2007/11/23 [金]
▼ 実に「チャンピオンREDらしい」漫画を二冊購入。イカスぜチャンピオンRED。
▼ [漫画] フランケンふらん(1) 木々津克久/秋田書店/チャンピオンREDコミックス [amazon]
待ちに待ってた単行本がついに発売。イヤッホウ!
どんな漫画かっつーと、ツギハギだらけのフランケンな美少女が、毎回毎回瀕死の重症患者や何かしら問題を抱えた人間を自慢の医学で切った貼ったしてひどい事になる、という話。
どこがいいかというと、うーん、まず、絵がいい。女の子が超可愛い。ふらんも可愛いが、ゲストがまた可愛い。芋虫とか生首とかばっかりだが、これがなぜか可愛い。
ふらんのキャラクタがいい。飄々というにはちょっとナニだが、天然と残忍さ(というか身も蓋もなさというか)のバランスが絶妙だ。それがそのまま作品の味になってるキャラの立ちっぷりが素晴らしい。
「グロいのはダメ!絶対!」って人でなければ是非読んでみてもらいたい。が、この漫画を熱烈にプッシュするのは、人間性を疑われかねない行動なのではないか、という気もしないでもない。
しかし、このままチャンピオン紳士にしか知られずに終わってしまうというのは非常に惜しいので、やっぱりプッシュしておく。
いや、面白いよ。ホントだよ。
▼ [漫画] 魔女の騎士 ニノ瀬泰徳/秋田書店/チャンピオンREDコミックス [amazon]
本当にチャンピオンREDはなんでもありだな!という怪作。
内容は、女装男子が毎回毎回触手に襲われて悶える。以上。
エロ漫画に良くあるネタに聞こえるかもしれないが、そのとおり。
ただ、作中から何か得体の知れない異様なエネルギーが滲み出てきていて、その熱量がこの漫画を一種独特のものに変質させてしまっている。
実にREDらしい。今時、エロ漫画誌だってもっとこざっぱりした芸風になってるというのに、見事なカオスっぷりだ。さすがだRED。やったぞRED。
この作者は、このまま小さく纏まらず、今後もガンガン飛ばしていって欲しい。