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でんでん雑記ver2.0


2010/07/05 [月] 

そういえば「黒執事II」の一話も観てたの忘れてた。
えーっと。
「いきなり釣りかよ!」
こうですか?

ってか番宣見てないと釣りとしても微妙だよね。

[雑誌] 週刊少年ジャンプ31号

「SWOT」怪作「斬」でお馴染みの杉田尚の新連載。「斬」やこれの読み切り版と比べて普通になってはいるものの、やはりどこか独自の読み味がある。

キャラや能力、展開や台詞がザックリしすぎているというか。そこが味なのだからそのままでいいとは思うのだけれど、そういう視点で見ると今作は普通すぎて若干物足りないような気も。いや、狙って味を出してるわけじゃないとおもうので、その言いようもどうかとも思うけど。

「ONE PIECE」長い長い戦いを経て、ようやくルフィが麦わら海賊団のことを思い出した。本当に長かった。正直、メディアミックスしてる作品でこの展開はありなの?と思うぐらい長かった。でもまぁそれはさておき、仲間を思い出した際の見開きにちょっとうるっと来た。

「バクマン。」別に同時期にジャンプアニメのヒロインを二役やっちゃ駄目って道理はあるまい。せいぜい「あー、今売れてんだな」程度にしか思われないと思うんだが。つか、いまどきのアニメなんて通常1クール、長くて2クールなんだし、新連載の「PCP」がアニメ化される頃には「+NATURAL」終わってんじゃね?

「SKET DANCE」凄まじくベタなオチだが、最終ページの見開き、あまり大駒を使っているイメージのないこの漫画でこういう落とし方をするとは予想して無かったので、ページをめくった瞬間吹いた。

「詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談」常々「きちんと考えて作られているなぁ」と思っていた本作だが、早期終了を思わせないあまりにも美しい最終回に感動した。おそらく「打ち切り」終了にもかかわらず、まるで最初から予定されていたかのように「7不思議を語り終え、最後に自身の存在を怪談に加える」という大変いい感じのタイミングで終了している。最後のオチまで含めて、四ツ谷先輩の最後の台詞通り「噺を完全に仕切っている」という印象だ。あるいは最初から早期終了の場合のプロット、というものがあったのかもしれないが、なんにしてもお見事。絵もいいし、内容的にも週刊雑誌で原作者等の存在なしにここまで整然とした漫画を描く実力を持つこの作者の作品が早期終了となってしまうのは、大変残念。週刊のシステムや読者層には合わないかもしれないけど、SQやUJ辺りに移籍してでも早く次の連載を始めてくれるといいのにな。