2006/11/04 [土] 私だって泣こうと思ったら 声をあげて いつでも泣けるけど 胸の奥に この花あるかぎり 強く生きてみようと思う
▼ みんなのところでどう見えてるかは判らないが、ウチでは現在、雑記(のルートページを見た場合)の左がわの「amazonおまかせリンク」の欄がライオン丸関連で埋まっている。せっかく心穏やかになってきたというのに、何かの嫌がらせだろうか。それともうしおそうじ先生が怒りを忘れるなとおっしゃっているのでしょうか。
▼ [漫画][雑誌] コミックビームFellows! vol.1[amazon]/vol.2[amazon]
コミックビーム増刊みたいな感じの本。基本読みきり。時々シリーズものも載っている。
異様なボリュームと個性派揃いのラインナップに好みはでそうだが、「漫画読んだなぁ」という気にさせられるちょっと面白い本。
ただ、全般的になんとなく思っていたより全然お行儀が良かったのはちょっと肩透かしな感じ。なんとなくよそよそしいというか、今ひとつ「剥き出しかよ!」という感じがないというか。
まぁ、剥き出しすぎるとガロとか訳の判らん方向に流れてしまいそうだし、ナンなんだけど。
vol.1
「ウィルヴィレ」岩原裕二。「非常に比重の高い大気で満たされた惑星で、中古の宇宙船を保管する男」というのはなんかいい。惑星の設定も中古の宇宙船も琴線に触れるものがある。が、エピソードが設定と主人公の紹介で終わった感があり、ちょっと物足りない。シリーズ化を予定しているらしいので、第1話だと解釈すれば十分なんだけど。
「パラダイス7」松本レオ。競馬で当てた大金目当てに少女を楽園の島まで送り届ける男の話。良くあるパターンの展開とオチだが、やっぱりなんか微妙に可笑しいセンスとステキな絵で面白い。なんかまたどこか(俺の読んでる雑誌)で連載してくれないものかなぁ。チャンピオンREDかビーム本誌あたりで。
「描ききれない夏」竹谷州史。「PLANET7」が終わってから原作者付きでサブカルじみた漫画ばっかり描いてたような印象だけど、オリジナルの本作はほんのりジュブナイル風。サブカル系ではあまり活かされていないこの人の絵の可愛さの部分とか、シンプルでド直球な主人公が心地よくてイイ感じ。
「じゃが芋の声がする」タイム涼介。チンピラの男が、殺すはずだった少女を庇って仲間のヤクザと殺し合いをする羽目になるという話。少女が認識障害(見えているものが認識できない)だったりとかして、ちょっと面白いが、なんというか文学方向に傾倒した若手監督のVシネみたいな話だなぁ。と。
「千草峠の風」久慈光久。織田信長を狙撃しようとして失敗し鋸挽きの刑にされた杉谷善住坊の伝記漫画。絵がとてもカッコいい。今回2コマしか出てこなかった女性キャラもイイ感じだったので、次の機会にはもっと出して欲しい。
vol.2
「シャーリー・メディスン」森薫。シャーリーの続編。エピソード2本掲載。シャーリーもベネットさんも大変可愛い。なんというかもう大変可愛い。Fellows!は利益度外視とか言ってるが、売上伸ばすためにも以降の刊行の際にも是非掲載して欲しい。
「夏の前の帰りの道の」山名沢湖。1学期最後の日に重い荷物を抱えて帰る少女が観た夏の日の幻想。ラスト前3ページ目ぐらいのテンパり具合がなんかステキだ。もちろん絵がとても可愛いのもいい。これでもかというほどに可愛い。
「もっともっと…!」鴇明太郎。お仕着せのモデルに満足できない芸大の青年が、理想のモデルに出会って絵を描かせてもらう。というただそれだけの話だが、短い割に主人公の「好きだ」という勢いがものすごく伝わってきてイイ。
「剣姫」湯浅ヒトシ。以前ビーム本誌に載ってた女剣客漫画の続編。ヒロインのお鈴姐さんが可愛いやら色っぽいやら勇ましいやらいじらしいやらで、もうたまりませんよ。この漫画もシリーズ続いて欲しいなぁ。いやその度に惚れた男が死ぬのではあまりにナニだけども。いっそ本誌で連載にならんかのう。
▼ [アニメ] 奏光のストレイン#01「絶望の前奏曲」/#02「出逢い」[新]
・全くノーチェックだったが、HDDレコーダーがお任せ録画で拾ってくれていた。RDスタイル侮りがたし。
・それはさておき第1話。
・宇宙戦争ロボットアニメ。名門の出身で成績も優秀、仲間にも恵まれ幸せな生活を送るパイロット候補生のヒロインが、敬愛する兄の裏切りで仲間を殺され自身も殺されかかり一転不幸のどん底に。という話。Aパートの希望に溢れた展開と、Bパートの悲惨さのギャップがステキ。Aパートでしっかり立てた友人キャラ3人を1分かからず全員殺すその思い切りのよさだけでも相当おどろいた。
・ヒロインの名前がセーラ。兄の名前はラルフ。ちなみに、ボーイフレンドの名前はセディ。まぁ、セディはBパートで瞬殺されけど。それはさておき、なるほど、名劇狙いなんだ。するとこれからヒロインはどんどん不幸に落ちていくんだな。
・CGで描かれたシューティングゲームのキャラみたいな主役ロボ・ストレインのアクションがスムーズでカッコよかったり、基地での着陸姿勢が独特だったりとかして面白い。
・第2話。
・兄の裏切りで偽名(姓のみ。名前はセーラ)を余儀なくされ、ストレインを操る為の補助パーツ(?)・ミミックを失ったセーラは、ストレインより劣る別のロボの訓練校に編入。1話では優等生で皆に好かれていたセーラだが、慣れない操作系のロボの扱いが上手くいかなかったり一人でカリキュラムを逸脱した行動をとったり周囲に打ち解けようとしない頑なな態度を取りつづけているため、劣等生で皆に嫌われるやさぐれキャラに変貌。
・お約束のイジワルキャラも出てきてイジメも始まり、着替えの制服を切り裂かれたり思い出のペンダントを隠されたり。裂かれた制服を着て裸足で真っ黒になりながら呆けた様子でペンダントを探すセーラは大概悲惨だ。
・ロッティも登場。訓練校最強のストレイン乗りという役回りで、通称女王。誰も逆らえないらしく、しかもセーラの味方なので、いじめっ子からセーラを守ったりしてる。それではイマイチ面白くないような気もするが、1年シリーズじゃないんだからあんまりこんな所でグダグダしてるのもアレか。
・ペンダントを探して行き着いた先のゴミ捨て場で、人形型ミミック「エミリィ」を拾うセーラ。ふむ、これを使ってストレイン乗りに復帰することになるんだろうか。でも、いくらなんでも拾ったミミックで配属を変えてもらえるほど軍が柔らかい組織だとも思えないし、まだ先は長そうかなぁ。
▼ [アニメ] ときめきメモリアル#05「ときめきの事故(アクシデント)」
・体育祭。ブルマもいっぱいだが、いぬかみ張りのマッチョも一杯。あれ?ときメモってそんなの?ガールズサイドってやつ?<違います
・マッチョ鬼を勝ち抜いてチームに大量得点をもたらし、昼飯時にクラスの女子を独占してる主人公。いわゆるハーレムアニメは通常ヒロイン格の女子キャラにモテモテになることはあっても、一般女子にまでモテてるってのはあまりみないので、なんかこう新鮮だ。
・ようやく天宮さんが本編に絡んできた。しかし、あれだけの伝説を誇り、男女問わず人気の高い天宮さんは、相変らずそんなに魅力的に見えない。人づての噂は多いが本人が実力を示したシ−ンが無いし、突き抜けて美人だったらまだしも、他キャラとそんなに差別化されてもいない上に地味目のデザインなので、やっぱりどうもなぁ。
・予告編で本人が語っている「雨が降っていても濡れた事が無い(雨が避ける)」という話。ネタではなく公式の設定なんだったら、あるいは涼宮ハルヒみたいなアレなのかもしれない。無条件に他人に好かれるのもそういう能力だとか。<違うと思います。
▼ [アニメ] ギャラクシーエンジェる〜ん#05「和解!大人のアルコーる〜ん」
・急に親分と剣士の人が10年後に酒飲んでグダグダする話とか始めた。でじことかゲマを投入してテコ入れを図り、中身も今までのものに比べると随分改善されているような気がする。小ネタの量も増えた。が、相変らずテンポがイマイチ良くない。ノリが良くないというか。話がエスカレートしていく際に絵とか演技がもうちょっと悪ノリしても良かったのではないだろうか。
▼ [特撮][メビウス] ウルトラマンメビウス#31「仲間達の想い」
・サコミズ隊長の誕生日を祝うGUYSクルー。って誕生日?実は地球人なのか、地球で活動する為の便宜的なデータなのか。もしゾフィでかつ本当に誕生日だとしたらガッカリな感じだよね。まぁ、もしかすると光の国の公転周期は地球と同じなのかもしれないけど。
・隊長へのプレゼントの豆のエピソード。前回正体バレしたミライを普通に扱おうとして、しかしどことなくギクシャクしてるメンバーの描写がちょっと面白い。
・地球に大挙して訪れるUFO群。何の意思表示もしないUFOに対してGUYS本部が下した命令は、1時間以内になんのリアクションもなければ総攻撃。何度も何度も宇宙人の攻撃にさらされた地球の防衛組織としては妥当な判断かもしれないが、もし以前からの疑惑のようにGUYSがウルトラ族となんらしかのパイプを持ってるとすれば、なんとも中途半端な判断だ。それともウルトラ族も未知の文明に対する態度は攻撃的なのだろうか?
・地球を取り囲んだ円盤の中から新型円盤生物が飛来。その目的はメビウス抹殺。となれば、やっぱりどこかにブラック指令がいたりするんじゃないかと期待するわけですが、どうなんだろうか?
・ファイヤーウインダム強ぇ。そして赤いモヒカンがなんか変だ。
・ああ、今回の円盤生物、どっかで見たと思ってたが、ぱにぽにの宇宙人に似てるんだ。
・来週はムルチなのか。11月だからか?
▼ [アニメ] 天保異聞 妖奇士#05「ひとごろしのはなし」
・1話から登場してた主人公のツレのオッサンは実は昔主人公がヤンチャしてた頃にオッサンの女押し倒した挙句争いになって殺した幽霊の類でした。という話。
・「俺は人とは違うから仕方が無いんだー」とかいいながら無法を働く若き日の主人公が大変みっともない。以前の話でも現実逃避みたいな事をやってたし、そういうのを批判したいジャンルなのだろうか?
▼ [アニメ] 地獄少女ニ籠#05「地獄への暴走」
・輪入道が街を徘徊して現代のモラルの低下を嘆いたりする話。依頼人自身も悪人というパターンは今までもあったが、今回始めて依頼人が劇中で死亡する(交通事故死)というケースを描いてる。ただし地獄送りになった様子は描かれておらず、片手落ちという気がするね。
・今週あいが凄まじく可愛いね。ちょっともうどうしようって具合ですよ?それに比べると地獄幼女は不気味だ。黒目の描き方の問題なんだろうけど。
・今期やたらとマメに働く3つの僕だが、依頼に発展しそうなケースを予め調べ上げ、あいに負担がかからないように事前に調整とかするのが目的だった模様。
・一端はあいを呼び出しておきながら、条件を聞いて依頼を取り下げたらしいオタク少年。1期の場合、そういうケースでも藁人形を置いていったあいだが藁人形も貰ってない様子。あいが丸くなったのか、今までの依頼人はなんだかんだ言いつつ絶対に依頼を実行すると踏んでいたが、オタク少年はそうでもなかったという事なのか。
・バカヤンキーに契約内容を告げたり、イッペンシンデミル?の前口上の際の口調がいつもよりなんかキツイ。依頼人やターゲットの素行にムカついているのだろうか?それとも勝手にフラフラ遊びに行った地獄幼女にムカついているのだろうか?素行に関しては今までにももっと酷い連中もいっぱいいたので、なんとなく後者な気がしないでもないなぁ。
・今回のお仕置きはそれぞれが自分の能力を活かした実に正統派な内容で良かったね。いや、あいのハコ乗りは能力と関係ないけど。
>みんなのところでどう見えてるかは判らないが
amazonが考えるこのページにふさわしい商品リンク・・・テレサ・テン
となっています。
今観るとウチでもテレサ・テンになってます。
なんでテレサ・テンなんだろう?(;´Д`)