2006/03/02 [木] でっかい星も砕け散り バットの一振り 死神泣いた
▼ amazonから1年半程度前(うろおぼえ)に注文した「新貝田鉄也郎大百科ファイナル」の発売中止のお知らせが来てた。まぁ新貝田鉄也郎の本がそう簡単に出るとも思えないし当然予想された事態ではあったが、えらい引っ張ったなぁ。
▼ [NEWS] 企業向けウイルスバスターにWinny検出・削除ツールを同梱 [Internet Watch]
凄まじく馬鹿馬鹿しい話だし、大の大人相手にこんなのが必要だってのがナンなんだけど、こうまで流出事件が続くようだと、それもいたしかたなしという気もする。
大体なに考えて会社のパソコンにWinnyとか入れてるんだ。
仕事に必要なのか?
仮に(どういう理由でかはイマイチ想像できないが)必要だとしたら、ちゃんと申請してwinny専用のマシンとか用意してもらえ。
▼ [雑誌] 週刊少年サンデー13号
「妖逆門」新連載。最近の週刊少年サンデーではとんと見なかったアニメ連動企画物。今年は本家のデジモン復活といい、レジェンズ的なアレンジを加えたウルトラマンメビウスといい、カードゲームとの融合を図ろうとするコレといい、デジモンテイストの玩具をぐっと押していく気らしい。それはともかく、漫画。藤田和日郎的であり雷句誠的な、非常にサンデー遺伝子の濃い作画と演出と展開。シナリオも無難に第一歩を踏み出している。おそらくアニメや玩具展開の必然からブレインが控えているものと思われるので、ある程度の筋道は決まっているのではなかろうか。いや根拠レスの想像だが。
「金色のガッシュ!!」テッド退場。あれだけ引っ張った割にはあっけなかったなぁ。まぁ、怪我などで予期せぬほど間延びしたという不運はあると思うけど。
「MAJOR」何故本物の松井はWBCに出てこないんだ。プロだからシーズンに全力で当たらなければならないのは当たり前だが、金とって夢を売る商売なんだから望まれれば(故障等の止むを得ない事情を除けば)こういう舞台に上がるのもまた当然だろう。いや、そんな事言い出すと松井だけの問題じゃなくなるんだけど。松井は選手として別格といっていい成功を収めた人間だからなぁ。影響力を考えれば多少の無理は承知でも出るべきだったろうに。と、イチローがTVのインタビューで本当にやる気満々に喋っているのをみて改めて思った。イチローには頑張ってもらいたいなぁ。
▼ [アニメ] しにがみのバラッド。#01「きみのこえ。」[新]
・予備知識は一切なしで視聴開始。
・OP。美しくゆったりした空気の歌と映像。監督は望月智充か。とりあえず、この白い女の子が死神なんだろうということは判った。「死神くん」の現代版みたいなアニメだろうか。
・今回は、喘息もちの少女と少女を気遣う少年が仔猫を拾い育てる話。穏やかで優しい映像と展開だが、死神なんてのが絡んでくる話な以上、絶対にどちらかが死ぬんだろうなぁと想像されて微妙な気分に。しかも、Aパートラストで死神の鈴の音が両者に聞こえているらしい事がわかり、いよいよもって気が抜けない。設定知らないからなんともいえないが、どう考えても吉兆であるはずがないし。
・Bパート。少年が一人で向かった神社に仔猫が居なかったので、「猫を追いかけて交通事故?」とか思い浮かんでいきなりビビる。
・猫の食費が問題になりだしてるのをみて「死ぬのは猫か?」と不安になる。
・喘息もちの少女が一人で神社に向かっている時に、明らかにトリガーっぽく雨が降り出していよいよもって暗い気分になる。
・傘を持って少女を迎えに出た少年が見る救急車、死神の鈴の音、空になった少女の下駄箱、教室の机に供えられた花。驚くほど淡々とした演出で語られる少女の死に驚きを隠せない。続く死神と少年のやり取りもそうで、確かに雰囲気樹はとても出ているのだが、あまりにも淡白で起伏に乏しい演出のため、素直に大泣きとはいかない。ラストの死神の涙もなんとなく乗り切れないし。
・うぅん、なんちゅーか微妙だなぁ。クオリティは決して低くなくむしろ高いと思うのだけど、イマイチ乗り切れないという感じ。一応しばらく継続視聴はしてみるけど。
▼ [アニメ][ノエイン] ノエイン#20「モウイチド」
・前回ラクリマに連れ去られたハルカとユウ。だがしかしやはりというかあっさり取り逃がすクイナ。相変わらず何をやってもダメだな。
・ハルカの時空の未完成な量子コンピュータとありものの機材だけでとりあえず時空転移装置を創り上げてしまうトビ。スゲエな、なんという技術力か。
・存在そのものが不安定なラクリマでは神代わりのコンピュータに観測されていない存在は量子的に不安定になる。もちろんそんなものに記録されているわけも無いユウは存在が揺らぎ始め、あやふやな状態に。アイはとっさの判断で波動関数を収束する能力を持つハルカを部屋の外に連れ出し、「ユウの死」を固定化することを防ぐ。要するにアレだ「シュレディンガーのユウ」というわけだ。
・どういう理屈だかサッパリ判らんが、「生きた状態のユウ」はシャングリラに。なんでだ、シャングリラって死後の世界っつか天国なのか?
・ユウと一対一で向かい合い、自分がユウの未来の姿であるとカミングアウトするノエイン。自分を虐めて何が楽しんだ。
・憧れのシャングリラに到着したはいいけどやはり世界から拒絶され結局消滅してしまうクイナ。どこまでも報われない男だなぁ(;´Д`)
・シャングリラのメカの内部に触手を突っ込んで操ってしまうカラス。ってか、なんだこの内部?町の風景?
・さっきの内部もだが、今回も、アクションシーンでとてもイイ動きを見せている。ノエインはこの辺素晴らしいよなぁ。
・一端消滅したかに見えたユウだが、結局無事に「ユウの存在」を確定。というところで次回に引き。