2012/03/17 [土]
▼ [小説] ウルトラマン妹
実際にウルトラマンの脚本も書いてた筆者が書く円谷公認ラノベ。
円谷ならちと盛り上がれば
エイプリルフールに突然PV作って公開したりしかねないので
もし万が一そうなった時により楽しめるように買って読んでみた。
想像してたよりかなりラノベだし、想像してたよりは真面目な内容。
単なる悪ふざけになってないのは好感触。
感じとしてはゼアスあたりのスタンスだと思えばいいんじゃないかと。
内容は、ラノベらしい内容で、そう悪くない。
主人公は没個性の普通の良い人だが、まぁラノベの主人公ってそんなんだろう。
あかりもジャンヌもゆとり丸出しだが、健気で可愛い。ユキや美弥はちょっとどうかなー。もう少しあざとくいけたんじゃないかなー。
伝説の侵略者と煽りまくってるのに、忙しいからとエネルギーと武器だけ渡してさっさと帰るゾフィーに笑う。兄さん緊張感ねぇな。いや、メビウスの時みたいに、どっか近所に隠れてみてるのかもだけど。
難点はジャンヌやアムール、登場怪獣のデザインがよくわからないことと
ジャンヌ・スラッシュが取れてる顔が、本来の顔と比べて間抜けに見えないこと。(むしろ可愛い)
まずジャンヌやアムールのデザインに関しては、挿絵で殆ど見えないんだから、図鑑風の口絵でも用意して全身図を見せてみるとかやっとくべき。
つか、怪獣にまったく絵がないのはどうなんだと。ちゃんと怪獣もデザイン用意しくべきだろう。
あとジャンヌスラッシュは、ツインテールの部分が取れることにしとけば、片方取れて間抜けな絵になったのにな。
まぁ、キワモノには違いなく、オススメ!という類のものではないけれど
買って損した!という感じでも無く、値段相応に楽しめた。
もし続刊した場合、買うかどうかはなんとも言えんけど。
▼ [アニメ] 男子高校生の日常#10「男子高校生と限界/男子高校生と結果/男子高校生と冬/男子高校生と走る/男子高校生と雑煮/男子高校生と地面/男子高校生と自転車/男子高校生と料理/男子高校生と学校/女子高生は異常「傷痕をつけた女達」」
・1本目。おっさんとなった今では、外でうんこしたくなったとき、一番重宝するのはパチンコ屋だな。最近のパチ屋のトイレは比較的綺麗なの多いし。未成年の頃は駅に向かって駅員に「トレ貸してくれ」とか言って入れてもらってた。今でも入れてくれるかどうかは知らん。
・3本目。文学少女可愛い。
・4本目。てっきり追い抜いてやったーという「幻の湖」オチかと思ったら、普通にラブいオチでニヨニヨ。
・6本目。はよ立て。
・10本目。キン肉バスターは危ない。ドライバーよりはマシだけど。
▼ [アニメ] ジュエルペット サンシャイン#50「ダークジュエル大戦でイェイッ!」
・終わりに向けてどんどんおかしくなってる話。
・アバン。ナレーションが「ジュエリーナ様」呼ばわりしててちょっと吃驚。ナレーションとジュエリーナ様は別人だったのか。てか、これもなんかの伏線かね?
・メガガーネットはサフィーの遠隔操作で動いているのかガーネットが動かしてるのか。
・スイーツ攻撃にはびくともしなかったのに、1円玉に釣られて「がっぽり」とか言いながら拾い集めるガーネットが可笑しい。
・「メガガーネットめ、にゃんこキャラは私だけで十分」とか言ってるサンゴにゃん。黒い。サンゴにゃん黒い。
・イルカ先生のお供をしてジャングルにやってきた花音は、タータのさし出すバナナを食ってサル化。
・メガガーネットの守銭奴パワーを甘く観たサンゴにゃんは自爆。自らのブーメラン攻撃に吹っ飛ばされて、スイーツランドに。いかん、これはスイーツランド滅亡の危機じゃね?
・サンゴにゃんを倒したガーネットだが、憧れのセレブスター・ニャンジェリーナの手によって瞬殺。メザワヤで息絶える。
・そんな頃、イルカ先生&花音は、リューグーランドに。「リューグーランドにもジュエルペットがいたはずよ」高級食材だけどな。
・リューグーランドでウツボ博士やリン・アクアに聞き込みするも打開策はなく、海に漕ぎ出した花音立ちはアメリと再会。相変わらずアメリ可愛い。
・一方、サンシャイン学園で猛威を振るうニャンジェリーナだが、M-kageの登場で骨抜きにされたダージョ様のアンチエイジングビーム(鼻の穴から出る)によって排除されてしまう。
・すっかりM-kageにメロメロで隙だらけのダージョ様を倒そうとするM-kageだが、マスターが乱入してM-kage対マスターに。
・そのころイルカ先生達はフランスはパリで芸術活動に勤しむユーク、グリーンファームでフローラ、風俗街(!?)でトパーズ、カラオケボックスで合コンするカイヤ・リル・ブレーズ&コハク・クリス・ニック、テレビ局でディアン、スケートリンクでミルキィ、スイーツランドのスイーツペット(さくらん生きてた!)から聞き込みを行うが、実を結ばず。
・過去回からいろんなジュエルペットが出てきて懐かしい良い演出だが、そんな中サラリと風俗街とか混ぜてきてるスタッフの頭がおかしい。
・サンシャイン学園に戻った花音達に「爺さんの残した世界を救う情報」を手渡し息絶える三原純子。何故死んだし。
・三原の残した情報で、世界を救う鍵は伝説の7賢者と判明。かろうじて解読できた情報から、ペリドットのスケートのコーチが7賢者の一人であることを知った花音達の前に、ジュエリーナ様のお付きの妖精が現れAパート終了。まだAパートだったのか。今回も凄まじい密度だなサンシャイン。
・Bパート。妖精の案内でコーチの元を訪れる花音達。「伝説の7賢者なのか?」と言う問に、なんの抑揚もなくサラリと「そうです」とか認めるコーチが可笑しい。
・「他の7賢者は誰なのか」という問に「ジュエリーナっぽい人、割と筋肉質っぽい人、ドラゴンっぽい人、あと諸々です」とか役に立たない情報を語るコーチ。「っぽい人」ってどーゆーことだ。
・マスターvsM-kageはマスターが圧勝。それはさておき、団塊の世代はもう中年ではないだろう。すでに団塊ジュニアが中年だ。
・せっかくのイケメンが倒されてしまったダージョ様は、別のイケメンを手に入れようと、全校から男子生徒を集め、イケメンゲートで篩にかける。モブ連中や、キングを始めとするドンビキ屋、香取くん、はては動物までクリアしてるのに、落とされる真砂くん&ジャスパーが哀れ過ぎる。てか、ジャスパーってイケメンだったはずなんじゃ…。
・つか、真砂やジャスパーは見た目イケメンなのに、という感じなのでまだいいが、錦織くんは本当にただのゴリラなので、ここで落とされるのはあんまり過ぎる。
・そして、ジャスパーだって落ちてるのに、錦織くんを慰めるオパール。それでいいのかオパール。ジャスパーを慰めてやれよ。
・次に(顔だけ)イケメン化したネジ川くんが「ぼくはもうサフィーさんじゃなくてもいいんです」とサフィーを攻撃。散々っぱら純愛を描いてきたネジ川くんでこれか。まさに外道。酷いぜサンシャイン。
・サンシャイン学園で猛威を振るうマスターに立ち向かう晶子だが、マスターへの愛情に敗北。
・ならばと名乗りを上げたラブラが覚醒。「愛をとりもどせ」と千葉繁っぽいテンションの皆口裕子のナレーションにのり、「ラブラブラブラブラブ」と掌底を連打。ドヤ顔でラブラ北極拳「ホッキョクグマの秘孔をついたラブ」とつぶやくや、マスターは「ひでぶ」と言い残し絶命。巻き舌で「ジュエルの掟はラブラが守るラブ」と見得を切るラブラに爆笑を禁じ得ない。もう何度言ったかわからないけど、何やってんだサンシャイン。
・ダークジュエルパワーに対抗すべく7賢者を探す花音達。7賢者の鍵は、文字通りジャスパーが持っている鍵ということが判明。肝心な部分を聞き出す前にコーチがダークジュエルパワーに倒れたため、どうすればいいのかは不明ながら、どうやら新7賢人というのを集めるといいらしい。
・なるほど、この展開にもってくためにジャスパーはイケメンじゃなくなったのか。哀れなり。
・マスターが倒れ、ついに暴れだしたドラゴン校長の猛威に為す術なく蹂躙されるサンシャイン学園だが、残された力を振り絞ったペリドットがひなたに力を与え、ひなたとペリドットとウルトラマンを混ぜたようなデザインの巨大ヒロイン「ひなたーマン」が出現。「ウルトラマン妹」の発売にかぶせてきたわけでもあるまいけど、変なシンクロニティが発生したな。
・やけにドスの利いた「ハワーイ」とかいう掛け声でドラゴン校長と戦うひなたーマンが可笑しい。誰かが「ひなたーマン」言う度に「ひなたウーマンぱか!」とムキになって訂正するエンジェラも可笑しい。
・劣勢を強いられ、ひなタイマーが点滅を始めたひなたーマンだが、「このままでは恨みを晴らせない」と未だに運動会の件を根に持っていたことが発覚。力を振り絞り立ち上がるや「ハワイの恨み!」と妙な踊りとモーションで必殺「ひなシウム光線」を発射。ドラゴン校長の撃退に成功する。
・マスターとドラゴン校長が倒されたことに激怒したダージョ様は「熟女の悩み・冷え性ビーム」で周囲を凍りつかせはじめる。ダージョ様の技はいちいち名前が酷すぎるな。
・花音を庇って凍りつくチターナが男らしすぎる。最期まで忠義の士だったな。
・一般生徒はもちろん、皆を庇ってひなたーマンも凍りつき、生き残りは7人だけに。ナレーションが生き残りが7人しかいないんだから、この7人が新7賢人?と身も蓋もない事を言い出して次回に続く。
・ちなみに生き残ったのは、ルビー、花音、ペリドット、ラブラ、エンジェラ、ジャスパー、イルカ先生の7人。サフィーやガーネットが外れてジャスパーが入る意外なメンツになってるな。
・予告編。予告もせず調子っぱずれな「ルビーの指輪」の鼻歌を歌いつづけるルビーさん。そして、次回のサブタイトルはもちろん「ルビーの指輪イェイ!」サンシャインまじサンシャイン。
▼ [アニメ] プリティーリズム オーロラドリーム#49「舞い上がれ!オーロラの翼」
・天宮家のドラマに決着がつく話。
・いよいよファイナルステージ開始。一番手はかなめなのだが、既にモチベーションを失っているかなめはオーロラライジングに失敗。どうしたのかと問うそなたに、オーロラライジングの中でかつて孤児だったかなめがそなたと出会って得た幸せな記憶を観たのだと説明。
・K先生登場。「人は本当に大切なモノは絶対に捨てられない。そなたがオーロラライジングでみたものは、捨てられない最も大切なモノだ」と語る。
・そなたはかつてオーロラライジングを飛んだ際、現れたりずむや旦那の幻影にかつて無い幸福感を得た一方、現実では二人を放り出してプリズムショーに打ち込んでいるというギャップに悩み、オーロラライジングに失敗して都合のよい幻覚を見てしまったのだと解釈、原因は自分が心を捨て切れていなかったからだと思い込んで家族から逃げ出し、本当のオーロラライジングを求めてかなめに心を捨てるように指導してきた。
・しかし、かなめやKの言葉で、実はそなたはオーロラライジングに成功しており、この13年の行動が単なる思い込みによる暴走で全て無意味だったことを思い知らされることに。
・つかK。お前がややこしい特訓したのが全部悪いんじゃねーか。何をシレッと解説してんだ。そなたが不幸になったのは運命だとか言ってる場合か。
・ショックを受けるそなたに、「りずむや旦那の元に戻るべきだ」というかなめ。しかし、全部無駄になったとしても、だからといって今更どの面下げて戻るんだとでも思ったのか、そなたはこれを拒否。それどころか、大会の終了を待たず、ロシアに逃げ帰ろうとする。
・かなめから連絡をうけたせれのんは、出番直前のりずむの元に向かい、そなたが逃亡を図っていることを伝えるのだが、りずむは、母に伝えなきゃいけないことがあるから、とむしろステージに向かい、13年前のそたなと全く同じコーデで舞台に上がるやいなや、開始直後にオーロラライジングの完成形であるオーロラライジング・ファイナルをぶちかます。
・オーロラの翼を生やしたりずむの飛翔に合わせて、舞台はもちろん、控え室や逃亡中のそなたの元にまでオーロラの光を展開するオーロラライジング・ファイナルは、流石に最強技だけあって圧倒的に派手で、美しい。精神感応能力をもってそなたのもとに飛んでいき、今までに自分が送ってきた人生を伝えるシーンなど、感動的でもある。JUNさんのユニバースで小笑いもとって、一年間の総決算にふさわしい大技だのう。
・オーロラライジングを決めたりずむは、その場で舞台を放棄。父親の元に駆け寄り、あの技食らってもまだ逃げようとするそなたの元に向かうべく、会場を後にする。
・父親の車で飛び出したはいいが、渋滞に巻き込まれて立ち往生したりずむの元に、自家用ヘリでせれのんが登場。せれのんは本当に良い子だのう。2期ではせれのんの中の人が二人揃って寒流アイドルの役になってるので、多分出番ないんだろうなぁ。残念過ぎる。
・舞台を放り出したりずむは失格。これはまぁ、当然だな。そして、母を求めてプリズムショーやってたりずむのドラマとしても、この選択は正しい。
・なんとかそなたの出国前においついたりずむ。この期に及んでネガティブなことしか言わないそなたをりずむとかなめの二人がかりで全力説得。和解を果たして大団円を迎える。いい最終回だった。
・そなたに「悲しかったことや辛かったことを話して」といい、自分は「嬉しかったことや楽しかったこと」といい小さく「辛かったこと悲しかったこと」を話すと付け加えるりずむ。「普通に戻れなくてもいいから普通よりもっとすごい家族になろう」とか、この辺の会話は中々にイイね。
・そして、次回はみおんの演技らしい。一年通しての縦糸であるりずむの物語が劇的に幕を閉じたのに、ここからみおんとあいらは何をやって盛り上げればいいのかちと疑問だな。
・提供バックで自動改札機に足止めされつつ悶えてるそなたの絵が可笑しい。なにやってんだそなた。つか、これどういうシチュエーションよ。プリズム笑劇場のためにDVD買う…のは流石に辛いから、TSUTAYA辺りでレンタルしてみるかなー。