2011/05/06 [金]
▼ [野球] 【阪神】マートンが無安打投球止めた [nikkansports.com]
今日の久保は今まで観た中で一番悪かったが
悪いなりに立ち回り、結局7回3失点で抑えてしまった。
久保はすげえわ。
問題は打つ方だよなぁ(;´Д`)
7回にマートンが内野安打打つまで
今日はノーヒットノーランやられると思ってたわ。
全く打てる気がしない。
正直ひどい。
打線が自慢じゃなかったのかと。
とにかく早いうちに一度大爆発してくれ。
もう毎日毎日凡打凡退の山で、観ててストレス溜まんねん。
インチキドームのHR3連発とかで浮かれてる場合じゃない。
とにかくヒット打てよヒット。
お願いしますよ。いや、マジで。
▼ [アニメ] もしドラ#09「みなみは大切なものをなくした」/#10「みなみは高校野球に感動した」[終]
・#09。主人公の動機が失われ、ヤサグレて、復活する話。
・ヒロインは危篤であるものの、まだ死んでおらず、主人公や野球部の面々は最後の面談を遂げる。なんだかんだで人が非業の死を遂げる展開はグッと来るものがある。インチキ臭い盛り上げ方だが、そこはやっぱりグッと来るよな。
・かつて治る見込みのない病気で入院していたヒロインに「成果を求めず、プロセスを重視するのは間違えている」と告げたことを激しく後悔し、自暴自棄になる主人公。ここはドラマチックでいいと思うんだが。解説書的にこの流れはどうなん?真摯に成果を追うことと、成果に拘ることは違いますよ的なことを言いたいってことなん?
・決勝を前にして決起する程高ナインに主人公が「自分の目的(ヒロインを喜ばせる)が達成できなくなったので、もう試合なんて意味ない」とか言い出すのはどうなんだと。お前に意味なくても程高ナインには意味があるだろう。ってか、そう思うのなら通夜の準備でもしにいくか、家に帰って引きこもってればいいのに。わざわざ悪者になりに来る辺り、大変面倒くさい奴だな。
・結局、なんだかんだあって、決勝戦のベンチに入る主人公。苦戦中のナインに声援を送り次回最終回に続く。
・#10。最終回。
・決勝戦。強豪校相手に劣勢の程高野球部だが、主人公の応援をきっかけに奮起。なんとか追い上げ、1点差に迫るものの、その後の得点はなし。9回裏2アウトランナー無しまで追い込まれてしまう。
・ここで、強打者(多分4番)の1発を警戒して深く守る敵守備の隙をついて、まさかのセーフティバント決行。
・続くバッター(前打席でホームランを打った正捕手)が敬遠され、次打者はエラー続きのショート(打力もあまりない)に。
・ここですかさず1塁ランナー(捕手)に替えて俊足の選手を送り込む監督。
・敵投手のストレートに全くタイミングが合わないショート。しかし、それは主人公が幼少時に行った釣りの再現であり、油断した相手バッテリーが選択した同じような球を狙い打ち。見事にサヨナラタイムリーを放つ。
・ここから亡くなったヒロインとの回想を交えつつ流れるエピローグはなかなかイイ。主人公が泣き出すシーンの顔が素晴らしい。
・とまぁ。それはさておき。
・セーフティバントのシーン。ノーバント作戦のことがあるので、サプライズにはなるのだけど、視聴者だけにサプライズなのが実に勿体無い。程高野球部がノーバント作戦をしていることをもっと敵チームが意識しているような描写が有るべきだろう。「程高は今大会一度もバントをしていないから、警戒してない」みたいな。それこそ、イノベーションで生み出されたノーバント作戦が、試合を経ることで陳腐化し、そこでさらなるイノベーションが起きた的ないかにもな展開に持っていけるだろうに。
・あと、代走だが。一気にサヨナラしたから良かったようなものの、捕手が一人しかいない程高野球部で捕手を下げてどうする。もし1点しか入らず、延長に入ったらどうするつもりだったんだ。そこで野手を捕手に据えるイノベーションですか?
・なかば意地になって最後まで観た「もしドラ」だけど。うーん。面白くなかった。
どの辺がなのかというと
・8話ぐらいから急激にドラマチックになったけど、そこまでは雑なあらすじ以上の内容は全く無かった。
・ドラッカーを読み解いたり実践したりしているらしいが、その辺が今ひとつピンと来ないし、行動と結果を見比べて何故そうなるのかが判らない。こじつけるにしてももう少し説得力が欲しかった。
・つか、登場人物の行動や物語の展開が、作者の都合だけで動かされてる感満点というか、「もしドラ」関連で俺がツッコんだ点のほとんどは、作者は問題点だと思ってないと思うんだよね。たとえば、「9回裏2アウト1・2塁で1点負けてても、2点タイムリーを打ってサヨナラになるから延長のことなんか考えなくて良い。」みたいな。結果が先にあって、そこから展開を考えてるから、可能性なんて考慮しなくても良いっちゅーか。その辺が一番残念。
・この作品、「マネージャー」というだけで、高校野球を選んだんだと思うけど、そもそも高校野球は比較的組織の力が出にくいジャンルだと思うんだよね。選手(野手)に求められる能力もそこまで個性的ではないし、とりうる戦術の幅も狭いというか、どんな戦術も好投手一人の力で潰される世界だし。どちらかといえばまだサッカーの方が色々やりやすかったんじゃないだろうかね。同じくNHKでやってる「GIANT KILLING」みたいな感じで。