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でんでん雑記ver2.0


2012/11/23 [金] 

[雑誌] 週刊少年チャンピオン52号

「あまねあたためる」佐渡川準の新連載。萌え漫画を意識しているのかもしれないけど、なんか目が大きすぎるというか、上手くバランスがとれてない気がする。特に一話目。無理に絵の感じを変えなくても良かったんじゃないかのう。内容に関しても、ヒロインの天然ボケっぷりはさておき、2話めですでに温められてない気がするというか、イマイチどういう漫画なのかという方向性が見えてこない気がしなくもない。うーん、なんとなく、見切り発車っぽい印象だなぁ。

ちなみに、ヒロインの名前「温周」という奇妙な名前にはなんぞ由来があるのだろうかと思ってググってみると、園芸用語で「昼夜(もっと長いスパンの場合もあるそうだが)の温度差が程よい感じの時、植物の生育がよくなる」という植物の性質を指す言葉なのだそうな。これもまた関係ありそうななさそうな言葉だなぁ。

「囚人リク」我慢比べはリク達の勝利に終わりそうではあるが、ここまで踏ん張ってしまうと逆に「何もない」ということに説得力が無くなって、絶対なにか隠してるのはもう疑いようがなくなってる気がする。その辺大丈夫なんだろうか。

「バチバチ」王虎の見開きの泣き笑い顔がイイ感じ。

「ハーベストマーチ」ママンエロい。エロいよママン。とか思ってたら、大きなおっぱいはリョナられるためのパーツだったで御座る。流石フクイタクミは容赦ねえ。

「いきいきごんぼ」禁欲はかえって危険だという教訓。

「パンダのこ」着々と人間の友達をつくる乃仔だが、パンダの存在感がどんどん下がってる気がする。

「空灰」友達が一人しかいないのなら、いっそ最初から一人もいない方がマシであるという教訓。いや、それは違うか。

「バーサスアース」地中から出てくるならまだしも、空から降ってくるのはどういう理屈なんだぜ?敵は地球ではない?それともあの敵はあんなナリだけど、大気からできてるとかで、そこも地球扱いなのかね?

[アニメ] 中二病でも恋がしたい!#08「二人だけの…逃避行(エグザイル)」

・前回、かつての自宅がすでに取り壊されていることを知った六花は姉との対立を深め、祖父母も家を逃亡。消えた六花を追った勇太とともに、現在住んでいる姉の家に戻るのだが、鍵を忘れたため勇太の家にやっかいになることに。ところが勇太の家族も旅行に出ており、さあ大変。二人っきりの夜を過ごすことになりました。という話。

・冒頭、あくまで現実逃避を続ける六花と、そんな六花にガチ暴力を見舞う十花のやり取りがもうなんか危ない。これはもう中二病がどうこうとかいう次元で語られるべき問題ではなく、十花の暴力も含めて心療内科のお世話になるべき事案なのではあるまいか。

・そんな小鳥遊姉妹の間に入って六花を擁護し、これといったヒントもないのに逃亡した六花の居場所を突き止め、(物理的にも精神的にも)逃亡に付き合い六花を支える勇太の良い人っぷりというか大人っぷりが尋常じゃない。

・大変ジメジメしたAパートの中、浜辺で花火に興じたり風呂でじゃれる凸守モリサマの微笑ましさに癒される。なんというか絡みがことごとく上滑りするくみん先輩(とそのくみん先輩要因の一色)はなんとなく余分な気がしなくもないが。

・団地に戻った途端、いつものノリに戻ってる六花。それはいいのだが、勇太が親切に突っ込み過ぎるせいで、六花が本気で電卓で扉が開くと思っているのか、あくまで設定で遊んでいるのかがわかり辛い。もし前者だとすると洒落にならないが、ここ最近の展開で、ガチな可能性も否定しきれない気もするのでなんかモヤモヤするわ。

・Bパートは、二人の夜を過ごすことになった勇太と六花のイチャコラ。もうさんざんイチャイチャしててニヤニヤものだが、それはさておき、どうも六花は自身の恋心を正確に把握できていないというか、恋という感情の存在すら知らないかのような有様。小学校低学年でももう少しマセてそうなもんだよなぁ。

・ところで、六花の回想でダークフレイムマスターを遠目に目撃するシーンがあるのだが、その際、六花は普通の格好をしている。つまり、六花がこの世界に足を踏み入れるきっかけは勇太だったという事らしい。罪深いぞダークフレイムマスター。

[アニメ] ガールズ&パンツァー#06「一回戦、白熱してます!」

・サンダース高に勝利する話。

・敵の無線傍受に気がついたみほの策略で、偽情報を流して敵をおびき寄せ、その間に敵のフラッグ車(無線傍受していたアリサが乗ってる戦車)を発見することに成功した大洗は逆襲を開始。

・ちなみに、サンダースのフラッグ車を発見したのはバレー部なのだが、超至近距離で位置的にも敵車側面を取るような形で遭遇したにもかかわらず、一発も攻撃を行わず即逃亡を選択している。前回イギリスとやった時もそうだったが、バレー部の火力が低すぎてヤバイ。これは乗り換えかなんかしないと、この先ずっと足手まといになるんじゃないのか。

・バレー部を追いかけて不用意に飛び出した敵フラッグ車を全車で追い回す大洗女子だが、更にその背後からサンダースの援軍が到着。アリサが無線傍受というアンフェアな作戦をとっていたことを知ったケイの判断で追尾してきた車両数こそ大洗女子と同数だが、長射程を誇るファイアフライの前にまずはバレー部が、ついで一年生チームが撃破され、いよいよピンチに。

・一旦は絶望しかかる大洗女子だが、ピンチとはいえ以前のイギリスチーム相手と違い、当てさえすれば勝てるということで奮起。一発で当ててみせるという華の言葉を信じたみほは追手に狙われるのを承知の上で高台に陣取り、敵フラッグ車を狙撃。ファイアフライの砲撃を受けるものの、タッチの差で先に敵フラッグ車の撃破に成功。大洗女子が勝利をおさめることに。

・本当に一発で決める華がすごい。ついこの前砲手になったところだというのに、どんな才能なのか。

・そして、高台に向かう途中、ファイアフライの発砲音を聞いて、とっさに停車を指示、砲弾をかわすみほも尋常じゃない。というか、自分の戦車の中にいるのに、km近い単位で離れた敵の砲撃音に気づけるもんなのだろうか。

[アニメ] 新世界より#08「予兆」

・前回から2年。呪力を取り戻した早希たちは普通の生活に戻っていた。

・ちなみに、この2年で成長した彼氏彼女らはすっかりボノボ型社会の一員に。ただし、まだ未成年なので、基本的に同性愛。具体的には瞬と覚がホモップルに、早希と真理亜がレズップルになっており、日常的に性交を行なっている模様。なお、この期に及んでなお守は真理亜一筋で、ホモ達を作らずに一人で悶々と日々を過ごしている。

・そんなある日、瞬と覚の別れ話を目撃してしまった先は、瞬の様子がおかしいことに気づく。そんな時、早希達のクラスを鏑木何某という偉い人が視察のために現れる。当然、クラス一の天才児である瞬になんらしかの言葉をかけるだろうと思われていたが、鏑木は瞬のそばに寄っただけですぐに踵を返し、クラスを去ってしまう。

・その後、道で瞬と偶然出会った早希は、瞬が自ら孤立しようとしていることを知り、さらに、何がしかの病気で療養に入るためと別れを告げられてしまう。なんとか瞬を引きとめようとする早希だが、にべもなく断られ、「2年前の夏季キャンプでの呪力凍結事件を誤魔化せた気になっていたけど、全部大人に知られていた。なんかの都合で処分保留とされていたが、自分たちは監視されている」と不穏な忠告を残し、瞬は去っていく。で終了。次回に続く。

・てか、ボノボ型社会って、決まった相手とつがいになるのか。てっきり誰彼かまわず乱交するのかと思ってた。いちいちカップルをつくるんじゃ嫉妬だの何だのでむしろ険悪な空気を作る原因になるんじゃないのか。

[アニメ] 武装神姫#07「訪問者は雨音と共に…」

・怪談話。

・夏が暑くて大変ということで、怪談話をして涼を取ろうとするアン達。神姫って怖がって涼しくなれるのか。

・ともかく、百物語をしていると、いつの間にか混ざった狐面の見慣れない神姫が。すわ百物語に呼び寄せられた幽霊かと色めき立つアン達だが、正体は隣に住んでいる神姫。タマミィとポッチィもお隣さんだと言ってたと思うが、反対側のお隣も神姫持ってたのか。大流行りだな神姫。

・急な豪雨にマスターに傘を届けに向かうアン・ヒナ・レーネ。留守番して部屋の掃除をすることになったアイネスは、先ほど現れた狐面の神姫に手伝ってもらうことになるのだが、この狐面、気配を全く感じさせない上にたいそう辛気臭く、だんだんと不気味な雰囲気に。

・ちなみに、マスターは越してきた際、隣近所に引越しそばを持っていったのだが、全て留守で結局一人で全部のそばを食う羽目になったらしい。持っていく時間が悪かったのか、あの面を警戒されて居留守を使われたのか。

・傘を持って駅についたアン達は無事マスターと合流するのだが、家に「お隣の神姫」が居ると聞いたマスターが「お隣のフブキ型神姫は、一年前に山で行方不明になり、もうバッテリーも切れているはずだ」とか言い出し、嫌な予感に駆られた一行は大慌てで帰宅。ローファーのヒモ?が切れたり、ズボンが破れたり、黒猫やカラスの大群に遭遇したりとやけにオーバーな不幸の兆しが可笑しい。

・無事帰宅した一行が見たのは、幽霊でもなんでもない普通の神姫。紛失したマスターのかんざしを探しに山に入って、遭難したフブキはアン達が沖縄行きの途中で世話になったゼルノグラードに助けられて再起動。その後、無事かんざしも発見したのだが破損しており、その修理のためにアン達の部屋にやってきたのだとか。

・かんざしを紛失したことをマスターに責められて山に入りそのまま遭難したフブキは、マスターに会わせる顔がないのでアン達のマスターにかんざしを届けてはくれないかと頼み込んでくるのだが、マスターは隣の部屋の住人から今でもフブキを待っているという話を聞かされており、多少強引な手段で二人を再会させる。

・フブキとマスターが感動の再会を果たし、めでたしめでたし。と思いきや、その後「実は隣の部屋には誰も住んでいない」という事実が判明。フブキに問うたところ「マスターは住んでいるのではなく取り憑いているのです」という衝撃的な発言が。で終了。次回に続く。

・最後のオチのどんでん返しが中々に秀逸。やっぱりアニメは1話完結のなんでもありというスタイルが面白くていいな。

[アニメ] エウレカセブンAO#23「ザ・ファイナル・フロンティア」/#24「夏への扉」[終]

・最終回が放送されてたので見た。

・感想は、うん。これはひどい。

・とりあえず、トゥルースの存在も、エレナの変な設定も、ナルも沖縄の独立云々も、なんも必要ない話だったな。落とし所に全く関係ない。これならアオとその両親の話に絞って作ればよかったのに。

・つか、相変わらずレントンの声に違和感というか嫌悪感を感じる。なんでよりによってレントンの声にホランドを選んだ。前作を嫌ってる俺がいうのもなんだけど、こんなに愛のないキャステングもないだろう。今までに見たどの続編よりも前作レイプという言葉を思い浮かべる仕打ちだわ。

・あと、クォーツガンはダメのダメダメ。何でもかんでも改変して無かったことにするインチキガジェットを、味付けに使うならまだしも解決の道具にしちゃ拙いだろう。

・オチも酷い。そもそも子供を守ろうと時間放浪を始めたエウレカが、なんでその子供を犠牲にして元にもどるなんて展開になるのか。さらに、レントンはスカブバーストの責任を取るために行動してるとか言ってたくせに、全くなんにも解決していない。トゥルースは勝手に存在を改変して仲良くなってるし、ナル、フレア、エレナなんかは最終2話に全く必要のないモブだ。てか、ナルに至ってはピエロだ。改変後の世界では、「アオが女作りまくってることにムカついて」spec2でテロ活動してたみたいになってるじゃねーか。なんだそれ。

・まぁ、正直、22話までで十二分にダメだと思っていたので、別にこれ見て失望とかは全くないんだけどな。