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でんでん雑記ver2.0


2007/05/24 [木]  赤い血潮は その色の 真っ赤な夕日 背に受けて

[雑誌] 週刊少年チャンピオン26号

「範馬刃牙」オリバが究極の防御フォームにトランスフォーム。その姿はさながらユニクロンのごとし。嘘ですが。ってゆーか、このフォーム、喧嘩でやってなんか得があるのか?明らかに無理なポーズなんだし、刃牙はオリバが疲れるor焦れるまで遠巻きに見てればいいだけなんじゃねぇ?

「みつどもえ」みつばがツンデレぶりを発揮。もういっそ杉崎と結婚しちゃえばいいんじゃないかと思います。両想いだし。

「Dimons」あの体勢でもの凄い速度で飛んでくるんだから、相打ち狙いで顔にカウンター入れたら一発で殺せると思います。てかヘイトならやる。やって欲しい。

「ヘレンesp」木々津克久の短期集中新連載。短期なのか、残念。それはさておき、話のほうは事故で家族を失い、さらに3重苦の状態になったヒロインのヘレンが、超能力を使って霊と交信したりとかなんだかんだという話。単発の読みきり時のようなキレは見られないが、相変らず絵がステキだし、ヘレンの家族を襲った事故が実はヘレンが(親の命を取り込んで生き長らえる為に?無意識に使った?)超能力で起こしたものだとかなんとかいう黒っぽいネタが仕込んであって今後の展開が気になったりとかはする。短期集中という事でおそらく4回か5回ぐらいで終わってしまうのだろうけど、単行本一冊分ぐらい続けて欲しいなぁ。いや、例え1冊分続いても、チャンピオンはあんまりそういうの単行本化しない印象があるので、人気が出て本格連載に昇格でもしないかぎり単行本は望み薄かなぁ。でも、なんかもう最終回まで考えられてそうな滑り出しなので、それも難しそうかも。うぅむ。

「GAMBLE FISH」吐夢が前回登場のキモイオッサンをまんまとカモり、コーチとして雇い入れる話。吐夢の詐欺トークが中々に鮮やかでイイ。

「私は加護女」「吸血鬼になったらいい大学出ても夜の仕事にしか就けない」は気が効いててイイオチだと思った。でもそれ以前に夜間大学にしか通えないよな。

[雑談][アニメ][なのは] リリカルなのはStrikerSの#08が

なんか叩かれてるらしいですな。

まぁ、「俺のなのははあんな怖い子じゃない」系の意見はいたしかたがないとしても、(明らかに意図をもってそう描かれたなのはの怖い顔が)「作画崩壊」とか、ちゃんとした意味があって叱っているなのはの言い分が「キレて暴れた」としか受け取っていない人がいるのがもうなんと言っていいのか。

まぁ、作画のほうは実際問題崩れてるシーンも無きにしも非ず(模擬戦を見守るヴィータ達の横顔とかちょっとヤバめだったような気がする)ので、置いておくとして。いや、模擬戦でキレたなのはさんの顔は断じて崩れてる訳ではないけど。

それは置いとくとして。

今回、ティアナ(とスバル)は明らかに間違いを犯している、それは、「上官の指示に背いた」とか(いや、それも大問題だが)それだけの問題ではなく、もっと根の深い性質の悪い間違いだ。

今回ティアナとスバルが考案したフォーメーションは、「ティアナが手柄を立てるために」力押しの近接戦闘しか出来ない不器用なスバルを囮(もしくは楯)に使い、リスクを増大させている。もし、相手の攻撃力がスバルの防御力を上回ればそれだけでフォーメーションは崩壊、既に突っ込んでいるスバルもティアナも一網打尽にされ戦死確定なのは、今回なのはさんが実演して見せた通り。そうでなくても避けたりすかしたり出来ないスバルはこの戦法だと多かれ少なかれ確実に危険にさらされることになる。

本来なら、幻術と中長距離攻撃専門のティナが相手をかく乱、隙を作ってスバルの突入のサポートをするべきなのだ。あるいは相手が手におえないようなら被害を最小限にとどめるべく、スバルの撤退のサポートもしなきゃならんだろう。

同じ#08の序盤でなのははそういう司令塔的な役割を担うのが自分やティアナのポジションだとしっかり伝えている。その事の意味を考えろと。

しかし功を焦るティアナはあくまで「自分が敵を仕留める」事を基本において全く正反対の作戦を立案、実行しようとしてる。しかも、そのためにいたずらにスバルにリスクを押し付けている事にも気がついていない。

これで怒らないほうがどうかしてる。

遊びでやってるんじゃないんだから、個人のスコアがどうこうとかなんかどうでも良くて、重要なのはチームが上手く機能することなのだ。任務の達成率を減らし隊員のリスクを増大させる策なんかに何の意味があるというのか。

作り手がそう考えてるのかどうかまでは責任取れないけど、#08はそういう感じの話だったと思うんですよ。

なのはさんは以前にも「無茶はするな」と言う旨の発言をしているし、(その時は「お前が言うな」と思ったものだけど)今回のキレ方を見ると、空白の数年間の間にそういう事を実感するような事件があったんじゃないかという想像は立つしな。

次回予告に出てた子供時代のなのはさんが死に欠けてるシーンが、その辺りの鍵になるのかもしれない。

というわけで来週も楽しみ。

[アニメ] ながされて藍蘭島#08「招かれて、観察者」

・アバン。「男」を辞書で引いて調べるちかげ。行人の行動を思い浮かべつつ「雄々しい…勇ましい…」。そうか!「男」ってゴーディアンのことだったんだね。<違います

・ちかげん家でお手伝いさんをしている象のぱな子さん。島一番の美少女はまだしも、どうやってあの手で料理をしているのだろう?

・島の外から漂着した本を参考に、行人を喜ばせようとコスプレするちかげ。裸エプロンとパンだの着ぐるみがイイ感じ。

・外の世界から漂着した様々な物を行人に見せて何をするものなのか聞くちかげ。電気炊飯器や電子レンジなど、島にはない文明の利器に感動するが、藍蘭島には電気が通っていないので全部ゴミにしかならない事が判明。ゴミ屋敷、とか呟きつつ力尽きる様が可愛い。

・ゴミの鑑定に夢中になって当初の目的であった行人の観察がおろそかになってしまったちかげは、慌てて行人の引止め工作を。とりあえず、島外の料理を再現して行人の興味を引こうとするが、どれも珍妙な出来になってしまう。しかし、カレーが文明開化の頃からあるから再現可能だというのなら、ラーメンに近しいものだってなんとかなりそうな気もするのだが。

・行人を調べる為に風呂に潜入するちかげ。風呂の中から潜望鏡で行人の体を隅々まで眺めるちかげの痴漢そのもののねっちりした視点が可笑しい。これはなかなか斬新なシチュエーションだなぁ。

・ラスト、行人がぱな子さんと平気で風呂に入る事に嫉妬してるすずが可愛い。

[アニメ] ウエルベールの物語#07「追跡の章」

・まんまとスリに騙されたリタ達が、金と、今回の旅で最も重要な「戦争回避のための訴状」をスられてしまう、という話。

・今回コメディ回(?)ということもあり、がに股歩きだったり、リアクションが逐一大きかったりと、妙にティナが活き活きとしてて面白い。

・なんだかんだあってカラスに奪われた訴状を追いかけるリタ達だが、大声で「大切なものだ」「お宝だ」と叫ぶものだから、周囲の人間の注目を浴びてしまい欲目に駆られた町民を巻き込んで軽い騒動に。2コマ程度で綺麗にシンクロして動くありえない数の町民のモブの鳥瞰図が可笑しくてしょうがない。

・軽いパニックを引き起こした一行だが、結局、実は訴状は「無くしてはいけないから」と、事前にリタが別の場所に保管して置いたのをすっかり失念していたというオチで終了。

・かと思いきや、今回ギャグ演出の一環だと思っていたリタの兄の占いが、本当に凶兆を告げていたという2段オチになってた。でも、もしかしたら本当の事情を知らない兄が、勝手に悪いほうに解釈してるだけかもしれない<そんなわきゃねぇ。

[アニメ] 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ#07「閃光」

・今度は慎吾も参加して他国の事情を覗き見隊結成。グダグダと馴染みのない国の、そんなに劇的でもない今ここで描かなきゃいけないのかどうか悩む話を展開。うぅむ、なんだこの構成。もっと「これは!」ってゆー強烈な事件が起こるか、真名か慎吾の過去のトラウマを刺激するようなネタ、または新たなトラウマを作ってしまうようなネタが入っているならまだしも。一応、真吾達が他国のパイロットを自分たちに重ねているような描写はあるけど、あの程度なら既に味方陣営にいる中国のパイロット使っていくらでも見せようがありそうなもんで、わざわざ今回から出てきた新キャラで見せるほどのもんじゃないような気がしますな。

・まぁ、今後、エジプトアフリカアラブ共和国と戦う時に相手に同情とか共感とかしてる分戦いにくくなるとかあるそうだけど。今回、前に見て感情移入してしまっているエジプトのパイロットの死に真名が心を痛めていたように。

・っつか、真名は忍者セキュリティサービスなんだよな。その割になんつーかこう、メンタル弱すぎな感じだな。まぁ、若いししょうがないのかもだが。

・あと、どうでもいいけど、神像の産出国でありポセイドンなんていう超メジャーな神さまがついてるギリシャが緒戦で敗退したのはちょっと意外だな。

[アニメ] 爆丸バトルブローラーズ#08「美・サイレント」

・前回の続きでJJリップスとのバトルで丸々一話消化。プレデターのけったいなノリと、JJリップスのリアクションはイイ感じだったけど、肝心のバトルシーンは非常にゲームよりになっているので、ルールが良く判らない上にあまりこの手のカードゲームをやらない俺から見て、子の番組をきっかけに「爆丸」に興味を持てるような面白さを表現出来ていないように思う。もっと漫画的に演出していいと思うしもっと主人公側の爆丸モンスターを立たせるような戦闘シーンにした方がいいんじゃないかなぁ。ただ、今回、物語の発端が明かされ、主要キャラの一人元凶になったとされる人物の孫だという事実が判明したので、その辺からドラマが強化されてくれば、というのに期待して今しばらく視聴継続。