゃんと結婚する」というのがある、ゲーム中で主人公は大学1年なので
#仮に留年していないとすれば、女性の結婚可能年齢−4歳であるという想像も出来なくはない。
 このご時世に大冒険だな。スゲエぜ。
・悪い所
 このゲーム、ゲームとしては全然面白くない
 イベントや文章のつながりが悪い。やってると興ざめする事請け合い。
 あと、フラグの条件が全然わからん。必然がない感じ。
 文章飛ばし機能がないし、文章のバリエーションも少ないので、2回目以降ダルイ。
 あとは全体的に、淫靡さが足りない。調教も超スピードで完了するためが足りない。
 ちなみに、音声なし。
・良い所
 絵が可愛い。くるみちゃん激可愛い、お友達の二葉ちゃんも可愛い。お母さんですら。ええ、もう。
 あと、プレイ時間が短い。大体3時間かかるかどうかって感じ。  音楽は、特筆するほど良くはないが、悪くもない。
・まとめ
 「絵が可愛いけりゃ良い」ってなら。あと「ロリモノは絶対買う」とか。
 それ以外の人は、買っちゃ駄目。中身的には同人ソフト並
○ママトト Win95/98 アリスソフト
・概要
 移動要塞国家『ママトト』の将軍兼王子ナナスが配下の武将を率いて、大陸平定を目指すってゆー感じの簡易SLG
 移動要塞国家ってのがどんなのかというと、大陸学園(by炎の転校生)を思い浮かべてもらえれば、間違いない。
#わからない人は、ウテナ(劇場版)の、お城カー(正式名称知らん)でも可。
 SLGとはいってもさほど難易度は高くなく、誰でも楽しめるぐらい。
 また、SLGパートの間には、インターミッションとして、兵隊を作り出すプラントを作ったり武将の武器を作ったりといった戦力増強や
 ナナスと配下の女の子武将がイチャイチャしたり、カカロ(ナナスの父。ママトト王)が武将の女の子を狙ったり嬲ったりするAVGパートがある。
・感想
 現在10話まで終了しているが、特に目立った嫌なところはない。
 SLGパートは、『かえるにょ・ぱにょ〜ん』より遊べる要素が増えていて、良い感じ。
 『鬼畜王ランス』並とは言わないものの、はっきり言って面白い。
 AVGパートも、ナナスが純愛を育む裏で、カカロが忍び寄る様が邪悪で怖くていい。
 俺のナナスは、のアーヴィ狙いで、その他の子も一通り友達になろう路線なのだが
 ナナスがアーヴィと親密になればなるほどカカロが邪悪な感じになってくるのが、怖い(^^;;
 やめろ、俺のアーヴィに近づくなぁ!<いや、カカロも俺だが(^^;;;;
 あと、カカロ専属のメイド(元敵国の姫)の、のぞみもいい。眼鏡っ娘だし
 カカロで毎回嬲りながら、時々ナナスで優しい言葉をかけてみたりして。心を弄んでるって感じがたまらん<馬鹿(^^;;
・まとめ
 これは買い。流石アリス。タマに面白いゲームをきっちり作るよな。偉い。
 CGも綺麗で、音楽もわりとイイ感じのノリ。ちびキャラのアニメなんかも可愛い。
 作りも全体的に丁寧で、動作も快適。言う事なし。
 ところで、カカロが観てるビデオのパッケージの絵を描いてる人誰だろう。
 なんかスゲエ気に入ったんだけどなぁ。

どーでもいいが、俺は性格の問題か、ついつい前衛戦で全力で敵を叩いてしまい
前衛戦に出た武将(当然女の子ばっか)のレベルしか上がらなくてちょっと困っている(^^;
一応、モンスター退治でレベルの調整もしてるんだけど、キッズのストックが足りなくなるしなぁ。
もーちょっと、前衛戦は手を抜かなきゃ駄目か(^^;;;


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