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でんでん雑記ver2.0


2010/08/11 [水] 

テレ東系でやってた「香港国際警察/NEW POLICE STORY」を録画しとけばよかったと後悔。

レコーダーのHDDを整理するついでに5月から貯め続けてた「ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ」#07〜#19を一気に観た。

[アニメ] ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ#07〜#19

#07「おケイコやーめた☆ぷりっ!」

・自信喪失中のバイオリン少年(デブ)を励ます話。

・「地球がお花でいっぱいになるといいなぁ」と一見微笑ましい事を言ってるようで、その実、海も陸もなく一面極彩色のマーブル模様に埋め尽くされた地球を妄想するレイラが怖い。


#08「Wishをおいかけろ☆ぷりっ!」

・アメリカに転校していくwishファンの子(つぐみ)のために、Wishのサインを貰おうと奮闘する話。

・「変身は『他人を幸せにする』という目的意外でしてはならない」というルールを破ると、顔面に×印が現れる、という事実が発覚。

・「自分のためではなく、つぐみの為になら変身してもいいんじゃないか」というりんごたちに対し「欲しいのはサインそのものではなく(転校先で友達を作る)勇気ではないのか」と諭すクリス(うさぎ)。結局、変身せずにチャレンジを繰り返した結果、サインはもらえず仕舞いで、お約束のライブでも勇気づけることはできなかったのだが、「サインなど無くても、たった3日でりんご達と友達になれた」と気づかせることで円満解決。

・これは上手い。感心した。解決の手段が魔法に寄ってないのが素晴らしい。まぁ、逆に変身した意味は殆どなくなってしまってるんだけどな。

。wishの正体がクリスであると視聴者に明示したのは今回が初めてだったっけ?結構大きなイベントなのに、えらくサラッと流したな。


#09「ぷりぷりサッカー☆ぷりっ!」

・名月がショタショタしい弱小サッカーチームの助っ人に入る話。

・「スキーこそ桃の餃子なれ」吹いた。毎回ベタだが、レイラのボケはなんか可笑しくていい。

・「オー、ワタシタチ、ガイコクカラキタ サッカーブラザーズデース」りんごのセンスもイカス。このアニメのボケは毎回斜め上だのう。

・家は金持ち、美形で教養があり運動神経もバツグン。そしてツンデレ。名月は変身なんかしなくても余裕で人生渡りきれるハイスペックっぷりだな。


#10「五七五でラブラブ☆ぷりっ!」

・魔ペットのセイが俳句好きのカナリアに一目惚れしてひと騒動という話。

・セイの空回りっぷりが可笑しい。

・りんご、レイラ、な月の俳句がそれぞれ非常にらしくてイイ。

・オチの部分で使われる失恋の句が一番良く出来ているのもイイ感じ。

・ところで、今回(も)リルぷり別に必要なかったよね。すでに問題解決しているところに便乗してハピネスストーンを掠め取ったという印象が。


#11「ビッグなシンデレラ☆ぷりっ!」

・熱井先生とレイラの知り合いの姉さんが結婚するということで、お手伝いするという話をシンデレラ風に。

・レイラの家庭には意地悪な継母や義姉はいないが、ドン臭くてトラブルメイカーの叔母がいて、何かをしようとするたびに事態を悪化させ、その都度レイラが後始末をしなければならない。さらに、式のセレモニーに使う巨大な氷の靴のオブジェの運搬に同行するのだが、トラックの運転手がボンクラで、ガソリンの残量を把握していなかったり、渋滞に巻き込まれたり、あまつさえバッテリーが上がってしまい、立ち往生する羽目に。

・もはやこれまで、というところで、クリスがカボチャの馬車で現れて事無きを得るのだが、ここでwishではなくクリスの格好で助けに来るのがなんかちょっと意外だ。いや、確かにwishが見ず知らず(という体の)小学生を助ける道理はないのだが。

・レイラが運んできた超巨大な氷の靴。当初より「嫁にぴったりのサイズ」と熱井先生が力説しており、番組中でも「嫁はどんな大怪獣なのか」と魔ペットたちが想像していたが、実は「愛の大きさがBIGだからこのサイズなのだ」と肩透かしのオチが。と思わせておいてさらに一捻り。ふたりの暑苦しい愛で靴が溶けてみると中には新婦にピッタリの結婚指輪が現れるというサプライズが。熱井先生、見た目と違って中々やりおる。

・もう完全にみんなが幸せな気分に浸ってるところで、リルぷりのゲリラライブ敢行。熱井先生の小粋な演出に便乗して、大量のハピネスストーンを掠め取ることに成功して次回に続く。

・うーん。なんかこう、リルぷり超要らなくね?


#12「世界一のアップルパイ☆ぷりっ!」

・りんごが「家のアップルパイは世界一」とか話してると少し前の話に出てきたバイオリンデブが「世界には60億人からの人間がいるのだ。その世界で一番なんてことがあるわけないだろう」と嫌味を言い出し、口論の末「アップルパイ選手権」に挑戦することになる話。

・本来、勝ち負けに興味のないりんご父。一度は選手権出場を断るが、出場しないことでデブが愛娘に嫌味を言ってることを知り、出場を決意。しかも、優勝候補の鉄人が新作アップルパイで挑戦する事をダシにしていたデブに対抗して、普段どおりのアップルパイで勝負に出ようとする。あくまで普段どおりのひょうひょうとした態度を通すことといい、なかなかの度量の大きさと腕に対する自信が伺えて非常に良い感じ。運転も上手いし、なかなかカッコいい父ちゃんじゃないか。

・アップルパイ選手権に向かう途中でエンストで困っている鉄人・境に遭遇。前回といい今回といいこの世界の車はエンストばっかりだな。

・食い方にまでイチャモンつける鉄人のやり方に「もっと楽しい気持ちで食べてもらおう」と、突然「一番好きなアップルパイ♪」とか歌い始めるりんご父。あまりに突然ということもあり、ダダすべりで場の空気は完全に凍りつく。今回のリルぷりはこの空気を和ませるというちゃんとした役割を与えられていて良かった。りルプぷり効果で会場の人間から競争心が失せ、「美味いものに優劣など無い」とかいう結論に達してコンテストが破綻したのは、ご都合というか、まぁご愛嬌か。


#13「さいごのひめチェン?☆ぷりっ!」

・ひめチェンに使うお着替えカードを早くも使いきってしまいさぁ大変という話。

・最後の一回でできるだけ大量のハピネスストーンをゲットすべく、ウィッシュのコンサートへの客演が決まったリルぷりだが、開演間近というタイミングで縦ロールの幼女に人形探しを依頼されて足止めを食うことに。

・露骨に嘘つきで、りんご達の足止め狙いの幼女。てっきりリルぷりの正体を知ってて邪魔する敵対勢力かなにかだと思ったら、そんなことは無かった。

・幼女が嘘を付くのは、幼女の父親が調子のいい適当男で嘘ばっかりついているから。りんご達の足止めをしていたのは、自分は連れていってもらえなかったリルぷりのコンサートにりんごたちが行くと知ったから。娘の機嫌をとろうと父親が「自分はリルぷりの友達だ」と嘘を付いたことをきっかけに、態度を硬化させた幼女を救うために最後に一枚だけ残ったお着替えカードを使いきったりご達は、幼女と父親を仲直りさせることに成功するものの、結果的にライブをドタキャンすることになってしまう。

・変身することができなくなり、ハピネスストーン大量ゲットのチャンスも無くし、もはやこれまでと落ち込むりんご達の前におとぎの国の女王が現れ、三人をおとぎの国に誘導して次回に続く。


#14「おとぎの国にきちゃった☆ぷりっ!」

・前回、一人の幼女を助けて、ハピネスストーン大量ゲットのチャンスを逃した事については、「一人の幸せを大事にできないものは皆の幸せを大事にできるはずもない」ということでそれが正しい行為であったと認定。でも、それはそれとして、リルぷり目当てでチケット買って集まった大量のファン(前回ちらっと写った新聞記事によるとチケットは販売開始3分で売り切れたらしい)は、不幸な気分を満喫したわけで、ここの落とし前はどうするんだろうな?

・ハピネスストーンをそこそこ集めたご褒美に、おとぎの国の観光を満喫するりんごたち。「狼がおとぎの国一の売れっ子」という発想が中々面白い。

・雲を作る妖精の工場がメルモちゃんを彷彿とさせるよね。まぁ、なんてオッサンな意見。

・そこそこハピネスストーンを集めたりんごたちだが、所詮はそこそこ。おとぎの国はあちこちまだ復活していない。が、お着替えカードを無くし、ひめチェンの能力を失った自分たちにはなにもできないと落ち込む三人に、女王様から、曰く「毎日着ても100年は持つ」という大量の衣装と新曲が与えられ、人間界に送り返される。

・wishコンサートの2日目会場に出現した三人は、先日のドタキャンを責めまくる完全アウェイの会場で新曲を披露。さっくり手のひら返した客の喝采を浴びてハピネスストーンも大量ゲット、でめでたしめでたし。

・( ´゜д゜`)エー。いやいや、昨日の客と今日の客は違う客だろ(;´Д`)これで禊完了はいくらなんでもなくね?どうせなら、女王様が魔法で1日目のコンサートが終わる寸前あたりの時間に送り返してくれて、遅刻を謝罪して歌うとかにすれば良かったのに。


#15「マジ?まじマジック☆ぷりっ!」

・人気マジシャン・清風セイフー(超美形)のアシスタントになりたいという手品少女・テンコちゃんを手助けする話。

・歳に似合わず相当の実力を持つテンコちゃんだが、子供ゆえ相手にしてもらえない。セイフーさんを始めとする大人の言い分はもっともだし、セイフーさんのあしらい方もスマートかつ紳士的で、常識的には紆余曲折の末、テンコちゃんが大人の言い分に納得して終わりそうなもんだが、何故か児童向けアニメではそうならないよね。

・それはともかく、テンコちゃんをあしらう際のセイフーさんの意味不明な挙動が可笑しい。舞台裏でもあれだけの仕掛けを用意し、惜しげもなく使ってみせるサービス精神というか、変人っぷりが素晴らしいね。

・今回のひめチェン&新曲は、歌って問題を解決するのではなく、アシスタントの面接でセイフーの気を引くためだけに使っている。いいのかそんな使い方で。

・実はセイフーさんは子供は危険だからとかそういう常識でテンコちゃんを拒否っていたわけではなく、「子供が嫌いだから」拒否ってたというナニな事実が判明。( ´゜д゜`)エー。

・セイフーのアシスタントになったリルぷりは、独断で新コーナーをでっち上げ、客席からテンコちゃんを引っ張り上げて手品を披露させ、その実力をセイフーさんに認めさせてハッピーエンド。

・それはさておき。

・リルぷりの変身には時間制限があったと思うのだが、それはどうなった。

・セイフーのアシスタントとして働くリルぷりだが、その扱いが酷い(レイラ除く)。

・りんご(大)。巨大な林檎の中から出現、上部を持ち上げて腰をふる(日曜夕方の国民的アニメの真似。)

・名月(大)。ロケットに見立てたタケノコの着ぐるみを着て打ち上げられる。人間ポンプと称して口から大量の金魚を吐き出させられる。

・アイドルを何だと思っているのかセイフーさん。

・ショーを終え、感極まって泣くテンコちゃんとセイフーさんの別れのシーンで、夕焼けをバックに延々と口からトランプを吐き出し続けるテンコ&セイフーの絵がシュールすぎる。このアニメはどこまでも斜め上を突いてくるな。


#16「ハッピーシューズで発表会☆ぷりっ!」

・レイラの父ちゃんは靴屋で働いているのだが、その新作シューズのキャンペーンでwishを使うことになり、発表会にみんなで押しかける話。

・新作シューズのポスターは、wishが靴に口づけするような感じになっているのだが、なんつーか、運動靴なのにえらくマニアックな宣伝戦略だな。

・素の状態のりんご達とwishの会話。ちゃんとwish状態で素の状態のりんご達と会った経験を、クリス状態やリルぷり状態のそれと切り分けて会話出来ている。よくもまぁこんがらないもんだな。

・魔ペットが人語を話していることを一般人に聴かれたかも!と焦る三人。何を今さらっちゅーか。セイは毎回人前で喋ってるし、他の2匹も何故バレないと思うぐらい毎回喋ってるだろ。特に俳句の回とか。

・実際は会話を聴かれていたわけではなく、靴フェチのデザイナー助手が魔ペットが裸足ということに驚いただけというオチ。

・助手はその場でちゃっちゃと魔ペット用の靴を作り上げ、それぞれに履かせるのだが、その履き心地は凄まじく、魔ペットは昇天寸前に。この靴配ればリルぷり要らないんじゃないか?

・大物扱いされるうちに独り善がりな芸術性に傾倒した正デザイナーは、実際に自作の靴を履いてみてその機能性の低さに初めて気が付き、履き心地を重視した助手の靴の良さを認識してめでたしめでたし。


#17「マーメイド・リリちゃん☆ぷりっ!」

・おとぎの国から(「人魚姫」の脇役の)人魚が来てギャル化して帰る話。

・同じくオシャレテーマのリルぷりは水着おkなのに。全くABCときたら。

・リルぷりの活動の甲斐なくおとぎの国の崩壊は進んでいるらしい。そして、おとぎの国からキャラが消えると(人間界に来ていると)、物語からそのキャラが消滅する。それも非常に杜撰に、絵本が切り抜かれるような乱暴な方法で。出版社は乱丁本の対応でてんやわんやだな。

・人魚化してイルカショーに乱入したり漁師の網にかかるリリ。それでも大したパニックにならない辺り、流石リルぷり。

・すっかり人間界の娯楽にハマったリリは人間界に留まりたいと駄々をこねるが、湯になった「人魚姫」界の海で必死に自分を探す仲間の姿を見ておとぎ界に帰ることを決意。空中に出現した次元のほころびに自力では帰れないリリを空中に押し上げるために、大量のハピネスストーンを発生させるためにひめチェン。目論見通りの現象が発生して、魚の助けも借りて無事リリはおとぎ界に帰って行きました。めでたしめでたし。まぁ、ギャルのままなんですけどね。みたいな。


#18「おかえり、レイラパパ☆ぷりっ!」

・レイラの父ちゃん(イタリア人)が帰ってきて、部下を使ってリルぷりを探し始める話。

・なんか心なしレイラ担当回が多くね?ってか名月担当回が少なくね?

・空港でスチュワーデスのレイラ母をナンパしてそのまま結婚にこぎつけたらしいレイラ父。さすがはイタリア人。

・レイラ父の部下のトマゾ・リゾット。一人だけ頭身がおかしく異常に顔がでかい。本当に人間なのかといった有様だ。

・結局、レイラ父の会社のポスターの仕事を引き受けるリルぷりだが、ギャラとかどうなってんだろうな。つか、口約束だけで正式に契約してないモデルを使った広告とか、怖くて世に出せなくね?


#19「きもだめしだゾーッ☆ぷりっ!」

・学校主催の肝試し大会に参加する話。

・ゲストキャラの内木美々子が可愛い。

・こういう話の場合、三人のうち誰かは「怖がり」というキャラがふられるもんだが、今回その役は内木美々子とバイオリンデブが担当。逆に、お化けに全く動じないキャラも居そうなもんだが、それもなし。強いて言えば、りんごは若干弱そうで、名月は少しは平気、レイラは怖がるポイントがズレ気味というキャラ付けがされているが、意外性の欠片もないなぁ。

・それにしても名月は欠点らしい欠点がないキャラだのう。「実は怖がり」とかにしといても良さそうなもんなのに。

・美々子ちゃんを心配してやってきたお母さん。熱井先生にそそのかされて、照れながら大声でエールを送り始める姿が実にかわいい。

・お化けにビビって隠れてしまった美々子ちゃんをおびき出すためにひめチェン。一本釣りに成功して、リルぷりの助言で勇気を振り絞った美々子ちゃんは肝試しも無事完走。

・ってか、珍しくひめチェンが普通に役立った!

・せっかくちょっといい話風になってるのに、すっかり幽霊にビビったバイオリンデブと熱井先生の嫁が作った激辛カレーでコメディ調で落とすのが中々いい感じ。それでこそリルぷりだ。

同じく溜まりまくってる「大魔神カノン」は観るべきか、観ないままBDに焼いてしまうか、いっそ観ず/保存せずに消してしまうべきか悩み中。
さて、どうしたものか。

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てんぐどー (2010/08/12 [木]  01:44)

な・・・なんだか肛門括約筋に問題のありそうなサブタイトルばかりですね・・・。

さんとお (2010/08/12 [木]  23:40)

女児アニメの代表格であるプリキュアなんか毎週脱糞シーンがありますからねぇ。
やっぱり幼児にはうんこネタは鉄板なんですよ。