2010/01/12 [火]
▼ [アニメ] 君に届け#04「噂」
・爽子を陥れるために何者かがばらまいた噂が波紋を呼ぶ話。
・当初、爽子を信じていた吉田と矢野だが、爽子のはっきりしない話し方が災いして徐々に信頼を崩されていくことに。普通こういう展開だとこの二人が怒り狂って爽子と衝突するものだと思うが、吉田と矢野は爽子を信じきることができなくなった後も、爽子に疑いを持つ自分たちが許せないとむしろ自らを責めだしている。爽子に好かれてない(かもしれない)ことに大ダメージを負っているところといい、どんだけイイ奴なんだ吉田&矢野。こっちが泣くわ。
・他人とのコミュニケーションが決定的に下手くそな爽子は、周囲で起こっていることを正確に把握出来ず、細かいすれ違いを重ねて見る見るドツボに。肝心の相手に真意が伝わらない状況が続くこの展開で、「誤解の解き方を知っている」という台詞が痛々しい。
・根本的な原因は爽子サイドの人間が、全員揃って相手からはっきりした言葉を聞かずに途中までで判った気になっているところ。まぁ、この「察する」というのは日本人のコミュニケーションの美徳でもあるのだけど、こういう所は察しちゃダメだよな。つか、腹割って話せない辺り、やはりまだ友達ではないということなんだろう。逆に言えばこの件を解決した後ちゃんと友達になる、という流れなんだろうな。