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でんでん雑記ver2.0


2010/01/11 [月] 

[アニメ] 聖痕のクエイサー#01「震える夜」[新]

・原作既読。単行本買ってるわけではないので、初期の頃の話は既にうろ覚えになってる気もするけど。

・作画は大変良好。

・とまぁ、それはさておき。

・規制が酷い。エロい絵や音声は軒並みカット。エロい絵があるのだろうシーンは不自然に顔のアップや背景の止め絵になる(酷いところになると元絵を無理やり拡大して画面を埋めているので絵の解像度までおかしくなっている)のだが、その頻度が半端ではなく、演出が破綻しているのはもちろん、もはやなにが起こっているのか判らないといった有様に。ポパイでいうなら「ホウレンソウ」に当たる「聖乳(ソーマ)」を飲むシーンも当然無い。ここまでやるならなんで地上波で放送してんだって話ですよ。放送コードをクリアする方向で改変するか、BSかCSで年齢規制つきで放送すればいいのに。

・つか1話でこれなら、カーチャが出てきた後、華と絡むのは不可能なんじゃないだろうかのう。

・まぁ流石に毎回こんな有様で1クールってのはアレ過ぎるし、通常は元の画像や演出ももう少し自重してあって、今回は初回ということでサービス盛り込んだのが裏目に出ただけってことなんじゃないかな、多分、ってことで、しばらくは継続視聴。3話ぐらいまで観てずっとこの調子ならそこまでってことで。

[特撮] 帰ってきたウルトラマン#05「二大怪獣東京を襲撃」

・グドン&ツインテール登場回。帰マンといえば、いわゆる「11月の傑作群」がクローズアップされることが多いけど、こうして改めて観ると序盤から代表的な話や怪獣を連発しているよね。

・ハヤタやダンと違い、郷はMAT隊員としょっちゅう衝突している。基本的にハヤタもダンもウルトラマンの人格で行動しているのに対し、郷は人間時のパーソナリティが主人格なので、普通の人間のように他人と接するし、ウルトラマンとしての能力を持て余し、周囲との軋轢をうんでしまっている。この辺りのまるで一般ドラマを見ているような人間同士のぶつかり合いを観てると、作り手が真摯に作品に取り組んでいるのが見えるようで大変いい感じ。きちんとドラマに怪獣の存在を絡めてあるのも素晴らしい。夕焼けに染まり始める街でツインテールと戦うシーンもあまり動けないツインテール相手に、アングルやカットを工夫して美しく見せているし、実に見ごたえのある回だなぁ。

・ただまぁ、子供向けのヒーロー番組としては、やはり地味と言わざるを得ない。ウルトラマンの(わかりやすい)見せ場がないもんなぁ。うぅむ。