2008/03/19 [水]
▼ [NEWS] 「2001年宇宙の旅」アーサー・C・クラーク氏が死去 [YOMIURI ON-LINE]
アーサー・C・クラークといえば、SF界の大重鎮。
しかし、正直言えば俺の生まれたときには既に重鎮だったあまりにもあんまりなビッグネームなので、むしろ今までご存命だった事に驚いてしまった。
そんな私が言うのは甚だ失礼かもしれないけど
心からご冥福をお祈りいたします。
「2001年宇宙の旅」は映画の印象が強いのだけど、「幼年期の終わり」を初めて読んだ時の衝撃は未だに忘れられません。あれぞまさしくSF体験だったなぁ。
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昨日メールの確認を怠ったので発送に気がついてなくて玄関口でビビった。財布に金入ってて良かった(;´Д`)
とりあえず、映画館に行かなくて良かった。
冒頭のプリンセスランドの辺り(特にお姫様ごっこのシーン)でニヤニヤがとまりません。
ふー、あぶないあぶない。映画館で身悶えて変質者扱いされる所だぜ。
それはさておき、雑感。
- ・ザ・たっちが切ない
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本作公開時には既に微妙な立ち位置だった「ザ・たっち」だが、今となってはもう完全に「過去の人」であり、ギャグの1個1個が非常に物悲しい。今度TVにたむけんも出るらしいけど、安易に流行りの芸能人を使うとこういうことになるんだよ。ちょっとは自重しろ。
- ・冒頭の「ミラクルライト」の使い方説明が酷い
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ガチホモ自重汁
- ・ダークプリキュアのデザインは微妙
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のぞみがダークドリームを見て「私?」というシーンがあるが、ざっくり似てない。
それでもまだダークドリームは可愛いのでいいのだが、ダークアクアの剃り込みと変に頭頂部にボリュームのあるオールバックは正直いただけない。ってか、なんだあの髪型。シルエットがまるでマーズアタックの火星人みたいじゃないか。
- ・スーパープリキュアも微妙
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MH2のスーパープリキュアはちょっとやりすぎ(主にブラックの前髪が)だったが、こちらはおざなりすぎ。
しかも、変身しても出す必殺技は普通にファイブエクスプロージョンで、絵面もTV版のバンクの修正。もうひと頑張り欲しかった。
- ・vsダークプリキュア戦
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なんか勿体無い。折角の大ネタなんだし、もう少し量が欲しかった。
同じようなネタはもう使えないだろうし、どうせならテレビシリーズで一人につき一話分ぐらいの分量が欲しかったところ。
また、友情を否定するダークプリキュアとしてはらしくないが、折角なのでチームバトルも欲しかった。
うぅむ、勿体無い。
あと、あれだけ「守る力」に拘ったミントがファイズの新技でさっくり攻撃に鞍替えしてるのはシリーズ構成的にどうなんですかと問いただしたい。
まぁ、ソーサーを楯に使うぐらいはやりそうではあるけど。
それから、ルージュとダークルージュの戦闘だけ他の組み合わせに比べて尺が短く内容が薄いような気がするのだが、そこはできるだけ平等を心がけてあげて欲しい。なんかこう可哀相だし。
- ・変身シーンが2回、それも割と間を空けずに続く
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しかも後からくる方がフルバージョン。
これは構成ミスだと思う。
こうなるなら初回の変身は光って変わるぐらいでも良かったのではあるまいか。
というか、そんな無駄尺食う位なら、後半のスーパープリキュアへの変身シーンに尺とって全員分描き下ろしてくれた方が良かった。
- ・最後が物足りない
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もうちょっと余韻とか欲しかった。
ガンバランスに合わせてエピローグ描くぐらいのひと手間かけて欲しいっちゅーか。
東映はどーもそのひと手間が足りない作品が多いような気がしてならないなぁ。
とまぁ、以上が微妙な所。
あとは概ね良かった。
- ・プリンセスランドでの面々
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可愛い。非常に可愛い。
前記のお姫様ごっこも、鏡の迷路でぶつかりまくるメンバーも、お花畑で追いかけっこも、のぞみとココ、こまちとナッツのラブコメパートも非常に可愛い。
- ・vsダークプリキュア戦
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お約束の塊だが、お約束ゆえにイイ。
相変らず、本当は敵な〜んかいな〜いウルトラの願い〜なのぞみとダークドリームの鉄板懐柔劇はともかく、ダークプリキュアがプリキュアの映し身であることを考えると意外とちょっとイイ話になってるアクアとミントの話も良い(逆にいえば映し身らしからぬ言動を取るドリームとレモネードはその点イマイチ。ルージュはそれらしき台詞もあるが、如何せん殆ど描かれて無いのが)。
さらにアクアの方はバトルフィールドが大変美しく、また、所々で「ババア結婚してくれ!」と言わざるを得ない美しい立ち姿も散見されて非常にイイ。
必殺バンク以外のチャンバラも中々カッコイイ。
それだけに前述のダークアクアの微妙な髪型と、必殺技バンクがションボリな感じなのが残念だ。サファイヤアローがあれば良かったのになぁ。
あ、でも、ババアの衣装はファイズより無印の方がいいね。やっぱり。
ミントの方はダークミントを倒すシーンにカタルシスが無いにも程があるけど、吹っ飛んだダークミントを抱きとめるミントの動きとダークミントの最期のシーンで帳消しということで。
でもなー、だからなー、やっぱりファイズでの気円斬はなー。ちょっとなー。
レモネードは俄然動きが良くなった後半戦でのキレのあるカンフーアクションがカッコイイ。反撃に移るきっかけになったシーンもいいね。なんで背中向けてるのかはよく判らないけど、まぁカッコイイし。
ルージュは、なんちゅーか、もうちょっと活躍させてあげてください(;´Д`)
- ・ダレるポイントが無い
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むしろ尺が足りないぐらいのボリュームなのでダレてる暇が無い。
戦闘も序盤のコワイナー戦と中盤メインになるダークプリキュア戦、ラスボス戦と3回もあるのもイイ。
コワイナーが集団戦、ダークプリキュアが個人戦、ボス戦はパワーアップと合体攻撃と差を出してるのもイイ感じ。
まぁ、ラスボス戦に関しては正直もう少し苦戦して欲しかったというか若干おざなりに過ぎる気もするのだけど。
その他にも、全体としてよく纏まってるし、ミラクルライトの件など変にオタクを意識しておらず真っ当に子供向けを意識した作りになっている点が非常にイイ感じ。
歴代映画と比較すると、
MH2>プリ5>S☆S>MH
ぐらいの感じだろうか。S☆Sは好きな映画だけど、如何せん尺がなぁ。
なんで併映なんかにしたのか東映。責任とってプリ5第2弾には咲舞の客演を<無理です
ところで
折角ダークプリキュアなんてオイシイキャラクタが出てくるのに、毎年恒例の上北神に拠るコミカライズがなされて無いのが非常に腹立たしい。
何ででないんだ!?ヤッターマンのせいなのか?許せん!!!
▼ [特撮] キューティーハニー THE LIVE#22「最後のお願い!」
・前回死んだミキを蘇らせるため自らの空中元素固定装置を与えようとしたハニーは、パンサークロー幹部の烏川を頼る。しかし、蘇生手術の最中に乱入してきたユキと村上の手により手術は中断。ハニーの体を巡って争うユキと村上だが、復活したハニーの加勢と、以前ハニーを研究して作った空中元素固定装置のコピー品の不調により村上が自滅した事で決着。既に限界に達しつつあるユキの意図を察したハニーが自らの体を差し出し、ユキによって首チョンパされて次回に続く。という話。
・村上のフラッシュは、あー、なんちゅーかだねぇ(;´Д`)まぁ、シリアス展開になってもこーゆーギャグを忘れずに入れてくるのはこの作品のいいところ。さらに散々茶化した後で突如村上の額を割って生えてくる角状の異物のインパクトは中々のもの。さらに、既に限界が近づいているユキと、ユキが己を殺そうとしていることを知りつつ向き合うハニーの静かな対峙シーン、とどめはハニーの首がすっ飛ぶという衝撃的なシーンへの繋がりもイイ。表現の過激さを差っぴいても非常にメリハリの効いた構成だ。何故ライダーではこうはいかないのだろうか。
・あと、なっちゃん可愛い。
▼ [特撮] キューティーハニー THE LIVE#23「お父様からの贈り物!」
・前回ラストの首チョンパは相当なインパクトだったのに、なぜかアッサリとユキによって元通りに。何故わざわざ付け直すのか。
・ハニーを倒したユキだがそこで力尽き二人の身柄は村上に押さえられる。だが今度は魚屋夫婦が乱入。まんまとハニーとユキを奪い取った魚屋は、自らの手駒として使うためハニーのパーツを用いてユキを修復、完全な形に仕上げる。
・前回の村上に引き続き、今回は魚屋がハニーのコスプレを(;´Д`)なんだこの罰ゲーム
・一方、蘇生手術を中断されたミキだが、烏川の手によって不完全ながら蘇生を果たす。残り少ない余生を平穏に生きるため、烏川によって偽りの記憶と家族を与えられるミキだが、ふとした事から記憶を取り戻し、その偽りの平穏を拒絶。烏川を倒しハニーの元に向かうものの、時既に遅く、空中元素固定装置を奪われ無惨に投げ捨てられたハニーを発見する。というところで次回に続く。
・烏川のミキへの愛情描写は実にねっとりこってりな感じでイイね。
・あと、戦闘開始直後にスカートをたくし上げるミキがカッコイイ。