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でんでん雑記ver2.0


2015/02/02 [月] 

[雑誌] 週刊少年ジャンプ10号

「オニゴロキ」工藤篤大の読み切り。絵は熟れてない感はあるもののジャンプの中では個性があって悪くない。話の方は特にこれと言ってフックになるようなポイントを感じなかった。鬼が死んだ後、何故か洋服が綺麗にたたまれていたのは笑ったが、あれはギャグなんだろうか?

「エルドライブ」天野明。ジャンプ+からの出張読み切り。当然ながら絵も話も熟れており、また、出張版ということで、初見の読者にもわかりやすく世界観とキャラを提示する手並みは流石という感じ。ただ無難すぎて、興味を掻き立てられるかと言われれば、ちと微妙。

「Sporting Sait」最終回。ウンチクものとしても、超人バトル物としても微妙な感じで残念無念。もっと硬派な路線で、ガチなスポーツ医療漫画を目指す(その場合専門家の監修や、原作があった方が良かった)か、ファンタジー全振りのド派手でハッタリの効いた能力者バトル物にするか、どちらかに割り切った方が良かったんじゃないだろうか。

[アニメ] DOG DAYS″#04「継がれてゆくもの」

・衣服を溶かすスライムが現れて2週連続の裸祭りになる話。

・シンクとミルヒの散歩はまぁ。

・レオを相手にナナミが特技のマッサージを披露。レオの尻の質感がエロい。

・パスティヤージュでは魔王がこっそり用意していたスライム状のモンスターが脱走。Dungeonに配置して侵入者の衣服や武器を溶かし、繊維戦意を喪失させるのが目的のモンスターらしい。

・単体ではさして強くないスライムだが、増殖速度が尋常ではなく、たまさかパスティヤージュを訪れていた(脱がされキャラの)ジェノワーズはもちろん、同じく居合わせたナナミ、ベッキー、クー様はおろか、英雄王までひんむいてしまう。すげえぜスライム。

・城から溢れでたスライムをなんとかすべく、魔神結晶と精霊結晶を使ったベッキー&ナナミが結界を張り、英雄王の力を借りて英雄結晶の力を発揮したクー様がスライムを一網打尽にしてめでたしめでたし。次回に続く。

・ナナミの精霊結晶は、英雄王の親友で当時のパスティヤージュ王が使っていたものを参考に作られたらしい。その後、スライムを一掃した手際を見た際の魔王の話しぶりからするに、その女王様ってのは魔王の姉っぽい?

・ところで、変身したクー様はナナミ達に比べてほとんど成長していない。あるいは成長しても低身長と貧乳は解消されないということなのかもだが。

[アニメ] SHIROBAKO#16「ちゃぶだい返し」

・三女のキャラデザが難航の末固まる話。

・前回原作者からダメ出しされたキャラのデザイン。具体的な内容が全くなく、漠然とした拒絶しかないため、直すにしても方向性がつかめず、キャラデザの井口さんは大迷走。「可愛くない」という指摘から、可愛く描いてみれば「可愛いと幼いは違う」とだけレス。ならばと頭身を上げてみても「どんどん悪くなる」とこれまた具体的な指摘はない単なるダメ出しと、どんどん泥沼に。

・これは辛い。なんとも胃の痛くなる話だが、面付き合わせて話してないと、こういうコミュニケーション不全は良くある。とはいえ、原作者は絵を描く人なんだから、言葉で語れなくても重要なポイントに赤ペン入れるとか、なんかできることはあるだろうよ。まぁ、原作者はアニメ化自体に乗り気じゃない可能性もあるけど。

・キャラデザにリテイクかかったせいで、既に始まっていた原画作業は全てストップ。1ヶ月に渡り作業がストップしたことで、現場はどんどん追い詰められていくことに。

・キャラにストップがかかったとはいえ、それ以外のパートは進められるだろうと各所を調整するみゃー森。有能だ。そして、行く先々で調子のいいことを言う監督にそこはかとない不安感が。それでも各パートに全幅の信頼をおいて丸投げとかならまだいいけど、えくそだすの時はスケジュールを破たん寸前に追い込む勢いで直しとかやってたしなぁ。

・キャラデザに行き詰まる井口さん。気分転換に屋上に出たところ、「エンゼル体操」なる珍妙な踊りを踊る絵麻と遭遇。肩こりがどうこういうレベルじゃねえ。

・難航するキャラデザに、ついにゴスロリ様が介入。この難問を井口さんに丸投げにして何もしない監督とナベPに強烈なダメ出しをかまし、自身はみゃー森と絵麻を巻き込んで井口さんを気分転換に連れ出す。

・向かった先はバッティングセンター。作中でめちゃくちゃ上手いと描かれているゴスロリ様はともかく、残りの三人も素人のバットスイングじゃない。投げ方も女投げじゃないし。

・それはさておきゴスロリ様のドリームボールに吹く。

・ゴスロリ様はその昔、メガネにTシャツGパンの地味子だった。はじめてキャラデザを担当することになった際、ロクに考えもせずダメ出しを繰り返し、結局最初のデザインに落ち着くという大迷走に付き合わされ、精神をゴリゴリ削られた事をきっかけに、ホイホイ何にでも従っていてはいけないと悟り、自らを鼓舞するための戦闘服としてゴスロリを着るようになったのだとか。なお、ゴスロリなのは、その時描いてたキャラがゴスロリキャラだったから。

・最初のメールをゴスロリ様に見せたところ、「原作者の言う『可愛い』は女の子らしいということではないのではないか」との指摘を受け、中性的な凛々しさを加えた新案が完成。ナベPたちもロクに仕事しない担当任せにするのをよしとせず、強引に仕事に引き込み、原作者チェックを無事通過して次回に続く。

・「可愛くない」と言われて「目つきを悪くする」という方向に直すのは、まぁ普通に考えてありえないわな。いや、原作絵を見ると明らかに眼力が強く(目の描き方にポイントがあって)、最初のキャラデザ案のぼんやりした表情とは明らかに違うわけで、「自分の絵と違います」というポイントに注目すれば、もっと簡単に答えに辿りつけた気はするけども。それにしても「可愛くない」でその答えにたどり着くのは無理だわ。

[アニメ] 東京喰種√A#04「深層」

・アオギリが喰種を収監した監獄を襲う話。

・亜門は孤児院育ちなのだが、その孤児院を経営していた育ての親は喰種で、現在はCCGの監獄に収監されているらしい。ちなみにアダ名は神父。レクター博士的なキャラらしい。

・情報収集のため亜門たちが神父を訪問していたタイミングで、アオギリが監獄を襲撃。喰種を収監する施設だというのに、警備員の練度や装備が甘い(喰種の襲撃を想定しているように見えない)のは話の都合上だろうか。

・と思ってたら、一応クインケもった戦闘員もいた。一人だけど。いや、ジューゾーも参加してるので、事が起きてから駆けつけた援軍なのかね?

・ジューゾーは、仮面の双子喰種と面識があるらしい。

・戦闘に参加した暁は、前回大暴れしていたヤモリの手下を相手に優勢に戦いを進めるものの、詰めを誤り脚をやられて危機に陥ることに。

・シャチという喰種の解放を試みるカネキだが、カネキからリゼの匂いを感じ取ったシャチはカネキを攻撃。圧倒的な強さでカネキをフルボッコにしてしまう。

・双子は生来の喰種ではなく、カネキ同様後天的に喰種になったらしい。

・以前梟と戦闘していたCCG捜査官と遭遇したアヤトは、その捜査官が使うクインケ「アラタ」が自身の父親由来のものであることに気づく。

・シャチにボコボコにされたカネキが力を求めて何がしかのアクションを起こし、次回に続く。

[アニメ] 純潔のマリア#04「SAPERE AUDE」

・相変わらず紛争や山賊の略奪行為に介入を繰り返すマリア。エゼキエルは普通に目隠しされた程度で事態を把握できていないらしい。ポンコツだ。

・戦いの邪魔をするマリアの行動を見かねたイングランド魔女のビブが登場。魔女は戦で稼いでいるらしく、マリアの行動が腑に落ちずに忠告に現れたのだが、なんだかんだで話してる内にマリアの行動自体より、マリアが処女だという話に食い付き、マリアの処女を捨てさせることに興味を奪われた模様。

・いきなりというのも何だと、まずは自分がヤってるところを見ろとか言い出すビブ。ショタ好きらしくプリアポスに目をつけて押し倒すのだが、肝心のチンコがついていないことに激怒。ブチ切れて去っていく様子が可笑しい。

・すっかり意気投合したらしいガルファ(傭兵)とジョセフ。戦がなく稼ぎもないガルファに金を貸すジョセフだが、(おそらく恵まれない環境に育ち)向上心に溢れたガルファにしてみれば、恵まれた環境にあり、どこか世俗と一線を画するジョセフの(上からになりがちな)態度は気に障る部分もある模様。そんなガルファの様子を見て、ジョセフも世間というものを学んでいるっぽい。

・アンの住む村の隣にペストで死滅した村がある。マリアがその村を救わなかったことを非難するエゼキエル改めポッポちゃんだが、マリアはその村を救わなかったわけではなく、薬を持っていったにもかかわらず教会とその信者に石を投げられ拒絶された、という過去があったらしい。一方でアンの村はマリアを受け入れ、薬をもらったことで死者を出さずに済んだのだとか。

・人々に請われ、人々を救うマリアの行動の理由をはかりかねるポッポちゃん。もう早速寝返りそうな勢いだ。

・ペストの村の最後の生き残りが死亡。最後の最後まで敬虔な神の信者として何の救いもないまま死んだその男は、教会の宣伝に利用されるらしい。生きてる時はなにもしないくせにな。

[アニメ] ヒーローバンク #43「ショック¥カイトは記憶喪失!!」

・記憶を失ったカイトはすっかり品行方正な純情少年に変身。何故か頭まで良くなり、客観的にみればいいこと尽くめとはいえ普段のカイトを知る者にとってはその行動は大変気味が悪く、なんとか元に戻そうと悪戦苦闘するのだが、何をやっても記憶は元に戻らず。

・そうこうする内に七服神最後の一人、火計凶介が襲来。ナガレのバンクレジスターがオーバーヒートし、シューショックできないこともあって大苦戦するセキトを助けようと記憶が戻らないまま無理やり戦闘に入るカイトだが、記憶を失ったままのカイトでは当然勝負にならず、それどころか、戦いもせずに泣き言を言い出す始末。

・そんなカイトの体たらくに業を煮やしたセキトの鉄拳制裁でカイトの記憶が復活。反撃開始、かと思いきや、火計凶介は強く、あっさり返り討ちにあってしまう。

・カイトのピンチに氷室冬鬼が乱入。火計には敵わないものの、カイトを逃がすことに成功し、次回に続く。