2007/12/01 [土]
▼ [野球] 星野ジャパンがコールド発進/アジア予選 [nikkansports.com]
緒戦がフィリピンってのはついてない気がするなぁ(;´Д`)
いっちゃナンだが、ここまでレベルの違う相手とやって緩んだりしないんだろうか。よりによって明日は韓国戦だしなぁ。
ってか、井端大丈夫かのう(;´Д`)こんな試合でヤバイ怪我とかしてたらシャレにならんぞ(;´Д`)
▼ [アニメ] ゲゲゲの鬼太郎#34「妖怪横丁の地獄流し」
・ろくろ首の彼氏を轢いた挙句(ねずみ男の手引きで)妖怪横丁に乱入してきた悪党が地獄流しにされる話。
・「悪い妖怪が人間界に現われる」ではなく、「悪い人間が妖怪横丁に現われる」という逆転パターンにもってきたのはちょっと面白い。5期ならではの展開とも言えるので、どうせなら、地獄流しに絡めずにこの設定だけを膨らませて1話作っても良かったんじゃないのだろうか。横丁から金目のものを根こそぎ盗み出すとか、妖怪を捕獲して見世物にするとか、妖怪相手に詐欺商売を働くとか、そんなので。
・ネコ娘「食い殺す」ってΣ(-Д- ;) 意外とガチだなお前。
・横丁の妖怪が悪人を脅かすシーンだが、ちっともまったく怖くない。もうちょっと演出頑張ってほしかったところ。
・バスの運転手に扮した鬼太郎の声音は大変イイ感じ。だが、このパート、5期で既にやった幽霊電車の回とノリも展開も似すぎ。
・ろくろ首はもう少し可愛く描いてあげて欲しかったなぁ。残念。
・なんかこう、全体的に残念な回だったなぁ。
▼ [アニメ] 電脳コイル#24「メガネを捨てる子供たち」
・イサコが古い空間に拉致られ意識不明になり、デンスケも消滅。ヤサコが入院しイサコが意識不明になった事をきっかけに、大人たちは(真実を理解しないまま、単純に危ないという認識だけが横行し)子供たちからメガネを取り上げる。
・電源を落としてない状態で(正規の終了手順をとらずに)メガネを取り上げる大人たち。そういう方法アリなんだ?いやまぁ、メガネなんだし、普通に取れる事もあるだろうから、当然と言えば当然なんだが、それがアリならサッチーに追われた時とかそうやって逃れれば良かったんじゃねぇ?
・メガネをなくし呆ける子供達。便利すぎる道具に依存しきっていたので、これから大変だろうなぁ。
・メガネが作る虚構の世界の虚しさと現実世界の確かさを説くヤサコの母。実に正論だ。だが、
・4423号室に入院しているイサコ。なんという皮肉。それとも必然があるのだろうか?
・イサコの兄はメガネ事件に関係なく、交通事故で意識不明になっていたらしく、しかも、その事故にはイサコも巻き込まれて同じく意識不明だった時期があるらしい。イサコはヤサコの祖父の電脳治療で意識を回復したものの、兄はそのまま他界してしまったのだそうな。
・新たに提示された謎の数字「22」ここに来てまだ更に謎増やすのか(;´Д`)えーっと、電脳治療ってのは、電脳体に精神を復元して意識を回復させるとかそういう方法で、イサコ兄は22%しかサルベージできず復活できなかった、とかそういう事?その治療方法の過程で中途半端にサルベージされた電脳体が例の人型イリーガルになるとか?
・カンナの事故の主犯は猫目。猫目が扉を開いている最中に居合わせたカンナはコイル現象に巻き込まれ、電脳体と本体が分離状態になっていた。そこに車が突っ込んできた車のナビが、電脳体の方を認識し、避けた結果本体を轢いてしまった、らしい。なるほど。
・ってかこの件に関して全く責任を自覚していない猫目が酷すぎる。なんだこいつ。
・デンスケを失った心の痛みに突き動かされたヤサコと、しばらく退場していたハラケンが再起動。ヤサコは祖父のメガネ、ハラケンはオバちゃんのメガネを持ち出し行方をくらます。
・同時に消えた二人の関係を勘繰り下世話な会話をする元第一小の生徒に食って掛かるフミエだが、電脳空間と違い腕力勝負の現実世界では男子の力には太刀打ちできない。
・そんなフミエのピンチに颯爽と現われ、いじめっ子をあっさり投げ飛ばすダイチ。番組開始以来、初めて格好いい所を見せたな。やるじゃないか。
▼ [アニメ] 電脳コイル#25「金沢市はざま交差点」
・イサコを救うべく、再び「あっち側」に行く為に、金沢に戻ったヤサコ。
・自分がイジメに加担していたのに、「自分がイジメられていた」と自分自身を取り繕ってたヤサコ。脇の話なのに、なんか重たい事になってるなぁ。
・ヌルの正体は、電脳体を「あっち側」に連れて行くための乗り物だった。 今まで現われていたヌルは暴走し、正常な機能を失い、手当たり次第に連れて行こうとしていたんだとか。それは意外な正体だな。っつか、乗り物作るのにあんな不気味な形につくんなよ(;´Д`)
・猫目の送り込んだ2.0とオバちゃんの送り込んだサッチーの空中戦が非常にイカス。
・猫目の目的は「あちら側」を維持し、ヌルを使って意識不明の子供達を大量に作り出す事で、自分達の父親を無下に扱ったメガマス社に復讐する事。要するに最初からテロが目的だったのか(;´Д`)
・猫目の父親は人の無意識を電脳空間化した。らしい。この作品の電脳空間ってのは、単純にサーバー上のデータって訳ではないのか。
・「ミチコさん」の正体は、4423とヤサコのやり取りを見て嫉妬にかられたイサコが生み出した(?)存在だとか。
・イサコの兄は実は事故直後に死亡していた。そして「4423」はイサコの患者番号。かつてヤサコを導いた黒い人型は「4423番のイサコ」を探すヌルキャリア(?)だった。と怒涛の展開で次回、最終回に続く。
▼ [アニメ] 電脳コイル#26「ヤサコとイサコ」[終]
・この前出てきた「22」って「イサコの兄の患者番号は44『22』」ってことなのか。判り難いしあんまり意味無いなオイ(;´Д`)
・「4423」とは、イサコの患者番号であり、兄の死のショックから意識を閉ざしたイサコの精神を癒すための箱庭空間の名称。その空間が何らかの原因で暴走、変質したものが「あっち側」の空間。「4423」と名乗り「イサコ」「ヤサコ」の名付け親になった少年はイサコの治療用に生み出された擬似人格。
・変質した箱庭空間に取り残されたイサコを救う為、イマーゴを使って「あっち側」に渡ったヤサコの祖父だが、大人はイマーゴに適応できないらしくそのまま死亡してしまったらしい。
・ヤサコが「あっち側」に入り込んだのは、デンスケが電脳医療の医療機器の一部だったから。「あっち側」でヤサコが会った黒い人型は、祖父のイリーガルであり、ヤサコはその際、祖父からデンスケの医療機器としての機能を封印する首輪を譲り受けている。
・ヤサコの父親はコイル探偵局会員番号一。
・箱庭空間を変質させたのは「ミチコさん」ヤサコに対する嫉妬から生まれた兄(=居心地の良い箱庭空間)への執着。
・結局、この話は、そういうモラトリアム的なものからの卒業を描く話だったのだろうか?イサコに関してそのテーマが知れたのは最終回だし、しばらく前に殆どの子供はメガネの作る虚構空間から強制的に卒業させられてるし。でも、ヤサコはその後もメガネと関わってるようだしなぁ。
・ヤサコがイサコを呼び戻すシーンは、汚れた目で見ると非常に百合妄想な(以下略)
・イリーガルの正体は、ヌルキャリアによって汲み上げられた消えていくはずの色々な感情。電脳空間が人の集合的無意識と関係があるのなら、そこに沈みこんだ感情をのデータを汲み上げるというのもあるのかもしれないけど。
・ちなみに「ミチコさん」の正体はヤサコとイサコの(4423に対する)「初恋」なんだとか。なんてこっ恥ずかしいオチなのかノ(´д`*)
・「電脳コイル」は圧倒的な情報量と丁寧な作劇、作画で最後までとても楽しめた作品だった。頻繁に何かしらの謎が提示され、回答が得られたと思ったらブラフだったり別の謎が出てきたりと常にヤキモキさせられる展開もイイ感じ。難点としては情報量が多すぎて、腑に落ちるまで時間がかかる事だろうか。なんにしても、近頃珍しくラノベやエロゲ原作でもないオリジナルアニメで、しかもこれだけ完成度の高い作品が作られて、放送されたことが嬉しい。こーゆーのどんどん増やしていって欲しいよなぁ。