2006/09/01 [金] ゴーゴー ひとっとび ビルの谷間 ゴーゴー 空の旅 冒険が君を呼んでいる
▼ [映画][特撮][冒険] 轟轟戦隊ボウケンジャーTHE MOVIE 最強のプレシャス
時期が時期だけに「プールの排水溝」ネタはマズかったのか、最初にテロップが入ったのにちょっと笑った。
と、それはさておき。
基本的にテレビ版のまま。おっちゃん的には和製ドラゴンと飯塚昭三がちょっとイイ感じだったけど、それ以外に劇場版ならではの豪華さもお祭感も皆無で、お子様にウケていたのは明石のケツだけという寂しい出来。
とりあえず、恐竜を滅ぼした虫とか良く判らないのはナシにして、普通に冒頭のノリのままネガティブと頂上を目指すレースにしておけば良かったのに。
あと、アルティメットダイボウケンよりダイタンケンの方が強いのは絶対間違ってるよね。普段戦力を無駄にしてるってことだし。
▼ [映画][特撮][甲斗] 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE
内容が荒っぽすぎてどこから突っ込んでいいものやら。
とりあえず、全海洋蒸発とかしてるのに普通に営業してるサルは凄すぎるな。
実は外伝ではなく正伝だったというラストのどんでん返しはちょっとイイ感じ。
ハイパーゼクターの無茶苦茶な能力も、実際テレビ版でもカブトは(方法は判らないけど)そういう話だという目星はついていたし、理由が知れたのはちょっとスッキリ。
ただ、だとしても、テレビ版の加賀美父が何故真相を知ってるのかとか、そもそも劇場版本編では存在を抹消されていた樹花の扱いはどうなってるのかとか、疑問はいろいろ残るんだけどな。
まぁ、結局は無かった事にされて違うオチがつくのかもだけど。
どうでもいいけど、新ライダーにマスクドフォームが無いのは酷い手抜きだなぁ。あと、コーカサスにハイパーフォームが無いのも。
▼ [映画] スーパーマンリターンズ
面白かった。
スーパーマンというのは元祖なだけあって他のどのヒーローとも違う「強い」というシンプルでストレートなキャラクタなのだけど、最初の飛行機事故で既にその魅力が如何なく発揮されていて観ていて実に爽快だ。誰よりも高く誰よりも速く誰よりも強い。なんて判りやすい。
しかもスーパーマンは(これまた日米問わず他のヒーローと決定的に違い)顔がモロ出しで人間そのものなので、その異様な強さがより際立っていて実にイイ感じ。マスクマンはその神秘性と引き換えに「人間らしさ」を失っている(結果同じ事をやってもインパクトが薄い)んだなぁとか改めて感心してみたり。
そんなスーパーマン唯一の弱点であるクリプトナイトを用いた罠に嵌って泥水を啜らされる姿もそれまで圧倒的な力を散々見せられた後なので中々趣き深い画になってて素敵だ。
欲を言えば、逆転劇、確かにもうこれ以上ないぐらい豪快に逆転するんだけど、あそこにもう少しカタルシスが欲しかったかもしれない。
とまぁ、それはさておき。
話のほうはさり気なく酷い話だったよね。
リチャードが可哀相過ぎてもう大変ですよ。
また良い奴なんだリチャード。
それでいいのかアメリカの正義。
ところで、どうでもいい話。
病院のシーンで「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」思い出してちょっと笑った。
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なんとなく、顔が大人しいイメージでサイズも小さく、胸部が小さくて細いのが気になる(昔のデラックス超合金のほうが強そうだ)が、概ね満足。
マーベラーへの変形はもちろん文句なし。いや、ちょっとヒョウの顔がイマイチっぽい気もするけど。
アームロケッター(ロケットパンチ)とアークターン(頭部の飾り)を打ち出すレバーが軽くてポーズつけたり変形したりしてる最中にビョンビョン飛んでしまうのだけど、それもまた楽し。
ソードビッカーを投げるギミックがあれば良かったのになぁ。<無茶言うな。
付属のソフビ魂スパイダーマンは出来れば腰を下げたポーズが良かったけど、それはさておき大満足。
スパイダーマシンGP-7は小さく纏まりすぎというか、ハッタリが効いていないのがションボリ。もうちょっと厳つい方が良かったなぁ。
劇場版轟轟戦隊は言われてみればOPの後は普通の話でしたねぇ。飛んでるガジャ様とかネガティブ勢ぞろいの絵面にだまされて、六人変身ぐらいしか見せ場の無い後半まで疑問も持たずに楽しんでしまいました。
劇場版カブトも画面に説得力が無かったのが悲しかったです。そんな大変なことがあった後には見えないため天然の魚に驚く次長課長も不要に思えました。軌道エレベーター関係の立て込みに関しては東映の限界でしょう。色々と納得のいかないまま迎える「スーパーマンが地球を逆回転させる」ようなラストには少しノレませんでした。
比べる方が無茶なのでしょうが「〜リターンズ」は絵にも話にも破綻が無くて、“9.11”以降に作られるヒーロー物としての意味も持たせつつ面白いのですから流石です。
アメリカに勝てるのはレオパルドンに乗るスバイダーマンくらいかもしれません(←無理から過ぎ)
劇場版ですが、例年ライダーはともかく戦隊はお子様が楽しんでみてる感じが劇場に蔓延してるのに対して、今年は明石のケツ以外の部分ではもの凄く白けた空気が漂っててナンでしたっす。
カブトは本当に全く説得力に欠く内容でしたね。冒頭ZECTの水の配給に人がたかっていたのに、本編では誰一人水に飢えてる感じとかなかったですし。サバなんて天然記念物並なんじゃないのかとか、まるで気にしてない脚本と、画が続いてそれだけでもなんだかなぁって感じでした。
ハイパークロックアップは、あの無茶苦茶な映画がまさかテレビ本編と関係あるとは思ってなかったので、そこでちょっと感心してしまったという部分があります。普通に観てれば、穴だらけにもほどがあるのでノレなくて当然だと思います。
リターンズは旧作に対するリスペクトが行き届いていて、でもキッチリ現代的で、実に上手いつくりだと思いました。
レオパルドンはアメリカのファンからは総スカンらしいですね(^^;
まぁ、当たり前というか、東映版を知らない世代には日本人にも笑い話扱いされてますけど。
超強いのに。殆ど全部の対戦相手をバンクシーンで瞬殺するぐらい<それがマズイんだと思います(^^;;;