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でんでん雑記ver2.0


2008/01/05 [土] 

[雑談] 任天堂社長「高精細なグラフィックや壮大なストーリーではゲーム人口は増えない」 [痛いニュース(ノ∀`)]

まぁ、WiiとDSが売れたのは値段が安いことと、ゲームをしない人が買ったからの2点につきるよな。

実際問題、今はみんなゲームなんかしないんだよ。

25年〜10年ぐらい前までは子供の遊びのメインストリームはゲームと相場が決まっていたけど、今の子は他の選択肢が多すぎてそこまでゲームに集中しない。

携帯の普及以降だろうか、なんだか最近の子はむやみやたらとコミュニケーションに飢えてるような印象が強い。メール送ったら分単位で返事を返したりとか、ネットでチャットや掲示板にたむろしたり、ブログやmixiになんか書きまくったり。

昔はもっと一人の時間が長かったからこそ大作RPGなんかに集中できていたと思う。あるいはあれも学校などで情報交換したりするためのツールだったのかもしれない。

ともあれ、今の子にそこまで時間の占有させるゲームは受け難いってのが現実なんではあるまいか。


だから、移動時間などの隙間をついたり、暇を持て余した主婦や団塊世代を狙ったDSのアプリ群は発想として非常に正しい。

かてて加えてPS3やX箱360のゲームは開発側にも多大な負担を強いる。あれだけの高精彩グラフィックと次世代大容量ディスクを搭載するとなればハードの値段も高騰するが、それらを用いてそれ相応のクオリティのソフトを開発するとなれば、人員も工数も期間も激増する。要するにコストがかさむ。しかも昔のように出せばミリオンなんて状況ではないからペイするのも四苦八苦だろう。

それに比べて一連の「脳トレ」なんかは作り手にも非常に優しい。2〜3人のチームでも3ヶ月〜半年ぐらいで十分出来そうだ。どう考えてもそっちの方がオイシイ。

今は携帯アプリのゲームなんかも多いが、メーカーも霞みを食って生きてるわけではないので、PS3やXBOXよりもそれらの軽いソフトを短期間で作ってペイする方向に向かうのはいた仕方が無いだろう。


今後ゲームで新たなムーブメントがあるとすれば、既に一家に一台以上の割合で浸透し始めているPCか、一人一台の携帯で起こるのではないだろうか、という気がするね。

ユーザにとっても開発にとっても軽く楽しめるようなものから望む人には洋ゲーばりに高性能な機能をモリモリ使ったゲームが作れるPCは実にい環境だと思う。

日本での浸透がイマイチなのはPCは起動そのものが重いことと、スペックのばらつきなどに起因するわかりにくさ、流通の不備あたりが原因だろうか。ネットがより一般に浸透すれば、体験版や判別ツールなどで事前に起動確認ができるのようになったり、流通の不備も自動的に解消されてこの辺の事情も激変するかもしれない。しないかもしれない。

ってか、もうゲームでは大きなムーブメントは発生しない、という可能性も十二分に考えられるけどな。

[雑誌] 週刊少年ジャンプ06・07号

「NARUTO」と「BLEACH」の「敵が凄い技を出してきた→こっちはもっと凄い技でスカした」という流れがあまりにもトホホすぎる。それでも無印「MAR」よりはまだ読めるのは流石なのかもだけど。

「うろおぼえウロボロス」西尾維新原作、小畑健作画の読みきり。小畑健はいつ見ても絵が上手いなぁ。早く面白い原作を付けてあげればいいのに。サンデーじゃないが既にある程度成功している小説を原作に持ってきて連載させればいいのに。

「SKET DANCE」ボッスンの華のなさをネタにした自虐メタフィクション。集中力もパチンコも久しぶりに見たな。

「アイシールド21」ヒル魔復活。流石にアリエネー。上腕骨がポッキリ逝ってる状態で添え木も無しで包帯巻いただけて。いやまぁ、ヒル魔のこっちゃから実は折れてなくてぐらいのブラフはないとも言えないけど。いや、流石にここでそんな事やったら興ざめもいいところか。まぁ、それでも左手で投げるぐらいはできるんだろうな。

「PSYREN」ヒロインが気味が悪いのはわざとなんだろうか?問題のコマと直後のリアクションがギャグっぽいのでサッパリ意図がわからねぇ。

「初恋限定。」小宵は露骨にある特定層を狙い撃ちしまくりなキャラだなぁ。

[アニメ] ゲゲゲの鬼太郎#38「パパになったねずみ男」

・ねずみ男が妖怪の赤ん坊を拾って育てるちょっとイイ話。

・タイトルコール笑った。

・今回は何時にも増して絵が丸っこいなぁ。頭身まで縮んでるし。

・赤ん坊にどつかれたネコ娘の顔がヒドすぎる。声を出して笑っちまったじゃないか。今回はいつになくハッチャケた話になってるな。

・やたらと懐いてくる赤ん坊を当初疎みながら次第にほだされていったねずみ男は、心を入れ替え真面目に働いて赤ん坊を養育する事に。

・「ねずみーJr.」と名前まで付けて赤ん坊を育てるねずみ男だが、やがて赤ん坊の正体が「見越し入道」である事が判明、その能力で巨大化した赤ん坊を持て余したねずみ男がJr.を泣かせてしまったところに親が登場。ねずみが赤ん坊を虐めている、ひいては鬼太郎が見越し入道を懲らしめるためにJr.を誘拐したと早合点した見越し入道との戦闘に。

・結局、人間に嫌がらせをするのに夢中でJr.を放置したり、鬼太郎との戦闘に夢中で赤ん坊を戦闘に巻き込んだ見越し入道をねずみ男が「父親失格だ」と見下す事で一件落着。洒落がきいててなかなか面白い解決法だ。見越し入道の撃退法を知らん人が見ても「ねずみに説教されて改心した」と普通に納得できるのもポイント高い。いや普通に後者が正解で前者の解釈は穿ちすぎなのかもだが。

・今回は何時になくテンポが良くて面白かったなぁ。ってか、今回の脚本の真倉翔ってぬ〜べ〜の真倉翔?元真倉まいなの真倉翔なのか?こりゃびっくりだ。