2007/05/02 [水] 嵐とともに やってきた 誰だ! 誰だ! 悪をけちらす嵐の男
▼ [漫画][特撮][おすすめ] 仮面ライダーをつくった男たち[amaon]
これは泣く。ガチで泣く。
時代もあるだろうけど、「ヒーロー」にかける想いが現在とは段違いに熱い。
今のように小賢しく善悪を語るのではなく、単純にみんなを救ってくれるヒーロー、子供が憧れるカッコイイヒーロー。もちろん、当時だってそう単純な話でもなかっただろうし、誇張表現も多かろうが、そういう原点を思い出させるエピソード満点だ。
村枝賢一の漫画もイイ。
最近のSPIRITSにはない熱を感じる。
まぁ、読んでる俺の思い入れの問題もあるんだろうけど。
とにかくこれはイイ本だった。
で、こういうのを見るたびに「仮面ライダーTHE FIRST」はどこら辺が原点回帰なのか教えて欲しくなるわけですよ。
チクショウ、なんであれあんな話になっちゃったんかなぁ。トホホ。
▼ [特撮] 怪奇大作戦セカンドファイル#03「人喰い樹」
・環境保護に傾倒したヘタレ学生が過剰に感情移入した森の伐採に錯乱して自殺に使用した杉の樹の花粉が突然変異(実は違うけど)し、人間の体に入り込んで人の血管を根のような状態に変質させてしまうという奇病を発生させるという話。
・被害者の血管が盛り上がりつつ緑に染まる様は中々にグロい。
・新種の花粉症を確認した政府は非常事態宣言を発令。病原体が花粉だけに空気感染し、感染者の中で増え、飛散するため大本の杉を処分した程度では感染の拡大を防ぐ事も出来ず、感染後発症まで1週間、発症すれば致死率100%というシャレにならない感染症で、もし万が一こんなのが発生したら首都圏壊滅間違い無しだ。恐るべし。
・人間と植物の融合を目指すとかなんとか電波まみれな発言をするヘタレ学生。地面に根張っちゃったら口から有機体なんか取れねぇだろ。誰か別の人に食事の世話してもらうのか?
・屋久杉の存在感はすげえよなぁ。ここはハイビジョンで観たかったかも。
・人類と自然の共存だの、自然の裁きだの、文明批判だの、進化だの退化だのは片腹痛いよな。植物や自然の気持ちとか、相手に自分を投影しすぎ。そんな心配しなくても人間なんて1万年もしないうちに滅んでるし、その頃にはその頃なりの自然があるって。牧の言い分じゃないが、人間は人間のやり方で出来る範囲のことやりゃいいのだ。自然の為とゆーか、人類がちょっとでも長生きできるように。
・遺伝子提供者の好きだった音楽で杉花粉が変質しちゃうのはいただけないなぁ。おセンチに過ぎるとゆーか。まぁ、怪奇大作戦てそーゆーとこある気もするけど。
・杉の樹に雷が落ちて炎上するクライマックスシーンは、女優さんの薄幸そうないでたちと電波混じりの笑顔、燃える樹の美しさもあって中々ステキなシーン。これと、遺体が発見できなかったというオチ、牧の人間の方が花粉よりもしぶとく悪意に満ちて凶暴だから簡単に滅びはしないとかいうナレーションは結構良かった。この締め方だけでこのエピソードの評価がぐっと上がった感じ。
・とりあえず、昨日の#02「昭和幻燈小路」よりはずっと良かったかな。#01「ゼウスの銃爪(ひきがね)」は見逃したのでなんともいえないけど、「生物彗星Woo」よりは断然イイシリーズだったんじゃないだろうか。
・ただ、#02、#03ともに人間の情念みたいなのが根底にあるはずなのに、どうもそれが観てるこっちの心に迫ってこないような気がするのがちと残念。オリジナルの怪奇大作戦はもう少し強い時代性を持っていたと思うのだけど、今回のは基本的に過去作の翻案(?)だからなのか、イマイチその辺が出てない気がする。今度やる時はもう少しその辺意識して今時の世相風俗を反映させてみてもいいんじゃないだろうか。
▼ [アニメ] ながされて藍蘭島#05「さがして、くまくま」
・ゆきのがいつもつれているくまくまがいなくなったので、探す話。
・次々出てくるくまくま以外の(どれも同じに見える)クマのパーソナリティが楽しい。
・無駄に動き回った挙句かもかも(?)に瞬殺されるあやね。毎回面白いな。
・いつものごとく「絶対無理」に反応した行人の頑張りでなんとかくまくまを発見。いつの間にか動物語をマスターして終了。
▼ [アニメ] 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ#04「眩惑」
・ギガンティックの中身の神像はやはり本来オリンポス12神に対応しているらしい。そこを無理矢理自国風の名前に替えてるのは国家の威信とかの問題か?
・で、スサノオの中身はアレスだとか。そいつはまた戦いやすそうなのが見つかって良かったな。
・シンクロ率とか精神汚染とか。とにかく1話に一箇所は混ぜとかんとイカンのか?
・ギガンティックはシンクロ率が高くないと動かせない。ロシアのギガンティックの攻撃はパイロットの精神に作用する攻撃で、シンクロ率が高ければ高いほど効く。なるほど。相手に事前に情報を掴まれてない状態で1対1なら最強の能力だな。だったらこんな緒戦で奥の手さらさずにもう少し先まで温存しとけばいいのに。トーナメントってわけじゃないんだから、他国が潰しあうのを待ってだな。
・精神攻撃で真名が倒れてスサノオの機動が鈍くなったので、シンクロ率を上げてなんとかしようとする慎吾。ってかここでお前が精神食われでもしたらもうどうにもならんだろ。ちょっとは考えろ。
・シンクロ率を全開にした事で、なんか変なオーラを発し始めるスサノオ。相手の精神攻撃を跳ね返し逆にダウンを奪う事に成功。精神攻撃を発している羽を切断し、さらに中国から奪った鞭で追い討ちをかけ、撃退に成功する。虎の子の精神攻撃を防がれたロシアは自分から宣戦布告したくせにあっさり休戦を申し出てこれが受理され、次回に続く。
・っちゅーか、ロシア頭悪すぎ。結局自国のギガンティックの能力を世界各国に宣伝しただけじゃないか。これでまともにタイマンしてくれる国なんかなくなったぞ。遠距離からの狙撃か中国みたいに暗殺者を使ってパイロットを狙うのか、それとも相性のいい能力を持った国に攻められるか、なんにせよ大失態だろ。まぁ、アニメなのでそんな絡め手ではなく普通に日本と再戦するんだろうけどさ。
▼ [アニメ] ウエルベールの物語#04「決意の章」
・今日も今日とて逃亡中のリタ姫とティナ。追いかけられて逃げこんだ先は娼婦街。ティナが追っ手を倒しに戻った為、状況も判らず残されたリタはそのまま成り行きで娼婦になってしまう。という話。
・リタを一人にするのもどうかという事で付けられたシェリーだが、人形用の服をあてがわれ、なんだかご満悦。すっかりその気になってしまっている様子が笑かす。ってか、シェリーてやっぱり普段裸だったんか。凄いサービスだな。
・リタがどこにいるのか判らないのでしらみつぶしに部屋を空けていくティナ。なんという豪胆さか。堂々と戸を開けずせめて覗き見にしておけ。あるいはせめて娼婦になりすませ。
・「体売るの良くない」とか娼婦に説教して、逆に世間の厳しさを教えられ説教され返すリタ。現実の厳しさにアッサリ打ちのめされたリタは賞金を娼婦たちに分配しろと自ら逮捕されてしまう。ところが今度は、そうして掴まってしまえば戦争を回避する方法が無くなり、大きな禍を起こしてしまうという事実を突きつけられ、またもやアッサリ再起動。なんというか、単純な子だなぁ。
・それはさておき、娼婦街の役人曰く、リタの指名手配は形だけのもので、城からは「捕まえるな」という命令が来ているという事なのだが、後からやってきた役人はそういった命令を知らない模様。おkれはどういう事なんだろう?管轄が違う?警察周りはリタの兄ちゃんの管轄で、内密にそういう命令回してるのか?