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でんでん雑記ver2.0


2013/02/17 [日] 

[アニメ] 聖闘士星矢Ω#45「荒ぶる軍神!マルスとルードヴィグ!」

・マルスの過去話。

・地球を犠牲に火星をテラフォーミングしようとするマルスに挑む光牙だが、地球の有り様に絶望し、なにを犠牲にしても新天地を築くという確固たる信念に突き動かされているマルスは、光牙を一蹴。光牙には目的のために犠牲を払う覚悟、信念が無いとなじり倒す。

・遅れてマルスの元にたどり着いたエデンも、マルスの築く楽園は地獄の上に成り立つものであり、そんなものが赦されるわけはないと説得を試みるのだが、マルスは「赦されるのではない。神である自分が赦すのだ。」とこれまた一蹴。

・一方その頃、ユナと戦うアモールは、「弱い人間が強い者にひれ伏すのは宇宙の真理。本能であり、快楽なのだ。」と持論を展開。確かに「流れに乗っていれば楽」には違いないので、一理あるのだが、それはあくまで自身の安全が保証されていれば、「強き者」が自分を庇護してくれれば、だろう。搾取される程度ならまだしも、確実に殺されるとわかってて唯々諾々と従うのが本能や快楽なわけがあるか。どんなドMだ。

・あくまで今の地球を護るというエデンに、地球はすでに間違えた道を歩んでおり、そのまま進む未来に進んでもその先には何もないと諭す。で、そういう考えに至った経緯の説明という名の回想開始。

・マルスがまだ神の肉体を得る前、ルードヴィグという名の人間であった頃、裕福な家で妻(ミーシャ)と子(ソニア)と共に平凡な暮らしをしていたルードヴィグだが、妻のミーシャがテロに巻き込まれて爆死。その理不尽な死に憤ったルードヴィヒは、世界を正すべくテロリストを狩り始めるのだが、殺せば殺すほどにテロリストの正体が「弱いただの人間」であることに気付き、世の理不尽は「弱い人間」が生み出す歪みであるとの結論に至る。そして、後妻のメディアとの間に長男のエデンが生まれたことで、理不尽な世界の破壊と息子に託す新世界の創造を決意。今に至るらしい。

・うーむ。正味の話、欠片も納得出来ない話だが、ルードヴィグがマルスの依り代である点(ポセイドンやハーデスがそうだったように、単純にルードヴィグ本人の心情の変化ではなく、マルスの意思が影響して極端な考えになった可能性)や、明らかに黒幕然としたメディアの存在(メディアがルードヴィグを誘導してる可能性)があるので、まだなんとも言えんかのう。

・とにかく、現状の世界を滅ぼそうと心に決めたマルスは、アテナの軍勢との決戦に挑むのだが、その闘争の最中、メディアの召喚した隕石が戦場を直撃。隕石を防ぐ際に本気出したアテナの光の小宇宙の奔流は、聖闘士の聖衣に属性を、たまさか戦場に居合わせたアリアと光牙に光の小宇宙の力を与える。また、アテナによって弾き飛ばされた隕石の闇の小宇宙はマルスを直撃し、強大な闇の小宇宙を与えると同時に、とばっちりで光牙を闇に染めた。

・その後、再びアテナ軍と戦ったマルスは、単騎で前作主人公全員と戦い、闇の力を一時的に失うも全員に魔障を与え痛み分けに。さらに10数年の時を経て復活し、Ω一話でアテナを拉致るシーンにつながったらしい。

・話を聞いてももちろん納得しないエデンは再びマルスに挑みかかるのだが、マルスは「今の世界ではお前は第二第三のアリアを失い続けることになるのだ」と言い放ち、「心を鬼にせよ」と一喝。同時に仮面が砕け散り、素顔が露出するのだが、その顔は半分が炎に変化しており、もはや人としての原型をとどめていない。

・その顔を見たエデンは本格的に父親が人間ではなくなっていたことに、愕然。次回に続く。

[特撮][恐竜] 獣電戦隊キョウリュウジャー#01「でたァーッ! まっかなキング」[新]

・キョウリュウレッド&獣電戦隊誕生話。

・キョウリュウジャーの敵「デーボス軍」というのは、北極だか南極だかの氷に閉じ込められていた悪の組織で、地球温暖化の影響か何かで復活。その目的は、「支配生命体の根絶」。かつて恐竜を滅ぼし、今は人類を根絶やしにする気なんだとか。

・世界中で始まったデーボス軍の侵攻に、やはり世界中で反撃を開始するキョウリュウジャー。こういうのは珍しい。いや次回以降、東京にしかいなくなるんだろうけど。

・「南海の孤島」でデーボス軍を生身で撃退した桐生ダイゴは、キョウリュウジャーの隊長ポジションである賢神トリンにその「ブレイブ」を認められ、キョウリュウジャー候補として獣電竜ガブティラと戦うことになり、これに勝利する。のだが、なぜかガブティラは自分を倒したダイゴを戦士として認めようとしない。

・試験の失敗を告げて去ろうとするトリンにしがみつき、ワープに巻き込まれたダイゴは、日本のファミレスに。そこにはキョウリュウジャーの他のメンバーが偶然集まっているのだが、お互いまだ面識がないらしく、全くまとまりがない。と、それはさておき、青のオッサンっぷりに驚く。青々としたヒゲの剃り跡がなんかすげえ。これは新しいなぁ。

・ダイゴのアダ名は「キング」。本人曰く、なぜかどこに行ってもそう言われるらしい。他のメンバーも個性が強く、今のところ全く認められていないが、その連中をまとめてリーダーになるような度量の持ち主だということなのだろう。

・ファミレスの床に描かれた恐竜マークからキョウリュウジャーの基地にワープしたキングは、そこでトリンと再会。デーボス軍の侵攻が始まりガブティラが危機あることを知ると変身できないにもかかわらず助っ人に向かい、今度こそガブティラに認められて牙の勇者・キョウリュウレッドに変身。

・キョウリュウレッドとガブティラがひとしきり暴れた後、残りの4人が合流し、本格的に戦闘開始。戦闘シーンは総じて派手でイイ感じ。せっかくカラフルな戦隊なんだし、派手さは必要だよな。

・敵戦闘員(ゾーリ魔)が合体して生まれる巨大ゾーリ魔は中々に不気味でいいデザイン。

・今回の怪人「デーボ・ヒョーガッキ」はなんと恐竜を滅ぼした張本人。前回の支配生命体を滅ぼしたほどの怪人なのだが、なんと1話であっさり倒されてしまう。この異様なインフレ具合というか、ハッタリのきかせ方もイイ感じ。

・戦いが終わった後、「お互い正体は明かさず、戦いの時だけの仲間になろう」と提案するキョウリュウブルー。ブラックも「プライベートは重要だ」と同意するのだが、キングはそんな話を全く聞かず、変身を解除し自己紹介。「お互い正体を明かさない」というのも斬新でイイ感じかもと思ったが、あけすけなキングの態度も爽快でイイ感じ。単純明快なのはイイね。


・細かいことは全て「ブレイブ」で片付ける勢いの身も蓋もない展開、基地が飲食店、派手でケレン味あふれる画作りとノリと、まさに「ザ・戦隊」という安心感のある出だし。ガブティラの動きの良さなど、進化するところは進化してるのもイイね。

・冒頭の恐竜CGやガブティラに飾り羽が生えているのが時代性があってイイ。守護獣ティラノサウルス(ゴジラ型)→爆竜ティラノ→ガブティラと同じティラノサウルスをモチーフとしていても、時代時代で考証に差があるのが面白いよな。

・キングは近々で言えばマーベラスや殿のようなリーダーシップあふれるタイプの赤らしい。とにかく単純明快で解りやすいキャラ付けがイイ感じ。演技力にはイマイチ不安が残る感じではあるが、戦隊物なので1年やってれば上手くなるか観てるこっちが慣れるから良し。

・なお、キングの父親はなんと山下真司。今は行方不明(?)で回想以外の出番はないが、テレビの本編か、映画かでちゃんとした出番があるのだろうか。

・賢神トリンは、恐竜の子孫として鳥がモチーフに選ばれたのだろうが、この辺の話は本編にからんでくるのだろうかね?今のところ飛べる戦士(&獣電)がいないので、追加戦士が鳥類(始祖鳥とか)だったりするのかもしれんか?

[特撮][魔法] 仮面ライダーウィザード#23「決戦」

・オールドラゴン登場&フェニックス退場回。

・大怪我した女刑事の付き添いで病院に篭るハルトの代わりに、ビーストがフェニックスと対峙。密かに不死身のフェニックスを食えばすごい量の魔力を補給できると踏んでいたビーストだが、フェニックスはハルトへの言伝だけを伝えてあっさり退却。あるいはフェニックスも、魔力を食われたら復活できるかどうかわからないのでビーストとは戦いたくないのかもしれん。

・女刑事を守れなかった件で落ち込むハルトだが、コヨミの励ましで復活。フェニックスに戦いを挑み、切り札のオールドラゴンでフェニックスのちからを上回ることに成功。そのまま倒すとまた強くなって復活されてしまうので、太陽に蹴り落とし、永遠に死亡→復活を繰り返させるという残忍極まりない方法で勝利をおさめる。

・正直、それならビーストに食わせた方がよっぽど人道的ってもんなんじゃね?

・ついでにフェニックスは死亡→復活の度に魔力が増すらしいので、何万回何億回と死んでいる内にいつか太陽の熱に耐えたり重力を振り切るほどの超魔力を得るという可能性もあるんじゃあるまいか。そして、もし万が一にでもそんなことになった日には、それこそ地球オワタとしか言い様がないんじゃね?ハルトは自己満足のために、太陽系の将来にえらい爆弾を作ってくれたもんだよな。

・と、それはさておき。今回、ウィザードがオールドラゴンになったのを見届けた「白い魔法使い」が、「これで一人完成した」とつぶやいている。白い魔法使いの目的は、「完成した」魔法使いを増やすことなんだろうかね。

[アニメ][キュア] ドキドキ!プリキュア#03「最高の相棒登場!キュアダイヤモンド!!」

・キュアダイヤモンド誕生話。

・キュアラビーズは地球上の物質ではないらしい。学生の身分でその事実を調べられる六花がすげえよ。

・六花は父親が海外を飛び回る写真家、母親は病院勤務で忙しく、普段からマナの自宅の洋食屋「ぶたのしっぽ」で晩飯を食ってるらしい。もうマナの家の子になっちゃえよ。

・マナにキュアラビーズをくれた兄ちゃんを探しに行こうとしたマナと六花だが、わざわざクローバータワーに行くまでもなく、近所で遭遇。マナの家の近所に新たにアクセサリーショップを開くことになったらしい。

・それはいい偶然と喜ぶマナだが、六花はそんな偶然があるわけがない、ストーカーか何かじゃないのか、というかそもそもプリキュアに変身する宝石なんてのを持ってること自体怪しい、と激しく警戒。兄ちゃんからキュアラビーズをプレゼントされるも、あなたからものを貰う理由がない。あなたの思い通りにはならない、とこれまたはっきりと拒絶する。

・六花すげえ。かつてここまで現実的なツッコミをいれたプリキュアがいただろうか。

・今回のジコチューは、ポストにラブレターを投函する若い女性を観て、自分は貰ったことないとふてくされた男から誕生。

・ヤギの姿をしてポストを荒らし、手紙を貪り食うジコチューからみんなの手紙を守ろうと、キュアハートは防戦一方に。そんなマナの姿を見て、このままではいかん、自分がマナをサポートするのだと六花が一念発起。キュアダイヤモンドへと変身を遂げる。

・ダイヤモンドの変身&必殺バンクもハート同様の演出で、いまいちスピード感やケレン味に欠ける。レイアウトもおとなしく、なんだか肩透かし気味な印象。まぁ、しょうがないか。

・ラケルのパートナーであるダイヤモンドが誕生し、後はランスだけだという話になるのだが、肝心要のランスの姿が見当たらない。しかも、今さっきではなく、かなり前から姿をみかけていないことに気が付き、慌てまくるマナ達のもとに、ありすが現れ、声をかけてきて終了。次回に続く。

・次回予告でありすが「プリキュアの姿が防犯カメラに映っていた。このままだと正体がバレてしまいます。ということで私がプロデューサーになってあげましょう。」とか言い出し、さらにサブタイトルが「プリキュアになりません」という斜め上っぷりで鼻水吹いた。今期の黄色はすげえな。