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でんでん雑記ver2.0


2014/12/26 [金] 

クリスマス終了と同時に「Go!プリンセスプリキュア」と「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の情報が公開。
タイミングが露骨すぎるというか情け無用っぷりが、流石のバンダイ様やのう。

で、ぱっと見で雑感。
「プリンセス」のキャラデザは、ONE PIECEなどで実績がある中谷友紀子という若い人なのだけど、東映版のセラムン〜キューティーハニーF、どれみやナージャに通じるいかにもな東映っぽさが感じられ、安心感があって嫌いじゃない。
衣装や髪型が動かすのが面倒くさそうなうえ、モードエレガントに至ってはアクションする気が0っぽいのはちょっと気になるけど、そこは演出に期待。

「ニンニンジャー」は、浦沢義雄の弟子である下山健人が初のメインライターを務めるという点に少し注目してみたい。
浦沢御大や大和屋暁も参加してカオスな戦隊になったりはしないかなぁ。

[アニメ] Gのレコンギスタ#14「宇宙、モビルスーツ戦」

・OPが変更。時期的に変な印象だが、話数的には2クール目突入だし妥当な線なのか。

・2クール目突入とともにラライヤが正気に。開始直後から普通に喋って振る舞いも落ち着いているのだが、何故か最初からずっと会話していたベルリ達が気付くのは番組後半。どんだけ適当に相手してたのか。

・ラライヤはトワサンガの人間らしい。ただし、ドレット将軍たちとは別の部隊に所属しており、直接の面識はないのだとか。

・久々にアイキャッチの新作も登場したが、先週までのラライヤと学生時代のマニィという今となっては見れないキャラなのが。なぜもっと早く公開しなかった。

・メガファウナ同様、マスク部隊やアメリア軍もトワサンガに向かい出発。早速トワサンガの軍と戦闘に。

・この戦闘の際、マスクはドレット艦隊に向け「地球に住ませてやるので降伏しろ」というメッセージを打ち込んだ模様。

・なお、クリムの方もドレット艦隊に向けて居住権を餌に切り崩しを仕掛けているらしい。

・メガファウナにも攻撃を仕掛けるドレット艦隊だが、こちらはベルリが単独で圧倒。すっかりエースの風格をみせるベルリはアイーダを始めとする女性陣に乗せられて戦う決意をすることに。

・この戦闘でベルリが鹵獲した捕虜(リンゴ・ロン・ジャマノッタ)は、Gセルフの素性を知ってるっぽい。ただし、ラライヤとは互いに面識がない様子。

・なお、リンゴはベルリたちに対してやたらと協力的なのだが、これも居住権がらみかね?

[アニメ] 結城友奈は勇者である#12「貴方に微笑む」[終]

・最終回。

・東郷さんの暴走は友奈の説得であっさり収束。東郷さんが招き入れた巨大バーテックスは東郷さんや戦線離脱したかに思われた夏凛も合わせた勇者部全員で無事撃退。この戦いで散華した友奈は、意識を失い植物状態になるのだが、何故か以降バーテックスの侵攻は鳴りを潜め、さらに何故か勇者たちの身体機能は次第に回復。友奈の意識も戻り、乃木園子も五体満足に復活。なんだかよくわからないけどめでたしめでたしで終了。


なんだそれ

・勇者が回復した(捧げた供物を取り戻した)理由は、全く不明。一応「友奈の根性」が原因とは言ってるが、そんなんで納得行くかと。それならまだ乃木園子が何がしかの理由で東郷さんに嘘を吹き込んでいただけで、本当は大赦の説明通り、時間で自然に回復するはずだった、という方がまだ全然納得できるが、それはそれで乃木園子と決着つけてないのが納得いかん。いやまぁ、「友奈の根性」が原因というのも多分本当のことではないのだろうけど。

・それはさておき、「根性」っていうのなら友奈よりも夏凛の方が見せてたよな。てか、友奈は不屈は不屈でも、何かを乗り越えるのに根性を振り絞っていたような印象がない。根性や勇気で支えられていたようには見えないというか、ただ「他者のために動く」というキャラ設定にしたがって動いていただけにしか見えないというか。勇者部の他のキャラは挫折や苦悩があったのに、友奈には個人的な問題が全く出てこなかったこともあり、一人だけキャラが薄いのも納得出来かねる理由だろうか。

・一応、回復したはずの友奈が一瞬フラついたり、後輩勇者の存在がちらっと語られたりしているので、続編や別媒体の展開を睨んでのこのオチなのかもしれないけれど、なんともモヤモヤする。「みんな元通りでめでたしめでたし」というオチが悪いわけではないが、それにしても手順ってもんがあるだろう。せっかく高いハードルを用意したのに下をくぐってきたような肩透かし感が否めない。残念無念。