トップ «前の日記(2012/11/03 [土] ) 最新 次の日記(2012/11/05 [月] )» 編集

でんでん雑記ver2.0


2012/11/04 [日] 

[アニメ] 聖闘士星矢Ω#31「運命の分岐点!双児宮の謎!」

・双子座の女聖闘士パラドクスが登場する話。

・前回ハービンジャーによって飛ばされた龍峰は双児宮の前に。せっかく先に進めたのだからとそのまま双児宮に侵入する龍峰だが、出迎えに現れた喋るリスに誘われ謎のメルヘン庭園に。

・龍峰を出迎えたのは双子座の女黄金聖闘士パラドクス。堂々と素顔を晒して現れたパラドクスを見て、女聖闘士の掟を思い出した龍峰はとっさに身構えるのだが、パラドクスは龍峰を愛すると宣言。なんでもパラドクスは紫龍に憧れて聖闘士になったんだそうで、残念ながら紫龍は他の女に取られたが、その息子である龍峰も愛することにやぶさかではなく、龍峰が双児宮に飛ばされたのも、ハービンジャーにふっとばされた龍峰をパラドクスがアナザーディメンジョンでインターセプトして連れてきたのだとか。

・龍峰と争う気はないというパラドクスだが、マルスの部下には違いなく、心底マルスが素晴らしい世界を作ると信じており、龍峰にも降伏を薦めてくる。もちろんそんな話に乗る龍峰ではないのだが、実力行使では手も足も出ず、切り札の廬山昇龍覇も、紫龍マニアゆえ龍峰の何百倍も練習したというパンドラの放つ廬山昇龍覇に撃ち負けてしまう。

・一連の攻防の最中、パラドクスに頬に口づけされて吹っ飛ぶ龍峰で爆笑した。なんだあれ。

・パラドクスは生まれつき異能をもっており、両親からも疎まれて育ったのだが、本来なら死亡するほどの事故にあった際、紫龍に救われて見ず知らずの他人が自分の為に命をかけたことに衝撃を受け、紫龍を追って聖闘士の道に入り、黄金聖闘士にまで上り詰めたのだとか。

・完全に龍峰に打ち勝ったパラドクスは「クロスロードミラージュ」という技で、未来の可能性を見せることで精神を揺さぶりはじめる。龍峰がマルスに抵抗した場合、激化する戦いで地球は荒れ果て、龍峰もまた戦いで五感を失い、小宇宙を失った地球では人々は生きていくことができず死に絶える。一方、龍峰がマルスに降伏した場合、戦いが早く終わったお陰で予定より多くの人が火星への移住を果たし、マルスの庇護のもと幸福に暮らしている。また、この戦いで戦功を上げたパラドクスへの褒美として、マルスによって紫龍の五感は回復し、龍峰とともに幸せに暮らすこともできるのだという。

・この2つのうちのどちらかの未来を選べというパラドクスだが、これ、実は龍峰が死んでるか生きてるかだけで、両方同じ未来なんじゃないのかね。火星に移住した人は皆幸せに暮らすけど、地球に残った奴は皆死ぬというだけで。地球が映った方の未来には春麗がいて紫龍がおらず、火星の未来には紫龍がいて春麗がいないのがまさにその証拠な気がする。

・「クロスロードミラージュ」はこの2つの未来のどちらかを選ばせる技で、選ばない場合は体が裂けて死ぬはずなのだが、龍峰は精神力でこれを打破。言葉巧みに他人の未来を縛ろうとするパラドクスに従うことはできないと、最後の力を振り絞り、廬山昇龍覇を放ち、今度は打ち勝つことに成功する。

・のだが、龍峰の攻撃で顔を傷つけられたパラドクスが豹変。双子座だけに二重人格だったらしく、「女の顔を傷つけるとは」とブチギレ、「クズ!下衆!ゴミ虫!」と罵りつつ龍峰をフルボッコにしてしまう。

・一方その頃、巨蟹宮前にユナが出現。次回に続く。

・二言目には(基本的に一方的に与える)愛を語り動作から何からやけにエロい愛のパラドクスも、一転して苛烈に他者を責め倒す憎しみのパラドクスも実にいいキャラ。愛のパラドクスが踏みつぶした花を、憎しみのパラドクスが優しく元通りにしている二面性もステキだ。

[アニメ] 宇宙兄弟#30「ロケットロード」

・前回ラストで不満の残ったロケット打ち上げからスタート。今回の方が描写が細かいしなによりちゃんと昇っていくところがガッチリ描かれてて爽快でいい。離れたところにいる六太のもとに少し遅れて轟音と衝撃波が来るのもイイね。

・そんなこんなで日々人の乗るロケットは無事宇宙に到達。でオP。なぜ前回ここまでやるか、全て今回に持ち越さなかった。

・六太の回想シーンで星出飛行士登場。本人なのはもちろん、劇中同様本当に宇宙からアフレコしたらしい。(星出さん、世界初の宇宙アフレコ…ISSから本人役で [YOMIURI ON-LINE]) すげえぜ宇宙兄弟。

・日々人たちは月に向け加速を開始。無事軌道に乗ることに成功する。一方六太は前回から一緒にいた爺さんが実はNASAのパイロット教官だったことが判明。びっくりして終了。次回に続く。

[特撮][特命] 特命戦隊ゴーバスターズ#37「黒と白の花嫁」

・エスケイプが怪人体になる話。

・今回メサイアが取り憑いたのは花嫁衣裳のティアラ。誕生したティアラロイドは花嫁の愛を知るということで、花嫁から愛を奪い取ってしまう。結婚式場で急に冷めて結婚を取りやめる花嫁が続出とか、地味に酷い。

・そもそもメサイアが愛の感情を知る必要など無いとティアラロイドを破棄するために登場するエンターだが、エスケイプが自らの体を張ってティアラロイドを庇ったことでその場は引き下がることに。

・ティアラロイドをおびき出すため、戦隊定番の偽花嫁を演じる黄だが、意図を見ぬかれアッサリ失敗。黄はさておき、式場に現れる黒いウエディングドレスを着たエスケイプがステキすぎる。

・メサイアのカードが次々倒されていることに危機感を募らせたエスケイプは自らの身体に別のデータをインストールして強化、怪人体に。ちなみにこの方法は、存在が不安定になる可能性があるというリスクもあるらしい。

・それはさておき、エスケイプ怪人体は正直イマイチ。なぜカラス天狗顔なのか。

・そこまでしてメサイアを守ろうとしたエスケイプだが、所詮は多勢に無勢。黄に足止め食らっている隙にティアラロイドは金と銀に羽交い絞めにされた上で強化青のゴリラパンチで殴り殺されてしまう。

・これ、完全にゴーバスターズが悪者だよな。

・強化の不具合が出たエスケイプもその場を撤退。巨大戦もケリが付いて黄の恩師の結婚がどうのこうととかいって終了。次回に続く。