2007/01/27 [土] 遠くの星から来た男が 愛と勇気を教えてくれる
▼ 今日はもうメビウス終了時点から涙腺がぶっ壊れっぱなしで何をしててもふとした拍子に思い出してウルっと来てしまって実に困った。散々っぱらバカにしてた「ウルトラマン先生」だが、まさか27年を経てこんな形で泣かされる羽目になるとは。
▼ [アニメ] 出ましたっ!パワパフガールズZ#30「ガールズとカレ! その1/ガールズとカレ! その2」
・カレが復活してガールズと初対峙する話。
・覆面レスラーをやってるバターカップの父ちゃんはここ10年家族の前ですら覆面を取ったことが無いらしい。覆面の鏡のような話だが、そんなこんなでバターカップは父ちゃんの顔がよく思い出せない。っつか、10年前だとバターカップは三歳だろ。
・ケミカルZの黒い光で生まれたモンスターと、カレの黒い粉で生まれたモンスターには違いがあるらしい。
・あまりにも恐ろしすぎて声に出して呼べない「カレ」の本名。いつか明かされる日が来るのだろうか?まぁ明かされなくても特に構わないネタではあるけど。なんかこうオチが用意されてて欲しいなぁ。
・戦う愛の蘭学伝説・大江戸チャキチャキ娘!可愛いよ大江戸チャキチャキ娘!!どうせなら変身バンクも作ろうよ!!
・今かされる真実。パワパフZを作った白い光はケミカルZそのものではなく、ケミカルZで破壊された氷山に篭っていた「ケンナイニュウム」というかつてカレを封印する為にユートニウム博士の先祖が作った「白い粉」が原因だった。ただし、モンスターも同じくカレの「黒い粉」が原因で発生しているにも関わらず、「黒い光」で生まれたモンスターと「黒い粉」で生まれたモンスターに若干の違いがあることから、「光」は「粉」がケミカルZによって若干変質して発生したものであるのかもしれない。そして、チャキチャキ娘がカレに対し全く怯むことなく有効打を与えられていたにも関わらずパワパフZは何も出来なかったところを見ると、オリジナルの「白い粉」よりも「光」はパワーが劣化しているような気がする。それでいいのかユートニウム博士。何百年も前のご先祖に負けてるぞ。
・羊が足りないという幽霊に対し、古典落語を用いて羊の数を誤魔化すブロッサム。一見ボケに見えてバターカップを制したあたり確信犯だという事が見て取れる。なんだよ意外に知性派じゃないか。
・あ、カレは又引っ込んだな。でも既に面遠しも済んだので、次出てくるときが最終決戦と言う事は十分にありそうだ。うーん、やっぱり春までで終了なのかなぁ。
・次回予告。フンコロガシのモンスターの話だそうだが、「東京CITYが感動のクソダマに巻き込まれる」って。なんか凄そうな話だなオイ。つかバターカップさん、クソダマはないだろクソダマは(;´Д`)
▼ [アニメ] デルトラクエスト#04「ナゾナゾ巨人の呪い」
・行く手をさえぎるナゾナゾ巨人にナゾナゾだされたり、ナゾナゾ巨人にかけられた「真実が偽りに、偽りが真実になるまで解けない呪い」をリーフの機転で解いてみたり。
・リーフのなぞなぞの歌のシーンの影絵が面白い。つか、リーフ、一回聴いただけであのややこしい歌覚えたのか。スゲエなオイ。
▼ [特撮][メビウス] ウルトラマンメビウス#41「思い出の先生」
・すごい。なんだこの破格の扱いは。
・今回登場してる塚本という教員。ウルトラマン80#02「先生の秘密」に登場して劇中の会話どおり不登校だった生徒で、矢的猛=ウルトラマン80説もそのころから言ってる。同窓会に現われる「落語」「スーパー」「ハカセ」「ファッション」「真一」と言った面々も、80に出てたキャラの名前だ。流石に役者までは同一人物では無かったようだが、まぁ、それは仕方が無いか。
・話のほうも良く出来たもので、理想の「ウルトラマン80」というか、実現しなかったが本当なら(13話以降路線変更無しに進んでいれば)こうであって欲しかったんじゃないかという「ウルトラマン80」像が垣間見れた気がする。
・ウルトラマン80を前に成長した生徒たちが自分達の現在の様子を報告したり、「仰げば尊し」を歌ったりするシーンも中々の破壊力だが、それまでずっと80の姿と過去の写真で引っ張って最後の最後に現在の矢的猛(長谷川初範)が出てくるシーンは感涙ものだ。まさか(あの)ウルトラマン80ネタでここまで頑張るとは。侮りがたしウルトラマンメビウス。
・個人的な話だが、同窓会を前に80の帰還を知り、「矢的先生に会いたい/来て欲しい」と叫ぶスーパー、落語、塚本の叫びが、長谷川初範の登場を望むオタク心とモロかぶりして、かなりクる。出てきてくれて本当に良かった。2度目以降の視聴(これ書いてる時点で4回目観てる)だと、ここで既に泣ける。
・ウルトラマン80を待ち望んで実体化したホー。だが、現われたのは期待はずれにもメビウスだった。泣きながらメビウスを殴る姿は、攻撃してると言うよりも「なんでお前なんだ」と言ってるように見えてなんとも言えん。80登場後、無抵抗に腕を広げ甘んじて攻撃を受ける姿も。今回ばっかりは、もう世代人以外には御免なさいって感じで許してくれ。
・長谷川初範登場後のセリフ、「彼らと共に過ごせた時間は私にとってもかけがえの無い思い出だからな」は、もちろん脚本に言わされたセリフなんだろうけど、なんかこう色々こみ上げてくるものがあるセリフだよなぁ。
・他のウルトラ兄弟に比べて極端に狭い層にしかアピールしない「ウルトラマン80」。「俺達のウルトラマンだ」というセリフは、感覚的にすごく納得させられるものがあったなぁ。レオですら本放送時の記憶が曖昧で、リアルタイムに意識して観たウルトラマンは「ザ☆」と「80」というウルトラ冬の時代の世代なもんでな。
・そして、正直な話、その「俺達のウルトラマン」が名前といい設定といいその迷走っぷりといい何より見た目のカッコ悪さのせいで凄く微妙な存在として刻まれていた俺としては、今回の話は胸のすくような話であった。少なくとも今回の80は他の世代のウルトラマンと比べてなんら見劣りのしない存在として描かれていた。いやむしろ今まで出たどのウルトラマンよりも丁寧に感動的に描かれていた。例えそれが懐古趣味と美味しい所取りのスーパーロボット大戦効果による記憶の美化によるものだとしても。ありがとうウルトラマンメビウス!ありがとう長谷川初範!!
▼ [アニメ] 天保異聞 妖奇士#16「機の民」
・ウルトラマンメビウスの余韻に浸ってたらあんまりしっかり観れなかった(;´Д`)
・とりあえず、アビの昔の知り合いの「機巧奇傅ヒヲウ戦記」の「機の民」みたいな格好したマスラオというキャラクタが出てきたりする話。ってお前、「機の民」て。「マスラオ」て。何このアニメ、ヒヲウ戦記の外伝なのか?
▼ [アニメ] 地獄少女二籠#16「悪女志願」
・大人しく世間知らずの眼鏡っ娘が、復讐しようとした相手とは別の悪党に利用されて無自覚のうちに悪事に手を染め、最後には殺されてしまう話。
・化粧で化かされ美人になった眼鏡っ娘を見て「元の方が良かった」とかいう一目蓮。そうだ全くその通りだ。
・化粧は必要ないと言い捨てる閻魔あい。変身した女を見てケバイケバイと囃し立てるきくり。まぁ、その通りなんだが、なんかこう妙に化粧に否定的なのはちと気になるね。
・過去の自分の境遇を依頼人の眼鏡っ娘に重ね、過剰に感情移入している骨女。今までもこういった境遇の依頼人はいたような気がしないでもないけど、まぁ、言わぬが花か。
・地獄送りコントはなんか久しぶりだね。
▼ [アニメ] SaintOctober#04「ロリ迷惑!超昼間から吸血鬼!」
・前回社長が描いた手配書を元に、小十乃達の学園に敵が潜入。女生徒の血を吸ってリボンを集めだしたりとかする話。
・さらに小十乃に気になる男子キャラが初登場。どういう位置付けかはまだ判らんが、ラストシーンを見るに敵方のキャラなのか?
・いつのまにか女生徒の間で人気になってる謎の吸血鬼。噛まれると恋愛運がアップするだのなんだの呑気極まりない。
・小十乃を追いかけるカフカ9号の動きは気持ち悪くていいなぁ。
・屋上から落下した小十乃の直撃を受ける猟兵。死ぬよね。普通。
・つか、菜月もちょっとは小十乃の心配しろ。生身で屋上から落ちたんだぞ(;´Д`)
・化け物でオカマのカフカにフリルやリボンが似合わないと嘲り笑う黒ロリ&白ロリ。性格悪いなお前ら。
・愛の緊縛で体を溶かされてるカフカ。えげつない技だな黒ロリ(;´Д`)
▼ [アニメ] 銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜#01「新たなる旅立ち」[新]
・「銀河鉄道物語」はシリーズ通して初見。辛うじてパチンコ台(と、それが出た時に調べた概要とキャラ名)を知ってるぐらい。
・主題歌が「銀河鉄道は遥かなり」「銀河の煌」じゃないのが悲しい。無印も観たいなぁ。
・それにしても、「新たなる旅立ち」はねーよなー。
・わお、学の母ちゃん麻上洋子なのか。っちゅーか、母ちゃん若ぇ。
・っつか状況が読めねー。なんで学は第1話から謹慎食らってんだ?
・惑星に激突すれば地表を破壊し尽くすぐらいの猛烈な速度で迫ってくる列車に目標の惑星から飛び出してランデブーするとはもの凄い腕だな学。つか、一端後方に回り込んで追いつくとは凄い性能だな保線車。
・既に惑星の大気圏に突入してる機関車を主砲の一撃で(破壊ではなく)弾き飛ばし重力圏外に弾き飛ばすビッグワン。主砲の威力もバルジの腕もだが、何より車両の頑丈さが半端ねぇな。
冒頭の逆立ちで矢的先生の想いが受け継がれているのを見せられて泣いてしまった為、横断幕の頃には鼻水がだだ漏れでした。どのファンの心の中にもあった「ウルトラマン先生」という設定に対するわだかまりを、こんなに素晴らしいお話で氷解させてくれた事に対しての嬉し涙も混じっていると思います。もし、80も泣く事ができれば、たぶん涙を流していたと思うのですが。
フィギュア王の長谷川氏インタビューも良かったですよ。
>絹崎さん
「ウルトラマン先生」はこの放送を持って真に完成したと言っていい内容でしたね。観ていた我々はもちろん、ウルトラマン80というキャラクタが報われた瞬間だったと思います。もちろん泣く事が許されていたなら号泣していたでしょう>80
長く長く続いておりまた愛されているウルトラシリーズにしか出来ない見事なフォローだったと思います。
>たにがわさん
明日速攻フィギュア王買ってきますヽ(^−^)ノ