2010/01/28 [木]
▼ [雑誌] 週刊少年チャンピオン09号
「バチバチ」虎城の小物っぷりは相変わらずだが、鯉太郎は完全に一皮むけた模様。いつまでも小競り合いを続けるのもナンだし、ここらで次のステップに移る頃合ということか。
「GAMBLE FISH」いくらなんでも簡単に騙されすぎだ。ちょっとは疑えギャンブラー。
「シュガーレス」圧倒的な存在感を見せるシャケとマリモに比べて相変わらず雑魚扱いの椎葉。だけど、少なくともこの2話目はそこが逆に椎葉に感情移入を促してるような気がする。さて、一矢報いることはできるのやら。
「イカ娘」オチが弱いというか、微妙。本編とオチが全然つながってないというか、あのオチなら女優出す必要はまったくなくて、イカ娘や悟郎辺りが滅茶苦茶張り切って撮影に臨んだのに、という話で良かったんじゃないのか?
「ツギハギ生徒会」単行本が出るらしい。秋田は割と単行本出さない出版社だと思ってたけど、最近はヘレンもそうだけど、不定期連載でも出るんだな。それとも、俺が思っているより遥かに評判が良いってことなのかね?
「ハンザスカイ」男ばっかりやー(;´Д`)
「ケルベロス」今回は女の子が酷い目に合わなかった!吃驚!でも女の子(姿したの)が酷いことしてた。流石だ。なんか流石だ。
「ミッチェル田中の美少女探訪」相変わらずミッチェル田中の描く小池里奈は(似てないけど)可愛い。と、それはさておき、オチが酷すぎて笑った。なんの企画なんだと。段取り悪いにも程があるだろう。
▼ [アニメ] 刀語#01「絶刀・鉋」[新]
・原作未読。西尾維新の作品だということ以外の概要も知らない。
・(自称)奇策士「とがめ」が、賊の手に落ちた12本のいわくつきの刀を収集すべく、刀を用いない(刀に魅了されない)剣士、虚刀流7代目「鑢七花」をスカウトにやってくるところからスタート。
・目当ての刀は「四季崎記紀」という刀鍛冶が作ったもので、「1本で国が買える程の価値がある」らしい。よって、金で動く輩は信用出来ず、また、世に名高い名匠の至高の一振りということで、その刀を所持する名誉も抗いがたく、名誉で動く剣士も信用出来ない。というか、実際に試してみたところ、放った刺客がことごとく失踪してしまい、結局、元の持ち主よりも強力な者の手に落ちただけで、より奪取が困難になってしまったのだとか。
・この一連の流れもそうだが、とがめは非常にマヌケなキャラクタとして描かれている。本当に無能なのか、自称の通りちゃんとした奇策を練れるのかは今回見ただけではなんともいえんなぁ。
・今回登場の刀「鉋」は、「超硬い」という特性の刀。たしかに刀として素晴らしく実用的な特性だが、「特殊な能力を持つ刀」の一発目としては実に地味だ。
・さらに、刀を奪い合う話なのに、いきなり「剣士じゃないから刀は使わない」とかいって得物を隠して戦う敵も酷い。ヒネクレてるよなぁ。
・不意をつくためにとがめに変身して接近する蝙蝠を有無をいわさず蹴り飛ばす七花。変装を見抜いてた訳ではなく、殺気を察したわけでもなく、人間の顔の見分けがついていないという七花の惚けっぷりはいくらなんでも、という感じだ。
・とがめの正体はかつて幕府に謀反を起こした男の一人娘。真の目的は幕府内で出世し、いずれ復讐を果たすことらしい。ちなみに、とがめの父を直接手にかけたのは先代の虚刀流当主なのだが、事実を知った七花は、仇と知りつつ目的を遂げるため助力を乞うてきたとがめの健気さに感じ入るものでもあったのか、とがめに協力する事を決意する。
・今度は七花の肉体をコピーし変身する蝙蝠。同等の身体能力を有し、さらに鉋を持つ自分が有利と斬りかかるが、肝心なところで刀がすっぽ抜け七花の奥義によって葬られることに。なんても虚刀流の人間は代々剣術の才能がなく、刀を上手く扱えないのだという。よくは判らないが、極端に握力が弱い、ということだろうか?だから拳ではなく手刀で戦うとか?
・蝙蝠を下し鉋を手に入れた七花はとがめに協力する旨をつげ、二人で刀集めの旅に出ることに。さっきまでそんな素振りが全くなかったのに、突然「惚れることにした」とか言い出す七花の言葉を全く疑わず、すんなり受け止めるとがめの素直っぷりはどうなのか。本当に頭いいのか?
・旅立つ二人を見送った七花の姉が、七花は弱いのに大丈夫か?みたいなことをつぶやいて次回に続く。
・実に西尾維新らしい独特の台詞回しが面白く、とがめのヘッポコぶりもまぁ可愛いし、七花の直球過ぎて逆に奇妙なキャラもいい感じ。作画は良好でアクションもカッコいい。月イチ放送で全12話という変則放送で、見落としが怖いところではあるけど、できるだけ全話追いかけてみよう。
▼ ところでこの刀語。
関東とBSではフジでやっているのだけど、何故か関西では毎日放送(TBS系列)でやっている。
関東ではテレ朝の「鷹の爪」を放送してたり、最近の毎日放送はどうしたんだろうな?
独自にアニメを強化しようとしてる?
▼ [アニメ] ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド#03「ティーン ウルフ」
・アキラは(1話や2話に現れたようなヴァンパイアの獣人形態ではなく)生まれながらの狼男っぽい。つまりこの世界には吸血鬼以外の怪物もいるんだな。
・吸血鬼の編入を快く思わない生徒会長がミナを追い出そうとドタバタする話と、ヴァンパイア特区設立のためミナ達が政府を脅迫する話を交互にテンポよく見せる下りは中々。
・新キャラのお下げ(こっちもウェアウルフ?)が登場。
・そこまではコメディっぽいノリだったのだけど、最後は一転、居残りで作業を続ける生徒会長が、襲われるシーンで引き。ミナ達に敵対するヴァンパイア?の仕業っぽいが、ということはあの生徒会長はもう終りかのー。