2009/12/25 [金]
▼ [アニメ] キディ・ガーランド#11「シャドウワーカー」
・Gソサエティのシャドウワーカーの日常。シャドウワーカーのみならず、Gソサエティ(ノーヴルズ)の人々の様子も含めてコメディチックに普通の、というかむしろ良い人たちの集団描かれており、今後の展開に不安が残る。今までのノリを考えればガクトエルだけ倒して温くハッピーエンドになりそうだけど、なーんかこう、今時の深夜アニメだと皆殺しにして鬱展開にするためにわざわざ善人を出した可能性も無いとは言えないんじゃないかというか。
・物語が核心に近づいてきているのは間違いないけど、次回が最終回ではない以上、どうやらこれ本当に2クール作品なんだな。
▼ [アニメ] DARKER THAN BLACK〜流星の双子〜#12「星の方舟」[終]
・最終回。
・3号機関の姉ちゃんを殺したのは、実はCIAに通じていた3号機関の兄ちゃん。イザナミをかっぱらって手土産にしようとしていたらしい。
・銀はイザナミ化して抜け殻に。契約者を殺して回ってた頭が光ってる銀=イザナミは銀の観測霊が進化したもの?
・マダムと紫苑の目的は、ドールネットワークで観測した地球を紫苑の能力でまるごとコピーし、MEネットワークで集めた記憶を植えつけることで、ゲートや契約者のいないもうひとつの地球を作ること。やっぱり国生みだったんだのか。
・東京の空に現れた月こそ、その地球のコピー。イザナミとイザナギが接近することで発生するというプロセスや、契約者が軒並み自分の能力で自爆しているのを見るに、イザナミの能力は、契約者の魂と引換にその能力を増大させるってことなのかもしれない?
・蘇芳のもつ流星核は、MEで移植した記憶の定着に必要なものだったらしい。その流星核はイザナミの手によって破壊されるが、コピー地球の人間にはちゃんと記憶が備わっていることから、ただ壊したわけではなく、流星核の効用を吸い取ったと考えるべきなんだろうか。とすると、イザナミの能力は、相手の能力を吸い取って増幅する的な感じなのかもしれない。
・最後の最後で能力を取り戻した?黒の手によって銀は殺され?誕生したコピー地球では、ゲートも契約者もない平和な日常が繰り広げられる。
・そして、その平和なコピー地球が去った元の地球では、組織は滅び、日本はアメリカに占領され、どこかに新たなゲートが開き、ゲートの中ではCIAの職員の魂?を吸い取るような描写とともに銀の面影を残す謎の少年?が誕生、銀と黒の消息は知れず、生き延びた霧原達は新たに生まれた災厄の種に備えて非合法活動を継続、新たに「組織」と呼称されることになる。というところで一巻の終わり。
・最後の最後に盛大に伏線を残したな。これは3期の存在を匂わせているのか、DVD購入特典でもう1話追加予定なのか。まぁ、特に予定はなくても今期の売上如何で続編を作れるように終わった、ってだけなのかも知れないけど。
・DARKER THAN BLACK〜流星の双子〜は、安定した作画、語り口で毎回楽しく見れるアニメだった。しかし、いかんせん1クールは短い。黒の契約者のように脇道のエピソードを入れる隙間があまりなかったのが残念。仮に万が一3期があったとしても、もう蘇芳やジュライは出ないわけで、できれば2クールで観たかったよなぁ。