2010/07/22 [木]
▼ [雑誌] 週刊少年チャンピオン34号
「出陣!!ムショ高排球部」栗元健太郎。以前短期集中であった「武将頭高校排球部」が名称変更して本格連載に昇格。むやみなパワーは健在。新キャラの先輩も相変わらず。こういう荒唐無稽さが肝の作品なので、どんどんエスカレートしていって貰いたいところ。
「範馬刃牙」ボクシング編が終わってないことに驚いた。いや、今回で終わった(あとは「全米で烈海王が超メジャーになってる」という状況だけ本編に影響してくる)んじゃないかと思うんだけど。
「バチバチ」ブタフグ野郎の面のムカき具合は異常。そして、なんかどうしても吽形がやられる展開しか思い浮かばない。この嫌な予感を吹き飛ばしてくれればいいのだけど。
「ドカベン」先週で決着しなかった時点で予想は出来ていたけれど、本当に山田が負けるとやはり吃驚。大友剣からは雑魚臭しか感じないもんなぁ。御大の心境になんかの変化でもあったんだろうか?
「みつどもえ」表紙のひとはが可愛い。そして本編。しんちゃん以外誰も、それこそ千葉氏ですら(おそらく同年代ではあきらかにある方の)胸に反応していないことに驚いた。
「ケルベロス」友恵がヤバい。なんかこう新キャラの男と接近しすぎでヤバい。そして金屋さんもヤバい。なんかこう、どんどん園児みたいになってきて非実在的にヤバい。
「聖闘士星矢TLC」パンドラ様はすっかり堕落してしまった。そしてマジでラダマンティスはなにやってんだ。
「AL」もういきなり牙王との直接対決が始まってしまった。もうリーチがかかってるのかもしれない。うぅむ。
▼ [映画][アニメ] マイマイ新子と千年の魔法
MAGネットの特集観て予約したDVDが届いた。
昭和30年代の山口県を舞台に、1000年前に存在した都に想いを馳せる想像力豊かなヒロイン・新子と、都会から転向してきた少女・貴伊子の交流や、村で起こるちょっとした事件を描いたりする話。
作画も音楽も内容も非常に美しい。あらゆる部分が丁寧に整然と作られていて、「模範的な」アニメ作品だ。小学校の映画鑑賞の時間とかにピッタリといった印象。
まぁ、ウィスキーボンボンで酔っ払うシーンとか、夜の繁華街に木刀もって特攻するシーンとかあるので、今時の学校でこれを上映するとクレイマーが騒ぎ出すかもだけど。
それはさておき。
「模範的」とか言うと、面白味がないと取られかねないけど、とにかく美しく凝った背景美術や、物語の緩急のつけ方、生き生きと動くキャラクタの演技の充実っぷりが素晴らしく、知らずに物語に引き込まれる。
ジブリ作品や細田作品に比べても、とにかくダイナミックな仕掛けのない(千年前のパートはおそらくアニメ的なダイナミズムを担当している部分だとは思うのだけど、その部分ですら)地味な作品で、人に、特に若い人に勧めるのは躊躇われる作品ではあるけれど、観ればそれなりに誰にでもどこかしら引っかかるところのある作品ではあると思う。
いや、物心ついた時からエアコンの効いた部屋でテレビゲームしてたような世代の、しかも都会っ子には引っかからないかなぁ。
つか、現役の子供には全くピンと来ない映画かもしれん。
見た目の第一印象からファミリー映画にカテゴライズされてそうな作品だけど、そこがまたガッと盛り上がらない原因なのかもしれないなぁ。
▼ [アニメ] オオカミさんと七人の仲間たち#03「おおかみさんうさぎとかめの醜い争いに巻き込まれる」
・乙姫は「浦島太郎」の乙姫役なのかと思ってたら、実は「うさぎとかめ」の亀役なんだな。ちょっと吃驚した。
・敵役の宇佐見美々。ロリキャラで可愛いけれど、「うさぎとかめ」だというのなら、圧倒的に乙姫を上回る容姿をしているべきなんじゃないのだろうか。いや、今時の基準だとスタイルが良いよりもむしろロリの方がリードしているいう話なのかもだけど。
・あるいは、幼少時に勝ってた兎を既に亀が追い抜いてる状態ってことなのかもしれない。とも思ったけど、本編見てもそういう展開でも無かったしなぁ。
・壮絶な足の引っ張り合いの結果、うさぎとかめは両者ともに支持率0%に。本命である浦島の1票を手に入れた乙姫の勝ちで終了。
・OP/EDや今までの話から浦島は諸星あたる的なスタンスなのだと思ってたら、プレイボーイというわけでもなく臆面も無く乙姫一筋を公言する人っぽい。逃げてたり老けたりしてるのは、必要以上に精気を搾り取られてるからってことなのか。
▼ [アニメ] HEROMAN#17「レガシー」
・ホリーはすっかりヒーローマンにお熱らしい。この状態はいつまで引っ張るのだろう?というか、今後の展開に活きる設定なんだろうか?
・ジョーイ達の様子を伺うリナの背後にさらにコリンズ先生が。この人もどういう扱いなんだろうな?今後ガッツリ絡んでくるんだろうかね?
・スクラッグの遺産を研究している施設を次々と襲撃する謎の男登場。テレビの報道に頼るでもなくいち早くそのことに気が付き、炎上する施設の空撮写真などを入手している教授が凄すぎる。
・ところで、「スクラッグ関連の研究をしている施設が襲撃されている」という情報から、誰も、それこそリナでさえウィルが犯人かもとか思わないのはちと残念。今行方のしれないスクラッグ関係者といえば、一番怪しいのはウィルだろうに。リナのいる場所で襲撃者の話を伏せた教授は気がついているのかと思ったら、全然そんなこともなかったし。
・実はスクラッグの遺産をくすねていた教授。次に襲撃を受けるのは自分のラボだろうと推測し、ジョーイに警護を任せることに。
・謎の襲撃者登場。つか、案の定ウィルだったわけだけど、それはさておき、何故か姿形が変化しており、さらにかつては持ち得なかった特殊能力を駆使してヒーローマンと互角以上に渡り合える程パワーアップしている。
・ついでにウィルはジョーイ達の知らない事実を掴んでいるらしく、そのためにスクラッグの痕跡を根絶しようとしているらしい。あるいはウィルが公にされていない「スクラッグの遺産」を見付け出して襲撃出来ているように、スクラッグの遺産はスクラッグを呼び寄せるのかもしれない。
・でも、だとすると、ウィル自身も「スクラッグの痕跡」なんじゃないんだろうか?もしかして、「スクラッグの遺産」を全て破壊したあとは自殺とかも考えてる?
・コリンズ先生にヒーローマンを目撃されて次回に続く。ああ、これで仲間入り確定かな?
・と思ったら、次回まさかの水着回再び。しかもなぜかコリンズ先生はノリノリですよ。何がどうなってそうなるのか。