2004/12/01 [水] FUTURE-RETRO HERO
▼ ぐぅ、宇宙英雄のCDが見つからんので歌詞が思い出せん。無念…っorz
▼ [雑談][映画] 結局今日は「スカイキャプテン」を観てきました。
本当は今日は映画観てる場合じゃないのかもだけど、なんとなく我慢できなかったもんで。
スミマセン。金曜の午前中までにはなんとか経過の連絡出来る状態にしておきます(_o_
それはさておき。
映画見るついでに、金券屋で「ゴジラ」と「ULTRAMAN」の前売りを購入。最近は前売り券はほとんど額面売りになってしまって、全然うまみが無いのがトホホな感じ。今回「ULTRAMAN」が妙な上映形態で、お約束の「松竹レジャー券」の類が使えないのも痛いなぁ。
あと、「エイリアンvsプレデター」は、上映館をチェックし忘れてたので、保留。「ナビオTOHOプレックス」なら前売りしかないけど、「三番街シネマ」なら使える株主優待券みたいなのがあったはずだしな。調べておいて「ゴジラ」観る時にでもまた金券屋行こう。
というあたりで、以下「スカイキャプテン」感想。ネタバレ特にありません。
▼ [映画][おすすめ] スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
つっこみどころは満載だが、カッコいいので全部OK。
まず、画面がカッコいい。
バキバキにコントラストを効かせた上にセピアがかった画面の中に描かれるメカや背景、それどころか登場人物にいたるまで、見事にフューチャーレトロに統一されていて、映像が世界観を表現しきってる感じ。画面を観ているだけで自然に世界に入っていけるというか。
多分だが、「CASSHERN」は本当はこういう事がやりたかったんだろうなぁ、とか思った。アレは世界観がガチャガチャだったが。
で、内容。
ストーリーは無いも同然。頭を使う必要は全くなく、ただひたすらに、カッコいいヒーロー(能力は高いが詰めが甘いあたりに可愛げがある)と、美しいヒロイン(意外とお茶目さん。ゴージャスなブロンドが画面に栄えまくり)の掛け合いと、スカイキャプテンやその愛機、または仲間たちのカッコいいメカが、怪ロボット(ラピュタのロボット兵似のやつから、カールビンソンのお父さん似まで多種多様なのが登場)やクリーチャー(ドクターモローのロストワールドって感じ)とカッコよく戦うのを観るだけ。
だけどこれがまた非常にカッコよくて、とてもいい。キャプテンの愛機(改造P-40)がまたものすごくカッコいいんだこれが。NYの街中で行われるドッグファイトとか最高。
見終わった後に何かが残るとか、そーゆーのはまったく無いし、画面がカッコいいといっても、技術的には今時TVゲームでもこの程度のCGは出してくるので、そういう意味での見所は全く無いけど、レトロなヒーローが好きとか、ビジュアルのセンスにグッっとくる人は観にいくが吉。
逆にいえば、そーゆーのに興味が無い人とか、映画にテーマ性とか求めてる人はやめといた方がいいかも。
ちなみに、梅田界隈の金券ショップでは前売りが\1,000-で叩き売られていたので、人気はなさそう。でも公開中はいつでも\1,000-で観れるってことだから、これから観ようって人は、先に金券ショップ見ておくといいかも。
『ロケッティア』とか地底探検物とかが好きな私にはぴったりの映画でした。画面もさることながら、ラストの落ちに見られるようなしゃれた会話もかっこよかったです。もちろん、あの光線銃とか電波の表現なんかも(^.^)
「古きよき」を絵に描いたような映画でしたよね。普通そういうのをやろうとすると色々鼻につくもんだけど、あの映画はイヤミが無くて良かったと思いますっす。