トップ «前の日記(2010/03/15 [月] ) 最新 次の日記(2010/03/17 [水] )» 編集

でんでん雑記ver2.0


2010/03/16 [火] 

[キュア] ハートキャッチのOPとフレッシュの映画のDVDが届いた!

映画の方は今じっくり見る時間がとれないので、後回しにするとして、ハートキャッチの主題歌。

OP「Alright!ハートキャッチプリキュア!」はキャッチーで明るいメロディとコーラス、優しい歌声、あまりプリキュアらしくはないがストレートに少女アニメらしい可愛らしい詞で非常に良い歌。

ED「ハートキャッチ☆パラダイス」もこれまたキャッチーでこっちは詞も非常にプリキュアっぽくて大変いい。

シングル定番のカラオケがカラオケじゃなくガイドメロディ入りなのは、子供向けだということを考えれば親切だけど、正直なところ残念。またガイドメロディが大きいんだこれ(;´Д`)


おまけについてくるノンテロップOP/EDのDVD。

これはもちろん大変嬉しい。

画に集中できるので特にEDはCGモデルの細かい表情変化なんかにも注目してみたりして新しい発見もいっぱいできたりとか。

でも。

やっぱDVDだとちと寂しいのう。有料のソフトが放送画質に及んでないってのが。

早くBDがDVD並の普及&ローコスト化すればいいのになぁ。

まぁ、去年までそんな事毛ほども考えてなかった俺が言うのもなんだけどな。

[アニメ] 今週の「こんにちはアン」[終](#38「花咲ける朝に」/#39「プリンス・エドワード島へ」)

・#38。エイミー・トンプソンの正体が判明する話。まぁ、カーライル院長なんだけどな。

・アンが自分の為にプリンスエドワード島行きを諦めたのではないのかと考えたテッサは反省房に急行。泣きながらアンに真意を問うた上でカーライル院長に直談判に。愛されてるなアン。

・母と和解を果たしたエドナから事の顛末を聞き、杓子定規に規則を押し付けるのではなく親子のために一晩の猶予を与え、またも規則を破って反省房に入ったアンの元に赴いて、自身の体験を踏まえて腹を割ってアンと語り合うカーライル院長。素晴らしい人格者じゃないか。良い所ですよこの孤児院。

・カーライル院長の話を聞き、「人は愛されて生きていく」ということを理解して尚、何故か自分は今人に愛されていないと思っているらしいアンはプリンスエドワード島行きの希望に目を輝かせるが、そのアンの元にかつてアンと関わりアンを愛した人々からの手紙を携えてエッグマン夫妻が訪れて次回、最終回に続く。


・#39。最終回。

・エッグマン夫妻によって運ばれてきた手紙で皆に慕われていることを知り、エッグマンやヘンダーソン先生から溢れんばかりの賛辞と祝福を受けるアン。カーライル院長への尊敬も感じられるようになり、テッサやデラとの別れを惜しむその姿は非常に感動的だし、たった39話の作品ともおもえない程に感慨深い。

・苦労に満ちた、しかし様々な人々とふれあい幸せをふりまいて愛されまくった記憶を胸に、希望の地グリーンゲイブルズに向かうアンで番組は終了。

・なんとなくぶつ切り感満載でちと物足りなくはあるが、まぁ良い最終回だったかね。


・「こんにちはアン」はそれ単体として非常に良く出来た「名作劇場」で、丸っこくて異様に愛らしいアンはもちろん、「人生を失敗した大人の悲哀とささやかな幸せ」を体現し、ダメ人間の心に響きまくる生きざまと死に様を見せたバート・トーマスを筆頭に、基本的に善人ぞろいで人間味にあふれたサブキャラが織り成すドラマは見応えもあり大変楽しめた。

・だが、やはり気になるのは終盤。ここまで人間関係を常に良いものへと変えてきたアンが、その絆を降りきってまでプリンスエドワード島に固執しなければならい理由とか、とにかくつじつまを合わせるためにちと苦しいことになっている。つじつまだけ合わせてればいいのならアンを徹底的にイジメてれば良いのだろうけど、そうすると番組終盤でどんどん不幸になっていくような作品になってしまい、非常に後味の悪い印象しか残らなくなるという部分もあるのだろうし、「視聴者の意欲を折らないようにアンを幸せにしつつ、アン自身に幸せを感じさせてはいけない」という奇妙な命題を実践していたようなイメージだ。致し方ない部分もあるとはいえ、やはり残念。もうここまで来たら無理に「赤毛のアン」につなげるとか考えない方が良かったんじゃないかのう。まぁ、それも無理か。


・さて、サンテレビでは明日から「赤毛のアン」か。全く別物として観ないと楽しめない気もするなぁ。