2010/03/22 [月]
▼ [雑誌] 週刊少年ジャンプ16号
「トリコ」今号の目次に13号の「四ツ谷先輩の怪談」で四肢切断描写に問題があったとのお詫びが載ってるが、そんな侘びが載ってる時にこうも派手に人体欠損の展開とかやってていいんだろうか?まぁ、お化け扱いがよろしく無いということだとは思うけど。
というか、その描写に問題があるとして、該当エピソードは「四ツ谷先輩」の単行本に収録できるんかね?まぁ気にしすぎか。
「デビル☆クラッチ」青戸成の読み切り。とにかくヒロインの絵が超可愛い。作者は高校を卒業したての若者だそうで、将来性にも期待が持てそう。早い段階で次回作を読んでみたいところ。
「リリエンタール」カナリーナがツンポコ可愛い。惜しいところはいっぱいあるのになぁ。
▼ [特撮] 帰ってきたウルトラマン#15「怪獣少年の復讐」
・怪獣によって引き起こされた列車事故で運転手の父親を失った少年シロウ。しかし、怪獣の仕業だという彼の主張は信じてはもらえず、事故は父親の過失で起こったこととされてしまう。以来シロウ少年は自分や父親を信じない世間を憎み、すっかり嘘つきになってしまった。そして事故から一年後、再びシロウ少年は怪獣エレドータスを目撃。やはり周囲は怪獣の存在を信じないが、そうこうしているうちにようやく誰の目にも明らかな形でエレドータスが現れて。という話。
・狼少年の話と見るべきか、現実を認めず世を憎んだ少年の妄想が具現化した話と見るべきか、微妙に判断に悩む話ではあるが、まぁ、少年に注目して見る限り後者であるという判断が妥当だろうか。
・1年前の列車事故は警察やMATの判断通り父親の過失だった。が、父親を信じているシロウ少年はその事実を受け入れられず、怪獣の仕業であるという妄想を作り上げる。ところが現実にはそんな怪獣はいないものだから周囲に全く受け入れられず、少年はどんどん孤立していき、孤立すればするほど強くなっていく妄想は、ついに現実に怪獣エレドータスを生み出してしまう。
・エレドータスが生まれたことで少年の主張は真実とみなされ、郷さんに信じてもらえた事で凝り固まった妄執から開放された少年は用済みになったエレドータスの弱点を明かし、エレドータスから開放されたことで文字通り足枷を外され、びっこを引いていた脚も治った。
・ってな感じ?なんかこう「嘘も百回言えば真実となる」的な今ひとつスッキリしない展開だけど。
▼ [アニメ] とある科学の超電磁砲#24「Dear My Friends」[終]
・とりあえず、気になったところ。
・佐天の無能力が決戦に活きたのはいい感じ。逆に初春の能力が最終的にあまり活かされなかったのは残念。というか、初春の能力ってのは、結局どういう能力なんだろう?念力でなんかのフィールドを形成して魔法瓶的に断熱しているだけなのか、触れているものの分子運動を制御して温度を一定に保てるのか。もし後者なら本質的には温度を保っているわけではなく温度を制御しているわけで恐ろしい能力な気がするな。
・ハイウェイでの追撃戦。敵のパワードスーツに電撃やレールガンが効かないなら、道を破壊すればいいのに。倒さなくても足止め出来ればいいんだし。
・最後のレールガンの撃ち合い。レールガンってのは磁力で物体を超高速で打ち出すものなんだから、あの演出はどうかと思う。十分な速度同士で正面衝突したのなら打ち出したコインが砕け散るだけなんじゃないのか。もし、衝突している部分がお互いの磁場の影響範囲で磁力の強さを競っていたとかいう演出だとしても、単純に質量の軽い美琴が弾き飛ばされて負ける気がするね。
・そして、あんな軽装で再現出来る(と認識されてる)程度の磁場しか形成できないのなら、美琴の能力はそこまでもてはやされるものでもない気がするよなぁ。普通に科学で再現できない(であろう)テレポートの方がよほどレベル高そうだ。一体全体超能力のレベルって何で決まるんだろう?
・まぁ、それはさておき、なかなか泣かすいい話だった。
・実はなんだかんだで最終回まで楽しく見てた超電磁砲。後半は禁書目録でもやってたシスターズの話ではなく、前半のエピソードの補完に使われていてシリーズ通しての見応えがあった。メインキャラの立ちっぷりもいい感じで、特に黒子の異常なテンションはただ見てるだけで楽しかった。
・CMで上条さんが「超電磁砲しか知らないやつは不幸」とか言ってるが、ぶっちゃけ「超電磁砲最高や!上条さんなんか最初から要らんかったんや!」とか思いながら観てた。禁書目録の二期はもし始まってもまた途中で脱落してしまいそうだけど、超電磁砲の二期があったらまた全部みてしまう気がするね。始まらんかなぁ。