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でんでん雑記ver2.0


2006/03/30 [木]  手を伸ばしたら届きそうな程 想像じゃない 可能性なら きっと側にある

[雑談] エコショップ

というのが近所に出来たんですよ。

開店前はオーガニック食品でも売る店なのかと思ってたんだけど、いざ開店してみると、陳列棚なんか一つもなくて、だだっ広い店内にはパイプ椅子がずらっとならんでいるだけ。

で、毎日々々日に3回、老人連中を大量に集めて店員と思しき人間がなんかのプレゼンみたいな事をしてるわけですよ。


…アレっていわゆる催眠商法ってやつなんじゃないのか?(;´Д`)

なんでこんなのが堂々と営業してるんだ?

そして何故こんなのにあんなに大量の爺婆どもが集まっているんだ?

わかんねー(;´Д`)

[雑誌] 週刊少年サンデー17号

「妖逆門」タッグと言う部分はさておき、とてもミニゲームにしやすそうな「げぇむ」だと思った。TVとのタイアップ企画なのでおそらく携帯ゲーム機(DSあたり)でのゲーム化も進行中なのだろうし、きっとそのあたりからのアイデアなんではなかろうか。

「史上最強の弟子ケンイチ」増刊時代の「素手で人を殺す闇の世界の殺し屋」もそうだったが、この漫画の達人(敵)の描写は、今時ありえないよなぁ。いや味方の達人の方も大概だが。

「MAR」何度も言うがこの漫画のバトルの組み立ての面白くなさは異常。何がどう面白いのか、どこが見所なのか全く判らない。不思議だ。

「焼きたて!ジャぱん」能生みそ。そんなネーミングの味噌が実在している事がまず驚きだった。

[雑誌] 週刊少年チャンピオン18号

「範馬刃牙」ダラスで遊説中の米大統領を世界中に衛星中継されている前で拉致る刃牙。相変わらずのトンデモ展開だが、この時点で刃牙は明らかに勇次郎より数段劣っているような気がするね。勇次郎ならそんな回りくどい事をせず直接オリバのいる刑務所を襲っただろうし、大統領を拉致った後、狙撃を気にして窓のないレストランに逃げ込んだりもしない気がするっちゅーか。

「椿ナイトクラブ」REDで「ヤニーズ」を連載していた人の新連載。全体的にシュールさが薄れたが、大体「ヤニーズ」みたいな漫画。通常頭身はともかく、デフォルメ表現の方法を変えたようで、崩した絵がちょっと特徴的になっている。

「無敵看板娘N」めぐみ登場。ところでこの連載、今のところ、新キャラが全く出てきておらず全く新シリーズという感じじゃないのだが、いいのだろうか。

「トリガートリガーハッピー」イイ感じのテンポとハッチャケ具合で中々面白い。あと、やっぱり鈴木ダイのアシスタント経験があるんだそうで。今更ながら漫画家とアシスタントってのは絵が似るもんなんだなぁ。

「みつどもえ」後半3ページのチクビ論争はベタだが面白かった。あと、栗山先生が可愛すぎる。あと、なんか作者のブログに不気味な記述が。もしかして打ち切りか?

「ドリル園児」普通に怖い。

「人形師いろは」最終回。短っ!やはり今やってる新人攻勢はあくまでお試し版ということだろうか。それはさとき、絵は可愛いし微エロもはまってたと思うのだけど、内容的には消化不良気味だったように思う。すぐに終わってしまったせい、というのもあるだろうが、人形の秘密をいろは自身の能力や謎のままにしておくのではなく、わざわざ姉なんてのを設定してそっちの能力としてしまったせいで、イマイチいろはの立ち位置がぼやけてしまった感じがするというか。姉や緋足といったキャラの存在意義を描く前に終わってしまったのでなおの事。このまま復活して長期連載になるのは難しいような気もするけど、この人の描く女の子の絵が意外と好みなのでなんとか次の機会を掴んで欲しい所。

「ドールガン」ついに現われたカルダ十二騎士正!「どうみても類人猿 マントヒヒ」に笑った。いくら速攻やられるからとは言えやっつけにも程があるだろう。すげえぜドールガン。

[アニメ][ノエイン] ノエイン#24「ハジマリ」[終]

・冒頭シャングリラの機械兵vsカラス(途中からアトリ)の戦闘シーンから。相変わらず凄い。ぐにぐにぐりぐりといった感じの凝りまくりな動きがステキすぎ。

・そのころハルカたちの時空ではマジックサークルが暴走。世界が量子化をはじめる。その後の帰結として全ての時空の終焉が示唆されているわけだけど、なんで?シャングリラ以外で存在が確定されていた時空はこの時空だけで、そこが不確定化した事で、シャングリラ以外の全ての時空が不確定になったって事?そうではなく、本来新たな時空を生むはずの可能性をマジックサークルそのものが潰してしまったって事か?

・「時の放浪者」再登場。結局このオオッチャンは何者なんだろう?それはさておきここのアニメも面白いなぁ。

・ノエインの覚醒(?)に伴い消えそうになっていた(存在が不確定になりかけていた?)アトリ。己の執念のみで復活。誰かに観測されなくても自分で自分の原点というか拠り所というかを再確認する事で「自分で自分を確定した」?

・ラクリマのレイズコンピュータの破壊を提案するトビ。「コンピュータによって擬似的に認識され確定された世界は正しくなく、人と人とのつながりによって相手を理解し認識する事で人は存在を確定できる。」これがこの話の落しどころか。さっきのアトリの考察とは噛み合わないけど。まぁアトリだって自分独りの問題ではなく他者との関係性で自分の存在を確定したと言えなくもないので、間違ってはないのか?

・ハルカたちの時空に押寄せるシャングリラの軍勢。この辺の演出は量子がどうのこうのとかいうのとイマイチかみあわんけど、アニメ的にはこういうのは欲しいよな。

・ラクリマのミホ。生きてたのか。ってか、失明してるんだ。なんちゅーか不幸体質な子だなぁ。

・光の巨人と化したアトリがハルカたちの時空に出現。シャングリラの兵器群相手に八面六臂の大活躍。最終的には体を張ってゲート自体を封じ込める。すごいぞアトリ。かっこいいぞアトリ。

・時空の重ね合わせによって同一存在が複数出現するカオス状態が現出。主人公サイドに都合のいい可能性しか出現してこないのがご都合主義すぎるが、ハッピーエンドに向かう時空が選択されて放送されているんだと思えばさもありなんという感じだし、まぁ良し。

・ノエインをユウやカラスではないと斬って捨てるハルカ。ノエインが覚えているのはノエイン自身の悲しみであり、ハルカのことなど覚えてはいないと。ここでも他者との兼ね合いのあるなしか。あくまで自分の事だけのノエインは正しくないと。

・ハルカとユウがシャングリラを去ったとたん消滅するウロボロスサークル。「絶対的観測者」であるハルカがノエインとシャングリラを幻であると見限ったから?まぁ、単にタイミングの問題でトビやコサギの努力の結果がたまたまそのタイミングで出ただけかも知れんが。

・ウロボロスサークル消滅とともに消えていくラクリマの皆さん。トビはあんなに扱いがいいのに、あんなにがんばったアトリはあっさり風味。ももう少し何か用意してあげてください(;つД`)

・全ての人間を統合してしまって世界に只独りの存在となった為に誰とのつながりももてず、よって誰にも認識されなかったノエインは、存在を確定されないまま独り寂しく消滅。最後に呪いとも取れる捨て台詞をはいているのは、物語としては完全な蛇足だけど、「無限の可能性が復活した結果、こうなる可能性も常にある」と言う意味では意味のあるセリフだともいえる。ありがちなセリフなのに物語構造のおかげでちょっと面白い事になってるよな。

・世界は無事元の状態に収まり、ハルカ達も日常生活に復帰。エピローグで提示されたその後も番組中で語られたような悲劇的状況には陥っていない模様。まさしくハッピーエンドという感じで大人しめに終了。ここで変にひねくれられても困るのでまぁ良しと言った感じだが、後日談はなし(というかせいぜい数日後までに止めておいた方が)良かった気もするね。なんとなくその方が可能性とかありそうで。


・ノエインは超絶アクション作画と、ややこしいSF的ギミックを盛り込みつつ説明過多に陥らず説明不足にも陥らずさらに物語を語りきるという離れ業をやってのけた素晴らしい脚本/構成力のおかげで、最後までとても楽しく観る事が出来た。予算的にも厳しいであろう深夜枠で、しかも玩具主導や原作付ではなくオリジナルのアニメで、こんなにレベルの高い作品が作られ放送された奇跡に深く感謝したい。なら金出してDVDを買うべきなのだろうけど、そこはやはり値段にしり込みしてしまうわけで(;´Д`)悪いオタクで申し訳ない。