2004/12/20 [月] もしも空を飛べたら 雲の斜面を駆け昇り
▼ [NEWS] 女優の上戸彩、「アタックNo.1」主演 [nikkansports.com]
また上戸彩なのか。漫画実写化のヒロインといえば上戸彩しかいないのか。
ってか、OPで、上戸彩が「だけど、涙が出ちゃう、女の子だもん」とかやるのか。わー、それは恥ずかしいなぁ。
▼ [NEWS] 病室で入院患者2人刺殺 [nikkansports.com]
うーん、よくネタではこーゆー話があるけど、本当にこんなことする奴がいるんだなぁ。
同情はするけど、やっぱり身勝手すぎだ。かといって、有罪判決、いっそ死刑が求刑されても、どうせ近いうちに死んじゃうんだよなぁ。
ぶっちゃけ、この前の「飯が食えないから刑務所にに入りたい」ともども、酒の席で冗談でよく言うネタなんだけど、実際におこると、とんでもなく性質の悪い事件だよなぁ。
▼ [映画] ULTRAMAN
観てきました。感想は、うーん、「面白くなくはない」というところですかねぇ。
ネタバレになるので、詳しくは後述しますが、単体で観てかなり良いシーンはあったと思います。主人公のキャラクタ設定もいい。ザ・ワンのデザインも悪くないし、地上での戦闘シーンは総じてとてもいい。なんだか中途半端に巨大なネクスト(アンファス)&ザ・ワン(第二形態)と、人間の合成も特にヤバイという絵ではなく、むしろ上手いし、逃げ遅れた親子を倒壊するビルの瓦礫から身を呈して守るネクスト(ジュネッス)の初登場シーンの雄姿もいい。夕焼けとウルトラマンもスペシュウム光線もいい。役者の演技も総じていい。
でも、絶賛とまではいかない。なんでかというと、売りの一つになっててCMなんかでも思いっきり取り上げられている「空中戦」。アレがヤバイ。絵的にかなりヤバイ。完全にアニメだし。というか、それならそれでいいんだけど、その空中戦を「リアル志向」を打ち出している本作で行うのはどうなんだと。前半の自衛隊シーンやネクストのグロ入った造詣と、後半のアニメアニメした飛行シーンや板野丸出しのF−15のミサイル発射シーンのギャップが酷すぎて、正直萎え萎えです。
あと、脚本ももうちょっと絞れたんじゃないかと思わなくもないです。主題がぼやけててせっかくの名台詞の重みが弱い。
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と、なんだか文句ばっかり言ってるように見えますが、繰り返しになりますが、この映画、悪くはないです。
今年観た漫画実写映画(「ゼブラーマン」「キューティハニー」「キャシャーン」「剣&デカ」「デビルマン」「ゴジラ」)の中では、明らかに面白かった方です。
じゃあなんでグダグダ言ってるのかというと、なんかもったいないんですよねぇ。もうちょっとで絶賛できるのに!みたいな。
ネタバレで書いた部分と、空中戦、この2点だけが気になってしょうがないんですよ。もう。
あぁ、惜しいなぁ。
あ、それと、映画見てるだけじゃ絶対にわからないネタバレがパンフレットに載ってたので、それについても一言。
まぁ、一言で言って、「ULTRAMAN」と「ネクサス」は「無関係ではない」という話なんですが。。
判りにくすぎるっちゅーねん
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まぁ、この件に関しては、直接映画と関係ないんで、どうでもいいっちゃどうでもいいんだけどな。
そうそう、あと、ザ・ワン(第一形態)が自衛隊員の集中砲火で倒れるシーンのあたりで、劇場にきてたお子様が「もう、帰った方がええんちゃう?」と親をせっついてましたが、そーゆーの観ると切ないですな。
前作の「コスモス」みたいなのはダメのダメダメだと思うけど、「ネクスト」&「ネクサス」は逆方向に行き過ぎてると思うなぁ。
「平成ガメラ」から「平成ライダー」に続いている今時特撮の流れの中の必然なのかもしれないけど、「ヒーロー物」って何なのか、そろそろもう一度考え直してもいいような気がします。
「子供向け」と「子供だまし」が違うということをちゃんと認識していれば、清く正しくカッコイイ「子供向け」ヒーローにもまだまだ需要はあると思うんだけどなぁ。ってゆーか、その辺、「ダイナ」や「ガイア」の映画は実に良いバランス感覚だったと思うんだけど、いつのまにか、ずいぶん偏っちゃったなぁという感じがぬぐえません。
前にも描いたと思うけど、結局は作り手の「タロウよりセブンを作りたい」という感覚の問題なんだろうなぁ。ホントは初代を目指してるのかもしれないし、事あるごとにそう公言してる割に、シリアス(だのリアルだのの)比重が大きい気がするんだよなぁ。初代にはもうちょっとカタルシスとかエンターテインメント性とか入ってると思うんだけどなぁ。
うぅむ。
▼ [映画] エイリアンvsプレデター
んー。65点。
とりあえず、上映時間が短く感じるぐらい動きっぱなしで飽きる暇のないのは○
でも、全般的に意外とアッサリしててハッタリが弱いのがイマイチ。
もーちょっと、(イメージシーンに出てくるぐらい)大量のエイリアンが出てきて、大激闘になるんだと思ってたのになぁ。
まぁ、でも、こんなもんかという気はします。
とりあえず、続編の作りようはいくらでもある(宇宙空間に放り出されても死なないエイリアンが冷たいだけの海でどうこうなるとも思えないし、お約束のラストシーンからの引っ張りようもありそうだし)ので、「今度は戦争だ」で続編作ってくれるの希望。スターシップ張りに大量のエイリアンと、天と地と並に大軍のプレデターで大合戦とかよ。
▼ [雑誌] 週刊少年ジャンプ3,4合併号
「アイシールド21」熱くてカッコイイ。流石だ。
「NARUTO」医療忍術、超スゲエ。BJ並だな。恐るべし。
「DEATH NOTE」やっぱり取引か。そりゃそういう流れになるわな。でも、これどうなるんだろう?火口がミサを殺そうとして、レムが死ぬ?意外と火口の寿命が短くて(放っておいても1〜2ヶ月程度だった)、眼の取引のせいで拘留中に寿命が尽きる?
「MP0」叶恭弘の読みきり。というか、なんか連載の第一回みたいな話。「女装」と「魔法」の違いこそあれ、何気に構造が「プリティフェイス」のまんまなんじゃないだろうかと思った。
「HUNTERXHUNTER」今回、なぜちゃんと作画してないのかと。いや何時もの事なんだけど、せっかくシズクが…っ!
▼ [アニメ][現視研] げんしけん#11「都市型犯罪における悪意の所在論」
・「うおー、早くコミックスになれー」って、雑誌の方をチェックしてる奴の台詞じゃないよなぁ。単行本のおまけの描き下ろしでしか展開しないとかじゃあるまいに。
・87年。87年か。ならジリオンだな。っつか、俺ですら大学生って年齢じゃねぇ。っつか、大学って8年までしか在籍できないんでなかったっけか。とすると、劇中は行ってて95年って事か?それなら確かにインターネットとか出てこないもの格ゲーに人気があるのも納得はいくな。エロゲーもPC98で出まくってたから問題あるまい。携帯持ってたり、ギャルがいたり、アキバがオタクの街なのは納得いかんが。
・春日部さんの「泣き落とし」は、大変オタクっぽいよな。
・うぅむ、お着替えシーンはエロいな。
・主催大学の生徒、しかもオタク系サークル代表があーゆーパフォーマンスをかますと、一般参加者はヤラセじゃねーの?とか思わないもんだろうか。いや、まぁ、犯人役のメンツを考えるとありえないよーな気もするけどな。
・打ち切り作品が名作ってのはまた強引だな。するってーと、「名犬ラッシー」はまさに名作中の名作って事だな。ってゆーか、ヤマトにしてもガンダムにしても再放送で再評価されてる訳だから、「打ち切り」だけでは不十分で、「再放送」されて初めて名作に成り得るんじゃないのか。んで「映画化」な。あと、レイズナーは名作か?オタク受け止まりだろ。しかも、放送中も終わってからも、他のアニメと大差ない程度の評価だと思うが。
▼ [アニメ][神無月] 神無月の巫女#12「神無月の巫女」[終]
・えー、そんな理由でレイプかよ。千歌音ちゃん、ここにきて格好つけちゃダメだよ。どさくさにまぎれて欲望を満たしましたとちゃんと告白すれ。
・イエス。正直者は報われますよ千歌音ちゃん。吊り橋効果な気もするが、結果オーライですよ。っつか、今更キスて。あそこまでやっておいて今更過ぎだ。
・っちゅーか、TVアニメ史上前代未聞のレズカップル登場ですよ。Aパートの90パーセントを告白とノロケとキスで埋め尽くし、なんとどてっ腹に大穴あけて死にかけてた事すら忘れてしまうラブラブっぷりを発揮。スゲエな。
・そしてソウマのピエロっぷりも前代未聞だな。固まってるうちにフられてやんの。
・ってゆーか、アレ?アメノムラクモは何しにでてきたの?
・む?なんだこのお花畑でラブラブなシーンは。あ、ヤバイ、千歌音ちゃん死んだのか!?まぁ、そりゃそうだよなぁ。あの傷は助からんよなぁ。
・ところで、死んだ方の巫女が最初から世界に存在しなかった事になるというシステムなら、どうして太陽と月の巫女が伝承になり得るのだろうな。まぁ、別にどーでもいいんだけど。
・ソウマは最後の最後までピエロだったな。何も追い討ちまで入れなくても。
・一瞬、マコちゃんが千歌音ちゃんの生まれ変わりなのかと思った。千歌音ちゃんが写ってるはずの場所にマコちゃんが写ってるとか。
・ま、このラストの方が綺麗か。外見や人格が変わると拒否反応示す視聴者も多そうだし。っつーか、俺もちょっとヤダ。
セスナのパイロットの仕事については、特に不満があるということじゃなかったと思います(くだらないとまでは言ってなかったような…)。もう戦闘機乗りではないということを強調したかっただけかと。
息子の病気については、確かにもう少しなんとかなったんじゃないかという感じでしたね。結局ラストでもうやむやだったし。続編で奇跡が起こるのかとか思ってしまいますが…。
ネクサスとの関係については、あれだけ関連が見えないなら特に公言しないで匂わせる程度でよかったような…。
確かに、期待しすぎたせいもあって空中戦のCG臭さは残念でした。倉嶋編隊の戦い方は考えた跡が見えるようですが。あと、息子が倒れたのは持病のせいでなく自分への心労からとする方が主人公の動機付けとしては強いような気もしますがどうでしょう?で、全然関係無いんですが、ワンとネクストが最初に戦ったホールはスペシャルアクトでレイとルナが再会した廃墟と同じかも・・・。
「くだらない」いってませんでしたっけ?(^^;なんか「そりゃねえだろー」とか思った気がするのですが(^^;;
で、病気ですが、心労で倒れるのは良いんですが、発病しないのなら何でそんな設定なんだよってゆーか。倒れた時に「最近は調子もよかったのにどうして?」「おそらく精神的なストレスが影響しているのでは」でいいと思うんですよね。まぁ、些細な事かも知れませんが。
で、続編ですが、何の根拠も無い予想なんですが、「2」は真木舜一の物語ではない気がします。彼の物語は既に終わってしまっているし、今回討ちもらしたワンがスペースビーストになる以上、続編で真木を主役にしてしまうとハッピーエンドになり得ない気がするんですよね。で、公開時期から考えても、もしかしてネクサスの後日談になるんじゃないかと踏んでいるのですが、どうでしょう?あるいは、息子の方が成長してラスト・デュミナストになるってな話なら燃えるんですけどねぇ。流石にそれはないか(^^;;;;;;;
でで、空中戦ですが、アングルとかポージングとか、いちいちアニメくさいんですよねぇ。仰るようにCG臭さも凄くて質感とかまるでなかったし。あんなのがやりたかったんなら、ザ・ネクストのデザインはもっとのっぺりしたいつものウルトラマンみたいな感じにしておけばよかったのになぁ。
で、ホールですが、すみません。スペシャルアクト未見なんです(^^; ヘタレなので、レンタル屋で借りるのにちょっと抵抗があるのと、相変わらず日本製のDVDは高いので買うのもちょっと躊躇われてしまって(^^;;;;; 申し訳ないです(_o_