2009/10/09 [金]
▼ 昨日の敗戦で9割がた諦めがついていたとはいえ、流石に気分が萎えてアニメとか観る気にならないので、今日は野球だけ。
▼ [野球] 阪神終戦4位… ヤクルトに連敗 [デイリースポーツ]
去年のシーズンが終わって、真弓が新監督に選ばれた際、「来年(09年)は苦戦必至だろうし、成績が振るわないことに対してはある程度覚悟している」的なことを言ってた俺だけど
今年一年の戦いは全く納得行かないものだった。
まず、なんといっても世代交代。結果を見れば狩野を筆頭に、筒井、大和、野原祐、柴田と昨年まで1軍であまり見かけなかった選手やニューカマーが出てきてはいるが、采配云々で出てきたわけではなく、たまたま怪我人が続出したから使わざるを得なかっただけで、積極的に若返りを図ったわけではこれっぽっちもない。
金本はまた特殊な事情があるのでアレとしても、新井や鳥谷までフルイニング出場させていたり、今年この土壇場で全く結果の出ていない安藤や桧山を優先的に起用している辺りにその辺の意図が良く現れている。お前は岡田か!
さらに、特に前半戦に顕著だった謎采配。ナニがしたいのかどういう意図でやってんのかサッパリ判らない作戦の数々。それも成功してれば奇襲と呼ばれて褒められてたのかもしれないけど、全くサッパリ一度たりとも成功しない勝負勘の無さも酷い。勝負勘の無さは投手交代が常に後手後手に回るという部分にも顕著に現れていて、これはシーズン終盤までずーっとそうだった。
もちろん、真弓が全て悪いと言うつもりもない。
先発の柱と見込まれていた安藤や下柳の背信っぷりや、前半の鳥谷、新井、そして4月を除く金本のド不調に加え、怪我人の続出もあった。
だが、不振の安藤、新井、金本、どう考えても使えると思える要素の無い福原をなんの策も練らずのんべんだらりと使い続け、チームの負け数を増やしていったのはやはり指揮官の問題だろう。
現状、来季に向けて劇的な変化が見込めないチーム事情で、尚且つ真弓および1軍コーチ陣が続投ということになれば、来年は4位では済むまいという暗い予想しか立たん。
力の落ちたベテランばかりのチームを、戦術もへったくれも無い指揮官が率いて勝てるほど世の中は甘くない。
若い新しい力というのは、勝手に育ってくるものでもない。
今年の狩野を観れば良くわかるが使うから育つのだ。
プロでの実績が無いに等しい野原祐がファンからアレほどまでに熱狂的に迎え入れられたのは何故か。
その辺考えて来年は今度こそ成績は二の次にしても新しいタイガースの姿を今後5年阪神が目指すチームの形というのを示してくれ。
金本の聖域にも踏み込んでいくぐらいの覚悟を見せてくれ。
そのためにも、今オフで(監督が無理ならせめて)コーチ陣の入れ替えを行ってもらいたいのだけど、この辺の布陣が変わらないことには来年も期待は持てなさそうだよなぁ(;´Д`)
ああ、本当に、誰か何とかしてくれないもんかのう。