トップ «前の日記(2012/01/28 [土] ) 最新 次の日記(2012/01/30 [月] )» 編集

でんでん雑記ver2.0


2012/01/29 [日] 

[特撮][豪快] 海賊戦隊ゴーカイジャー#48「宿命の対決」

・バスコと決着を付ける話。

・今更ながら、「宇宙最大のお宝」とは何なのか、マーベラスは何故それを求めているのかと問うゴーカイジャーの面々。マーベラスの返答は、お宝の正体なんてどうでもよくて、とにかくお宝を追い求めることに意味があるのだというもの。まぁ、落とし所としては悪くない。けど、そんな漠然としたロマンでバスコが動いているとは思えないので、「宇宙最大のお宝」は実在して、ちゃんと実利をもたらすものなんだろうな。

・未だナビィがバスコの手に落ちていないことを知ったゴーカイジャーは、重症のマーベラスを残し、ナビィを取り戻すべくゴーカイガレオンに侵入。ナビィの捜索のためにバスコに召喚されたゴーカイジャーと戦うことになる。

・変身前の生身の俳優vs変身後のゴーカイジャーという画はとても新鮮でいい感じ。変身前のメンバーがちゃんとアクションこなせる人揃いなので、見栄えもいいね。

・ゴーカイグリーンの仕草を見て「僕はそんなオシッコの後にズボンで手を拭くようなポーズはしないぞ!」とか言い出すハカセが可笑しい。ルカの素早いツッコみもイイね。

・コックピットから出ていくふりをして、扉の影から中を覗いているゴーカイレッドの絵面がシュールで怖く面白い。

・マーベラスが死ななかったのは、爆発の瞬間サリーが爆弾を体内に隠して破壊力を抑えたから。サリー泣かすなぁ。

・ナビィの正体は、永久機関。さらに、宇宙最大のお宝への鍵なのだそうな。

・偽ゴーカイジャーを倒してレンジャーキーを取り戻し反撃を開始するゴーカイジャー(赤抜き)だが、ガレオンバスターをも物ともしないバスコにあっさり返り討ちにあう。

・もはやこれまでかと思われたその時、マーベラス登場。

・アカレッドはレンジャーキーを集めるために自分たちを利用していたのだというバスコに、今更そんなことはどうでもいい。「宇宙最大のお宝」を手に入れるためのお膳立てが揃っている今、ゴーカイジャーの夢を邪魔する奴はザンギャックだろうがバスコだろうが、それこそアカレッドだろうが全部倒すだけだ。と啖呵を切るマーベラスがカッコイイ。

・ゴーカイレッドvsバスコ。ライバルキャラとの一騎打ちは燃える。結果が相打ちで、最後に生死を分けたのが、バスコがサリーに渡したお守り(爆弾)の装飾部分だった、ってのも気が効いててイイね。

・ゴーカイジャーも残す所あと3話かー。ああ、名残惜しいわー。

[特撮][40th] 仮面ライダーフォーゼ#20「超・絶・磁・力」

・弦太朗と賢吾が仲直り。マグネットステイツが登場する話。

・毎度毎度怪物騒ぎが起こる天ノ川学園が社会的に騒がれないのは、捜査にきた警官などを理事長が催眠術で追い返しているかららしい。

・マグフォン捜索隊と、賢吾説得隊にライダー部のメンバーを振り分ける際につかっていた似顔絵がやけに可愛い。

・何故か迷彩服のマグフォン捜索隊。美羽も友子も可愛い。

・弦太朗と賢吾の喧嘩に興味がなく、冷めた口調で内心ツッコミを入れていた流星だが、賢吾の言い分を聞いているうちに、かつて売り言葉に買い言葉で取り返しの付かないことになった自身の経験を重ねてしまい、いつのまにか助言をする立場に。デレるの早いな流星。

・空にはじき飛ばされたマグフォンだが、何故か地面に埋まっていたらしい。どういうことだってばよ。

・流星の助言で目が覚めた賢吾がマグフォンを調整。マグネットステイツに変身したフォーゼがドラゴン・ゾディアーツを撃退。弦太朗とはもちろん、流星も受け入れた賢吾がライダー部に復帰して次回に続く。

[アニメ][キュア] スイートプリキュア♪#48「ラララ〜♪世界に響け、幸福のメロディニャ!」[終]

・最終回。

・ノイズの浄化に成功したプリキュアだが、いつものプリキュアシリーズと違って世界は自動修復されず、石化されたまま。ノイズに取り込まれたハミィも生還したものの、目を覚ますことはない。いつもなぁなぁのこの部分を丁寧に描いたのは素晴らしい。

・頼みの綱である「幸せのメロディ」は既に完成しているのだが、幸せのメロディはハミィが歌うべきである。としてエレンは歌おうとはしない。まぁ、気持ちはわからなくもなし、この後、セイレーンの歌でハミィを起こす流れも大変美しいのだけれど、それはさておき、世界が滅ぶか否かみたいな状況なんだし、えり好みしている場合でもない気もするね。かといって、とりあえずエレンが歌ってみたけど効果はなかった、だと、今一つ美しくない気もするしなぁ。難しいねどうも。

・エレンの歌で目を覚ましたハミィが「幸せのメロディ」を歌い、こんどこそ世界は復活。歌う直前の、ハミィとエレンの一見場違いに軽く、その実ハミィに対する絶対的な信頼が感じられるやり取りが大変いいイイ。響のツッコみとエレンの表情だけで見せた演出が素晴らしすぎる。

・復活したトリオ・ザ・マイナーに飛びかかられて、セイレーン時代のキャラに戻るエレン。その後やっぱり後期のエレンみたいなリアクションもとってるし、結局、どういうキャラにしたかったのか最後までわからんかったなぁ。

・調べの館にのって加音町に帰還するプリキュア。戻ったときには既にみんな元に戻っているのに、調べの館の異変には誰も気がついていないらしい。うん、まぁな。

・奏太や響の両親、和音や聖歌などのサブキャラにフォローを入れた後、ピーちゃんの復活を当然のように受け入れ、全部ひっくるめて前に進む、明日に向って変身するのだと総括し、変身シーン及び名乗りバンクで締めるラストは実に美しい。

・エンドカードがちゃんとスイートの絵になっててよかった。S☆Sの悲劇は二度と繰り返されるべきじゃないよな。


・「スイートプリキュア」は、正直微妙なシリーズだった。

脚本家の影響なのか、監督の影響なのかはわからないけれど

ストーリーの都合でキャラの軸がブレてたし、そのストーリーにしても1年間の長尺の中で明確な芯を打ち出していけてなかったような印象。

エレンやアコはもちろん、一年間放送してたのに、響や奏にしてもコレという印象を残せていないのは、キャラクタビジネスとしてどうだろうか。

序盤の喧嘩三昧はあるにしても、夫婦化してからの空気っぷりったらなかったというか

エレン編もアコ編も物語の中心に居なかったのは、本当に不味かったように思う。

・ただし、箸にも棒にもかからないというわけでもなく、回ごとには面白い話やよくできた話もあったし

特に、とにかくメインテーマに絞った内容になっている最終2話に限って言えば実に良くできた「プリキュア」だった。

終わり良ければ、というわけでもないけれど、最後にずいぶん救われた気がするね。


・次作「スマイルプリキュア」は、見るからにプリキュア5で

色分けやキャラ設定を定番にすることで、判りやすいキャラを中心に押してきそうな感じがヒシヒシと伝わってくるけれど

さて、どうなりますか。