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でんでん雑記ver2.0


2011/12/11 [日] 

[特撮][豪快] 海賊戦隊ゴーカイジャー#42「宇宙最強の男」

・ゴーカイジャーが壊滅する話。

・いきなり戦闘シーンからスタート。意外と強いゴーカイジャーに対し、インサーンの進言で、ダマラスがゴーカイジャー討伐の任務に着くことに。

・女性週刊誌で、ハカセがかつていくつもの星を滅ぼした邪悪な龍を倒した伝説の勇者であることが判明。実は記憶喪失だったとかとか言い出したハカセの記憶を取り戻すべく、ハカセの接待を開始するゴーカイジャー(赤青除く)。もうヤラセ臭が酷い。

・ゴーカイジャーが6人がかりで手も足も出ないバスコを圧倒するダマラス。それだけ強いなら、バスコに文句付ける前に、最初からお前が出てくればよかったんじゃないのかと。

・ハカセとゴーカイジャーの出会いは、ルカが故障したゴーカイガレオンの修理をハカセに依頼したことがきっかけ。当初海賊にビビりまくっていたハカセだが、あまりに杜撰なゴーカイジャーの生活態度につい身の回りの世話を焼いてしまい、さらに、一発でガレオンを修理してしまったために、マーベラスに気に入られ、そのまま仲間になってしまったらしい。

・この回想で、当初、海賊とバレないために変装してしおらしくしているルカが可愛い。

・ダマラスとの戦闘開始。あまりにも強いダマラスに手も足も出ないゴーカイジャーだが、後詰に入ったバスコのお陰で撤退することも適わず、一方的に蹂躙され、青黄桃銀はバスコに敗北。マーベラスはダマラスに拉致されてしまう。

・ダマラスの眼中になかったため、一人生き残ったカセが、「こんなの嘘だ!」と絶叫して次回に続く。

[特撮][40th] 仮面ライダーフォーゼ#14「毒・針・猛・襲」

・スコーピオン・ゾディアーツを一旦撃破する話。

・スイッチを受け取るやいなや即、ラストワン状態にしてしまう三浦。どうやら一度ラストワン状態にまでスイッチを成長させた人間は、再びスイッチを触るとすぐにラストワン状態までもっていけるらしい。経験値はスイッチにたまるのではなく、使用者の方にたまるってことか。

・なんとか三浦を助けようと奔走する弦太朗だが、園田先生の罠にハマってスコーピオンの毒針を打ち込まれてしまう。

・毒に侵された弦太朗を救うには24番のアストロスイッチを使って治療するしか無いのだが、フォーゼでなければスイッチは使えず、衰弱した弦太朗はフォーゼになれない。友子の機転で、変身せずともベルトのパワーを引き出す方法が見つかるのだが、それを行うのはう命がけ。しかも、肝心の弦太朗は三浦との約束を果たすべく、弱った体でラビットハッチを抜けだしてしまっていた。

・三浦との約束を果たした弦太朗だが、JKも毒を受け、パワーダイザーで駆けつけた大文字も本気を出したスコーピオンに敗北。やはり毒を打ち込まれてしまう。

・絶体絶命の危機に陥る仮面ライダー部だが、賢吾が命がけでメディカルスイッチを起動。回復を果たし、弦太朗達の捨て身の友情で三浦も更生。フォーゼに変身した弦太朗がメディカルスイッチを使って仲間を癒し、反撃開始。スコーピオンを宇宙に打ち上げ、ロケットドリルキックこそ通じないものの「それでもロケットドリルキック(ロケットドリル大宇宙キック)」で大逆転勝利を収める流れが実に熱い。

・スコーピオンを撃破したフォーゼだが、正体を確認する前に新たな敵幹部(校長の変身体)が出現。取り逃がしてしまう。

・その後、園田先生はスコーピオンのスイッチを没収され、変身不可状態になってただの教員として学校復帰。一応、再びスコーピオンに返り咲くことを狙っているらしい。

[アニメ][キュア] スイートプリキュア♪#42「ピコンピコン!狙われたキュアモジューレニャ!」

・バスドラ&バリトンが一瞬正気に戻る話。

・ついに音符を全て集めたマイナーランドだが、プリキュアのキュアモジューレに変化したト音記号が欠けているため、不幸のメロディは完成せず。裏を返せば、幸せのメロディもキュアモジューレなしでは完成しないわけで、スイートは番組終了時に変身能力を失いそうだな。

・呑気にいつもどおりの学園生活を送る響奏に緊張感がないと、ベントで芋食いながら話してるアコエレンが可笑しい。お前らの方がよっぽど緊張感無いわ。

・プリキュアを落とす落とし穴をプリキュア達の見ている前でのんびり掘ってるバスドラ&バリトンが可笑しい。

・穴掘って水道管を破裂させ、ふっ飛ばされて気絶し、温泉を掘り当てて一発当てた夢を見るバスドラが可笑しい。バスドラの夢で、温泉を掘り当て手街の発展に貢献した表彰状を読むアコや、「元上司として花が高いわ」とか言ってるエレンが可愛い。てか、これがバスドラの夢だと思うと、バスドラが可愛い。

・続いてバリトンの作戦。音吉さんを人質にとって、プリキュアを脅そうという一見極悪な作戦だが、自宅に向かい、チャイムを鳴らしたり、出てきたアコに小馬鹿にされたり、調辺家の夕飯のオカズのお魚をどら猫から取り返したりと、やっぱりアホ可愛い。

・ついでファルセットの作戦。聖歌先輩と和音を洗脳で操り、プリキュア達のキュアモジューレを奪い取ることに成功する。

・のだが、ここでアコが「こんなこともあろうかと、すり替えておいたのさ!」とか言い出して、形勢逆転。響奏エレンも全く気付かなかったということで、てっきりハッタリをかましているのかと思ったら、本当にすり替えてたらしい。恐るべしアコ。てか、簡単にすり替えられてる響奏エレンがヤバイ。

・しかし、今回のファルセットはひと味違い、洗脳した聖歌先輩と和音を使って再びキュアモジューレを奪取。あと一歩というところまで迫るのだが、聖歌先輩と和音が精神力でノイズの洗脳を打破。即席の洗脳だったからなのか、それだけ響奏との絆が強かったからなのか、エレンやメフィストに比べてあっさり解けたな。

・取り落とされたモジューレはバスドラとバリトンの前に落ちるのだが、ファルセット&ノイズのやり口に違和感を拭えないバスドラ&バリトンは、キュアモジューレに触れた拍子に悪の心が抜け、元の姿に。プリキュアたちにモジューレを返す。

・いざ反撃かと思いきや、ノイズの介入で再びバスドラ&バリトンは怪物化。なんとか正気に戻そうとスイートセッション・アンサンブル・クレッシェンドで特攻するプリキュアだが、これまたノイズの介入で不発。スイートセッションは本当にクリーンヒットしにくい必殺技だな。

・今回はいたみわけということで、マイナーランドに戻るファルセット&ノイズ。再び怪物化したバスドラ&バリトンもこれに従い、次回に続く。

[特撮] ウルトラマンA#52「明日のエースは君だ!」[終]

・BS11で再放送中だったウルトラマンAが最終回。

・今さら言うのも何だけど、悪漢に追われて地球に流れ着いた宇宙孤児・サイモン星人を装ったヤプールを倒すため、エースが地球人に正体を明かしてウルトラの星に帰っていく話。

・子供たちが宇宙人の子供をいじめているシーンからスタート。いじめられている宇宙人は、かつてヤプールの攻撃を受け、宇宙をさすらう羽目になったサイモン星人の子供。宇宙人だからといって、何も悪いことをしていないサイモンをいじめるのは間違っていると子供を諭す北斗だが、これがヤプールの罠。

・ヤプールの目的は、子供たちに自分が無力な存在であるとをアピールし、同情を買ってその庇護下に入った後、テレパシーで自分の正体がヤプールであることを北斗に伝え、自分を殺させることで、子供たちの心を荒ませようとするものだった。

・まぁなんとも手の込んだと言うか、回りくどいと言うか、実際問題、穴だらけの作戦なんだけど、とにかくメッセージを伝えたいという作り手の意思の強さが、今の特撮ヒーロー作品とはケタ違いの好編だ。ラストの「優しさを失わないでくれ」なんてのは、もうそのまんま台詞で語っちゃっているんだけど、対象年齢を考えれば、これぐらいズバっと伝えていいと思う。

・特に、この手のメッセージは、大人になると、どうしても真摯な気分で心の底から伝えられない部分があるし、そういう部分は子供にも透けて見えるので、きちんと伝わりにくい。完全無欠の正義の味方として作られたヒーローだからこそ、語れる/伝えられるものってのはあると思うんだよな。正義を疑ったり、世の中の汚さが見えるなんてのは、今の日本では小学校高学年にもなれば見えてくることなので、わざわざヒーロー物でやるこっちゃないと思うんよ。

・とか書いてたら、「完全無欠の」云々は、それって宗教だよな。と気がついた。いい歳こいた大人が宗教にハマっている事を考えると、「小学校高学年に」の件はちょっと自信がなくなってきたかのう(;´Д`)