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でんでん雑記ver2.0


2010/09/24 [金] 

[アニメ] 刀語#09「王刀・鋸」

・公平な剣士の戦いを望む汽口慚愧は、無刀の七花とは立ち会えないという。しかたなく木刀と防具をつけて立ち会う七花だが「帯刀すると弱くなる」虚刀流の特性ゆえに全く相手にならず、そのあまりの弱さに後ろめたさを感じた慚愧に剣の手ほどきを受けることになる。

・というわけで、若い女(慚愧)と二人きりで修行をすることになった七花にとがめが嫉妬するラブでコメな話。

・剣を持ったとたん異常なまでに体捌きが悪くなる七花の人並み外れたどんくささと、道場をのぞきに行くたびに紛らわしい現場を目撃し、七転八倒するとがめが可笑しい&可愛い。

・王刀・鋸は木刀。他の四季崎記紀の変体刀と違い、所有者の精神に悪影響は与えないっぽい。所有者である汽口慚愧は実に正々堂々た好人物で、毒っ気は一切感じられない。ただし、所有欲だけは刺激するようで、手放す気にだけはならないらしい。

・一方、まにわに頭領真庭鳳凰は「毒刀・鍍」を入手。こちらは王刀のま逆で変体刀で最も毒が強いらしい。

・まにわにで今回脱落するのは真庭鴛鴦。鳳凰を暗殺するべく現れた左右田右衛門左衛門相手に鞭を使った戦いで善戦するが、右衛門左衛門の炎刀・銃であっけなく撃ち殺されてしまう。哀れすぎる。

・汽口慚愧対策でとがめが立てた作戦は、事前に将棋で(実力を抑えて)汽口と対戦し、互角の対戦相手であることを十分に意識させた後、七花との立ち会い中にささやき戦術で将棋の勝負をふっかけて集中力をそぎ、隙をついて倒す、というもの。

・実に卑怯な作戦だが、その後、とがめが将棋で全力を出し、七花が虚刀流でそれぞれ慚愧を圧倒。納得させた上で、王刀・鋸の奪取に成功する。

・毒っ気のない、あるいは毒を抜く効果を持つ以外これといった能力がない王刀。何故、先代はこの刀を収集できなかったのだろうと疑問を抱くとがめ。確かにおかしな話ではあるが、今度は逆に、その程度の能力しか無い王刀をわざわざ回収しなきゃならん理由も無いような気もする。一二本揃えるとまたなんか特殊な使い道でもあるのかね?しかし、それだとやっぱり先代が回収しなかった理由がわからんか。

[アニメ] HEROMAN#26「フェイス」[終]

・最終回。

・ヒーローマンが倒れ、ゴゴールがマントルから莫大なエネルギーを吸収し始めた事をきっかけに、世界中で緊急事態宣言が出され、最悪ワシントンに核攻撃が加えられる、といった事態に。

・ゴゴール(スクラッグ)は、恒星間航行の途中でエネルギーを補給する(地球を食ってエネルギーを蓄える)ために地球に現れたらしい。なんとはた迷惑な。生き物のいない星でやれ。

・ウィルによって命を救われたジョーイは、父親を引き合いに出されたことで覚醒。捨て身の覚悟でパワーアップを果たし、特攻。ゴゴールと相打ち寸前に持ち込むが、突如現れたヒーローマンがこの攻撃を阻止。ついで現れたホリィとリナに特攻は駄目だと諭されたジョーイは「生きて勝つ」決意を固め、雷のパワーで一気に回復したヒーローマンを伴って一気に逆転勝利。無事スクラッグを倒してめでたしめでたし。

・と思いきや、最後の最後にドクターミナミの一味が登場し、「To Be Continued」で引き。あれぇ?なんだこれ、ヒーローマンは分割4クールとかそういうこと?それとも国内はここまでで海外向けでは継続ってこと?DVDが売れたら2期があるってこと?うわぁ、スッキリしねぇ。


・ヒーローマンは、美しい作画とカッコイイアクションシーンと、分かりやすいキャラ立て、直球のストーリーが実にいい感じで大変面白いアニメだった。2クール目一杯楽しめた。のだけど、ラストはちょっと。本当に分割クールなのか、アメリカのドラマのように人気次第で二期が始まるのかは判らんけど、消化不良にもほどがある。思わせぶりすぎるラストも酷いし、このままではウィルも哀れすぎるし、続いて欲しいとは思うけど、あんまり間が開くとテンション下がってしまいそうだし、売り上げ次第、とかだとたとえ再開しても(アニメの場合、早くても一年後とかになりそうなので)キツイなぁ。


・ところで、ヒーローマンは1クールラストのヒーローマンや2クールラストのジョーイみたいに、本気を出すとスクラッグなんか相手にならないほどのパワーを出せるようだが、どうもそのパワーは「良くないもの」として描かれている。この辺は、アメリカの軍事力というか核を意識して意図的にやってることなんだろうかね?単純にお約束の類かね?