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でんでん雑記ver2.0


2008/01/27 [日] 

[特撮] キューティーハニー THE LIVE#16「禁じられた恋!」

・空中元素固定装置の奪い合いでパンサークローの幹部が仲間割れを起こし、ハニーと村上が急接近したり、マーク武蔵が退場したりする話。

・先週の予告に出てたカンフーのオッサンは魚屋の旦那。空中元素固定装置を独占しようともくろむ魚屋のオバハンの差し金で現われ、戦闘員を蹴散らしてハニーを強奪する。

・このオッサンの動きも中々カッコイイ。最初に乱入してきての大立ち回りも追跡してきたマーク武蔵との戦闘も実にイイ。調べてみると、この人、シシレンジャーとかバット・リーの中の人なんだな。素晴らしい。

・前回、暴走を収めるためにエネルギーを放出したハニーは変身不能状態に。ただし、時間で自然に回復するみたいなことを言ってるのだが、どういう仕組みだろう?エネルギー自体も空中元素固定装置で作ってるのだろうか?永久機関すぎる。

・魚屋とマーク武蔵の戦闘のドサクサにまぎれて村上がハニーを拉致。逃避行開始。

・追ってきたマーク武蔵を容赦なく撥ね飛ばす村上。ここの絵のインパクトは中々イイ。マーク武蔵頑張るなぁ。

・腰の悪い魚屋の親父&魚屋のオバハンvs脚を怪我した村上&ハニーの騎馬戦の絵面がちょっと面白い。

・マーク武蔵に追いつめられ、絶体絶命の危機にミキ登場。エネルギーのおすそ分けを貰って(?)キューティーハニー復活。ここの流れと続く戦闘シーンは実にイイ。主題歌の使い方はこうでなくてはいかん。そして、つくづくこの作品のアクションはイイ。原幹恵の動きのよさもだが、「ハニーならでは」の動きをちゃんと念頭に入れて組み上げられた構成が素敵すぎる。

・ハニーとミキにフルボッコにされながら辛うじてその場を逃れたマーク武蔵だが、運悪く不機嫌なユキに遭遇。その場でバラバラに解体されてしまう。

・ユキ怖ぇぇぇぇ(;´Д`)

・ってゆーか、マーク武蔵退場かよ!なんかここのところ出てくるたびに足のブレードをもぎ取られてのたうち回ってばっかりだったけど、それにしても残念すぎる。トホホ。

・逃避行の中、村上に恋心を抱くようになったハニーのアップで終了。

[特撮][ゲキ] 獣拳戦隊ゲキレンジャー#47「ピカピカ!俺の道」

・ロンにさらわれたメレを追ってゲキレンジャーと理央が共闘する話。

・理央が自分を助けにくる筈などないというメレ。あれだけつくしておきながら、好かれている自信はなかったらしい。さすがはケナケナの女。

・それはさておき、磔になったメレのわき(以下略)

・メレを助けにきたレツとランを当初今まで通り「格下ーズ」と呼んでいるメレが、連中が自分を助けにきたと知って「ゲキレンジャー」と呼ぶシーンがいいね。理央に関してもそうだが、他人から好意を受けていないという前提で頑なになっていたメレが徐々にデレていく様が素晴らしい。

・完全にヘタレて身動きが取れなくなってる理央。なんという転落っぷり。それはさておき、あの衣装で雪山は寒そうだ。

・理央を励ますジャン。番組初期はどうなる事かと思ったが、いつの間にかこういうことをやってもサマになるぐらいキャラクタ立ったな。これぞ戦隊の醍醐味。

・ジャンの激励を受けて理央復活。しかし、まぁ、ぶっちゃけジャンに乗せられてるわけで。あくまで主体性に欠けてるのが理央らしさって事なのかもだが。

・ともあれ復活を果たした理央はジャンと共にメレ救出に乱入。何故助けにきたと問うメレを抱きしめ一件落着。メレが報われる展開になって本当に良かった。

・復活した理央とメレは幻気を振り払い臨獣拳使いに復帰。やっぱりメレはカメレオン体の方がイイよね。あとついでに理央もグリフォンより黒獅子の方がいい。なんちゅーか、グリフォンとかフェニックスはなんか無理矢理っぽいっつーかね。

・七人揃っての名乗りは流石に見応えがあるね。バイオレットとチョッパーが出てきて無いと思っていた光景だけに、感無量だ。

・本来、ジャンや理央と同じチームのはずなのに、サンヨ相手に苦戦する格下ーズに加勢するメレ。そこで一言。「ふん、借りは返したわよ」はい、メレのツンデレ台詞いただきました!ああもうメレは可愛いなぁ。

・んでもって強い。そういえばあったな気の流れを変える技。懐かしい。

・スーパーゲキレッドと黒獅子だけでロンを撃退。無邪気にはしゃぐジャンになんかテレてる理央。ソツの無いサービスだな。

・巨大化して復活したロンを今度こそ全部詰め合わせのサイダイゲキリントージャで粉砕。サイダイゲキリントージャは上半身にボリュームができるからか、今までのものよりちょっとマシに見えるな。

・戦闘終了後、理央と両想いであることを知ってデレまくってるメレの可愛さは異常。アニメっぽい台詞や動作を顔出しで俳優がやるとかなりヤバイ絵面になる事が多いが、メレなら許せる。

・とりあえず目的を失った理央とメレをジャンがゲキレンジャーにスカウトし、ハッピーエンド。と思わせて、実はサンヨが生きてましたよ。というところで次回に続く。

[特撮][キバ] 仮面ライダーキバ#01「運命・ウェイクアップ!」[新]

・「石ノ森章太郎XX周年なんだかんだ作品」というテロップを見ると、アギトを思い出して不安になるよね。って前もなんかこんな事書いた気がするな。

・冒頭、葬式の最中に突然黄泉帰り怪物化する男。会話時に変身後の体に映る人間時の顔とか、なんかもう、まんまオルフェノクじゃね?

・ファンガイアハンターのお姉ちゃん。「神は間違いを犯した」とか言ってると教会に怒られるぞ。まぁ、化け物退治なんかしてる時点で十分異端だから今更なのかもだが。

・OP。基本的に特撮ヒーローの歌は全買いの俺だが、うーん、この歌は買いたくならないかなぁ(;´Д`)まぁ、何度か聴いてる内に慣れるかもだし、作詞はいつもの藤林聖子なので、歌詞をよく読んでみるとそれなりに納得もできるんだろうけど、それにしてもなぁ。うぅむ。しばらくは保留でいいか。

・ゴーグルとマスクで完全防備の主人公・紅渡(あだ名はお化け太郎)。会話はメモ帳に書かれた文字を使っての筆談、「この世アレルギー」とかでマスクを取られるともうそれだけでヘロヘロに。なんて使いにくそうなキャラクタなんだ(;´Д`)

・渡にくっついてる女子高生は結構可愛い。

・「1986年と2008年の物語が同時進行する」と事前に聞いてはいたが、思ってたより切り替えが激しい上に説明もナシと実に不親切な作りだな。これ、観てる子供はついていけるのか?

・喫茶店のマスター20年で変わらなさすぎだろ。この人も人間じゃないとかか?

・不動産会社の社長(馬ファンガイア)の名前、「津上」とか。ファンガイアはオルフェノクじゃなくてアギトか?いやまぁどっちも大差ないけど。

・1986版の主人公・紅音也の声はなんかこう甲高くてナニだな。

・馬ファンガイアは2008年ではモデルやってる様子。ということは86年の時は仕留めそこなった?仕留めたけど復活した?

・汚れた世界がイヤだ、という割に、食い残しの魚の骨とか蛇の抜け殻とか、あまつさえ犬の糞などを集めて煮しめ、バイオリンのニスの材料にしてたらしい渡。お前の方がよっぽど汚ねぇよ。

・キバへの変身シーン。キバットに噛まれた渡るの顔にファンガイアと同じようにステンドグラスみたいな模様が出るな。ここも555同様で渡もファンガイアの一種だったりとかそういう設定なんだろうか?

・戦闘シーン、まぁ、悪くない。キバのボリューム感のある上半身は見てて力強さがあっていいね。

・キバの必殺技だが、発動前の脚を上げて固まるシーンは、なんかこう、ハイジャンプ魔球っぽくて格好悪い。ギャグかと思ったよ。

・キャッスルドラゴンの意表をついた出現の仕方は面白かった。なんだありゃ。

・ファンガイアの魂(?)を食おうとモタモタ歩くキャッスルドラゴンは可愛い。

・立ち去るキバの背後からバンパイアハンターの姉ちゃんが銃撃をかますという井上ライダー丸出しなヒキで次回に続く。意表をついてこの銃撃でキバが死んだら(しかもダグラムの冒頭のように、実はそれがラストシーンだったら)大爆笑なんだがなぁ。


・良くも悪くも井上ライダーな感じ。今の所は悪いところのほうが強く出てるが、まぁ、ライダーなので、1年付き合う。面白くなればイイナ。

[アニメ][キュア] Yes! プリキュア5#49「夢と希望のプリキュア5!」[終]

・最終回。最終回だというのに作画のテンションが低いのが実に悲しい。冒頭のアクションシーンとか、MH最終回並みのテンションならなぁ。それは無理でもせめてS☆S終盤ぐらいは欲しかったのう。

・デスパライアが仕掛けた偽ココを見破るのぞみ。「ココはいつも自分のことよりも他人を心配してるから」とか言ってるが、さっきの偽者も自分のことではなくのぞみの事を心配してたように振舞ってたじゃないか?

・永遠の命を得てなお老いや衰えを恐れるデスパライアに、自ら変身を解いて不安だったり怖いのは皆同じだと説くのぞみ。とても正論なんだが、まだ成長期の真っ最中で老いも衰えも経験していないのぞみに言われてもな。と思わなくも無い。

・永遠の命を得ても安らぎを得る事が出来なかったデスパライアは、この上世界を絶望で覆い付くしてもその先に希望などないと思い立ち、どうあっても絶望しないのぞみから希望を得る方法を知ろうとする。しかし、実は生きていたカワリーノがデスパライアの心変わりに絶望し、以前絶望の淵に沈んだブラッディによって闇に引きずり込まれるのを観て、いよいよ絶望する心を止められなくなり、空間もろとも自壊し始めることに。もはやこれまでと悟ったらしいデスパライアはのぞみ達に自らを封印するように依頼、自殺を決めてこれ以上の不安が無くなったからなのか憑き物が落ちたように善い人になって謝罪なんかをしつつ消滅。

・なんというか、流れは悪くないと思うんだよな。デスパライアの心情もよく判るし、デスパライアの抱く不安を癒す方法も、不老不死になる事ではなく生を充実させるべきであるという落し所も悪くはない。デスパライアの変心によって立ち位置を失い、かつて自分が蹴落としたブラッディによって絶望の淵に引きずり込まれるカワリーノの最期もいいし、そのカワリーノの最期を目の当たりにして激しく動揺し、結局は絶望に捕われるデスパライアの最期もいい。

・けど、圧倒的に尺が足りて無いと思う。駆け足すぎるというか、デスパライアが不死を得てから、この方法では癒されないと気付くまでもう少し長い尺があった方が良かった。第3クールのラストで不老不死にしておいて、第4クールを使ってそれでも希望を棄てないプリキュアやそれに比べて自身は以前よりも孤独になってしまったとかなんとかその辺をしっかり描いてあればなぁと残念な気がしてならない。

・パルミエ王国の連中との別れの後、エピローグ。教師になるという夢を得たのぞみを筆頭に、夢に向かう5人の軽い不安や失敗と挫けない希望を描くのはイイ感じ。でもやっぱちょっとアッサリ気味かな。作画も演出も。続くとはいえ一応最終回なんだし、もう少し気合入れて欲しかったなぁ。せめてスペシャルエンディングぐらい用意してくれてもいいのに。ってゆーか、せめて増子美香とかおタカさんとかのサンクルミエール学園組もちゃんとフォローしてやれよ。


・「Yes!プリキュア5」は過去3作と比べても安定感のある良いシリーズだった。メインのキャラクタは敵も含めてしっかりたてて、1年間目立った中だるみもなくやり遂げたのは素晴らしいと思う。キャラクタに絞った話だけでもやり尽くしたという感じはまだなく、まだまだ今の設定のまま続けられそうなのに、ここで一端仕切りなおしになってしまうのは残念でならない。

・またその一方で、登場人物を捌くのに一杯一杯で、物語的な山場を上手く作れなかったような印象もある。特に最終決戦はラスボスの印象が薄かったせいもあり、今ひとつ盛り上がりに欠けてしまった感が強い。落し所なんかはいい感じだったので、これまた残念。

・次期シリーズのファイズはプリキュア達が進級していないため、サンクルミエール学園を舞台に日常を描く、というパートはあまり期待できない気がする。本当に異世界冒険物になったりするんじゃないだろうな(;´Д`)今はそれだけが心配でなりません。どうか杞憂であります様に。


・来週、新番組の一話なのに、なんか作画がヤバくないか?(;´Д`)どうなっとんだプリキュア5。