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でんでん雑記ver2.0


2014/11/24 [月] 

ツインテールとヒーローバンクは明日観る。

[アニメ] selector spread WIXOSS#08「この世界は私物」

・繭とタマとイオナの正体が判明する話。あとついに刃傷沙汰が発生。

・繭は病弱でどこぞでたった一人で入院していた少女。外の世界を知らない繭は、本などから得た知識で「友達」を想像し、たまさか与えられたWIXOSSが一人で遊べないことから、イマジナリーフレンド、シロとクロを創造。互いに競わせて遊んでいた。

・そのうち遊びはエスカレートし、シロとクロ以外のプレイヤーを想像した繭は、ゲームを盛り上げるためにselectorバトルの原型となるルールを考案。「願いがマイナスに叶う」や、「勝者はルリグと化して次の犠牲者を連れてくる」など、何度も遊ぶ内にルールがネジ曲がったわけではなく、考案当初から参加者全員が不幸になる仕組みになってるあたり、実に性質が悪い。

・もちろんこれらは全て繭の脳内で繰り広げられていたのだが、何度も繰り返す内に設定が煮詰まり、リアルになればなるほどより現実の自分が置かれた孤独に苛まれた繭は、いつしか外の世界に生きる少女達を恨み、彼女たちを呪うようになり、シロとクロとselectorのバトルは現実世界に漏れだすことになった。のだとか。いや、本当にそうなのか、この世界がまるごと繭の想像の世界なのかはまだ分からんけど。

・現実世界に出現したシロとクロとその他繭の生み出したルリグは、現実世界でselectorバトルを開始。何人もの少女を生贄に、クロは人間となり、さらにバトルしてルリグとなるサイクルを繰り返し、やがてイオナとなった。その頃にはかつて自分がクロというルリグであったことも忘れていたのだが、バトルをしなければという衝動は残っており、最高のselectorであるるう子に惹かれたのだとか。

・今現在のイオナは、かつてselectorだった浦添伊緒奈という少女の姿をしているということか。でもじゃあ、その浦添伊緒奈は今、イオナと同じ姿でルリグになっているんじゃないのだろうか?

・なお、シロ(タマ)は、最初に出現した時から一切姿が変化していない。「シロは繭の良心」ということなので、一度も願いを叶えたことがないのかもしれない。あるいは誰かのルリグになったのも、るう子が初めてだった可能性もあるか。

・タマと、るう子の影響ですっかり善人になった(友達を得た)イオナが力を合わせれば、繭を孤独から救い出し、このゲームを終わらせることができることが示唆されるのだが、ここまで蚊帳の外だったウリスが強制介入。タマをレイプして悪意の塊に変えると、一方的にイオナを粉砕する。事が終わったあとでタマを正気に戻して、イオナをボコった様を認識させるという精神的ダメージを負わせる辺りが実にえげつない。

・ハッピーエンドへの流れをぶち壊し、ご満悦のウリスだが、今回の一件ですっかり追い詰められたあきらっきーにリアルで刺されてしまい、次回に続く。

・カードゲームの販促アニメを観ていたと思ったら、レズの痴情のもつれが原因の刺殺事件が起こった。何を言ってるのかわからねーと思うが(以下略

[アニメ] SHIROBAKO#07「ネコでリテイク」

・原画マンの安原絵麻が曇る話。

・相変わらずカツカツの「えくそだすっ!」だが、制作進行の落合が急遽退社。別のアニメスタジオに移籍することに。大概ヤバイ状況だと思うのだが、皆あっさりしてるのは、よくあることだからなんだろうなぁ。

・落合の退社で制作進行の担当がスライドし、みゃーもりは最終話(13話)を担当することに。もちろん、絵コンテは今週も上がっていない。もう別の手の早い演出家に頼むか、総集編にしようぜ。

・なお、落合が移籍する会社は、現在2クールのオリジナルアニメを作っているのだが、えくそだすよりスケジュールが酷いことになってるらしい。アニメ業界は大変だ。

・ぷる天の崩壊回の動画が出てくるのだが、崩壊の仕方としてありえないというかリアリティが無くてがっかり。振り向きアニメとかで中割がとろけてるとかならまだしも、あの走りアニメでどうやったらあのなめらかな溶け方をするのか。

・ネコの原画で苦戦する絵麻だが、そんな苦労を察してやれないみゃーもりは、原画をせっついてしまう。元々真面目な絵麻は上手い下手はともかく丁寧な原画を描いていたのだが、スピードを要求されたことで、いつもよりさっと描いた絵が全リテイクを食らい、上手さと早さの両立が出来ないことに追い詰められ、袋小路に入ってしまう。

・プロはなにはともあれ手の早さがないと務まらんわなぁ。むしろ上手さよりも早さの方が重要なぐらい。でも、プロである以上、一定以上の水準は必要なわけで。そこの折り合いは仕事してる内に身につけるしか無いのだけれど、誰にでも出来るってもんでもないわなぁ。隣の年配アニメーターも言ってたように、スピードは若い内にしか身につかん(年食うと遅くなる)し。まぁ少なくとも俺には出来ん。つくづくプロの絵描きというのは凄い人たちなのだなぁと。