2010/03/25 [木]
▼ [雑誌] 週刊少年サンデー17号
「Major」吾郎は迷惑な選手だなぁ。
「月光条例」また目次コメントでマギに触れてた。そんなに気にするんならやらなきゃ良かったのに。実は今まで全く興味がなくて読んでなかったので、そもそもサンデーでアラビアンナイト物をやってることを知らなかったとかだろうか?
▼ [雑誌] 週刊少年チャンピオン17号
「範馬刃牙」本編はさておき、水島新司のお祝いイラストが素晴らしい。井上雅彦や曽田正人、森川ジョージ、山本英夫など、ちゃんと刃牙描いてきてる作家さんのイラストも素敵だ。逆に、自作のイラストのみの高橋ヒロシ、高橋留美子、原哲夫、福本伸行にはガッカリ。南勝久のは、ピクル?なのか自作のキャラなのか判別できなかったので何とも言えない。
「イタバキ」笠原倫の読み切り。今週のチャンピオンで一番面白い。この手の企画で対象者と作者が対等目線というのはあんまり無い気がするね。
「ケルベロス」なぜだろう?今週の話からはあまり熱を感じない。絵がいつもよりスッキリして見える?ちょっとルーチンっぽい?
「釣り屋ナガレ」カワハギ編は久々に凄く面白かった。この漫画実は女子とか出るよりオッサンが出る方が面白いんじゃあるまいか。
「シュガーレス」椎葉の意地の張り方がなかなかカッコイイ。シロみたいなタイプは努力を言い訳にして結局二度とシャケに立ち向かわないまま終わる可能性もあるが、その点椎葉は常に挑み続けているわけで、これも立派な努力だろう。しかし、そんな努力も最後のページのマリモの顔に全部持っていかれてる気がしなくもない。いい表情してるなぁ。
「ハンザスカイ」藤木のウザさは異常。かつて漫画界にこんなにも好感度が低いヒロインが居ただろうか。あるいは藤木は半座が空手を志すためのきっかけになるだけのキャラで、ヒロインでも何でもなく、この後作品から退場するのだろうか?とか考えてしまうほどだ。
「風が如く」釜茹でってゆーか、それ一瞬で消し炭だよね。と、それはさておき、最終回。なんというか打ち切り感ただよう展開だが、実際は来週エピローグが載ってそれで終了らしい。珍しいパターンだ。どんな締め方になるのか、ちょっと期待。
「透明人間の作り方」最終回。最後はちょっと意外な展開で、それでいてとても綺麗な締め方で締めた。短いながらも十分なインパクトを残したし、毎週楽しく読めた。作者の次回作にも存分に期待したい。
週刊少年漫画誌は基本的にすべての漫画が長編志向で、人気が続く限り延々と連載を続けるのが定型フォーマットだけど、こういう風にちょうど単行本一冊分程度で完結するような短編を載せてみるってのもいいんじゃないかなぁ。そういうフォーマットなら最初から最後まできちんと計算して作られてる的なものも作れそうだし。
まぁ、コンスタントに良質な短編を描くのは生半可な長編を描くより難しそうではあるけれど。