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でんでん雑記ver2.0


2011/07/21 [木] 

[雑誌] 週刊少年チャンピオン34号

「てんむす」細切れにして食う理由が「そのほうがすぐに冷めるから」とか「咀嚼回数を減らせるから」以外の理由ならいいのにな。

「範馬刃牙」このまま大観衆の前で戦うことになるのかね。だとすると、クライマックスに相応しい感じになってきたじゃないか。

「少年探偵 狩野俊介」原作:太田忠司、漫画:松島幸太朗の新連載。短期の頃のような学生の身の丈に合った事件ではなく、今度は名家の跡目争いに端を発する殺人事件というガッツリしたミステリに挑戦するっぽい。間違いなく安定して読める漫画になるだろうし、その安定を超えたインパクトを残すことに期待。

「被害妄想少女うれいの日常」楽しい妄想をしながら家に帰ったら、現実は過酷だったでござるの巻。タイトルの真逆やないか!と突っ込まざるをえない。

「囚人リク」リクもいい顔してるんだけど、それより史郎くんの表情が良すぎる。

「りびんぐでっど!」本格連載開始。カラーのもなこはいつも可愛いなぁ。そして、チャンピオンのコメディ枠は戦隊が好きすぎるだろ。

「ドラゴンハイドレート」せっかく「黒人女性の侍」なんていう奇妙な設定のキャラが出てきたのに、今ひとつインパクトが薄い。この際ガッツり黒人顔だとか、カポエイラで戦うとかなんかもっと狂った感じだと良かったのに。そして、鬼肝の辰の決め技の暗黒流れ星が、ちょっと微妙な感じ。ただ落ちるだけでなく、なんか面白い格好してればよかったのに。

「ましのの」めくられて驚いていたり、ショックを受けて震えながら退場する雪村さんが可愛い。服をめくって手ブラしたり絆創膏でTKBを隠してる最終ページの増埜もエロ可愛い。が、今号で一番の衝撃は柱の「(実は)小学校の教員免許を持っている、八谷美幸先生に応援のレターを」というまさかのカミングアウト。漫画家になってて良かった。

「イマワノキワ」中々生理的にゾワッとくるオチで良かった。

「ANGEL VOICE」さらに悪化したのかとビクっときたが、もしかすると逆に治療の目処が立つのかもしれない。頑張れ医者の先生。

「THEキザクラショウ」またまた復活。オチの立ち位置逆転はちょっとイイ感じ。

「モメンタム」最終回。いい話だった。このエピソードをフォックス戦前に持ってくれば、名和への好感度が上がった気もするけれど、それはそれで名和のキャラが台無しになってたかもしれない。難しいな。それはさておき、この漫画はなんというか完成していない感が熱い漫画だった。誌面から「表現に対する欲」のようなものが滲み出てて、「上手くなろう」なのか「何かやらかしてやろう」なのかは分からないけど、週刊連載のタイトなスケジュールの中で試行錯誤する様子が大変興味深かった。連載が進むごとに技術はゴリゴリと上達していたし、終盤に見せた南のキャラ表現なんかは普通に面白く読めた。まだこれから先がある人だと思うので、返す返すもここで終わってしまうのが残念すぎる。願わくば、早い段階で次回作にチャレンジする機会が与えられるといいのだけれど。それも出来れば週刊チャンピオンで。