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でんでん雑記ver2.0


2012/05/12 [土] 

テレビでやってた「プリンセストヨトミ」を観た。
とにかく荒唐無稽なのはまぁそういう話なのでいいとして、問題を「父子の絆」に収束させて(?)、感動シーンぽいものでまとめた気になってるのはいただけない。意味もなく松平が銃撃されたりするのもダメ。
理屈を抜きにしても、心情的にこの内容でめでたしめでたしは納得出来ない。
そもそもなんで親子が廊下を歩く儀式を存続させるためにあんな予算(といってもたかだか5億円だけど)が必要なんだって話ですよ。そこに切り込まずして何が会計監査か。

てか、この話、別に「プリンセス」は要らないよね。王女自身がテーマの「父子の絆」の蚊帳の外だし、実物を出さずに「大阪のどこかにいる」程度で良かったんじゃないかのう。
あるいは実はダイスケ(真田家)が末裔でしたってことにして、ああ性同一性障害にも意味はあったのかと思わせておくとか。

なんにしても、今ひとつしっくりこない話だったよ。

[野球] 【阪神】桧山が番長の快挙止めた [nikkansports.com]

いやいや、桧山がよくやったというより

三浦にノーノーやられかけるスタメンが悪い。

山本昌のもってる最年長ノーヒットノーラン記録も阪神がやられたもんだし

なんでこうベテランに弱いんだ阪神打線。

いや、対戦経験の少ない若造相手にするときも大概負けるんだけど。

はー。

誰かどうにかしてくれよ(;´Д`)

[特撮][非公認] 非公認戦隊アキバレンジャー#06「はばたけ大御所!妄想撮影所の痛い罠」

・新堀和男登場回。そして、まさかの急展開。

・冒頭、ゆめりあの同人BL漫画(グレイx凱)のモデルとして従業員の姉ちゃんと抱き合っている葉加瀬。ネタはBLなのに画面は百合百合というこのあざとさ。ってか、のっけから酷いな。

・東映東京撮影所に荷物を運ぶことになった信夫。よく見ると白倉伸一郎宛になっているのだが、何故か中途半端に消されてて妙に可笑しい。

・BL漫画のアイデア出しにアキバの街を散策するゆめりあは、アイドルヲタを騙して下北沢の小劇場のチケットを売りつける係長(下北沢ホヤ)と遭遇。重妄想して戦闘へ。

・いつもの戦隊妄想ではなく、下北沢ホヤの演出する小劇場で戦うことになるアキバレンジャー。演劇のお約束に翻弄される様子が可笑しい。

・この戦いにあっさり敗れるアキバレンジャーだが、一刻も早く東映東京撮影所に行きたい信夫はむしろ早く終わって良かったとか言い出す。あっさり負けたのはこの信夫のやる気のなさが原因なのかもしれない。

・「公認様を見て戦いの何たるかを学べ」という口車に乗せられた美月とともに、東映東京撮影所に侵入成功した信夫。撮影所においてある大道具を見てテンションが跳ね上がる様子が可笑しい。ビルのセットを見てゲキレンジャーの何話に出てたとかいうところまで言い当てる信夫のマニアック差加減がまたすごい。

・信夫に騙された事に気が付き帰ろうとする美月だが、戻る最中に弟子に稽古をつける新堀和男を目撃。その気迫のこもった殺陣の冴えにっころを奪われ、弟子入りを志願。美月を新戦隊のスーツアクターだと勘違いした新堀にアクション指導を受けることに。

・初対面の新堀に「私アキバレンジャーのアキバブルーをやっております」と自己紹介する美月が実に痛々しくて可笑しい。普段は常識人ぶっているが、この子も妄想と現実の区別がついてないんだな。

・デッサン人形を使ってグレイと凱のハードな絡みを妄想するゆめりあが可笑しい。そして、今回の係長・下北沢ホヤはオネエ口調。声こそ三ツ矢雄二ではなく松野太紀だが、要はここでグレーゾーンって言いたいために、グレイをネタに使っていたのか。

・戦闘開始。新堀和男から、叩きこまれた戦隊魂で物凄くノリノリになってるアキバブルーの凛々しい声とキビキビした動き。めちゃくちゃ派手な名乗りポーズが可笑しい。

・マルシーナ登場。リアルに揺れる乳をドアップで3方向から見せる演出に笑う。そして、本当に揺れてるのが流石過ぎる。

・一度は下北沢ホヤに敗れたアキバレンジャーだが、今度は敵のお株を奪う妄想舞台を作り出し、その中に敵を取り込むことで逆襲。マクー空間的であり、デンジマン的でもある昔なつかしい東映特撮の不条理な香りと、セット裏までバッチリ見せる身も蓋もなさが面白い。

・ネタを明かしているアキバレッドやブルーの意味不明のノリノリの動きや、虚無僧コスプレ、フィルム逆回し、3回繰り返しといったこれまた懐かしい東映的な映像もイイね。

・アキバブルーの新必殺(?)映像トリック笑った。本当に身も蓋もない。

・本当に何の脈絡もなく登場し、アキバレンジャーに加勢したり、大それた力でアキバレッドの翼になるレッドホーク。声とかついてないのが寂しいのう。

・「思い出の教室」というセットに閉じ込められたマルシーナが葉加瀬の描かれた絵に反応。セットに現れた謎のゲートを通って(?)現実の秋葉原に出現。信夫たちを挑発した後、タクシーを拾って亀有に帰っていく。という衝撃的な展開で次回に続く。

・次回はどうやら現実のアキバが舞台になるらしい。マルシーナはまだしも、係長も現実に現れるのだろうか?

[アニメ] 這いよれ!ニャル子さん#05「大いなるXの陰謀」

・ハス太くんはいつのまにかすっかり発情。もちろん真尋狙い。まぁそもそも邪神の性別にどれほどの意味があるのかは判らんけど、ホモ要員なのか。

・一方的にハス太くんを敵視するメガネが真尋母を拉致。メガネが言うには真尋母はハス太くんとメガネで争っている覇権に関わっているキーマンなのだそうな。そして、そのメガネから事情の説明を受けた真尋母とクー子はメガネに寝返り、ニャル子の追撃をかわしてデロリアンで何処かへ消える。

・風の邪神のハス太くんは、クー子が作った炎の結界を消し去るのだが、風で火を消すのは意外とむずいと思うんだがな。いや、風圧で消したのではなく、真空とか作って消したのかもだけど。

・メガネ達の居場所は地球ルルイエランド。沈んでいるルルイエランドには株式会社クトゥルーの社員しか入れないということで、敵の素性に当たりをつけた一行は再びルルイエランドに向かうことに。

・道中クトゥルーの刺客のディープ・ワンやダゴンくんをやり過ごすことには成功する一行だが、ハイドラちゃんに撃沈され、海に投げ出された真尋は溺れて呼吸停止してしまうのだが、ハス太くんのマウス・トゥ・マウスで蘇生。すっかり盛り上がったハス太くんに告白されるのだが、真尋は「この世界は2500万年周期で同じ状態になるので、2500万年後に同じ気持なら受け入れる」とナニな断り方ではぐらかす。合体云々という話からの流れなので、1万年と2千年前から的な事を言いたかったのかもしれないというのは置いておいて、調べてみるとこの2500万年周期説というのは、19世紀に実在したアサフ・ホールという天文学者(ダイモスとフォボスの発見者)がらみのエピソードらしい。真尋も(というか作者も)、ネットでこのエピソードを解説してた人もよくそんな話しってるなぁ。

[アニメ] ジュエルペット きら☆デコッ!#05「ブルーを賭けて勝負デコ〜!」

・サフィーとキイチの話。

・サフィーのやってる本屋の客として、トールが出てきトール。口癖はサンシャインから継続なんだな。そして、声優の節約のためか、今回はラピスもタータも出てる。

・サフィーは相変わらず天才キャラだが、片付けられない/料理ができないキャラらしい。掃除はともかく。独創的な手順で料理して、失敗してるのはイマイチ納得できんな。機材を見ると化学とかもやってるようだが、ならちゃんとレシピを守れ。

・ルビー達の学校に、ピンクと緑とコールが編入。学校に憧れていたコールが、ちゃんと勉強するために生徒全員を学校に閉じ込めてしまう。コール真面目すぎるだろ。

・いつのまにか教師役になったコールは授業を取り仕切り、魔法試験を開催。なにか裏があるわけではなく、特に不正を働くわけでもなく、普通に普段の努力の成果を試して、ろくに魔法を使えないルビーさん達に憤ってさえいるのがなんとも。コールがいいやつすぎる。

・ところで、キイチが目覚まし時計を壊したせいでサフィーは寝坊。完全に遅刻してしまい、責任を感じたキイチによって学校まで送ってもらうのだが、試験はすでに終わっており、無条件失格に。さらに責任を感じたキイチはサフィーの身代わりに罰ゲームを受けようとするのだが、そんなキイチを慰めるためにサフィーが使った魔法が判定役のジュエリーナ様の肖像画に認められ、逆転合格。遅刻していたサフィーをどうせ落ちこぼれと決めつけて罵倒していたコールは、公約通り自分で罰ゲームを受けることに。

・公約したとはいえ、生真面目に罰ゲームの腕立て腹筋をこなし、ムキムキになるコールに笑う。コールのキャラがどんどん立ってきてるな。

[アニメ] プリティーリズム・ディアマイフューチャー#05「メモメモ禁止は困るのです!」

・あやみの当番回。あと第4の韓国人チェギョン登場。

・何故か街中にある噴水から水が漏れ、巨大な水たまりになっており、ダッシュでその中に突っ込んだみあの足元から巨大な水しぶきが上がり、全身水浸しに。状況から何から突っ込みどころが多すぎる。まず噴水からの水漏れを直せ。

・水浸しになったみあを慰めるのかとおもいきや「一番に帰ると水たまりにハマる」とかメモリ出すあやみ→びしょ濡れになって泣き喚くみあが、子猫を発見していきなり機嫌よくなる→微笑ましく見ていたあやみが、黒猫は不吉ということを思い出しメモをあさる→そのことを聞いたみあが落ち込む→その様子を見ていたかりんがギャラクティカ受ける→みあ復活。

・ここまでの流れは実にテンポが良くて可笑しいのだが、あまりにも躁鬱の切り替えが激しすぎて、みあを見てると不安になる。大丈夫かこの子。

・ダンスのレッスン中に、ペンギン先生の助言を受けてメモするあやみ。踊ってる最中にそれはないだろうと突然キレたみあに「メモ禁止」を言い渡されてしまう。相変わらずの乱暴者っぷりだが、メモの禁止を言い渡されたあやみの「メモは私の全てなのです〜」という台詞から、手段と目的が転倒している様が見て取れる。その病的なメモ依存症は確かに改善するべきかもしれない。

・何の脈絡もなく第4の韓国人、チェギョンが巨大ロボに乗って登場。( ̄д ̄)エー それはないだろさすがに。

・チェギョンの親は会社の社長なのだそうで、金に弱い社長はいきなりメロメロに。せれなの時はどうじゃなかったろう。城ノ内コンツェルンだって物凄い規模の金持ち企業じゃねーのか。

・あやみのメモの情報に金に換算できない価値を見出したチェギョンは、あやみを伴って買い物に。物凄いテンションであやみを連れ回し、金に糸目をつけずに買い物をしまくる自称セレブリティ・チェギョン。ハイテンションだったり言動が酷く適当だったりと、金持ちという属性がついたみあに見えるのだが、こんなテンションのキャラを同時に二人も出して大丈夫なのかディアマイフューチャー。

・何の脈絡もなく道端でマジックショーをやっているプリズムエース。見かけたあやみが「JUNさ…いや、プリズムエース」とか言ってるのが可笑しい。

・手品の手伝いとして、プリズムエースに目をつけられ「見られてます!すっごく見られてます!」と焦るあやみが可愛い。

・そんなあやみの煮え切らない態度にでは自分が!と名乗りを上げる自称セレブリティ。プリズムエースの人体消失マジックで、なんとライオンの檻の中に転送されてしまう。あやみも突っ込んでるがどういう種なんだプリズムエース。

・ライオンの檻からチェギョンを助けだすために、猫じゃらしでライオンの気を引くあやみだが、猫じゃらしを取り出す際の声が大山ドラえもんのものまねで吹く。意外な才能だなあやみ。

・次回のショーは、prizmmyデザインの衣装を使うことに。当然のようにみあが立候補するのだが、ここでれいなが張り合うのがちょっと意外。前回までのれいなはどちらかといえばネガティブ思考でこういう話に乗ってくるキャラではなかったと思うが。prizmmyのお洒落担当のあやみを押しにいかなかったのは、今回はその役割はチェギョンのものだからってことだろうか。

・このシーンで、みあとチェギョンの後ろ姿が映るのだが、姿まで丸かぶりだった。大丈夫かこの構成。

・チェギョンに推薦されたあやみだが、怖気づいて逃走。そんなあやみを追いかけてチェギョンが象に乗って登場。自由すぎるだろセレブリティ。

・落ち込んでいる最中に黒猫に遭遇し、驚くあやみの声がありえない低さで吹く。今日は妙にはっちゃけてるな。

・チェギョンからおそらく韓国に伝わる話(かぎしっぽの猫は幸運を呼ぶ)を聞いたあやみは復活。先ほどの買い物で見つけたカチューシャをアレンジして、猫耳衣装をデザイン。プリズムショーに挑むことに。

・この猫耳衣装が実にあざとい。衣装自体もあざといが、それを着たprizmmyの所作がまたあざとい。

・今回の衣装で踊る3DCGがやけに可愛い。ファンコールのポイント欄にあるぽよよんろっく製のSD絵も大変可愛い。まあ、今回は本編の絵も悪くなかったけどな。

・あやみもプリズムアクトの入り口に到達するもアクト発動ならず。でショーは修了。あやみが一度は自信を失った自分のメモの威力を認めてくれたチェギョンに急接近。自分のメモの美味しいところどりの新しいメモ帳を作成してチェギョンに贈り、デートの約束なんかしたりして次回に続く。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
絹崎 (2012/05/13 [日]  07:26)

仰る通り『プリンセス〜』は原作骨抜きの印象があります。それでも映画館まで足を運んだのは、鬼ヶ島電王にも出ていた橋場茶子役の沢木ルカ目当てでした。原作を損なわない配役だったと思います。

さんとお (2012/05/13 [日]  23:39)

大仰な舞台装置の割に、設定が話に生きず、「父子の絆」に絞って泣かせに入るところなんかいかにも邦画ノリって感じでしたが、原作はもう少し別の骨子があるんですね。
私は原作未読なので、プリンセスはその存在意義すら疑ってしまったのですが、原作ではちゃんと立ち位置があるのでしょうかね。
少し原作を読んでみたくもあり、ちょっと調べた所やたらと分厚いらしいと知って、尻込みする気分もあったりって感じですかねぇ。

絹崎 (2012/05/14 [月]  07:32)

仕方がありませんが小説では『大阪国』にもっと現実味があるうえに、大阪人らしさの由縁にも言及するような話になっていました。旭も原作では女性なのでプリンセスにももう少し意味はありましたが、確かに分厚いので強くお薦めできません(笑)。

さんとお (2012/05/14 [月]  22:36)

大阪国の描写に関しては作品の肝っぽいですもんね。映画の尺では現界があるのは仕方ないのかもですが、原作がしっかり書いてるのなら、そこは上手く拾って欲しかったですね。
そして、旭の性別ですが、なるほど、言われてみれば。
本来なら二人いるはずだったのですね。
なんでこうそういう部分を変えちゃうんでしょうねぇ。