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でんでん雑記ver2.0


2010/10/26 [火] 

タモリ倶楽部の三峯徹回が関西でも流れた。
80年代終盤〜90年代前半はエロ漫画誌を月5〜10冊ぐらい買ってたのだけど、俺も(主にお家騒動前のコンプティークや創刊直後の電撃王だったけど稀にマイナーどころのエロ漫画誌宛にも)ハガキ投稿してたこともあって、雑誌読むときは読者コーナーを意識して読んでたので、どの雑誌見ても載ってるこの人は凄く印象深かったんだよなぁ。
つか、現役で、しかも現在進行形で毎月30誌に投稿しているという事実に驚いた。30誌てΣ(゜д゜)
すげえなぁ。20年間枯れない情熱がすげえよ。
その情熱と気持ちの若さが羨ましい。実に羨ましい。

あと、直接関係の無い話。
番組で氏の制作風景が映ったんだけど、そこにICスクリーンが映ってたんですよ。
俺、アナログで絵を描かなくなってもう10年ぐらいになるんだけど、包装が変わってないのな。
この移り変わりの激しい世の中で!という軽い驚きと、ものすごい郷愁を感じたよ。
懐かしいわー。昔はあれ貼ってデザインカッターでコリコリ削ってたなぁ。なんかやってるうちに楽しくなってきちゃったりして、延々乳首削ってたなぁ。
ああ、懐かしい。懐かしいなぁ。

[アニメ] リルぷりっ!#30「一寸法師でござるよ☆ぷりっ!」

・おとぎの国から一寸法師がやってくる話。一寸法師の嫁のもみじ姫のデザインやキャラクタ性が大変可愛い。

・すっかりだらけて全くヤル気がなく、ニート状態の一寸法師は剣の修行もせずに毎日だらけて今や立派なメタボ体型でおわんの船に乗ることもできないらしい。

・そんな一寸法師に腹を立てたもみじは毎日口論三昧。ほころび穴から落ちてきたあとも懲りずに喧嘩をしているうちに、落ちてきた打出の小槌でりんご名月レイラともみじは一寸法師サイズに縮む羽目に。しかも、日頃の不摂生がたたってすっかり鈍ってしまった一寸法師は打出の小槌を振ることができず、持ち上げた際、勢い余って打出の小槌を放り投げてしまう。

・小槌はビビに拾われてしまい、もちろん素直に返してはもらえない。ビビを追いかけるうちに、やはりほころび穴から現れた青鬼に遭遇。レイラが拉致られてしまう。慌てて青鬼を追う一行だが、ここでも一寸法師のポカで青鬼を巨大化させてしまう。

・青鬼に拉致られるレイラのリアクションが大変可愛い。

・ところでこの青鬼、実は悪い鬼ではなく、おとぎの国の鬼アイドル略して鬼ドルの大ファンで、いつか一緒に舞台に立つことが夢なのだという。レイラを拉致ったのは、自分の歌の感想を訊こうとしたから。この鬼ドルが案外可愛い。いつか出てくればいいのになぁ。

・鬼が巨大化しこれは一大事、ということで、一寸法師が本気をだし、自らの胸に張り手でもみじを作り、その気合でメタボの肉体を逆三角形に、顔も引き締まりイケメン化した「一寸ガチ法師」に変身。鬼を退治して元の大きさに戻す。

・この一寸ガチ法師の変身プロセスや、胸のもみじマーク、戦闘終了するやいや元のメタボにもどる様が大変可笑しい。嫁の方も含めて、一回こっきりのゲストにしとくにはもったいない出来だなぁ。

・鬼を片付け、打出の小槌で全員元の大きさに戻ったものの、怪獣サイズに巨大化した鬼を目撃した一般市民が騒ぎ出して困ったことに。さらに一寸法師たちをほころび穴に戻さなきゃいけないということで、ゲリラひめチェンしてライブ敢行。

・ライブで大喜びしてハピネスストーンをだした民衆だが、一段落するとやはり何が起こったのか納得しかねる様子。そこでクリス直伝の秘策として、白雪姫が笑顔で「映画です」と説明。何のことだか判らない民衆だが、重ねてもう一度「映画です」と念を押すと「映画じゃしょうがないな」などと言いながら解散。めでたしめでたしで終了。

・この「映画です」とすっとぼけるシーンが白雪姫のドアップなのだが、なんというか、妙に面白い。このアニメ面白いよなぁ。

[アニメ] STAR DRIVER#04「ワコの歌声」

・ワコとタクトが接近する話。戦闘シーンがないので大変悲しい。

・ワコは意外と腐っていた。ヤマスガタ・ジャガーは見た目通り腐ってた。

・スガタメ・タイガーが綺羅星十字団の幹部(タクトの前の席のメガネっ娘「ニチ・ケイト」)に拉致られ、なんかの薬を飲まされて催眠状態に。ワコとタクトをくっつければ坊ちゃんはフリーになるよとかなんとか吹き込まれる。

・ところで「ちびくろサンボ」て今時の若い視聴者に通じるのか?

・翌日(?)ワコが朝、目を覚ますと町はそのままなのに、人っ子一人いない。島をさ迷っている内にタクトを発見。誰もいない島で二人きりで過ごすことに。

・ワコは島に封印されていて島から出ることができない。封印が破られると島の外に出ることができるが、同時にサイバディも島の外(ゼロ時間の外?)に出ることが出来るようになるらしい。

・「誰もいない島」はサイバディによって創りだされた「誰かの願望」幻。その事実に気がついたタクト達はタウバーンを召喚。敵サイバディと戦おうとするが、拉致ったスガタメ・タイガーを無理やり戦わせる事を良しとしないケイトが戦闘を中断。戦闘シーンこそ無いものの「タクトとワコしかいない世界」が「誰かの願望である」という事実が急速にお互いを意識させ、まぁ作戦としては上出来みたいな感じで終了。綺羅星十字団的にはシンドウ・スガタとタクトを仲違いさせるのが得策ということらしい。

[アニメ] たちゅまる劇場#04(科学忍者隊ガッチャマン#105「地球消滅!0002」)

・ガッチャマン最終回。

・もうじき地球が破壊されてしまうということで、瀕死のジョーを見捨ててまで進まなければならなくなるなど、全く余裕がなくなったガッチャマンのマジギレっぷりがもの凄い。

・襲い来るギャラクター軍団を「今更戦って何になる。まだやるってんならこっちにも考えがあるぞ!」と恫喝。普段から容赦なく頃してくるくせに、という気もするが、あるいはもっとエゲツない殺し方が出来るのかもしれない。怖いなガッチャマン。

・すっかり勝った気になって半笑いで「降伏しろ」とか呑気なセリフを抜かすガッツェに怒り心頭。「誰に物言ってんだ!?なめとんのか!」と恐ろしいトーンの怒声を浴びせつつ有無を云わさずフルボッコ。相手が半分女だろうと知ったっこっちゃないとばかりにボコボコにシバキ上げた後、倒れたカッツェの顔面を踏みつけ「爆弾の止め方を教えるか、死ぬか選べ!」と恫喝。怖いぞガッチャマン。

・結局、爆弾を止める方法はなく、「地球をくれてやる」という総裁Xの言葉が全くのでたらめだったと思い知ったベルク・カッツェは、では自分は何のためにミュータントにされてまで生まれてきたのかと半狂乱になりながらマグマに落ちて死亡。総裁の裏切りを知ったあとのカッツェの惨めったらしい声のトーンが哀れすぎる(;´Д`)

・基地を破壊しても止まらない爆弾だが、#104で瀕死のジョーが最後の力を振り絞って投げた羽根手裏剣が機械の深部に侵入。誤動作を引き起こし既の所で爆弾は停止、地球は救われました。で終了。

・誰もいなくなった廃墟(ジョーの死を暗示させるシーン)で流れる「ケンは知らない。ジョーが執念で投げた羽根手裏剣が地球の危機を救ったことを。」というナレーションが実に切ない。

・いや、面白かったなガッチャマン。これは来週からのゴールドライタン(多分)にも期待だな。

[アニメ] そらのおとしものf#04「死闘!零下1.4度の温泉(カッセン)」

・会長の思いつきで男女対抗雪合戦大会が行われる、という話。

・勝てば相手チームに好きなことを命令できる、という条件に奮起した智樹は俄然ヤル気に。まずは敵のエースを排除するべしということで、そはらを狙い撃ち。全力で雪玉をぶつけまくり巨大雪玉を作成。追い打ちでスコップを使ってまで完全に雪に埋めてしまう。あまりといえばあんまりにも容赦のない攻撃が可笑しくていい。

・1日目の戦闘が終り、休戦。捕虜にした女生徒を尋問する智樹達だが、「女性軍が会長の掘った温泉に入っている」という情報を得た智樹が覗きに出かけている隙にモテ男どもが反乱。捕虜を逃がしてしまう。怒り狂った智樹率いる非モテ男子連は見境なしの攻撃を開始するが、そこに埋められた怨念で超巨大雪だるまと化したそはらが襲来。智樹達を蹴散らしていく。

・この巨大そはらのスケール感が実に素晴らしい。話的には立ち位置的には大魔神っぽい感じにするべきかとも思うけど、大魔神サイズだとあの圧倒的な威圧感はないかのう。

・常々不死身の智樹もだが、怒りで巨大雪だるま怪獣を創りだして動かすそはらとか、ツルハシを地面に落とすだけで金塊やら原油やら温泉やらがでてくる会長とか、こいつらも人類ではないだろう。

・今回のエンディングは少林寺木人拳。またもや吹いたわ。どういう選曲だ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
絹崎 (2010/10/27 [水]  07:57)

投稿スケジュールは別にして、既視感溢れる製作環境には笑ってしまいました。IC61番、今も使ってます(笑)。
重量感のあるアクションに無駄の無い筋運び、最終回だけ観てもガッチャマンは凄かったです。

猫森 しのぶ (2010/10/28 [木]  00:16)

タモリ倶楽部は毎週録画しているのですが、たまたまこの回は他に録画してる番組の時間帯変更で重なって録れてませんでしたorz こんなときに限って…
昔は自分のことを棚に上げて(ここで)批判したこともありましたが、今でも続けてるってやっぱりすごいですね。あの芸風だから続けられるというのもあるんでしょうけれど…

さんとお (2010/10/28 [木]  00:17)

スケジュール凄かったですよね。1枚5時間かけて月30誌とか、どんだけ忙しいのかと。
トーン使っておられますか。是非今度なんかの機会に見せてくださいっすー!

ガッチャマンは凄いですよね。本当に70年代前半の作品とは思えない。
作画は70年代後半や80年代のアニメよりイイぐらいですし、話の方に関しても今ではめっきり見れないタイプの筋立て&展開で、かえって新鮮に楽しめました。
まぁ、105話全部見るのは流石にしんどいですけど、後1ヶ月(4話〜5話)ぐらいはやってもらいたかったですねぇ。

さんとお (2010/10/28 [木]  00:21)

ありゃ、投稿タイミングがかぶりましたね(^^;

>猫森さん
「継続は力なり」という言葉がありますけど、なにより難しいのが続けることだと思うのですよ。
折れない心ってのは本当に羨ましいです。
いや、折れるの折れないのといった話をしてる時点で足元にも及んでいないか。
楽しそうに続けておられましたからねぇ。
本当に羨ましいなぁ。