2010/09/18 [土]
▼ [野球] 【阪神】やっぱり代打の神様桧山が決勝打 [nikkansports.com]
勝ったのは素晴らしい。もうここまで来たら結果が全てだ。
でも
やっぱり気に入らない采配は続く。
なにが、っつーと、そら平野のバントよ。
特に初回と8回のノーアウト2塁からの送りバント。
失敗したから言うわけじゃなく、どう考えてもおかしいだろ。
ちょっと考えてみればいい。
送りバントをした場合としなかった場合。
・送りバントをした場合。
○成功
1アウトランナー3塁。
×失敗
1アウトランナー1塁。
・送りバントをしなかった場合。
○成功
(平野ヒット)ノーアウトランナー1塁3塁。
(平野ヒット)ノーアウトランナー1塁(以上)。1点ゲット。
(平野四死球)ノーアウトランナー1塁2塁。
(平野進塁打)1アウトランナー3塁。(バントと同じ結果)
×失敗
(平野三振・凡打)
1アウトランナー2塁。
どっちがリスクが高い?
バントは成功しようが失敗しようが自動的に1アウトだ。しかも失敗すればランナーは1塁に戻る。
一方、強行なら失敗して1アウトランナー2塁。良い目がでればノーアウトで攻撃を続行できるのはアホにでもわかるだろう。
何度も言うけど野球は基本的に27回しかアウトになれないスポーツだ。
もし、平野がヒットを期待出来ない選手だというのなら、貴重な1/27をひとつ消費しても進塁させることにメリットはあるのかもしれない。
が、平野はまがりなりにも首位打者争いをしている選手だ。
最多安打を更新中のマートンと並んで阪神で最もヒットを期待できる選手であると言えるだろう。
逆に言えば、平野にバントをさせるなら、鳥谷辺りの打率の選手は当然として、新井さんやブラゼル、城島にも当然バント策を使わなければ理屈が通らんだろう。
次にメリットだけど、これは言わずもがな。
ヒットが出れば最高で点が入りかつチャンス継続。悪くてもチャンス継続。
ヒットが出なくても四死球でチャンス継続。
ゴロアウトでもボテボテあるいは右打ちであれば送りバントと同等の結果を出すことも可能だろう。
ついでに言うと打席で粘っていれば(そして、それが出来る平野であれば)四死球やバッテリーエラーの可能性はある。
初球バントではその可能性は零だ。
バントに拘る連中は、「送りバントなんかできて当たり前」という根拠のない盲信に囚われているようだけど、バントが来ると分かっていて、2塁ランナーを3進させるバントをするのは言うほど楽な仕事ではない。
まぁ、今日の平野はバントの質自体が悪かったが、3塁手に捕らせるようなバントでない限り、綺麗に決めても相手のフィールディングが良ければどうなるか解ったものではないというレベルのプレイだ。
さらに言えば、この場合、バント成功で「1アウトランナー3塁」という状況が後の展開に有利に働く可能性は、「鳥谷が犠飛を打つ」あるいは「バッテリーエラーが発生する」というパターンのみ。
そして、「犠飛ぐらい簡単に打てる」とかいうのも全く根拠のない妄言。
それが真であるなら外野守備の酷い阪神は、相手球団から外野フライを狙って打ち上げられまくったはずだ(タッチアップされまくったはずだ)。といえば納得出来るだろうか。
結局、どう考えても平野の自動バントがプラスに働いているとは思えない。
この件に関しては、解説者連中にしてもバント支持派ばかりなのが非常に歯がゆいが、送りバントなんてのは極端に打てないチームか、投手クラスの打力しか無い選手の取る作戦であり、今のウチに相応しい攻め手ではない、という考えは間違えてないはずだ。
そもそもバントで1点が取りやすくなる、という理屈にもあんまり賛同できないのだけど、仮にそれが正しいとしても、バントをすれば(ランナーが増えない上にアウトカウントがひとつ増えるので)2点目を取る確率は極端に低くなる。今のウチの投手力で1点取ったところで逃げきるのは至難の業なんだし、そういう観点からも相応しいとは思えない。
さらに言えば、というか特に言いたいのは「2番だから自動バント」ってのがもう愚の骨頂。
もし開幕前評価の高くなかったマートンが、開幕後2番にされてたらどうなったか、とか想像してみればわかるだろう。
打順がどうとかではなく、使ってる選手の能力や調子で作戦を考えてくれよと。
来年はこの辺改善しててくれればいいのになぁ。
▼ [野球] 【阪神】マートンが虎新!194安打だ! [nikkansports.com]
マートン!マートン!やっぱすげえなマートン。
とりあえず、もう200本は確実と言ってもいいだろう。
なんだったらイチローの日本記録だって狙えるぞ。
いや本当にすげえ。
阪神に来てくれてありがとうマートン!
気が早いが来年も頼むぞマートン!!
↓近所にはファミマないんだけど、この辺の関連商品も絶対買うよマートン!
【関西地区限定】「ファミリーマートン」商品など阪神タイガースとのコラボ商品5種類を発売!!
つか、出すの遅いわファミマ。
せめて後一ヶ月早ければシーズンの盛り上がりに乗れたろうに。
▼ [アニメ] 世紀末オカルト学院#11「マヤの死」
・ああ、そういえば学長とマヤは何者かに命を狙われてたんだったな。すっかり忘れてた。
・定食屋の姉ちゃんの正体は魔界の扉とやらを開こうとする痴女魔女だった。内田とのキスシーンが非常にねちっこくてエロい。
・教頭は味方の白魔術師。ふーん。
・なんでもいいけど魔女だの魔術師だのの描写がゲーム風でちっともオカルトっぽくない。テーマを考えればそこはちゃんとしておくべきなんじゃないのか。なんというか雑だのう。
▼ [アニメ] ストライクウィッチーズ2#11「私であるために」
・さらば地球よー旅立つ船はーネウロイ戦艦ー大和ー。という話。いや、坂本さんの魔力が尽きたり、奇跡は起きます起こしてみせますとか言い出す話。
・最終決戦を前に風呂にはいるウィッチーズ。おそらく最後のサービスだろうけど、地中海の日差しが激しすぎてナニなことに。
・ヴェネツィア上空のネウロイの巣を撃破するための切り札は大和。前作ラストのウォーロックに使われていた技術を改良した新型コア制御システムを使って大和をネウロイ化。ウィッチでは歯が立たない巨大なネウロイの巣を撃破するつもりらしい。
・しかし、改良型か何か知らないが、上手くいく気は全くしない作戦だなぁ。流石に2回連続で最後は味方の技術が暴走して敵になるというオチにはならないだろうけど。
・素の状態では戦えない坂本は、魔法力を吸って攻撃力を発揮する「烈風丸」に残り少ない魔法力を吸わせることで戦えるだけの攻撃力を得ていた。が、その代償として、既にストライカーユニットで飛ぶことすらままならない程に魔法力が失われていることが判明。ミーナにもはやこれまでと諭されるが、坂本本人は現実を受け入れることができない。「私も11人の中に入れてくれ!」という慟哭は中々胸に刺さるものがあるね。
・今回のウィッチーズの任務は(ネウロイ化していられる時間に限界のある)大和が敵の懐まで入り込む間&ネウロイ化が完了するまでの間の護衛&時間稼ぎ。艦隊に襲いかかる無数のアダムスキー型ネウロイを相手に獅子奮迅の活躍を見せるウィッチーズの戦いが実に素敵。そして、一列に並んでエイラを追いかけて、戦闘が撃破されたことで追突事故を起こして連爆するネウロイがアホ過ぎる。
・ひとしきりウィッチーズの活躍を見せた後、最後に登場した坂本だが、既に烈風丸に吸わせるだけの魔力が残されておらず、無様に敗北。このシーケンスも泣かす。
・ところで、この際、弾き飛ばされた烈風丸は、そのまま大和の甲板に突き刺さる。これはなんの前フリなんだろう?烈風丸がネウロイ大和の魔法力を吸ってしまって肝心なところで大和が役たたずになるのだろうか?それともやっぱりネウロイ大和が暴走して、それを倒す決め手になるのだろうか?
・ネウロイ戦艦大和浮上。これは燃える。そりゃもう燃える。空を往く大和は男のロマンとしか表現の仕様がないね。
・巣に向かって特攻するネウロイ大和。その巨体ゆえ攻撃を受けてもコアまで打撃が通らず、ネウロイ特有の回復力で一切のダメージを無効化してしまう。まさに「ネウロイ化した大和は無敵だ!」
・ネウロイの巣に激突する大和。主砲の零距離射撃で巣を撃破する筈だったのだが、肝心の主砲が沈黙。激突の衝撃でなのかネウロイの防御フィールド的なものか、あるいはやはり烈風丸が魔法力を吸ってしまったのか、動力源である「魔導ダイナモ」が停止してしまったのが原因。そりゃ提督も「なんてこった!」とか言い出すわという状況で、坂本さんが「自分が乗り込んで縮退炉魔導ダイナモを起動させる!」と、一人で飛び出して次回に続く。
・確かに燃える展開だけど、なんかこういろいろ気になる話ではあったな。
真弓はバントでホームランが出ると思ってるんじゃないかと思えてきた・・・
燃えプロだったら良かったんですけどねぇ。
てか、ホームランを期待しているのならまだ可愛いもので、実は「送りバント教」という宗教があって、送りバントをさせないと天罰が下ると信じているのではないかという気がします。
真弓以外にもこの宗教にかぶれている人は多そうな気がするのが、なんともやっかいなところですけど。