トップ «前の日記(2006/09/21 [木] ) 最新 次の日記(2006/09/23 [土] )» 編集

でんでん雑記ver2.0


2006/09/22 [金]  迷わずに信じて行こう 僕らの勇気 夢は叶うよ 限りなく続いて行く まだ見ぬ未来を探して

[映画] ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

やっとこ観てきました。

面白かったですよ。

よくぞこれだけ上手くまとめたというか、ウルトラ兄弟の顔も立てつつ主役はあくまでも現役のメビウスで、怪獣とのバトルもキッチリ盛り込みながらドラマパートもしっかりテーマを語っておりました。

いつに無く頑張ってる感満点というか、メビウスは本当に愛されて作られているなぁ。と。

また、音楽関係はおっちゃん感涙もので、各ウルトラマンのテーマソングや「ウルトラ六兄弟」のアレンジBGMがふんだんに用いられており、燃えるったらありゃしないです。でも、メビウス関連では、テレビの主題歌が本編で使われていないのはちょっと残念かも。

ついでに、今作はハヤタ、ダン、郷、星司の客演がある事は散々喧伝されているけど、実は、地味ながら堀内正美(ネクサスの松永管理官)、布川敏和(ダイナのコウダ隊員)、山田まりあ(ダイナのマイ)と平成シリーズからの客演もあったりします。出番は超短いけど、お祭感がさらに微妙にアップ?かも。なお、松永管理官の携帯の着信音はネクサスファン必聴かもしれませんよ?


以下、ネタバレ含みますよ

ネタバレここから

大まかな感想は上に書いたとおり。

客演のウルトラ兄弟、黒部進、森次晃嗣、団時朗、高峰圭二も、星司さんがちょっと頑張りすぎというか、肩の力が入りすぎな印象があるものの(北斗星司老いてなお健在という感じもしないでもないのでそれはそれで)、概ね好感触。郷さんが懐かしく、またイイ感じに洒落たオッサンになっててイイ感じ。

一方、主演の五十嵐隼士も、テレビシリーズ同様、生真面目でいて尚且つどこか親しみやすい初々しさが好感度高くてイイ感じで、先達に導かれるルーキーと、少年を導く良いお兄さんを上手く両立して表現出来てたと思う。

シナリオが、テレビシリーズの裏で起こっていた事象(救えていなかった少年の心)を起点として、ミライ(と少年)の成長に焦点をあてているのも外伝の作り方として大変好感度が高くてイイ。


ただ

残念な点が3つ。

・篠田三郎、真夏竜、長谷川初範の不参加。是非チラッとでもいいので顔出して欲しかった。タロウはともかく、レオと80は全く出なかったし。

・テレビ版では他のウルトラ作品と比べても圧倒的な存在感を誇るGUYSが蚊帳の外だった。(しかし、これ以上盛り込むとグチャグチャになりそうな気配は濃厚なので、妥当な落し所だったとも思う。)

・せっかくだから、インフィニティに独自のハデな必殺技が欲しかった。人質を助けた後、スペースQどころの騒ぎじゃないようなのを一発とどめにくれてやって欲しかったっちゅーか。


若干気になった点も3つ。

・空中戦のCGアニメは、カッコいいというよりも、やりすぎという感じ。

・アメザリと氷川きよしのカメオは露骨過ぎ。そしてアメザリは長すぎ。ここはもうちょっと自然に処理して欲しかったね。

・郷さんとナックル星人、星司さんとヤプールの因縁を観たかったとか、せっかく舞台を神戸に選んだのだから、キングジョーが欲しかったとか、微妙に残念かも。


まぁ、その辺の不満点を加味しても、「面白かった」と断言できる素晴らしい出来の映画でしたよ。


あとどうでもいい話。

・ザラブ星人のニセウルトラマンメビウスはちゃんと目つきが悪くてつま先が尖がっててイイ。顔は本物よりカッコ良かったかも。

・ナックル星人とガッツ星人の合体光線が、「ウルトラダブルフラッシャー(兄弟合体光線)」っぽく無かったですか。

・神戸を覆うドーム上の雲。あーゆーのを観ると、未だに「首都消失」を思い出す。最近だと「仮面ライダーSPIRITS」でも四国が消失してたね。

ネタバレここまで。

平成ウルトラ映画では間違いなく一番面白かったし、よく出来ていたように思う。まぁ、「コスモス2」と「コスモスvsジャスティス」は観てすらいないわけですが。

もう一度観にいくのは無理としても、DVDは買っておきたいなぁ。

[雑誌] 週刊少年チャンピオン43号

「聖闘士星矢ND」早くもTLCと話が食い違ってきてますな。いや、同じでも困るけど。

「みつどもえ」今回ふたばがなんか妙に可愛いですよ。

「ドカベン」森本がスランプにならなきゃいいけどなぁ。

[雑誌] 月刊チャンピオンRED11月号[amazon]

月刊チャンピオンRED11月号

脚本/今川泰宏、作画/戸田泰成「ジャイアントロボ〜地球が燃え尽きる日〜」が初回から九大天王揃い踏みという凄まじい大サービスで連載開始。

アニメ版を観てた人には意外なツカミの展開にちょっとドキドキな感じ。

また、第一話のタイトルが「誕生編1」となっているので、もしかすると連載が続くうちに「ドミノ作戦編」とかどんどん続いていくのかもしれない、となると最終的には「地球静止作戦編(アニメ版)」から「バベルの篭城編(最終章)」までやるかもしれない。いやそれは流石に無理かもしれないか。


その他。

「聖闘士星矢G」が落ちたため繰り上がってきたのか、予告で見た記憶が無い「ベクター・ケースファイル」(「サイカチ」の師匠が主役の漫画)が前回から間を空けず登場。どうやらシリーズ連載に昇格した模様。めでたい。

「カオシックルーンEs」は週刊でやってた無印とストーリーが合流。「Es」の主人公のドウマがデス=レックス(水竜王。尻尾?)のカードを手に入れてパワーアップ。

「ラインバレル」は番外編と二本立て。番外編の力の抜け具合は中々ステキ。

「ドスペラード」(;´Д`)

[ムック] レッスルエンジェルス サバイバー ザ・コンプリートガイド[amazon]

レッスルエンジェルス サバイバー ザ・コンプリートガイド

どこからどう観てもエロ本にしか見えないが、プレステ2用のゲーム(15歳以上対象)の攻略本。

ちなみに裏表紙は南利美が水着切り割かれーの鎖まきつけられーのと大変エロい目にあってます。正気か電撃。

amazonを始め殆どのネット書店では売り切れてて、amazonマーケットプレイスではプレミアとかついちゃったりしているのかスゲエ値段になってるけど、案外まだ普通の本屋では買えるっぽいですよ。俺は梅田の「とらのあな」で買いました<そこ普通と違う

内容は、普通に役立つ攻略情報と、全キャラ紹介。普通にやると全部埋めるのがえらく大変そうなイベントグラフィック、さらにグッズに使われたり書き下ろしだったりするエロいイラストが載ってます。

ゲーム持ってる、あるいはレッスル好きなら、買ってもいいかも。(もちろん定価の\2,415-なら。)

っちゅーか、コレ書いてる時点でamazonのマーケットプレイス\7,000-とかついてるし(;´Д`)いくらなんでもその値段はありえねーだろ。

[アニメ] ゼーガペイン#25「舞浜の空は青いか」

・なんでもいいがルーシェンは自分はキョウの楯になってイイ気分かもしれないが、メイウーを巻き込んでることに関してなんか思うことは無いのだろうか。キョウも、ルーションばっかりじゃなくてメイウーも居る事を忘れてやるな。

・舞浜サーバ内で積層化QLを始めとする新技術の提供を受ける元オケアノスクルー。でも技術が進みすぎてて解析に時間がかかるのだとか。

・死んだと思われたルーシェン&メイウーはジフェイタスに支配されたオケアノスのAIによって舞浜サーバへ。続いてアビス&シンの乗るアンチゼーガ、キョウ&リョーコの乗るアルティールも舞浜に出現。舞浜を舞台に決戦が始まる。ナーガに同化されたためいつも通りの口調で敵方の事情を話すAI達や、事情を知らない大衆の前でセレブラントが特殊な力でヒーロー然と戦う様は中々面白いね。あとアンチゼーガの空を割って現われる出現パターンは、つい最近メビウスで観ましたな。ナーガは実はヤプールかなんかか。

・シズノ=イェルはやっぱり人工幻体。そりゃまぁ人間を全部データ化できるなら、人工的に人間のデータだって作れるよな。

・舞浜サーバ内の幻体に嫌な感じを受けたアビス&シンは舞浜より撤退。する最中にアルティールに撃墜されてしまう。って、( ´゜д゜`)えーーーそんなアッサリ終わっちゃうのか?

・月面にある舞浜サーバ内にある幻体データを新技術で超圧縮、アルティールに積んで地球に帰還し、そこで肉体再生マシーンを作って人類復活させる。というのが、今後のプラン。ただし、舞浜サーバ内で圧縮した幻体データをアルティールに積み込むためには、生身の体が必要。また、肉体再生マシーンを地球で建造するのも生身が必要である。そして、肉体再生マシーンは、現時点で月にはある(ただし、動かせない)。結論として、一人が人身御供になり、生身に戻って幻体データを地球に運び、地球上に(作るのに何年何十年かかるかわからない)肉体再生マシーンを建造し、他の幻体が肉体を持って復活するまで孤独に耐える役目を負わなければならないということに。しかも、サーバ内と現実世界では時間の速度が違う(そもそも幻体は歳を取らない?)ので、仮に復活しても、恐らく浦島太郎状態になるのは目に見えているわけで。

・もちろんそのひとりはキョウが担当。一応、幻体のままのシズノが同行すうることになるのだけど、そもそもアルティールは複座なんだから、せめて孤独を癒すためにももう一人実体にしてそっちと行くべきなんじゃないかのう?ってか、今リョーコを実体化できない理由とかあるのだろうか?この期に及んでもアルティールから感情データを分離できない?でも今出来ないなら将来的にもリョーコは実体になれない可能性が高いんじゃないのだろうか。

・ってゆーか、ゼーガペインは実体なんだから、まずゼーガペインで作業ロボットを作ってみるとかはどうなんだろう?流石にモタモタしてるとまたガルズオルムがなんか手を打ってくるからダメなのだろうか?

・実体に戻ったキョウと幻体のシズノは触れ合う事が出来ない。それでもここまできたから笑いあえる。なんかちょっとイイシーンだなぁ。

・皆と別行動してるクリスとメイイェン。はて、この二人はこの期に及んで何をしているのだろう?

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
絹崎 (2006/09/23 [土]  05:35)

あんな使い方でキングジョーをマックスに出すのなら映画までとっておけばよかったのにと(T_T)。
ウルトラ6兄弟の歌はあまり好きではなかったのに、この映画のおかげでまた聞き返したくなりました。舞台とのスケジュールを都合して東光太郎には何とか参加して欲しかったものです。
仰るとおり良くできた脚本で、それぞれの攻め方を踏襲している宇宙人連合や、血気盛んな北斗星司・心の隙を衝かれて敗北したことを教える郷秀樹など、随所に気配りの見られる脚本でした。
どういうわけか、ハヤタの声で話すウルトラマンのカットから目頭が熱くなり、超獣封印の場面では既に泣いていた位なので、もう一回観に行ってしまうかもしれません。話し出すとキリが無いのでこのへんで(^^ゞ

さんとお (2006/09/24 [日]  02:09)

キングジョーは是非欲しかったですねぇ。せっかくの神戸なのにー。
「ウルトラ六兄弟」はイントロが好きなんですよ♪ぱっぱぱーぱぱぱぱー♪
東光太郎は、全編登場でなくても、それこそワンカットでいいので、顔出して欲しかったですよねぇ。とりあえず、タロウ自体はメビウスに深く関わっているようなので、テレビでの客演に期待したいですね。って、本当はスケジュール以外の理由だったら嫌だなぁ(;´Д`)
脚本は本当に気を使って作られてる感じがしました。郷さんと星司の職業なんかも微妙にイイ感じでしたよねぇ。
私は映画をもう一度観にいくのは難しそうですが、DVDの特典映像に期待を膨らませつつソフト化を待ちたいと思います。
ってゆーか、この映画、細かい事まで話してると本当にキリがなくなりそうですよね。本当に良くぞここまでって感じです。素晴らしい。