2006/12/13 [水] Awaken 目覚めよ 荒神伝説 その名はグレート! GO!ガイキング ザ・グレート
▼ [雑談][アニメ] 『「炎」ガイキング− コンプリートブック』が届きましたよヽ(^−^)ノ
一般的なムック本と違い、オフィシャルとは思えないぐらい手作り感溢れる装丁と内容ながら、とにかく入れられるだけ入れました的なその圧倒的なボリュームと、スタッフコメントや再録されているWeb連載コラムなどから溢れ出しまくる愛が素晴らしすぎる。
読んでるだけで胸が熱くなるような本だった。
充実しまくりの各種設定資料や新しい方のOPのコンテや原画、それどころか表紙のカッコいいグレートを眺めているだけで幸せだ。
やっぱガイキングはいいなぁ。
またこのスタッフでロボットものやってくれないかなぁ。今度は全国ネットで。できればオリジナルで。
そういえば、修羅場中に一気観してたのと、なんか好き過ぎると逆に書き難い(誉め言葉の語彙が少ないので^^; 貶すのは揚げ足取ればいいから楽だけど<オイ)という難儀な性質のせいで、感想とかあまり書いてなかった「ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU」だけど、この作品は超イイ。
今年観たアニメの中ではダントツに面白かったし、それどころか、俺がオタクになってから観たロボットアニメの中では最高峰といっていい。
まがい物、という言い方もなんだが、ここの所、「熱血」とか「スーパーロボット」とかいう言葉の上辺だけで作られたようなロボットアニメが多い中、普通に正常進化したロボットアニメがついに現われた、という感じ。
制作スケジュールが厳しかったとの事で、キャラの絵こそ厳しい回はあったものの、シナリオ、演出はとてもしっかりしていて、ロボットもののお約束と現代アニメ的なセンスと、鼻につかない程度の、これぞオマージュという感じの小ネタとをきっちり混ぜ合わせた絶妙な匙加減になっていて実に素晴らしかった。変にオタク向けじゃなかったのも大きいような気がする。
そしてなにより、ロボの格好よさがもはや感動レベルなのが本当に良かった。今見返しながらでもなければメモも取ってないので思い出せる範囲だけでも、もう何度観たかわからない神憑った13話「衝撃!キャプテンは父さん?!」とか、ガイキング・ザ・グレート登場の31話「見よ!讃えよ!ひざまづけ!荒神グレード降臨!」とか、ラスボスとの決着のつけ方が最高にカッコいい38話「みんな、燃えろ」とかパッと出てくるし、他の話もカッチョイイ戦闘シーン満載だった。1話のただのパンチでさえも素敵過ぎたぐらい。ロボットアニメはロボが格好良くなくては話にならない。その点ガイキングの格好よさは満点と言っていいと思う。
これが「大空魔竜ガイキング」という作品のネームバリューを利用した企画だったことが(「ライオン丸G」とは全く逆の意味で)残念だと思えるぐらいの傑作だが、いずれ次世代に語り継がれる全く新しい傑作ロボットアニメが誕生する可能性を示したような、そんな夢が広がる作品だった。
この作品を観ることが出来た幸運、そしてそもそも視聴機会を与えていただいた某氏に大感謝。本当にありがとうございます。
皆も機会があったら是非とも観るべし。DVDも売ってるし!いや、かなり高い(全10巻でトータルだと軽く5万超える;´Д`)ので無理にとは言わんけど。チクショウ、東映のアニメは高いなぁ(;;;´Д`)
本当に、何でこの作品が全国ネットじゃなかったんだろうなぁ。なに考えてんだテレ朝系列。ガラスの艦隊とか財前丈太郎とかオリンシス流してる場合じゃねぇっつの。
▼ [NEWS] 「Winny」開発者の金子勇氏に罰金150万円の有罪判決 [Internet Watch]
馬鹿げた判決だよなぁ。
問題になっているのは「金子氏の過去の発言から読み取れる意図」になってるが、じゃあもし何も言わずに黙々と開発して建前だけ「違法ファイルのやり取りには使わないで下さい」と言っていたら罪には問われなかったのか?
そういう問題じゃねぇだろ。
一般に日本刀というのは人が殺せる(人を殺すための)武器だし、刃挽きでない刀を打ってる(or売ってる)人間は、それで人が殺せる事を承知してると思うが、仮に誰ぞがポン刀で人を殺したら刀匠は殺人幇助か?売った美術商は殺人幇助か?
使ってた奴を裁くとかになるとえらい数になってしまい実質不可能だからって、コレは見せしめ以外の何もんでもなかろう。
酷いねもう。こんな言いがかりが通用するなら、今後なんかあった時、どんな理由でも挙げられる可能性があるって話になるよな。
なんだかなぁ。
▼ [NEWS] 現代版・切り裂きジャック、英東部で売春婦5遺体発見 [YOMIURI ON-LINE]
切り裂いてないけど、確かに切り裂きジャックを想起させる事件ではあるね。
現代のイギリスの売春婦がどうやって客取ってるのかは知らんが、街娼なんだとすると、路上に立てない=商売にならないということで、まさに商売上がったりな話だよなぁ。
流石に19世紀とは警察の捜査力も段違いだろうから、今度の犯人は捕まるとは思うけど、例え今回の犯人が捕まった所で、路上で見知らぬ人間相手をする商売だと、この手の犯罪から身を守る術ってのは殆ど無いといってもいいし、難しい所かもなぁ。
そう考えると、「街娼」というのは、案外治安のいいところでしかなりたたない商売なのかもしれないね。
殺されないまでも、個人で男相手にやってる以上、やるだけやって料金踏み倒される危険もありそうな気もするし。
▼ [映画] 硫黄島からの手紙
観てきました。
まぁ、泣かす。ラスト付近など、ちょっとガチで来た。なんかこう目とか腫れてんじゃねぇだろうなと出るときちょっと思ったぐらい。
ちなみに、この映画、外人監督の外国映画だというのがちょっと信じられないぐらい違和感の少ない映画だった。
辛うじて本土の様子を映す回想シーンが、なんとなく日本っぽくないと感じたぐらいで後は概ねなんの違和感も無かったような気がする。
キャラクター造形も非常に日本人的だったような気がするし。まぁ、二宮何某演じる主人公の演技はちょっと現代的過ぎる気がしないでもないけど、それは日本で作ってもそうなるだろうし。
そういう意味で、映画への集中を切られなかったのもイイ感じ。
それはさておき
一連の映画、アメリカ(の白人とか国家とか)を突き放して、ネイティブアメリカンや日本人に寄った視点になってるよな。
どちらの映画も「愛国心」みたいなのが出てくるわけだけど、「星条旗」のそれが非常に空々しいのに対して、「硫黄島」のそれは精神的支柱になり得ているのがまたなんとも。
実際に本土を蹂躙されて家族が殺されている日本人と、本国が戦争とは無縁の場所にいたアメリカの違いなのかもしれないけど、そういう敗者の美学的なものがクリント・イーストウッドの立ち位置なのかもしれないなぁ。「ミリオンダラー・ベイビー」も社会的弱者ばっかり出て来てたし。
その辺ちょっと気になりました。まぁ、そんなに露骨に描かれているわけではないので鼻につくって感じでもないし、日本人的にはむしろ気持ちいい按配の映画になっているので、OKなわけだけど。
▼ [アニメ] ネギま!?#10「私に隠れてネギ先生と?そんなこと絶対に認めませんわ!」 byあやか
・チュパ研がネギとつるんでなんかやってる事に気がついた委員長がなんやかんややる話、のようなサブタイトルだが、実際はそうでもなくて、実際はまた妖精がその他の生徒を操って仕掛けてきたり、この前仲間になった双子と忍者のコスプレカードのお披露目だったり。ってか、今回ネギ1人で敵倒してるし。パートナー要らねー。
▼ [アニメ] ネギま!?#11「へー男爵って薔薇の種類だったんだ。おイモかと思ってたよ」 byハルナ
・ガッツリチュパ研なのに、ガッツリハブられてるハルナと夕映が絡んできてハルナと仮契約したりとか、黒薔薇男爵がスカさなくなってただの変な人になったりとか。
・何でもいいが中国人の多いクラスだな。てこんなメジャーな作品の登場人物相手に今更言う事じゃないが。
・さらになんでもいいが、EDの刹那がやたらと可愛いな。まぁ、これも今頃言う話じゃないけど。
▼ [アニメ] 奏光のストレイン#07「ラヴィニアの素敵な陰謀」
・ガチレズ娘ラヴィニアがセーラを狙ってなんやかんややらかす話。この作品にギャグ回が来るとは思ってなかったが、一人だけ違う世界の住人のごとき個性を与えられたラヴィニアの妄想と暴走ぷりが大変楽しい。なぜここまで強烈な個性の持ち主が「影が薄い」などという謎の属性を与えられているのだろうか。
・てゆーか、シャワールームのジェシーとラヴィニアのエピソードや、その後の艦内3周ストリーキング伝説の偉業達成シーンは、レート無しのTVアニメとしては空前にして絶後に近いシーンなんではあるまいか。確かにらんまとかでも乳首描いてあったけど、乳首しか画面に映ってないシーンとか全裸の女子同士の(性的な意味での)キスシーンとか流石になさそうだぞ。
・しかし、ギャグだと思ってたらラヴィニアのイタズラからエミリィ人形が破棄されてしまうという一大事に発展。エミリィがただの人形ならまだしも、仮にもアレはストレインを動かす為に絶対必要なミミックなんだし、いくらなんでもこりゃマズイだろ。ここまでは比較的好感度が高かったラヴィニアだが、これで好感度ダダ下がりだよなぁ。
▼ [アニメ] 奏光のストレイン#08「グォール空間補給廠」
・前回の続きで破棄されたエミリィを探して街に下りたセーラが、その街でちょっとした顔らしいカリスとデートをしたり、人形じゃない方のエミリィがセーラの前に現われてみたりとか、そんな話。
・あと、眼鏡コンビが本格的にセーラの素性を探り始めた。そもそも誰がセーラの素性を隠匿したのかとかいう問題もあるし、この辺もまだなんかありそうだなぁ。
・人形じゃない方のエミリィは人形のエミリィと繋がっているのだそうな。そしてラルフの出現で再び人形じゃない方が拉致られ人形はセーラの手に。ラルフの目的も不明だが、このエミリィの設定がどう生きてくるのかとか、さっぱり想像つかないなぁ。
・さらに、ロッティにセーラの素性がバレてしまい火種になると同時に、逃亡するラルフの手にかかってカリスがあっさりと死亡。流石はストレインというか、セーラに近づく異性はラルフが皆殺しにしていくアニメなんですかそうですか(;´Д`)
・てゆーか、エミリィを捨てるなんていう大ポカをやらかしたのに、今回の話で空気扱いのラヴィニアがちょっと哀れになってきた。いっそ糾弾されまくる方がマシだっちゅーか、ガチで影が薄いんでやんの(;´Д`)