2009/12/29 [火]
▼ [アニメ] 君に届け#02「席替え」
・本人の性格とコミカルな描写のせいで1話を見た時点ではあまり深刻には見えなかったが、今回の席替えイベントでかなりヘビィにバブられてることが露呈。その様子に憤った風早翔太や矢野あやね、吉田千鶴が助け舟を出して、周囲の空気を読まない真田龍を含め、教室の隅でちょっとしたグループを形成する(?)話。すごくベタな展開だが、不覚にもちょっとウルっときた。
・犬にも怖がられる爽子だが、「ヤマトナデシコ七変化」のスナコのように周囲を威圧するようなタイプに描かれてないし、声も能登でのんびり喋るのでなんかこう違和感あるなぁ。
・爽子の「貞子」というアダ名は明らかに見てくれからきたものなんだろうし、とりあえず、髪型変えればいいのにな。今回アップにしただけでも全然印象変わってるし、あとは前髪も上げてしまえばいいのに。まぁ、それじゃ漫画にならないかもだけど。
・開始早々両思いなのに、すれ違うのか。そしてこの状態で延々ひっぱってるのか。正直、途中でイライラしてきたりはしないんだろうか。と思わなくもないんだけど、それをさせないから人気なんだろうかね?
▼ [アニメ] そらのおとしもの#13「空の女王(オトシモノ)」[終]
・ニンフのド腐れマスターの刺客とバトル。本気出したイカロスと友情パワーで大勝利という話。
・実にベタな展開だけど、それゆえに熱い。冒頭こそ若干作画に不安もあったけど、中盤以降は安定してたのも良し。
・「そらのおとしもの」は、何故か毎回懐メロをEDに採用したり、お色気要素やナンセンスなギャグをこれでもかとばかりに盛り込んだりと実にサービス精神旺盛な作品だった。主要エンジェロイド2体の出自や境遇でドラマも形成しており、そちらも見てるうちに感情移入してしまえるぐらいのものだったし、最後の盛り上がりも中々のものだとおもうけど、後年語られる事があるとすれば、やはりパンツの編隊飛行なんじゃないだろうか。あーゆー絵を真面目に作って放送できる日本という国は本当にいい国だと思う。原作はまだ終わってないみたいだし、もし2期とかあったら是非アレに匹敵する何かを見せてもらいたいね。
▼ [アニメ] 青い文学シリーズ#11「蜘蛛の糸」/#01「人間失格(第壱話)」[新]
・唐突に関西でもスタート。しかも何故か放送順がめちゃくちゃ。どういうことなのかと。
・「蜘蛛の糸」x久保帯人。
・オサレ先生デザインの無戸籍ファンタジー。カンダタはまだしも国王の昔のタツノコプロみたないな服装センスとオサレ地獄に吹いた。
・内容に関しては、まぁ、悪くないとは思うけど、お釈迦様(的な存在)が出てこないのは何故?宗教色を廃したかった?じゃあ蜘蛛の糸なんかやるなって話だけどな。あれか、単にお釈迦様出すより蜘蛛だけの方がオサレだから?
・「人間失格」x小畑健。どうせならキャラ原案が久米田康治で主人公の声が神谷浩史で制作がシャフト、でもあくまで真面目なアニメ化、だったら面白かったのに。つかもし絶望4期が今やってたら、そういうネタがあったんじゃないだろうか。
・原作が原作だから、というのもあるだろうけど、近年のテレビアニメとしては異常なまでにエロイ。流石は文学様だ。同じような描写をラノベ原作のアニメでやったら絶対テレビで流せねぇ。