2010/02/07 [日]
▼ シンケンとハートキャッチだけは観た。
▼ [特撮][真剣] 侍戦隊シンケンジャー#49「侍戦隊永遠」[終]
・最終回
・ドウコクとの決戦。封印の文字で出来た傷を狙って姫謹製の秘伝ディスクで渾身の一撃を加えるシンケンレッドだが、通じず。ドウコクの強さは揺るぎないな。
・ドウコクに敗れたシンケンジャーだが、「生きているなら必ず立ちあがり、再びドウコクに挑むはず」と信じる姫は、次の戦いにむけて新たなデイスクの制作を。つくづく良い人だな姫。無理とはわかっていても、丈瑠も含めた7人で共闘する姿も観たかったね。来年のゴセイvsシンケンで実現しないだろうか。
・瀕死のシンケンジャーだが、そこに現れてナナシ連中と戦う彦馬の姿を見て奮起。ドウコクを追う。途中、丹波から姫のディスクと丹波謹製のディスクを受け取り、戦隊恒例の生身名乗りを経て、最後の決戦に。
・変身不能というわけでもないのに生身名乗りってのは珍しいね。
・烈火大斬刀二刀流すげえ。あれCGじゃないよな?すげえ。
・ドウコクに止めを刺したのは青。いつの頃からか、戦闘面で優遇されることが増えた気がする青だが、それは要するに正当な侍ではない殿より、青のほうが戦闘能力が高かったということなのかもしれない。
・残ったモヂカラを全て最後の攻撃に費やすべく、ドウコク(ニノ目)の攻撃を受けつつ前進するシンケンジャー。サムライハオーからテンクウシンケンオー、シンケンオーとダメージを受けて縮みながら前進していく様子は、最近のロボットアニメのラストバトルでは定番の演出(ガイキングとかグレンラガンとか)だが、やはりカッコイイし燃える。一番活躍した期間の長い姿で決着するというのは、感慨深い物もあるし。最初にやったのは何か判らないけど、これは良い発明だよな。
・おお、シタリは生き残るのか。生に執着することがシタリの生き様なら、ある意味勝ったといえなくもないのか。
・ドウコクを倒し、外道衆の脅威が減ったということで、シンケンジャーは解散。一人一人志波家から去っていく姿を観るのも感慨深い。
・特にこれといったサプライズもなく、そのまま静かに閉幕、というのは、ちと寂しい気もしなくもないけど、変に奇をてらうよりは良いか。
・侍戦隊シンケンジャーは、若干お子様置いてけぼりの傾向がみられたものの、年間通して非常に安定した作劇と、戦隊としては異常なぐらい一貫したテンション、細かいところまで行き届いた気の配り方、役者陣の頑張りで実に見応えのあるいいシリーズだった。剣戟アクションはヒーローとして非常に判りやすいし見栄えがするので、いずれまた取り入れてもらいたいね。
・ゴセイジャーの予告になんか龍星王が居た気がするんだが、気のせいだろうか?
・あと、恒例のバトンタッチのシーンを見て思ったんだが、ゴセイレッド滅茶苦茶背が低くないか?姫シンケンレッドぐらいしかなかったりして。
▼ [アニメ][キュア] ハートキャッチプリキュア!#01「私、変わります!変わってみせます!!」[新]
・アバン。キュアムーンライトvsキュアダーク。まぁ、いきなり動く動く。いいぞ頑張れ馬越嘉彦。
・キュアムーンライトは美人だな。そして声は久川綾?20年近くを経て美少女戦士に返り咲きか。それもすごいな。
・ムーンライトとダークの必殺技は光線技ではなく、身体能力の強化を行ってるっぽい?ついにプリキュアに直接打撃系の必殺技が!?
・変身が解けたムーンライトのシンプルなドレス姿がいい感じ。
・背景もキャラクタに合わせて比較的シンプルめにセンス良くデフォルメされており、統一感があっていい感じ。また、淡い色調で彩度は高くないものの鮮やかな色使いで画面が非常に明るい。目がさめるような色使いだ。今期に関してはフレッシュや5の時のようなガッカリ背景はなさそうかな。
・つぼみの母ちゃん美人だな。そしてばあちゃんは魔女界の人のようだ。
・OP。滅茶苦茶動く。枚数は間違いなく歴代一じゃないだろうか?前半の日常パートと後半の戦闘パートのメリハリや、今川ゲッターウィング、イヤボーンかますマリン、敵に突撃して体当たりした後、決めポーズ決めてる後ろで大爆発や、ラストの地球をバックに決めポーズでキランみたいな効果音等、とにかく観てて楽しいし、(主に後半〜ラストの)無駄に壮大で懐かしいテイストに痺れる。これはいいOPだなぁ。
・本編。いきなり、四葉のクローバーにこれからの幸運を祈るつぼみにプチ感動。山田隆司は本当にそつがないというか、絶対意識して入れてるよね。この調子だと、ハートキャッチも序盤の話を後々まできちんと活かしたり、サブキャラを細かくフォローしたりとかしてくれそうだ。頑張れー期待してるぞ−!
・引っ込み思案を克服すべく転校デビューを狙うつぼみだが、名前を大きく書けなかったところをえりかに突っ込まれてあえなく轟沈。出鼻をくじかれた事で声まででなくなり、さらにそこを突っ込まれてすっかり意気消沈する羽目に。感じ悪いぞえりか。大丈夫かえりか。
・それはさておき、つぼみたちの担任は関先生っぽい。
・つぼみは鎌倉から転校してきたらしい。この設定は、S☆Sを踏まえているのだろうか?偶然だろうか?
・押しが強いえりかと、引っ込み思案の転校生のつぼみ。これもS☆Sの咲舞を逆転させたような立ち位置と言えなくもない。えりかの口が大きいのも咲譲りか。咲が良い子ちゃんでクラスの人気者キャラだったのに比べて、えりかは少々困った子っぽいが、両者ともに良い子ちゃんにするよりは、ドラマになりやすそうだから良し。なぎほのや咲舞は真逆のカラーといっても当初から比較的仲良くやれていたのに対し、つぼえりは衝突から始まってるのもいいね。
・それにしてもえりかはテンションが高い。まぁ、つぼみだって引っ込み思案というわりにはテンション高めだと思うが。普通の顔してるより崩し顔になってる方が多いんじゃないのだろうか。
・「変わりたい」というつぼみの独白を聞きつけたえりかは強引につぼみのイメチェンを敢行。ここでえりか謹製のおしゃれワンピをもらうのだけど、このワンピ、つぼみが元々持ってる私服のシャツ(背番号7の服)と異常に似ている。配色が同じだし。事前情報を観てたときはてっきり私服を改造したのだと思ったが、違ったのか。むう。
・えりかのコンプレックスの元の姉登場。つぼみを怒らせたえりかに対し苦言を呈するのだが、「思ったことをすぐ口にする」からダメだとかいいつつ「素直じゃない」とはこれいかに。
・えりかは美人でモテモテの姉に比べて自分が劣っていると思っているらしい。思うに口を閉じてればモテモテになるんじゃあるまいか。
・気晴らしに見晴らしの良い高台にやってきたつぼみの顔面に空から降ってきたシフレコフレが直撃。うむ、正しい系譜だね。
・時を同じくして現れたサソリーナからシフレコフレを隠すつぼみ。服の中に隠したおかげで超乳状態になっているのだが、その胸を見たサソリーナが舌打ちしたのがなにげに可笑しい。今回も敵役はコメディ要素が強いんだな。
・今回の怪人「デザトリアン」は、一般人の悩みの詰まった「心の種」を何かに憑衣させて誕生する。また、その際、「心の種」を抜き取られた人間は、手のひらサイズの水晶のようなものの中に閉じ込められてしまい、「心の種」を取り戻さない限り元には戻れないのだそうな。
・そしてデザトリアンの犠牲者は、自分のコンプレックスを盛大に金朋ボイスで告白させられてしまう模様。これは辛い。何たる羞恥プレイ。
・初回の犠牲者はえりか。姉に対するコンプレックスを叫びながら暴れるデザトリアンに対し、「そんな下らないことで悩んでないで妖精を捕まえろ」というサソリーナにキレたつぼみが変身して、名乗りをカマしたところで次回に続く。
・うむぅ。新番組なのに戦闘まで行かなかったか。こりゃ思い切ったことしたなぁ。OPで大暴れしていたり、アバンでムーンライトが戦っていたとは言え、販促的にはギリギリの判断なんじゃないだろうか?
・変身シーンは圧縮に非常に厳しい(;´Д`)まぁ、本編は特に問題なかったのでいいんだけど。
・名前は自称なのかよ!とか、自動戦闘モードはないのか。とか。
・EDは再びCGダンス。振付は昨年に引き続きマエケンだが、フェミニンな感じを押し出したフレッシュと違い元気でコミカルな感じになってる。歌はもちろん、CGの完成度やノリも含めて非常によく出来ているが、変身後の画面が圧縮に向かなさ過ぎる(;´Д`)完全に画面が破綻してて泣きそうです。EDのためだけに録画レートを上げるのも辛いが、毎週これもキツイなぁ。うぅむ。
・テンションが高く、コミカルな演出もはまってて、内容を差し置いても観てるだけで非常に面白い。今回は長峯、山田、馬越と最強布陣の回で、なおかつ東映の作画枚数制限をちぎってるんじゃないかと思うぐらいよく動いていたので別格、という可能性も無きにしもあらずだけど、年に何回かでもこのクオリティの回があるのなら、期待して待ちたいと思う。
>ゴセイレッド滅茶苦茶背が低く
・・・・・・きだつよしだ!間違いない!
な、何故きだつよし!?
映画でも護星赤の声のひ弱さは際立ってました。最終回までには違和感もなくなるのが戦隊物の醍醐味なのでしょうが、羽根付き龍星王とか名前とか名乗りポーズとか五星戦隊と紛らわしいのが困ります。
侍戦隊は正にサムライでなければ描けなかった物語と映像が最後まで貫かれていたので、ただの主従関係ではない絆を築いてきた一年が思い起こされる生身名乗りでは落涙してしまいました。件の二刀流はCGでは?と確認しようとしたら録画失敗で再落涙。
それはともかく、新プリキュア。初回からこんなに飛ばして大丈夫なのでしょうか(笑)。OPではキャシャーンを思い出してしまいました。
>何故きだ
きだつよし氏はまあ背が低い方なんですけれども、彼が主宰していた劇団で、「ゴメンバー」という戦隊もの作品がありやす。
その中で彼は主役のレッドを勤めるのですが、その背の低さがコンプレックスになっているという役どころでした。
「赤なのにちっちぇえーーーーー」とか言われていました。
>絹崎さん
ゴセイ赤の変身前は頼りなさそうですよねぇ。なんというか、素人の兄ちゃんみたいに見えます。が、おっしゃるように戦隊は一年の長丁場なので、やってるうちにどんどん慣れていくでしょう。
シンケンジャーは面白かったですね。なんだかんだ言って小林靖子がシリーズ構成やるシリーズはどれもこれもいい感じになるのが凄いと思います。なんかシンケン単独のVシネが出るらしいですが、電王みたいにいつまでも引っ張り出したらちと微妙かなとも思うんですけどね。
で、烈火大斬刀ですが、ドウコクに斬りつけるシーンでは柄しか持ってないですが、走ってるシーンでは二本持ってるようです。シンケンレッド恐るべしです。
で、ハートキャッチ。確かに、下手する1年通して一番出来が良かったのは初回、ということにすらなりかねないですね。まぁ、作画面はともかく、内容の方ではもっと色々見せてくれると信じてますけど。
アバンのダークvsムーンライトは完全にキャシャーンSinsでしたね。
>てんぐどーさん
なるほど。そういえば、あの人脚本だけじゃなくて自分も出る人でしたね。
そして、そんな役を。
確かに、赤は普通あまり背の低い人にはなりませんからねぇ。
ちなみに、あの後調べてみたところ、ゴセイレッドのスーツアクターは、身長170cmしかないらしいです。で、シンケンレッドの人は180cm。そりゃあの身長差になるわ。